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昔の16コマ無声映画のような演出方法について
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:
高山カツヒコ(www.tepproject.com)
:2010/05/06(木) 21:06:44
昔っぽい雰囲気だけで良いなら、それで充分です。
リアルな無声映画は速く動きません。
実際の昔の16fpsの撮影は、16fpsで上映するのが正解ですから、正しくは速度は変化しません。
カタカタ速く動くのは、16fpsの映写機がない時に24fpsの映写機を代用した事から、150%速く動いてしまっていたというだけです。
完パケを60i作品や30p作品にするのならば、近い数字でシャッタースピード1/30秒で30pモードで撮影し、コマの間引きによって一旦2倍速でレンダリングして15fps撮影の状態にします。
それを、コマのリピートによって2倍スローにして速度を戻して30p作品として仕上げます。
それにより、シャッタースピード1/30秒で撮った15fpsの映像と同じ状態の動きになります。
もしフィルム傷やホコリや現像ムラやフレームのがたつきなどのフィルムダメージが欲しい場合は、倍速にした段階でかけておくと、コマと同じ速度でダメージが動くのでリアルになります。
ピョコピョコした速い動きにしたいのなら、2倍スローをかける所を150%スローにしてやると良いでしょう。
よくある24p上映でのピョコピョコした速い動きにしたい時は、上記の撮り方で2倍速にした段階(15fps撮影状態)で、フッテージ変換で23.976fpsに変換してやればその通りになります。
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