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17周年記念★第17回★24時間マラソンウミガメ大会

183べっこう飴 ◆RluEohmUAM:2019/07/27(土) 03:58:48
【解説】
観光地でもある町の中心部に向かう電車の中。
乗客のほとんどが地元民か国内旅行客という中、明らかに欧米系の旅行客とわかる二人組の女性がいた。
二人は母国語でぺちゃくちゃおしゃべりをしている。

「ねえ、見て見て、あそこの女の子、すごいファッションね〜」
「変な髪型ね〜」
「あっちの青年も、なよなよしたファッションね〜」
「それにしても、日本人はみんな同じ顔に見えるわね〜」

どうせこの国には自分たちの言葉を理解する人はいないだろう、という安心感からか、世界共通の下世話なオバチャントークで、言いたい放題である。
と、それまで彼女たちの隣に座っていた男性が、降り際に彼女たちに向かってニッコリと笑顔で、
「良い旅を!」
と、“彼女たちの国の言葉で”声を掛けて、降りていった。
実は男は××語(任意の外国語)の教師で、隣でぺちゃくちゃと好き放題に言っている彼女たちの会話の内容を、全て理解していたのだ。
思いがけないことに、彼女たちは絶句して、顔を見合わせた。
「……あの人、私たちの言葉を理解していたんだわ……」
「……あの言いたい放題の内容、全部、聞かれていたんだわ……」
彼女たちは「どうせ何を言っても、地元民に意味がわかるはずがない」と高をくくって失礼なことを言いたい放題だった自分たちを恥ずかしく思ったのだった。

元ネタ:大学時代の××語の先生の話(実話。おばちゃんズのビックリした顔までは見届けたらしい(´・ω・`))
もちろん、「女2人」と「男」の国籍を逆にして、「海外で日本語をわかる人などいないと高をくくってバカ話をする日本人旅行者」と
「日本語を理解する地元民」の状況も、あり得ますね。自戒したいものです。

お粗末様でした。御意見御批評ご感想があればよろしくお願いします。


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