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【母子相姦】淫乱美母ユイ3【寝取られ風味】

1PDX.:2009/05/20(水) 09:31:35 ID:CNMgAadc0
 そんなわけで新スレ。

 基本的には、「INNOCENT TABOO」シリーズのスレです。

715コウイに値する名無しさん:2019/12/23(月) 03:04:11 ID:6WKj8nHU0
>>713の書き込みで、作っている画像が淫乱美母というより、どっちかというと輪姦サイトネタになってしまったという話を書いたのですが
じつはクリスマス用に作った画像もそういう事態になってしまったので、今年最後のネタ画像ということでクリスマス物を投下させていただきます。
tps://f.easyuploader.app/eu-prd/upload/20191223030150_5450414d53.jpg

本当は、なぜこんな状況になってしまったのか・なぜシンジ君がこういう状況を受け入れてしまったのか…というSSを書こうと意気込んでいたのですが
それを記すにはこの掲示板の余白は小さすぎる…すいません嘘です説明セリフが増えすぎて自分の文章ではまったくエロくできませんでした。
せめてネタ出しをしてくれたPDX.さんに喜んでもらえればワンチャン輪姦サイトの続きを書いてもらえる可能性が微粒子レベルで…という狙いです。(傍迷惑)
ちょっと早いですがよいお年を〜 ノシ

716PDX.:2019/12/23(月) 06:06:24 ID:xyfjJJwk0
>>713,715
たしかにあのシリーズっぽいモノがありますねw
最近なにかと時間がとれなくてまとまった文をかけずにいますが、
ネタが思いついたらその時にでも。

717引き気味:2019/12/23(月) 21:49:37 ID:7AbSpfw60
なんかこう、SSとして格好のつく体裁とれるだけの文量、文章になってないと投下はやめとくみたいな傾向が出てきてるのかもしれませんね。
今更のことですし、もう結構前からなんでしょうが。
思いつき適当にたらたらっと走り書きして投下って形で一旦手から離してしまえば揮発させてしまうよりずっとマシですし、短時間でそこそこの書き方する癖をというか、習慣付けにもいいかもですし。

わりと私、文章練る時の脳ミソの使い方と、モデリング作業とか模型盛ったり削ったりとか、刺激として別の使い方交互に脳ミソにさせるの意図的にやってたりするんですが、気のせいかそうやってるとそれぞれとは別の方面にも冴えてくるような感じなんですよね。
ある趣味で上手く発想が出てこなかったりする時にこそ別ベクトルで脳ミソ回転させて助走効果期待してみるみたいな。

というわけで、実践してみようと決意じみたことを考える、師走の焦っとけよなある夜でございます。
あと一週間しか今年がないとかヤベーですね。うへぇ ('A`)

718コウイに値する名無しさん:2020/01/21(火) 02:09:17 ID:8mukhv060
新年あけましておめでとうございます
久しぶりにきたらスレがまだ続いてて嬉しい

719引き気味:2020/01/31(金) 00:28:41 ID:qkBPgUfc0
あけてました、おめでたかったですね(遅

なんかこう、そもそものショタ+淫乱母による和姦寝取られという基本路線からどんどん外れていって、ショタ攻めというところに感じる面白さは残りつつ、ありがちに母子近親カップル路線とかに興味が向いていたりするんですが。
いずれにしても、性癖的に思い浮かぶシチュにマッチしやすい設定なだけに、未だに重宝しております。

720引き気味:2020/02/02(日) 22:22:39 ID:wmiuHYqo0
 
 自分だけは参加することを許されない場面で、愛する母が自分よりも歳下の少年たちや自分の友人らを相手に躰を開いている――。

 シンジの異性への興味が具体性を伴うようになった時期、常にそこには性にあまりに開放的だった母親とその大勢に過ぎる愛人たちの絡み合う姿が、後ろ暗い興奮と共に胸の痛みを伴う影を落としていたのだった。
 時に、ムサシやケイタといった見るからに悪ガキ坊主でしかない小学生と連れ立ってバスルームに入っていった母親の、タイル張りの小さな空間に籠もったあられもない嬌声を聞かされることがあり。
 時に、自宅に呼んだ友人たちを母親が誘惑し、まとめてその筆下ろしをしてしまう一部始終を目の当たりにする羽目にもなり。
 こういった事情を後から巻き込まれた形で目撃し続けた幼馴染の少女には、そうやって“奪われる”ことこそに一番の昂りを覚える、そんな認めがたい性癖をこじらせているのだと判定されるまでに至った。

 そうして、その大切な幼馴染はといえば。ある日『……碇君』と頬を染めて意味ありげに打ち明け話をしに訪れ、まだ中学も卒業していない十四の身空での妊娠を伝えてきたのだった。
 彼女の、綾波レイの処女喪失の相手こそはシンジだった。
 だからといって彼女と、そしてもう一人の美しい幼馴染とは、まともに恋人としての付き合いで体を重ねるようになったわけではなかった。
 母親のユイのあやしげな教育方針が大きく影響を及ぼした結果のことだ。
 ユイの愛人の少年たちからも淫らな悪戯を日常的に仕掛けられる状況にあった彼女たちを、男として独り占め出来ていた期間はほとんど無い。じきにシンジは、飛び抜けた美少女として評判だった二人が、自分に隠し事をするようになったことを悟ったのだった。
 妊娠を打ち明けられた時、脳裏に巡ったのは自分にとっても身近な存在である少年たちや、男性の顔。
 その中には自分の父親すらもが含まれていた。
 そして身籠った子供の父親はシンジではないと、それだけは確かだと伝えられたのである。
『あ、綾波……。誰の? その、誰との……子供なの?』
 その質問には答えてくれず、ふるふるとショートカットにした生まれつき色素の抜けた髪を左右に振るだけの幼馴染。
 常に寡黙だった美しい少女の赤い瞳に見詰められて、その時の自分はどんな顔をして突っ立っていたのか。
 幼い頃からの付き合いで、彼女の表情の微妙な変化を捉えることに慣れていたシンジは、そこに求めていたものを手に入れたと言わんばかりの満足げな微笑みを――読み取ってしまったものだった。

 かくしてシンジは胸に深い喪失の痛みを刻み込まれ、同時に彼や彼女たちの周辺から、それまで機能していた一定の歯止めもまた失われたのだった。
 もはや隠し事は隠し事でなくなった。
 自分こそがレイの下腹部に新しい命の種を植え付けたのだと主張するケイタは、シンジが見ている前で堂々と彼女を犯すようになった。
 レイが誰かを相手に妊娠することすらも受け入れていたのだと知ったムサシは発奮し、かねてから『アスカ姉』と馴れ馴れしく呼んで執着していたシンジのもう一人の幼馴染に、執拗に言い寄るようになった。
 俺の子供を妊娠させてやるよとシンジが居合わせている場面であっても平然と嘯き、セックスをねだるようになり、そしてアスカの方もそんなムサシとSMプレイめいた濃厚な行為に耽っていることを隠さなくなっていった。
 母親の愛人としてシンジの家に上がり込み、両親の寝室にも自由に出入りをしている中に同級生のトウジやケンスケが混ざるようになり、そこに時にレイやアスカが混ざっていたところを目撃するようにもなった。
 やがてユイがシンジにとって弟か妹にあたる子供を妊娠し、他にもアスカの母親であるキョウコもがこの乱れきった肉体関係の輪の中で妊娠させられたという報せが周辺に衝撃をもたらした頃、季節は冬を迎えていた。

721引き気味:2020/02/02(日) 22:22:55 ID:wmiuHYqo0
「んっ……。ぁ、ンぁ……ぁむ、ンムんん……」
 にちゃ、ねちゃりという淫らがましい舌音が続いている。
「止しなよ、人前で……」
 始発に近い停留所から乗り込んだおかげで、空いた車内のバスの中だった。
 それでも乗り合わせている他の客の誰かに聞き咎められたらと気が気でないシンジは、通路を挟んだ向こうのシートに並んで座るアスカたちに小さな声で警告した。
「えー? 何がさ?」
 分かりきったことをわざわざとぼけてみせるムサシの悪ガキめいた顔の小憎たらしいことといったら。
「俺ら別になーんにも変なこととかしてないんだけど」
 アスカが座っているのは向こうの二席の通路側。その横の窓際にはムサシが陣取っていて、ぴったりと年上の美少女のやわらかな体に寄り添い、ひょこっと背の高いアスカの影から顔を出してはシンジに向かってニヤニヤしてみせる。
「シンジ兄ちゃん、ちょっと何言ってるのか分かんないんだけど」
 『アスカ姉は分かる?』とわざとらしく聞いてみせる悪ガキ小僧の片手が、さっきからアスカが両手で押さえているスカートの中に忍び込んでいるのは間違いないのだ。
「ンぁ……ぁぁむ、むぁ……。ぁ、あたひ……」
「あ、ごめんごめん。アスカ姉、風邪っぽいんだもんな。辛いなら静かにしてると良いよ。俺に寄っかかっても良いからさ」
 火照った顔をしているのが一目瞭然のアスカが、マスクの下でもごもごと不明瞭に言いかけたのをムサシが遮ってしまう。
 たしかにそんな表情でアスカが目を潤ませていれば、見かけた人間はマスク姿とで納得することだろう。
 それで言われるがままにアスカが黙ってしまうのは、黙らされてしまったのは、装着したマスクの下でムサシの指を咥えさせられていたからだった。
「ぁ……ぁむ、む、むぅ……ン、ンン……」
 耳をそばだてていれば、にちゃり、ぴちゃりとやけにはっきり聞こえてくるように錯覚するその粘音は、うつむいたアスカが顔の横からマスクに差し込まれたムサシの指に舌を絡め、擬似的なフェラチオ奉仕のようにしゃぶらされていると知ればこそのものだ。
 だが一応は取り繕ってみせていると、そうムサシは言い張っているのである。
 たしかにアスカはスカートの中でスケベ小学生の手に股間をまさぐられているのかもしれないが、他の乗客の視線からは前席の背もたれとスカート生地とで二重に死角になっていれば、かえってシンジが騒ぐ方が気付かれる危険性は増す。
「ほら、マスク直してあげるからさ」
 聞こえよがしに言ってみせる、それが年上の美少女に指フェラという倒錯的なプレイをさせている表向きの言い訳だということだ。
「えへへ」
 ――自分のマン汁舐めてて、興奮しちゃった?
 そればかりは声を潜めての、シンジにはぎりぎり届くぐらいで聞かせるセリフ。
 ムサシはアスカのマスクから濡れた指を引き抜いて、もう片手のやはり濡れた指へと交換させて、またアスカのスカートの中にもぞりと手のひらを忍び込ませていったのだった。
 周囲に疑われないよう配慮はしているのだとアピールして、それでシンジに邪魔立てされないようにお膳立てしてしまう。
 半ズボンでランドセルを背負って学校に通っているような子供であっても、悪知恵の効かせ方はシンジにとって腹ただしいばかりのものだった。
 そうやって、シンジが努めて気にしていないというポーズのそっぽ向きを続けている間に、普段からするとうって変わって大人しく口数少なくさせられたアスカが、何度指を変えてしゃぶらされたことか。
 降りるべき停留所が近付いてくるまでに、くちゃくちゃとかき混ぜられる淫らな水音の発生源が二つに増えていたようにも思えたのは、シンジの聞き間違いだっただろうか。
 やがて足元おぼつかなくムサシに手を引かれながらバスを降りたアスカが、マスクをした口元を押さえていた手を離して、引き剥がすようにそれを道端の自販機横のゴミ箱に突っ込んだ瞬間、
(あ……!)
 シンジはそこに、きゅっと引き締めるようにした幼馴染の唇の端に伝う白い粘液を、一瞬現れた舌先が素早く舐め取ってしまうところを、確かに見たのだった。

722引き気味:2020/02/02(日) 22:29:35 ID:wmiuHYqo0
いつもの惰性で来週末も幕張メッセに出かける予定を組んでいたわけですが、運営が珍しく柔軟に昨今の事情を踏まえるような対応を見せたせいか、期待していたディーラーも欠席を表明するようになってるんですよね。
こうなると今回大した理由もないのにノーガードでうかうか出掛けていくのは止めといた方が吉かなー、とか思うわけですが。

そんなマスク事情をエロネタに出来んかと考えた結果がこれでございました。
まともな描写より設定説明部分だらだら書いてる方がノリノリになるわけですが、それでSTさんの元ネタ振り返ってみようとして目にした投稿日時に時の流れの酷さを覚えたんでございました。
趣味ですからね。性癖ですからね。
生まれた子供が堂々とエロいことに手が出せる年齢になってるくらいの時間が経っていたとしても…… ⊂´⌒つ。Д。)つ

しかし、今回ネタにしたようなシチュ、文章でやるよりどう考えても絵でさらっと描いた方が向いてる気はしますね。
きっと多分、今日までの時間を絵描きの練習につぎ込んでいたらサラッと描けてしまうくらいにはなっていたんだろうなー、とか思うわけですが。

723コウイに値する名無しさん:2020/02/06(木) 23:29:13 ID:xlafzH9w0
>文章でやるよりどう考えても絵
引き気味さんの新作を読んでから「ハニセレにバスのmodあったような・・・」と思い立ち即席で作ってみました
マスクとか衣装はさらに工夫の余地があると思うんですがとりあえず引き気味脳を刺激するために1枚・・・

画像付きおつまみショートショート
「ば…バカっ、早く撮りなさいよ…それで終わりでしょっ」
「まぁ焦んなってアス姉。鞄で隠してれば外からは見えないし、前はシンジ兄ちゃんが見張ってくれてるだろ」
それにアス姉のココ、しかっり濡らしとかないとさーそう言ってにやりと好色な笑みを浮かべながらムサシは言うのだ。
「俺の指使いが下手くそみたいじゃん?」と
tps://f.easyuploader.app/eu-prd/upload/20200206232848_76486b536c.jpg

724コウイに値する名無しさん:2020/02/07(金) 03:27:21 ID:swt.KW/Y0
深夜残業が終わったウェーイという気分に合わせて>>723の過激バージョンも作ってみました!
ガキンチョの悪戯というにはあまりな行為さえ受け入れてしまってるらしい引き気味さんのアスレイちゃんに合わせての1枚
ここまでやってバレないバスってやっぱネルフの手が回ってるんですかね・・・(他人事)

tps://f.easyuploader.app/eu-prd/upload/20200207032642_3042383672.jpg
・・・ヨシ・・・⊂´⌒つxДx)つモウネヨウ・・・

725引き気味:2020/02/09(日) 23:58:32 ID:SUNR9Pu.0
寝取られ風味ばかり好んでいるのに、なにげに滅多に描写に含めないシンジ君……。
このやたらに宝塚調のお顔立ちですと、あれですね。昔いっぺんだけ書いた、加持先輩に食われる側でチルドレン三把一絡げに出演してもらったようなシンジ君嬢。

そういや、この系統の無茶なエロシチュ書く時はたいていユイさんとこの無駄に頼れるバックボーンでフォローしてるとか、そもそも考えてないとかなんですが、案外ネルフそのものがお膳立てしてるってのは想定すること少なかったですね。
仮にも国連機関だからとか(現実のUNの相当下半身的にアレっぽくありますが)、『Q』ですごい勢いで離反してるくらい構成員のモラールだかは高いんだろうかとか考えるのがその理由かもなんですが。
でも、劇中でも錯乱したアスカさんの扱いとか相当碌なもんじゃなかったりですよね。
ケンスケの盗撮も掴んでないはずないでしょうに放置ですし。

726引き気味:2020/02/10(月) 00:26:02 ID:YAqpWCBQ0
と言いますか、ケンスケくらいのアレになると、クラスの女子連中の水泳授業盗撮する時に赤外線撮影機能付きのカメラぐらいは持ち出して来てそうです。
完全な偏見ですが。
ですが、劇中で実際にクラスの女子の着替え風景盗撮しているケンスケだけに、二次創作なりのこじつけっぽさとか一切感じられずに(アイツなら)と期待させてくれる辺りがさすがケンスケ。

727引き気味:2020/02/10(月) 02:14:30 ID:YAqpWCBQ0

 晴れきった空に、ターン! と景気よくピストルの音が響く。
 陸上トラックを勢いよく駆け出していくのは、第三新東京市内各中学校の校名が入ったゼッケンを胸に縫い付けた女子選手たち。
 そして、会議室めいた冷房のよく効いた一室でその映像をスクリーンに上映し、鑑賞しているのは、昼間行われた陸上大会の運営に直接的に参加、或いは間接的に協力していた市内の名士たちであった。
「いいですなぁ」
 関係者の中でも特に実務を担当するよりその影響力を持ってスムーズな大会運営の実現に寄与していたとされる面子である。
 相応に貫禄のある容貌をした年嵩の男性たちばかりであったのだが、表立っての場所ではとても口にできないようなニュアンスを込めての発言で、カメラが捉えた初々しい10代の女子選手たちの健闘を褒め称える。
 より正確には、爽やかな汗と共に溌剌と躍動している少女たちのその肢体を鑑賞して、でだ。

「私達の頃はみんなあの黒いブルマーを履いておりましたから、今ひとつ垢抜けないヤボったさが気になったものですが」
「いやぁ、私はどちらかと言うと、その頃の思い出があるからでしょうかねぇ。ブルマを穿いて走ってくれればなぁと思いますよ」
「なにしろあれは、際どいところまで見えてしまっておりましたからなぁ」
「左様。はみ出してしまった下着を直す仕草だとか、内腿の付け根よりもまだ際どい鼠蹊部が覗くぐらいズレてしまったりですとか――。あれがもう今時の少年らは拝めないのかと思うと、いや可愛そうなものではありませんか」
「なんの、だからといってスパッツはどうだと言うつもりではありませんぞ? あの少女たちを御覧なさい。そう、駆けていく様のあのかろやかさ。やはり今のように、競技用のウェアが洗練されてきたればこそという味わいもありますからな」
「なによりあれだよ、上も下もだいぶ薄着になったというのは良いねぇ」
 丁度スクリーンの中で一着でゴールしていく少女は、金色の髪が示すように西洋の血が色濃く出たらしいプロポーションが一際に目を引くものだった。
 その将来性豊かな発育ぶりの肢体を包んでいるのは、ツーピースの水着と殆ど変わらないデザインのスポーツウェアだ。
 特に見るからに手のひらに包んでやった時の揉みしだき心地が素晴らしかろうという弾み方をしてみせている胸元は、大きく肩を露出し、乳房のすぐ近くまでお腹を見せたデザインのものだ。これはもう、スポーツブラと殆ど変わらない。
「今の所、カメラを変えてもう一度見せてくれないか? 今回だってちゃんと、赤外線でも撮ってるんだろう?」
 言われた男は設備の手配にも関与していたのだろう。にやりと笑うと、勿論と答えた。
「では、皆さんもそろそろご覧になりたいようですし。この見どころある選手諸君が栄光を掴むさまをとっくりと――特に予算をかけた高解像度モードで見返すといたしましょうか」
 男が口にした通り、金髪碧眼の少女が1位を取る姿がよりくっきりと鮮明な映像でスクリーンに映し出された。
 今度はただし、モノクロめいたツートンカラーで、加えて本来であれば見えるはずのない競技服の下を透けさせた映像で。
 ピストルがなる直前、グラウンドに手を突いてからのクラウチングスタートでは、見事にその愛らしいヒップを突き出して、縞々模様のパンティーがぴっちりと双臀に張り付いている様が映し出されてしまっていた。

728引き気味:2020/02/10(月) 02:14:41 ID:YAqpWCBQ0
 ゴールに駆け込む瞬間のぐっと拳を握り込んだところを捉えた横からのカメラは、同時にゼッケン付きの上着よりももっと大きく脇の開いたブラのラインをも捉えていて、男たちを喜ばせた。
 更には表彰台に登り、この少女が市内の名だたる大会に出場してはいつも1位を勝ち誇ってみせる時の、腰に手をやっての決めポーズを披露していたシーンではだ。
「くふふふ。いや、皆さんはご存知ですかな? この娘、けっこうな跳ねっ返りで有名なんですが、まさかこの得意げな顔で可愛らしい乳首を丸出しにしているとは……思ってもいないでしょうなぁ」
 ふふ、ふふふ……と男たちは盛り上がっていた。
 スクリーンには勝ち気な顔立ちの美少女のバストショット透視画像。そこに、言葉通り周囲からは明白にくっきり色付いている、二つの丸いポッチ――ミドルティーン少女の乳首が大映しになっているとあれば、もしもこのことを聞かされでもしたら、どれだけこの娘は愕然としてくれるのやらである。
「そう言えば……。中2の部では、先生方の生徒さんたち、随分とこの娘に泣かされているそうじゃないですか?」
「優秀なのは成績を見れば一目瞭然なんですが、教育の一環ですからねぇ。どうもこの、煽るような真似はいけませんね」
 一斉に頷いてみせているのは、みな教育者としての立場にある男たちなのだろう。
 体も育ちきっていないような少女たちの、しかも自分たちの生徒のあられもない姿を盗撮して喜んでいるような面々が、なにを今更というところではあるのだが。
 彼らに声をかけた男はそれを聞くと、実は――と、いかにもの訳知り顔で声を潜め、耳寄りなお話があるのですよと告げたのだった。
「この天才少女君、実は近頃、私の知人の主催する小さな教室で<レッスン>を受けだしたそうでしてね」
 『おお』と一斉に男たちはどよめいた。
「本当かね……!? いや驚いた。どこの教室なんだね?」
「仙石原の、あそこです。冬月先生の秘蔵っ子の」
「ああ……彼女か。そうするとなんだね、噂の彼女の施す<レッスン>なら、仕上がり具合次第では私達も直に……あれか、この娘に<指導>をしてやれる機会に預かれると?」
 <レッスン>、そして<指導>と。いずれもこうやってそれぞれの立場を悪用して協力しあい、うら若い少女たちを食い物にしている男たちの使う、隠語であった。
 話題の少女はその金髪碧眼の美貌でも並外れている。そういう意味でも注目の的だったのだ。男たちは一斉に色めきだった。
「どうです? 皆さん。もしもの話で盛り上がっていたようですが、この得意げな顔でわたしら男の悲しい性分にも奉仕してくれていたのだと、本人が知ったらどんな顔をしてくれるのか。実現してみたいとは思いませんか?」
「なんと!」
「素晴らしい! いや、是非とも、是非ともだよ……!!」

 そんな会話を交わす男たちがいた。
 それは、碇ユイという名打てのセックス伝道師の手管に嵌った少女が、ごく身近な例外を除いては男嫌いとまで言える潔癖さから一変して、同じく美しいその母親と共々、同じ少年たちの慰みものになってしまう少し前の話。
 彼女が遂には父親のはっきりしない赤ん坊を妊娠してしまい、その膨らんだお腹を晒しながら得意の勝利のポーズをカメラの前で取ってみせた渋面のヌード写真が、この日の男たちの元にもたらされるまで、そう長く時を置く必要のなかった頃の話なのだった。

729引き気味:2020/02/10(月) 02:15:14 ID:YAqpWCBQ0
さっくり書きなぐってみますた。尚、ケンスケは出番なし (´・ω・`)

730コウイに値する名無しさん:2020/05/07(木) 00:40:07 ID:NvVZ6.G60
暇を持て余したムサシ・ケイタがアスカとレイを呼び出して遊歩道やジョギングコースの両側にロープが張られて、
それ以外の使用が制限されてる公園深部に侵入して芝生の上を首輪だけのアスカたちが四つん這いで露出散歩したり
繋がりあったままのシーソー遊びや行為の後で水飲み場で秘部の洗浄なんてどうでしょうね

731引き気味:2020/06/16(火) 22:53:40 ID:tmr8kuXg0

 季節は六月。夏、本番が近付いていた。
「暑ぅ……」
 耐えかねてアスカは目を開けた。
 一応の掛け布団として、肌触りがクールだのひんやりだのという触れ込みの去年の新調品を引っ張り出してきてあったのだが、とっくにどこかへ蹴り飛ばした後だ。
 宣伝文句に嘘がないのは知っていたし、去年は充分その効果に喜んだものだが。
 けれども、さすがに自分一人分よりも多い数の体温が寝床に持ち込まれるようになっていては、話は別だ。
「窓開けちゃダメってのも、キツいわね……」
 手を突いて上半身を起こしても、肌から滑り落ちるのはシーツでも薄衣の一枚でもない。
 じっとりと流れる汗が浮かぶのみの十四歳の若い素肌。それは爪先から首元まで一箇所たりとも隠されないままで、そんなあられもない姿のアスカが身じろぎをすると、それだけでふたつ可憐に成長途上の姿を晒す乳房が弾むように揺れるのだった。

「んんぅ……」
 アスカの起きだした気配が引き金になったのだろう。
 傍らを見れば、昨晩はアスカとも熱い一時を過ごした幼馴染のシンジがいかにも寝苦しそうな顔で唸り声を漏らしていた。
「……その顔は失礼なんじゃないかしらね。こんな美少女二人とハーレム気分でベッドを共にしておいて。ねぇ、レイ?」
 三人でアスカの部屋の床に布団を敷いて寝ていたもう一人、とっくに瞼を開けていたレイも、部屋に篭もった熱気に辟易としたような目付きをしていた。
「……クーラーを入れて」
 シンジの腕の片方をアスカと同じオールヌードの胸に抱きしめておいての要求だ。
 シンジが寝苦しそうなのは多分、そうやって腕を捕まえられっぱなしだった分もあるのに違いない。女子中学生なりのサイズだが、脱げばアスカよりも発育では上回っている位の美乳バストに包まれてのそれは、贅沢にも程があったろうが。
「素っ裸にそれは風邪を引くでしょ。シンジを起こして、シャワーを浴びてさっぱりしてきましょ」
 『浴びてくるわ』でもなく『浴びてきなさいよ』でもなく、三人で一緒にという言葉はアスカの口から自然に出てきていた。
 朝の生理現象でムクムクと鎌首をもたげさせていた幼馴染の下半身を目にして、昨晩あれだけ繰り返し交わったというのにという呆れが浮かんだのは自分に対してもだ。
 錯覚でなのか、現実になのか。シンジが二度は放ってくれた膣内射精を受け止めて数時間のそこが、朝になっても沁み出してくる欲情の徴で、まだヌルヌルとしているように感じるのだ。
「…………」
 レイの視線も、同じ場所へと物欲しそうにしている。それも見間違えではあるまい。
「あ」
 抜け駆け――とアスカは文句を上げようとしたのだが、シンジが勃起させていたペニスに白い繊手を伸ばしたレイは、意外にも軽く撫でただけですぐに手を引いていた。
「起きる前に、起こさないといけないわ」
「……あ」
 『あー』と、アスカは顰めっ面で思い出していた。
 あわよくばバスルームでもう一時と考えていた色ボケ気分から、一気に目が覚めるかのようだ。
「……もう、起きているかもしれないけれど」
「ママやユイおばさまが、どれだけ搾り取ってクタクタにさせてくれてたかによるわね……」
 自分に劣らないぐらい美しいライバルであるレイ。彼女と一緒になってとびきり淫らに振る舞った一晩の記憶も褪めないまま、幼馴染の猛々しい器官をじっくり眺め回してしまった影響というもの。それは、寝起きの頭が血圧を急速上昇させたに違いない胸の高鳴りと共にはっきりしてくるほど、自覚出来てくるぐらいだったのだが――。
「約束破ったとかあいつらに言わせると、また面倒くさいもんね……」
 仕方ない。仕方がないのだから。
 下腹部に甘く疼く感覚は収まりはしていなかったが、約束したことだったのだしと思えば我慢するしかない。その考え方で自分を納得させることが出来てしまうのが、今のアスカたちだった。

732引き気味:2020/06/16(火) 22:53:58 ID:tmr8kuXg0
 少し前の自分達からは信じられないだろうなと思える程、すんなりと受け止めてすらいるのである。
(すんなりってわけじゃないけど……。それに、我慢って受け止め方でもないわよね)
 自分のお腹の下の方に手を当て、苦笑いじみた――以前は見たこともないような大人びた表情をしてみせるレイに、アスカもやはり、ほろ苦く共感を覚えるのだ。
 アスカにしたって同じように手をやって、それ以上にあからさまな場所を触って、まさぐってみて、確かめようかと思わないでもなかったのだが、
(みじめな気持ちになるのが分かってるのに。シンジの前だと余計におかしな気分になっちゃうのよね)
 渦巻く思いは自分の歪みを直視せざるを得ないものだ。アスカなりに乙女として素敵なイベントを過ごすことが出来たと思えていただけ、今は誤魔化しておきたくあったというのに。

「……シンジ、ほら起きて。あたし達もう行かなきゃだから」
「んぅ? んー……」
 昨晩、レイと一緒に自分の部屋にシンジを泊まらせて過ごしていたのは――過ごせていたのは、シンジの誕生日祝いだからという名目があればこそ。
 当然、文句が出てくるだろうと思った方面からの予想に違わない反応については、ユイの口添えがあった。
 ただ、何事も引き換えにせず収まったわけではない。
 だからの、<約束>であった。
「ほぉら。あたし達、ムサシとかケイタとか、アイツら起こしに行ってこなきゃいけないのよ。その前にキスぐらいしてくれてもバチは当たらないんじゃないの?」
「わたしにも、キス……」
 レイと二人して揺さぶってやると、拗ねた言葉を聞かされたシンジも『あ!』と言って跳ね起きたのだった。
「そっか。アスカも綾波も……」
「そうよ。あんたをたっぷりお祝いしてあげた分、今日は埋め合わせってワケ」
「ンッ。いかりくん……」
 左右から顔を近づける美しい幼馴染たちと交互にキスを交わしたばかりにも関わらず、そしてハーレムの主になったかのような素晴らしい一夜を過ごしたばかりだというのに、シンジは似つかわしくない苦しげな顔を浮かべてみせた。
「そんな顔してみせて――」
 その顔がもう、いけなかった。

 ――ほんとは、興奮してるくせに。

 囁いてやれば、ビクリとシンジは肩を震わせた。
「アンタと私のママたち、二人掛かりでお相手してあげたんでしょうけど、それで満足する連中じゃないのは知ってるわよね? 一晩たったらケロリとしてまた猿みたいにサカってくるやつらが、四人もいるんだもの」
「……っッ」
 そのまま頬をすり寄せることも出来る近さからだ。息を呑んだシンジの反応も、上擦る息遣いもなにもかもが手に取るようにアスカに伝わってくる。
 同じぐらいすぐ側に寄り添っているのだから、もう一人にだって感じ取れたことだろう。
「ぁ……。碇君、また……固くするのね……」
 視線を落として様子を確かめたレイは、嬉しそうに言うのだ。
 『はぁっ』という、えも言えぬ情感がこもった吐息を溢していた。
 まだまだ一人前の女扱いされるには背丈も情緒も、何もかも足りていない少女であるのに。しかし、シンジとの初体験をユイ達にお膳立てしてもらったのを皮切りにして、既に十指に余る人数との経験をその小さな躰に積み重ねているのだ。
「……ごめんなさい。もう時間がないから」
「あっ、あっ、あっ。綾波ぃ……」

733引き気味:2020/06/16(火) 22:54:18 ID:tmr8kuXg0
 しゅっ、しゅっと雪のように白い繊手が今度はしっかりとシンジの勃起させたものをしごき上げてみせる。
 指でリングを作り、シンジのそそり立たせた先端で皮がめくれ返ったあたりを締め付けてやって、先走りの雫を絞り出させている。
「てのひらで、我慢して」
「いきなり、そんな……。ああ、ぁ……!」
「気持ち良さそうね、馬鹿シンジ。レイも、すっごく上手になったものねぇ〜」
「……あなたの、褒めてるように聞こえないわ」
「アンタに皮肉言ってるんじゃないのよ、優等生。それぐらい分かりなさいよ。このだらしない顔を見てみなさいったら」
「そう? ……碇君が気持ち良くなってくれてるのなら、嬉しい」
 普段とそこまで変わらない物静かな口調で応じていても、レイの白魚のような指先が繰り出すテクニックはシンジの竿を袋を巧みに刺激する、えげつないものだ。
「シンジぃ〜? レイの手でしごいてもらうのが嬉しいの? それとも、それをレイに仕込んだのがアンタじゃない他の誰かってことに興奮してるのかしら〜?」
「ぁああ、アスカぁ!?」
 身も蓋もない動揺だった。とっさに誤魔化せる程でもないし、開き直れる程でもない。その意味でならシンジはまだまだ普通に子供だった。
「今、びくんとさせたわ。碇君」
「……あらあら」
 精緻な銀細工を思わせる長い睫毛をわななかせ、ルビーの瞳に揺らめいて見えるもの。それは、周囲の知る綾波レイのイメージからすれば嘘のように露骨な欲情ぶりである。
 それこそ一端の大人のオンナであるかのように。それこそ、見事としか言いようのない男の喜ばせ方と合わせて、レイが少女娼婦に身を堕としでもしたかのように。
 ひそやかに口元を蠢かせたのも、薄情だともとれるシンジの反応に唇を噛んだとかそういうことではないのだ。
 勃起させた状態のシンジを掌に握りしめた中で無意識の内に比較して、レイの知っている誰かのどれかを思い浮かべでもして、唇を舌先で湿すようにしてしまったのだろう。
 レイもアスカも、処女を捧げたシンジへの好意を今や堂々と口にしている一方で――全てをお膳立てしたユイの唆すまま、他の少年たちや大人たちを相手にも、心を伴わないセックスを続けている。それこそ、名前も知らないような行きずりの相手ともだ。
 アスカが身に付けている中にだって、幼馴染の少年には披露したことのないテクニックはある。誰に教え込まれたのか、シンジにだけは明かすまいと決めているセックスのやり方だってあった。
(おじさまが……やらないといつも許してくれないアレ、シンジに見られたりしたら死んじゃうわ……)
 複雑な状況だった。
「病院の、赤木先生」
「ぁ、綾波が最近お世話になってるっていう……?」
「そう。あの人の助手をしてる女の人が、若い男の人はダメだって言って、いつも連れてくるのがお年寄りばかりなの」
「あ、綾波……?」
「だから、私に入れられるようになるまで、ずっと舐めてあげたり、しごいてあげたりしないといけないの。だから――」
「ぁあ、ぁ、ああああ、あやなみぃぃ……!!」
 シンジを玩んで面白がっているとも取れる、そんな表情のつかみ辛いレイの横顔だ。そこに薄っすらと浮かんでいる感情を正しく読み解けるのは、同じ選択の結果を進み続けるアスカぐらいしかいないだろう。
 同い年のアスカから見ても妖しいぐらいの色気を醸し出していて、
「あぁ、碇君……」
 だからこうなれば、最早はっきりとアスカには断言出来るのである。純粋な恋心をひたむきに捧げていた処女の頃からするとすっかり歪められてしまった女の子として、その性癖を満たす捻じくれた喜悦で、ゾクゾクと背を震わせてしまっているのに違いないのだと。

「酷いわね、変態シンジ。昨日はあんなに愛してくれたのに。そのアタシたちが今からムサシや鈴原たちみたいな他のやつらのおちんちんに目覚ましフェラしに行くんだと思って、興奮しちゃったんでしょ?」
「アスカぁ……、ぁ、ほんとうに……するの?」
「そうよ」

734引き気味:2020/06/16(火) 22:54:30 ID:tmr8kuXg0
 大きく喘がせているシンジの胸に向かって真正面から身を乗り出して迫れば、コリコリと固く尖った乳首が押し当てられる形になる。
 その直接的な心地良さに加え、こうもなれば歪んでしまった自分の性癖を直視することさえ気にならないで済む勢いの、興奮だ。アスカにしたって熱い息を洩らさずにはいられない。
「ふふ……」
 レイも、力を失っていくシンジのペニスをあやすように刺激してやりながら、腕に自分の乳房を押し当てていた。
 両手に花の夢心地の3Pセックスをしたばかりのガールフレンド達が、今度は別の少年たちに抱かれに行く。それを再確認させられたシンジの覚える不健全な欲望は、あの日からの今でどれぐらいに膨れ上がってしまっているのだろうか。
 先に選択したレイの目指したものは、奪われる側と奪われてみせた側としての、あくまでお互いだけを見詰めての関係だった筈だ。
 だが、その敢えて奪わせてみせたという接し方をしていたあの少年たちに対しても、今やその“敢えて”が疑わしい。
「レ〜イ?」
「……あっ!」
 悪戯心のように伸ばした手で確かめたレイの秘処は、今すぐにでも牡の欲望で貫いて欲しくて堪らないというぐらいに濡れそぼってしまっていた。
 しかし、急がねばならないと口にしたばかりなのはレイ自身だ。
 ひくんと身を強張らせた肉付きの薄いヒップの下にくぐらせて、アスカがぬるぬるになった花びら二枚の小淫唇を弄んでやると、『ンぁ、アッ、アッ……!』と、普段は寡黙なレイが、わざと粘ついた音を立ててやったの以上にシンジを揺さぶるような、愛らしい喘ぎを上げるのである。
「興奮、してるのよね。馬鹿シンジ?」
 突き付けるように問い質すのと同時に、アスカがそっと触って確かめた自分の股の付け根でも、
(あン……ッ。もうっ、やだぁ……)
 我ながら、と。一度触ってしまえばもう手を止めるのが難しいくらいに敏感になっていて、求めてしまっているクリトリスが、ツンと膨らんでしまっているのだ。
「勿論、あいつらの固くしたアレをしゃぶってモーニングサービスしてあげるだけじゃ、済むわけないのよ? ねぇ、レイ」
「……ええ」
 素晴らしい夢を思い浮かべているかにすら見える面持ちを浮かべて、レイも頷いてみせる。
 血色の乏しい頬を薔薇色に変えて、言葉数が少ない分のストレートな物言いで。
「私も、アスカも。あの子達の性奴隷で、いつか妊娠させられるのだもの」
「その上アタシなんて、ママと一緒に鈴原や相田のペットの雌イヌ扱いよ。いつも首輪なんて付けられて、お尻をぴしゃぴしゃ叩かれるんだから」
 わなわなと目を見開いて見上げるシンジを寝床に残し。立ち上がった二人は、図ったように同時に自分たちの秘部を指で割り開いてみせていた。
「あたし達、今からシャワーを浴びてここ綺麗にしてからアンタの家に行くんだけど――」
 紅茶色のアンダーヘアが生え揃った下。白銀の飾り毛が随分と濃くなった印象の、その秘丘の膨らみの下。今のところは未だ、ユイやキョウコといったずっと以前から経験を積み重ねている女性たちと比べれば初々しいピンク色を保っている、二人のラヴィア。
 そこをくぱりと左右に拡げて見せて、膣口までシンジの目に見えるようにしてやって、
「アスカ……。綾波ぃ……」
 『ハァハァ』と上擦った息をしている幼馴染の目に、ふしだらな蜜液が滲み出してきている様子を見届けさせてやって、
「でも、ムサシもケイタも、アンタよりすっごく濃いザーメン注ぎ込んでくるのよね」
 『それじゃ、昼御飯はママが面倒見てくれるって話だったから』とだけ言い残して。アスカはレイの手を引き、二人してそのまま素足で跳ねるように廊下を踏んで、バスルームへと駆けていったのだった。
 尻軽で、浮気娘のような真似をして、SMめいた変態的なセックスにすら最低でも昼まで耽ってくるのだと、そうボーイフレンドに宣言したというのに。アスカは妙にはしゃいでしまっている自分自身を、自覚していたのだった。

735引き気味:2020/06/16(火) 22:55:26 ID:tmr8kuXg0
シンジ君、誕生日記念投下とか、そういう文化が昔エヴァFF界隈にはありましたよね……(ホロリ

736引き気味:2020/07/30(木) 23:43:27 ID:KaMqvf5A0

 天頂近くに登った夏の太陽が照り付ける、レンガ敷きの小路。
 二組の親子連れにも見えた彼女たちは、ウッドデッキにパラソルを広げたオープンテラス席に着くと手を上げて店員を呼んだ。
 すぐに用意されたソフトクリームを受け取り、この時ばかりは行儀良く声を揃えて礼を言う少年たちに、メイドのお仕着せに似たコスチュームを身に着けた店員は愛想良く微笑んで下がっていく。
「ああいうコスプレして貰うのも良いかもね。可愛いもん」
「でも、もう少しスカート短くてもなぁ。サービス悪くね? パンツ見えねーし」
 いかにも元気の良いお子様風の受け答えをしてみせていた少年たちだ。それが顔が見えない距離まで離れたと思ったら、フリル付きのスカートを揺らす自分の後ろ姿にそんなヒソヒソ話を交わしていたとは夢にも思うまい。
「アンタたち……」
 無難な注文で済ませたアイスコーヒーを前に置いて、呆れた顔をしてみせるのは私服姿の葛城ミサトだった。
「頭を低くして覗こうとかするのはやめなさい。ちゃんと座って。それに、そのコスプレして貰おうって話。まさか私たち相手のことじゃないわよね?」
 教師という普段の仕事からして、彼らみたいな問題児の相手は手慣れていると言わんばかりの、そういう釘刺し口調。
 だが、本人としては無理があるだろうと思っていた親子連れ設定を、この遊園地のゲートをくぐる時から係員の誰一人気にも留めた様子が無く、チケットの処理もアトラクションの案内もスムーズに進んでしまっていたことには、些か気分複雑であるのだろう。
「どーせ、こんな大っきい子がいると思われるような年増顔なんだから、似合うわけないデショ」
 コップに刺したストローでぶくぶくと泡を立てて不貞腐れている様子は、オフの日だからという以上に年甲斐のない子供っ気を見せている感じではあった。
「いやいやいや、そんなコトないって。なぁ、ケイタ?」
「そうそう。ミサト先生だってリツコ先生だって、マヤ先生の先輩なんでしょ? そしたら、ほとんど歳離れてないんだし――」
 隣りに座る日焼け顔の相棒に促され、ソフトクリームから顔を上げて慌て気味にまくしたてようとしたイガグリ頭の少年は、そこで押し黙った。
「……あら。私は構わないわよ、ミサト。いいじゃない、倒錯的で。今日一日、母親役の私達にその上でメイド役もさせたいだなんて。あなたたち、自分の母親を召使いにして、何をさせたいのかしら?」
 年齢のことに触れかけた時、わけも分からず背筋を震わせることになった――その、今日は彼の母親役を演じている真正面の女性からの空気が読めないほど、鈍いお子様だというわけではないのだ。その筋では「教育手腕」について定評のある碇ユイが太鼓判を押す生徒である、浅利ケイタは。そして、ムサシ・リー・ストラスバーグも。
「さしずめ、ミサトは外でも口出しの多い教育ママといったところかしらね? 小言を言われておけば言われておいただけ、ムサシ君としては“仕返し”に力が入るのじゃなくて?」
 昼日中の、少し離れた席には他の客も居る、そんな場所でさらりと口にしてしまうには際どいリツコの台詞に、ミサトも『ちょっと……』と窘めつつ、顔を赤らめるのだった。
 ただ単に、親代わりになって預かった子供を遊園地に連れて来た、というわけではない。
 年齢こそ離れていても、二人の女性に二人の少年たち、二組の男女の組み合わせ。それでホテルまで取って地元から離れた場所へやって来た。その本当の意味合いを強調する言葉だったからだ。
「…………」
 うって変わって黙り込んだまま、顔を他所へ向けて照れを隠そうとする。
 こちらの方こそが短めのと言うべき黒のタイトスカートに、赤いエナメルのジャケット。葛城ミサトが見せたのは、そういう気の強い出で立ちをチョイスしてやって来たわりにという、妙に可愛らしい横顔なのであった。

737引き気味:2020/07/30(木) 23:43:46 ID:KaMqvf5A0
 無論、今日という日のイベントに意気込んで来ていたムサシが喜んだのは言うまでもない。
 それからはと言えば、なにかとアトラクションの列に並んでいる間もじゃれ付くようにしてミサトとの傍からは微笑ましい母子ごっこ、或いは姉弟ごっこに興じてみせたムサシは、遂に観覧車のゴンドラという密室空間に乗り込んだのを良いことに、この“Wデート”の本番と言うべき醍醐味へ乗り出したのだった。

「あ、ン……。あんたって子は、本当にもう。もしバレたらどうするつもりだったのよ」
 それぞれの“母親”と並んでシートに腰掛ける少年たちに、窓の外に広がる高みからの絶景への興味はない。
 行列の人混みっぷりをいいことにさりげなくミサトの尻を撫ぜ回したり、物陰で人目を引かない一瞬を見計らっては丈の短いスカートからのパンチラを強請ったりしていたムサシは、いよいよ本格的に年齢不相応に育て上げられた性欲を剥き出しにしていた。
 すでに服の上からのタッチや、下着越しの愛撫といった段階は通過している。淫らないたずらを繰り返す度にミサトが滲ませていたのだと先程確認した、染みの浮かんだショーツも、シートに座った姿勢のまま脱ぎ落とさせた後。そうして29歳の大人の女に拡げさせた両腿の間に、真正面から擦りつけていた小学生ペニスの直角を向いた切っ先を沈めていって、満足げな満面のニヤケ顔。
「へ、へへへ……。さっすがアスカ姉やレイ姉ちゃんのガッコの先生。マンコとろっとろで気ン持ちイイぃ〜」
「それ、関係ないでしょお……!」
「関係ありありなんだって。気分的に」
「ンもうっ」
 体格の差からして、そういった正常位からの挿入を果たしたところでは首が届かない。唇を突き出して要求するムサシに、ツンケンとした口のわりにやけに協力的なミサトは背中をかがめてキスを与えてやるのだった。
「あの子に……、アスカに似ているとは思わなかったかしら? ムサシ君」
 友人の積極的な様子を面白がっているのだろう。含み笑いで眺めやり、その傍らでケイタと互いの陰部をまさぐりあっているリツコは教えてやるのだった。
「碇ユイ博士のところじゃ、あなたが特に可愛がってるっていう、あの子。アスカは、一時ミサトのところで預かってもらってた事があるのよ。今よりずっと幼い頃、丁度今のあなた達ぐらいの時かしらね。随分懐いてたという話よ?」
「へぇ〜?」
「あ、それで? ひょっとして?」
 へこへこと腰を動かしてミサトの膣の締め付け具合を堪能しながらも、それでかと合点がいった風に顔を見合わせてみせるムサシに、ケイタだ。
「じゃ、アスカ姉のあの性格って、ミサト先生のがオリジナルなわけ?」
「口調とか、ポーズとか。よく真似てたりしたって聞かせてくれたわよね。ねぇ、ミサト?」
「ちょっと、リツコぉ?」
「うっお、マジでかよ〜」
「あなた、あのじゃじゃ馬に育ったアスカをその歳で随分と上手に乗りこなしてるって評判みたいだけど――」
 第3新東京市第壱中学に担任クラスを持って、話の惣流アスカを含む14歳の少年少女たちに日々授業、指導を行う教職の身でありながら。10歳そこらの小学生に躯を許して、ヴァギナの熱い襞肉の間へ埋め込まれた幼いペニスに覚える背徳的な恍惚。そんな後ろ暗いものを、ミサトはちらほらともう押し殺しきれない火照った喘ぎで露わにしはじめている。
 そうやって、ムサシに合わせてやって体を揺すっている折々のところに織り交ぜる、深い吐息を、『はぁ……、ぁ、ぁっ……』と震わせていたミサトであったから、付き合いの長いリツコの口から飛び出す話の雲行きに、不安を覚えたのだろう。
 ゴンドラの左右に向かい合うシートでそれぞれの少年と行き過ぎた交流に耽るところから、なんのつもりなのよと、わからないかしら? と交わす、胡乱な目。
 そこには、評判を聞いていたセックス上手の小学生の小柄な体格からは思いもよらぬこの腰遣い、堪能していたいのにという、抗議の意味合いもあったのだが――。
「言うならば……アスカの性格の、数段年季の入ったそっくりさん、かしらね。そんなミサトをあの子にしているみたいに四つん這いにさせて、同じようにいじめて啼き叫ばせてみせたら、楽しいとは思わなくて?」
 いよいよぎょっとして、長年の友人のセリフに目を剥くミサト。
 しかし当然のようにムサシはもう鼻息を荒くさせてしまっていて。観覧車はもう頂上を過ぎて地上に戻る段に入っていたというのに、二十近く歳上のミサトに向かって不遜な、歯を見せる笑い方。完全にもう幼いケダモノとしての欲望で理性を蒸発させた眼差しを向けていたのだった。

738引き気味:2020/07/30(木) 23:47:02 ID:KaMqvf5A0
ショタ攻めの、歳上美女責められ。
その路線で行くなら、本編からの印象ぶっちゃけ薄いユイさん(ほぼ二次創作イメージ頼り)とかより、実は何気にまともに書いたことなかったミサトやリツコの方が体格対比効果とか性格によるバフとか大きいよねという、四半世紀にしての今更感でありました。
(毎度のごとく、ほぼ導入だけでタイムアップ)

739引き気味:2020/08/28(金) 23:16:22 ID:BJamrJi.0

 よいしょ、と声が出てしまうのは誰の口癖が感染ったものだったろうか。
 一度は経験済みとはいえ、また重たくなってきたお腹を抱えて産婦人科の自動ドアをくぐると、駐車場までのほんの数段の高さを階段で下りるべきか、スロープで行くべきかに少し悩んでしまう。
 登る時はさして気にしなかったのだが――そういう時期に差し掛かってきていたのが、七ヶ月目に差し掛かろうとしていたヒカリだった。

「……あら?」
 丁度その時、病院の規模に相応しく幅が広く取られた階段の反対側だった。
 車椅子に乗った若い妊婦が、娘であるらしい少女に押してもらいながらスロープを登っていた。
 少女の体つきはまだまだ華奢で、ふうふうと顔を真っ赤にしながら母親の車椅子を押していたものだから。手伝うべきかと顔を向けたヒカリはそこに、久しぶりの懐かしい顔を見付けたのだった。
 最初に目に留まったのは、少女が身に付けていたあの懐かしい第壱中学の青いジャンパースカート。
 そしてそのまま視線を下げて、こちらに気付いたらしい母親の軽く目を見開いた顔と真正面から見合わせる格好に。
 なによりもはっきりとしていて分かりやすかったのが、彼女のその、赤い兎のようなアルビノの瞳だった。

「綾波、さん……?」
「洞木――ヒカリさん?」
 時折りの近況も、友人伝いに聞かされることはあった。
 それでも直に顔を合わせるのは、綾波レイが中学三年の途中で転校していって以来のことだ。
 実に十四年ぶりの再会だった。


 AD 2030 / Another


 そのまま直ぐにさようならといくものでもない。
 受付待ちに付き合うように、ヒカリもレイが車椅子を止めたすぐ横の席で腰を下ろし直していた。
 気を使ったのか、顔立ちそのものはレイとよく似た黒髪の少女はジュースを買ってくると言ってその場を離れている。
「ええと、綾波さんで……良いのかしら。今は?」
「ええ、構わないわ。今もそのままだもの」
「そう……」
 膝の上で重ねていた手にちらちらと目をやって、指輪の有無を確かめていたことを察してのことだろう。
 レイはなにも着けていない左手の指を揃えて、軽く持ち上げる風にしてみせた。
 ゆったりとしたマタニティウェアのワンピースを着ていても、大きくなったお腹以外はレイは今も全体的なイメージは変わらない。あの中学生の頃と同じ、ほっそりとしたままだ。
 違いは肩に掛かるくらいに髪を少し長くしていることぐらい。

740引き気味:2020/08/28(金) 23:16:39 ID:BJamrJi.0
「ごめんなさい。私のことも洞木で良いわ。実は最近離婚しちゃったの……」
 羞恥を覚えつつ薬指に指輪を嵌めた自分の左手を示すと、小声で告白する。
「人の目が気になっちゃって、見栄で着けてるのよ……」
 そうなの? と言うように目を丸くしてみせる旧友には、自分と同じ三十路を目前にした女とも思えない愛嬌があった。
 かつての不愛想ぶりが強く印象に残っていただけに、ヒカリは思わず吹き出してしまったのだが。
 かえって、離れた自動販売機のところからこちらを伺っていたレイの娘の方が、母親が馬鹿にされでもしたのかと険のある目付きを向けてきていて、
(やだ、すごく似てるじゃない)
 それがまた昔のレイを思い出させるむっつりとした仏頂顔で、いよいよヒカリは口元を押さえねばならなかったのだった。

 ◆ ◆ ◆

 その晩、自宅で夕飯もお風呂も済ませ、寝室に移って寝るまでの時間を送ろうとしていたヒカリのところに、旧友からの連絡が入っていた。
 親しい仲であっても普通は通話を控えるべき時間帯のことだ。
 そのタイミングでヒカリのネグリジェの胸をまさぐっていた同衾相手はムッとした様子だったが、とりあえずは手を戻して静かに息を潜めている。
 軽く髪を直し、スマートフォンをベッドサイドから引っ張り寄せて。カメラの角度に気を付けつつまっすぐ翳すようにした液晶画面には、今や十年を越す付き合いの友人の、満面の笑顔が浮かび上がっていた。
 向こうから連絡を寄越してくる時には三度に二度はそうしている、良からぬ悪巧み顔としか言い表しようのない笑顔。
 『ハァイ』と陽気に、意味ありげに、わざとヒカリの傍らを覗こうかという仕草をしてみせる――今はファミリーネームをストラスバーグへと変えている、アスカだった。
『お邪魔しちゃったかしら?』
 なにもかも承知の上よと言わんばかりに口元をニマニマとさせている。
 期間の長さ以上にもはや付き合いは深く、今や殆ど姉妹も同然。ある意味で親戚同様。いっそ実の姉や妹よりもあけすけな仲ではあるのだが。
 しかし、そういうところはヒカリはあまり好きではなかった。
 すぐ隣でも辟易といった様子で鼻を鳴らしたのが聞こえる。
「良ぃ〜の、い〜の。良いのよ、ウチもベッドインの最中だから」
 通話画面に横合いからぬっと突き出されてきた手が、ピースの形を作ってみせる。その手は随分とまだ幼げで、ヒカリの胸を再びいじりはじめた手と殆ど同じだった。大人であるヒカリの手とすると一回り以上小さい、その大きさも。褐色寄りの肌の色も。
『んふ。それで……レイと、レイのとこのお嬢ちゃんに会ったんだって?』
「ええ。よく似てたわ……」
 確かめるように思い浮かべたレイの娘は、まさにあの頃の自分たちと同じ中学二年生だという話だった。
 目と髪の色こそはありふれた黒い色をしていたが、髪型も顔つきも、ほっそりとしたプロポーションも、なにもかもがそっくりだった。
「――あン。もう、ムキになるんだから」
 一度火照りはじめたところの鎮まらない内に、また胸を揉まれはじめ、乳首を刺激され、淫らな感覚を揺さぶられ始めた躰である。
 そこにきてアスカが水を向けてきた話題が話題でもあって、
(ああっ……。あの頃の私たちって、なんてとんでもないことを――)
 記憶を振り返ってみれば、自分もまた他人ごとではなく羞恥に身を揉まされる。そして同時に背徳的な興奮を呼び覚まされもする感覚に、ヒカリは声を潜めるようにして言ったのだった。
「あの子が、あの時の娘さんなのね?」

741引き気味:2020/08/28(金) 23:17:12 ID:BJamrJi.0
 思い返すのは中学三年の頃だ。
 とにかく内臓が弱く、体調を崩しがちだと聞いていたレイが目に見えて学校を休むことが多くなり、そして欠席が長くなったそのまま、遠くの病院で療養するのだと転校していったのである。
 ところが実は、本当の理由は当時流れた最もたちの悪い噂話の通りの早すぎる妊娠、そして出産にあった。
 それを聞かせてきたのが、やがてこちらも欠席が目立つようになっていたアスカからだった。
 アスカは学校ではそれまでとさして変わることもない風で過ごしていたのだが、大方の予想を裏切って仲を噂されていた幼馴染と同じ高校に進むことなく、海外への進学を選んでいた。――そういう表向きでにしておいて、綾波レイと同じように、密かに赤ん坊を生むことにしたのだと、そう告白されたのである。
『実はね、ヒカリ。私もレイと同じ。中学生のくせに孕まされて、赤ちゃんが出来ちゃってるってワケなの。この、お腹の中に』
 そう、うっすらと笑っているかに見える、泣いているかにも見える、そんな息もかすれる程に顔中を汗だらけにした、幾人もの少年たちと交わったばかりの裸で、
『ねぇ、分かる? 誰が父親かも分からないのよ、アタシ』
 言われて促されたかのようによく見てみれば、確かに下腹部が大きくなり始めていたあたりを撫でさすりながらだった。
『だって、心当たりが多すぎるんだもの……。三ヶ月なんですって。でもね、三ヶ月前の私なんて、ゴムも付けずに一杯セックスしてたのよ? いっぱい、い〜っぱい。毎晩みたいに。顔も覚えてない、名前も知らない男の人にだって抱かれてたわ』
 水泳の授業が最後にあったのは半年近く前。その時には見なかった筈の異物、耳に付けるピアスに似たつくりの金属リングを、両胸のツンと尖った乳首からぶら下げていて、
『あ、アスカ……。あなた――』
 太腿の内側に幾筋も、ぼってりと腫れぼったく赤くなってしまった秘唇から――のみならず、後ろの菊花のすぼまりからも垂れる濁った粘液をねばつかせたままの姿での。
 そんな告白を。
 卒業が近付きつつあった冬。どうにか受験こそは乗り切ったものの、それどころではない悩みに取り付かれて毎日頭を抱えこむようにして過ごしていたあの頃。ヒカリは他でもない碇シンジの自宅で、彼の父親の碇ゲンドウに処女の身から開発された膣を深々と背後から貫かれながら、突然姿を見せた親友に聞かされたのだった。
『不潔よね。ヒカリもそう思うでしょう? でも、ヒカリとは違うんだもの。ヒカリみたいに、一人の男の人にバージンを捧げて、そのまま一人の男の人にだけ愛してもらったような綺麗な躯じゃ、ないんだもの』
 あの時のアスカは、ヒカリに向かってあのすすり泣きじみた告白を口にしていたのか。それとも、彼女にとってたった一人の親友の女の子だったヒカリの背後で、初々しい絶頂をシーツに噛み殺させた直後へと脈動する射精を注ぎ込んでいた、幼馴染の父親に向かってこそ訴えていたのだろうか。
『ぁ、ぁ……あぅっ、ンッ、ング――ッっ。み、見ないで、アスカ……あああ』
『おじ様の熱っぅい射精、気持ち良い? ヒカリは……ヒカリのお腹は、おじ様の精液しか注いでもらったことないんでしょう?』
 彼女の自慢の蜂蜜色の長いブロンドのそこかしこ。そこには、そうとはっきり分かる精液が糸を引くようにして絡みついていた。
 何回分もの射精の、或いは何人分もの射精を浴びた名残として。
 そして見てよとばかりに、あの幼いながらの美貌を悲痛に萎れさせ、同時に晴れがましく輝かせ、おごそかにも見える手付きでアスカが自分で左右に引っ張るようにして、くつろげて見せた十五歳のピンク色なまめかしいラヴィア。その奥の、妊娠三ヶ月だという膣口から逆流する泡立ったザーメンの、おびただしい量。
 予想だにしなかった友人の姿と直面させられ、そして道ならぬ肉体関係に溺れてしまっている最中を目撃されてしまった。その衝撃が絶頂直後のヒカリの脳をますます飽和させてしまって、呆然とただその後に起きたすべてを受け入れるしかなかった。
 その晩からの数週間が、今二十九歳になったヒカリが振り返ってみても人生で最も乱れていた日々だったのではないだろうか。
 友人が幼馴染の少年とダンス練習をさせられていたペアルックのレオタード姿を目にしただけで、『不潔』などと口走っていた自分だったのに。まさかその友人と一緒になって父親ほども歳の離れた男性に抱かれてみたり、何人も入り混じっての乱交騒ぎに耽溺するようになるとは。

742引き気味:2020/08/28(金) 23:17:33 ID:BJamrJi.0
 結局、アスカは中学卒業までの数ヶ月あまりを自棄になったかの荒れた性生活で過ごし、その果てに密かに入院した先で母胎が若年妊娠に過ぎるがゆえの難産を経て、十五歳の母親になったのだった。
 褐色の肌を持って生まれた男の子の父親はあっさり特定され、当時こちらもまだ小学校を卒業してもいなかった歳下の少年は後にアスカの夫となった。
 話によれば、幼馴染の碇シンジを相手に初体験を済ませたのと殆ど同時期からの付き合いで、いきなり肉体関係のみから始まったような付き合いだったという。

『ま、アタシの躰はどっちかって言えば腰の引けっぱなしだったアイツより、あの歳からやけにねちっこかったエロガキ相手に仕込まれたみたいなもんだったのよね』
 映像のアスカは肩をすくめて見せて、そして傍らからの幼い手に弄ばれる胸の先端での刺激に、『はあっ……』と張り詰めた息を漏らしてみせた。
 幼すぎる母親になった十五歳の頃より、数段熟れた色に変わった乳首が、画面越しでもはっきり分かるほどぼってりと肥大化している。その両方ともを、そこに貫通しているリングピアスで引っ張り伸ばされる虐待じみた愛撫。
 母性と呼ぶに相応しい豊かさを湛えた乳房を嬲られて、それでも豪華なブロンドをうねらせて身悶えする未だ若々しい二児の母親には、陶酔の色の方が深かった。
『あら、なぁに? キス? んふふ……ンッ、ンッ、ンッ。あはァ……。ゾクゾクしちゃう。最初に染め上げられちゃうと、やっぱり一生モノの性癖になっちゃうのかしらねぇ……』
 ねえ、ヒカリ?
 中学生だった頃の彼女を妊娠させたマセガキ小学生とそっくりの、奇しくも中学二年生ぐらいに見える浅黒い肌をした男の子。その彼と濃厚なキスを交わすところを見せつけて、アスカは淫らな笑みを向けてきていた。
「な、な、なによ……! 私は、そんな、そこまで……性癖だなんて……」
『ノンノンノン。ノーよ、ヒカリ。今更、私達の仲で変に誤魔化したりするのは無しよ。だって、ねぇ?』
「きゃう!? もうっ、張り合ったりしないでったら。今は乳首、敏感なんだからって言ってるじゃない」
 日独クォーターの美女の、声だけでも色っぽい『ねぇ?』という囁きに煽られでもしたという勢いで、ヒカリの妊娠して半年を過ぎたところの躰をまさぐっていた手が、固く張り詰めた胸の先を責め立てだす。乱暴なくらいに、盛んにだ。
「あっ……やぁ、あぁぁ……」
 声を震わせながらも、止めようとするでもなく。反射的に添えられたヒカリの片手からすると随分とまだちっぽけな、少年にもなりきらないぐらいの幼い手のひらではあった。しかし二十九歳のヒカリの、普段落ち着いた居住まいを見せている大人の女の横顔を、『あぁ……。あぁ、あぁ……あぁぁぁ……』と、たちまち眉根をくなくなと捩らせる雌のものへと変えていく強引さ。そこに、この背徳的な年の差セックスをリードしているのは自分であるという、確かな自信が見て取れるのだった。
「ヒカリ、おばさん――」
「ああっ」
 耳元の間近から熱い息を吹きかけられて、人妻であることをやめたばかりの妊婦は仰け反って晒した白い喉を、官能的に喘がせた。
 妊娠している真っ最中だというのに、離婚をして独身に戻って。直後でもう、ベッドに横たわる時はそんなお腹の膨らんだ裸身に絡みついてきて、いきり立った勃起を押し付けてくる相手が居る。
 だというのなら、お腹の子は離婚した元の夫にとってどんな目で見るべき存在だったのか。そこからだけで透け見えてくるというものだろう。
 まして、『ヒカリおばさん』と彼女のことを呼んでおいて、愛おしそうに膨らんだお腹を撫ぜ回す。それが、スマートフォンにアスカと共に映っている少年にそっくりの、幾らか幼いだけの男の子だというのなら。
「僕との赤ちゃんまで作っておいて、今更一人だけ良い子みたいなフリはするのは、ズルいんじゃないの?」
 それはムサシ・リー・ストラスバーグという、かつてはアスカに自ら妊娠奴隷を名乗らせるほどに苛烈なセックス調教を施した幼い悪魔の、まさに二世と言うべき面影を備えた横顔だった。
「ああん、でもそんな……」
 ヒカリのこれ以上なく紅潮させた頬へと口を寄せて、キスをするよりも淫らに、押し付けた舌の腹でねっとりと舐め上げる。

743引き気味:2020/08/28(金) 23:18:00 ID:BJamrJi.0
「だってそうでしょう? わ、私ったら……。よりによって、そんな。あなたのことはアスカが生んだばかりの赤ちゃんの頃から知ってるのに……」
「だからずっと言ってたんじゃない。いつか、ヒカリおばさんを僕のお嫁さんにするんだ、って」
 精々が小学校高学年だろう。それでもこのマセたことを言う男の子がシーツの内側でヒカリの腰のあたりに押し付けている小さな勃起は、既に立派に牡としての戦績証明を果たしているのである。
 夫を持ち、子供が居ないながらも堅実な夫婦生活を築き上げていたヒカリの元へ、親友たっての頼みという触れ込みで預けられてからあっという間に。良き妻、平凡な主婦として封印していた、過去の淫らな悪夢を再現させていって――ヒカリの理性を溶かし崩してのけた、幼い淫魔。
 この男の子こそが、ヒカリのお腹の子の父親なのだった。
「いつまでたってもおばさんに赤ちゃん作ってあげられないような、あんな男より。僕のおちんちんでオマンコの中、新鮮などろどろミルクでいっぱいにしてもらう方がずっと幸せでしょう?」
 横向きにさせたヒカリの背中にぴったりと添い寝。皮被りのまま熱を帯びた勃起先端でもってヒップのあわいからグイグイと、妊娠済みの性器を脅かす。
「そんなぁ……」
「ね、ヒカリおばさん?」
 いかにもお子様の持ち物のという、その見かけからは想像も及ばない。ただの不倫では済まされない許されざる関係へと歳上の女を屈服させた小学生男児ペニスを押し付けられ、すでにヒカリの体勢はそれの為に後ろへ向かって秘部を突き出す、受け入れポーズだ。
「あぁ……ぁ、ああ……」
 とっくにもう人妻であった時からヒカリは、手遅れだった。仁王立ちのこの子がそそり立たせる包茎剛直の前に、主婦のエプロン姿のまま四つん這いになって、自らショーツを横にのけた秘処へ濡れそぼった中心にぶち込んでとお強請りするぐらい、攻略されてしまっていたのである。
 ダメ押しにもう一度せがまれれば、抗いきれない。
「言ってよ」
「ンぁあああ、ぁぁぁ……ぁ」
 熟れた乳房をいじめるのを止めて、今は重たげな妊婦のものへと変わったヒカリのウエストを抱きしめながら囁かれると、軽く秘苑の浅い部分を刺激されただけでもう、ヒカリは戦慄いてしまっていた。
 一気にのそれは、とろりと大量の愛液が沁み出してきた感触である。
 もうヒカリの方が収まらず、声変わりもしていない彼へと自分から擦り付けるように、内股をもぞつかせているのだった。

「アスカ……。ねぇ、アスカぁ」
『なぁに? ヒカリ』
「良いのかしら、本当にこれで良いのかしら。私たち……」
『んふ。うちのリトルとの事は認めてるって、言ってるじゃない。なんてったって可愛いうちの坊やと、大事な友達のヒカリだもん。応援してたんだから』
「ありがとう、ママ」
 『オレだって応援してたんだぞ』と。実の母親の乳房を揉みしだきつつ首筋を舐め回すように幾つものキスマークを刻んでいた少年も、画面越しに狂ったエールを送って寄越す。
「はいはい、ママを独り占め出来ると思ってたんだよね、兄さんは。思ってたんだよねぇ」
『うるさいよ!』
 甘ったるく淫らで、密やかな。そんな寝室同士を繋いだ通話に相応しくないいがみ合いを始めようとした息子たちを窘めて、アスカはこの夜一番の笑顔で、チェシャ猫のように笑ったのだった。
『大丈夫よ、ヒカリ。みんな応援してるわ』
「……みん、な?」
『ええ』
 満面の笑み。アスカはほらと、画面の中でヒカリに示してみせた。
 一見すると体温計とも似たパステルの色使い。スティック状のそれ。
「妊娠、え……? 陽性?」
 これを見せたくて今晩は連絡したのよと、彼女は妊娠検査薬のスティックに陽性――つまりアスカの三度目の妊娠を示す表示をこちらへと向けて、言ったのだった。

744引き気味:2020/08/28(金) 23:18:17 ID:BJamrJi.0
「おめでとう、で良いのよね。でも、誰との? ムサシ君……?」
 最初に、そして二度アスカを妊娠させた三歳年下の夫の名前を出してみはするのだが、今もまさに別の相手として実の息子との近親相姦に耽っている最中の、そんな友人である。
 言い切って良いものかという躊躇がヒカリの言葉を濁させた。
「それがねぇ」
 先に知らされていたらしく、ヒカリの横でアスカの生んだ兄弟の片割れが苦笑する。
『じゃ〜ン』
 年甲斐もない声をBGMに、アスカからの映像がぐるりと一回転した。
 そこに二人目の少年がいたのだった。
 金髪碧眼の美女を挟んで一緒にベッドに入っている、反対側のアスカの長男と同い年ぐらい。いかにも健康優良児といった浅黒い肌の少年とは違い、女の子のように華奢な体つき。そしてつい最近、それどころか今日、この日の内にどこかで見たような顔をした――。
「まさか」
 ハッと思い浮かべたヒカリに先回りをして、アスカが『当ったりぃ〜』と陽気に告げていた。
『レイの子よ。この子がアタシの今度のベイビーのパパってワケ』
 それだけじゃないのよ?
 アスカの楽しげな様子は、いよいよここに来て最高点に達しようとしていた。
『今日、レイが産科通いしてるとこに出くわしたわけでしょう? アレね、この子がレイに妊娠させたのよ』
「……へ?」
 間の抜けた声しかもう、ヒカリの唇からはこぼれて来なかった。
『アタシの躯でたっぷり練習させてレイのとこにやったから、その内とは思ってたんだけど。考えてたよりも随分早く当てちゃったみたいで。ほんとにもう――この子ったら。アンタ、そんなにがっついたの?』
『いや、だってさー。レイおばちゃん、ママとタイプが全然違うっていうか。同い年だっていうのに全然こう、儚げっていうかさー』
『それでレイのとこの子に睨まれてウチに逃げ帰ってくるとか、どんだけヤリ過ぎだったのよ。あの子、体の方はそんなに丈夫じゃないんだからね?』
 かしましく、3P近親相姦中の親子のやり取りは続いているが、既にヒカリの耳には入っていなかった。
(……え? つまり、アスカと綾波さんが中学生の頃に生んだ赤ちゃんが大きくなってて……。その子達をお互いに交換して、セックスして? あの子達、もうアスカや綾波さんを妊娠させられるくらい、大きくなってたの……?)
 他ならぬヒカリ自身が、アスカが二番目に生んだ息子に妊娠させられている身の上である。
 しかし、母親の乳房にじゃれ付いているマザコン気味だと知る少年と、今日再開したばかりのあの綾波レイの膨らんだお腹とが簡単には頭の中で結びついてくれなくて、ひたすらヒカリは混乱してしまっていたのだった。
「それじゃ……。この子と綾波さんの赤ちゃんが、いとこ同士で」
『アタシのお腹の子が、レイの子の姪か甥で、同時に父親の兄弟だから叔父か叔母ってことになるのよね。勿論、ヒカリの産む子にとっても同じ、叔父か叔母よ』
「ややこしいよね」
「ンっ……」
 ヒカリの膣へと挿入してきた幼い声が、罪深さへの本当の理解も無いのか無邪気に笑う。
 その抽送に爛熟した女陰の粘膜を心地よく掻き混ぜられながら、
「かき混ぜて……。わたしを、私の中を。ぁあ……ぁ、もう何もかもどろどろに……どろどろに、分からなくさせて欲しいの……」
「オーケィ。ヒカリ――」
「あ、ああっ」

745引き気味:2020/08/28(金) 23:18:32 ID:BJamrJi.0
 ただ同じ教室で学ぶことになったクラスメイトでしかなかった筈の、あの日の少女たちとの関係。
 そこに居た、何人かの少年たち。
 交際して、別れて、結局また付き合って結婚した、夫だった彼もまた、そこに居た。
 それが、おぞましくもどぎついほど鮮烈な官能に、肉の悦びに彩られた深いものへと、蜘蛛の糸に絡め上げられたような繋がりへといつの間にか大きく変貌してしまっていたことを、背筋を泡立たせる恍惚と戦慄と共に、その夜ヒカリは悟ったのだった。
(トウジも……)
 別れた夫にも、ヒカリに明かしてはいなかったアスカとの繋がりがあった。
 幼い十代の少年少女だった頃、何食わぬ顔で机を並べて授業を受けている、その裏に誰も彼もが淫らな隠し事して結び付き合っていたのだ。
 悩ましい悦がり声と、喘ぎ顔と。脈を打って吹き出す白濁した精液に、滴り落ちる汗。
 絡めあった舌同士で、女の子同士の甘ったるい息を交わして。
 立ち込める性臭に包まれて、体育の授業で使うよりももっと全身を躍動させて。
 教室にジェット機の模型を持ち込むような趣味をヒカリと一緒になって馬鹿にしていたアスカが、その相田ケンスケに甲斐甲斐しく召し使いのように奉仕する肉体関係を結んでいた。
 クラスでもいつも一人ぼっちの女の子だった綾波レイが、女子には興味が無いと言わんばかりで硬派を気取っていた鈴原トウジと、何の接点もなかった筈なのにいつの間にか学校の中で隠れてセックスをする間柄になっていた。
 親友に実らせるあてもない恋の相談をしていた女の子が、その親友と同じ相手の歳の離れた男性と、恋とは全く無関係に抱かれるようになってしまっていた。
 幼馴染同士で意識しあっているとばかり思っていた男の子が、その幼馴染の女の子が他所の小さい子供たちに躰を弄ばれるようにされていたのに止めようともしないで、それどころか手を貸すような真似までしていた。
 誰も彼もが、やってはいけない筈の不道徳な関係に、十五年経っても抜け出せないぐらいどっぷり浸かってしまっていた。
 その結果が今、絡み合った血と血の結び付きになって自分たちを絡め取っている。
 ならばいつか、失ったと思った相手との結び付きも、同じようにまた自分の前に戻ってくるのではないだろうか。
 そうとりとめもなく考えながら、洞木ヒカリは、親友の血を引いた我が子をやがて産み落とすのだろう下腹部を抱えて、一周り以上の歳の離れた少年のしぶかせた精を顔中に浴び、官能の頂きに意識を弾けさせたのだった。

746コウイに値する名無しさん:2020/09/19(土) 20:54:54 ID:PW8ZwKKc0
tp://ero-gazou-uploader.x0.com/image/8658.jpg
↑のちょっと前のエロゲ『ママは対魔忍』の販促特典の画像見てて思ったんです
露出の高い水着でプールサイドやビーチサイドを練り歩かせるのは羞恥系調教の定番(このスレの率先してやるユイは例外w)ですが
妊婦にやらせると「中身はボクが仕込みました!」というある種、トロフィーみたいなものだなぁ、と

ケイタが喜んでレイにやらせそうですが
ムサシの場合は孕んでも未だシンジを想うアスカに対する嫌がらせっぽくなりそう……

なお夜の披露宴後とかだと
註:実母です
註2:妻の胎の子はその実母の周りで砂の城とか作ってる子供達の誰かの種です
という何かを根本的に間違えたシンジが成立する模様

747引き気味:2020/09/19(土) 23:10:48 ID:TXyVmb3A0
お腹を大きくした母親を、親孝行な息子さんが荷物持ってあげたりと手助けしている微笑ましい構図。
というのが、このお子さんがその筋では評判のコマシ英才児だと知っていると、途端に禄でも無いドン引きのシーンに変わるっていう、そんなのもアリですなぁ。

前提としてもう「私はヤりました。妊まされました」という姿なわけですからね。ボテ腹って。
慎重に言葉と場所を選ばないと、それこそ日の当たる世間を歩けないドン引き感覚の持ち主ってことになる視点なわけですが (;´∀`)

748引き気味:2020/10/05(月) 04:11:16 ID:QCY8ExrY0

 いかに嫌がってみせようが、理由があって一度出来上がってしまった力関係を覆すことはそうそう出来ることではない。
 生来の負けず嫌いだったアスカである。一応は従ってみせても、事あるごとの態度に、言葉に、反抗心という名の棘を生やし、魂の尊厳とでもいうべきものを守ろうとしていたのも、やがてゆっくりと諦念に覆われていく。
 先に堕ちた友人の綾波レイが、今では得体のしれない大人達の用意したステージで、犬とすら交わるおぞましいショーを演じている事実もが、明日を信じようとする心をへし折った。
 どうやら――観念するほか無いのかもしれない。
 その心境にまで追い込まれていったことを、事の発端、全ての元凶として糸を引いた魔女たる碇ユイは、喜ばしいことだと祝福するのかもしれない。
 そうやって、溢れんばかりの可能性を持って輝ける未来へ向かっていた筈の一人の少女が、彼女自身の人生を喪失したこと。一人の人間としての死を迎えたにも等しいことを、どこまで理解できているのか。
「どんなもんだよ、俺らの手並みもさ。なぁ、ケイタ」
「やったね、ムサシ」
 「調教」が上手くいった。そう、欠片ほどの後ろ暗さも感じさせず言ってのけた幼い少年たちの、無邪気な笑顔。
 それこそが、街でも指折りの美少女として有名な彼女をオールヌードで夜の校庭に這いつくばらせている、半ズボン姿の支配者たちだった。
 ムサシ・リー・ストラスバーグと、浅利ケイタ。
 世間並みであればまだ精通を迎えているかも疑わしいぐらいの年齢のこの少年達が、一度はアスカを妊娠させた。
 その秘密裏の堕胎と引き換えで、この無様な平伏ぶりを晒すアスカの裸に下手くそな使い方のロープを巻き付けているのと同じに、この先の人生をも縛り上げてしまったのだ。
「ほら、アス姉」
 はしゃぎ過ぎで幾らばかりかよろよろと不安定な片足立ちになって差し出す、足先。小学校のズック靴と靴下を脱ぎ捨てたばかりのつま先、足裏に、萎れた表情の美貌を持ち上げたアスカは殊勝な口付けすらしてみせる。
「ンッ……」
 定期的に親が洗ってやっていたとしても、簡単には消えることのない足の裏の汗と垢の臭いだ。それらが染み付いたズック靴に、たった今まで収まっていた足先ではある。
 しかし、色黒の焼けた肌をしたいかにもなガキ大将であるムサシと、対象的に内向的な顔つきをしたケイタの二人が、代わる代わるに差し出したそこに唇を寄せるアスカは、文句を漏らすこともない。
 後ろから見れば、膝で四つん這いの格好になって赤毛のアンダーヘアまで晒し、もぞもぞと蠢いている丸いヒップ。地面に向かって丸出しで揺れる、ふたつの乳房。
 さぞや教え込まれたのだろうなという丹念な舌遣いで、ピチャピチャと足裏から指の間まで、文字通りの雌犬らしく舌を這わせるのだった。

 ◆ ◆ ◆

「――これが、そん時からのSM特訓、縄化粧修行っちゅうやつかいな」
 我が物顔で惣流家の夕食時、母娘二人での家庭の団欒に混ざり込んでいた鈴原トウジが、アスカのチビTシャツに浮かび上がった縄模様を突いてみせた。
 満腹になったと満足そうに手を合わせた後はどっかとソファーの横に腰掛けてきて、先にそこへ逃げていたアスカにちょっかいを出してきていたのだ。
「ンンッ」
 乳房の上下に巻き付いた縄目はともかく。遠慮無しに腰にも回されてきた手は、これまた小さめのホットパンツから半分見えてしまっている下着の中の分も引っ張ってくるのである。
 腰を周り、そこから褌状に中央を縦断する股縄。そこをもいじくられれば、強張らせた太腿の付け根へと二列で続く縄に作られた結び目で、この鈴原トウジにも幾度となく犯された秘部へは乱暴な刺激が走ってしまう。
「なるほど、なんや手触りがちゃうな。一ン日中デリケートなとこまで縛られっぱなし言うから、擦れてえらいことになるんやないかと思っとったけど」
 これは縄の材料からして違うわなぁ、と。
「ンッ、ンッ、ンッ、ンッ……っ」

749引き気味:2020/10/05(月) 04:11:34 ID:QCY8ExrY0
 面白半分にアスカの臍の下を掴み、リズミカルに陰唇に食い込むところを動かしてきた手付きで、暫しアスカは噛み殺した呻きを強いられた。
 いくら日夜を問わず犯され慣れて、淫売、変態と嘲笑されようと言い返せない今のアスカにしたところで、見境なしに発情しているわけではない。
 縛られた感触は生活の中で絶えず不快でありはしても、慣れてしまえば只の縄でしかないのに。そうそう無闇に感じさせられているという事はありえないのだ。
 どれだけ牝犬奴隷としての充分な開発を施された、少年達の共有性奴の身分であるアスカの性器だろうとも。
 だからこの時、横から肩を抱かれるアスカの首筋が次第に紅潮していっていたのは、そこに鈴原トウジというかつて毛嫌いしていた男子同級生の存在が加わっていたからだった。
「エロぉ〜い貌になってきよったでぇ? 好かん、好かん言うとったワシの相手までせないかんの、死んでも嫌やっちゅうとったんは、やっぱり口だけやないか」
「……ッ、っッ」
 カッと決定的に赤くさせてしまった頬を、トウジがねっとりと舌で味わっていく。
 素では粗雑な性格をした少年がいつの間にか身に付けていた、丹念で粘着質なやり口。
 アスカの肩へ置かれていた手は、脇の下から胸へと移って、股縄を揺さぶるのと同じタイミングでそちら側の乳房を揺さぶっていた。
(ジャージ馬鹿の癖に……ジャージ馬鹿の癖に……ジャージ馬鹿の癖にッ)
 頭の出来も運動能力においても、アスカは学校では男子相手だろうと上級生相手だろうと、誰にも負けを認めさせられたことはない。
 無論、鈴原トウジなどはバカでノロマの劣等生と切って捨てていた。
 その鈴原トウジの手が、縄目の盛り上がりを食まされている淫唇の入り口へと揺さぶりを掛けている。
 鈴原トウジの手が、アスカの乳房全体にぶるぶると揺さぶりを掛けて、スポーツブラの生地に乳首を擦れさせている。
 丸く乳房をくびりだすように巻き付いた縄とで、荒っぽくバストを絞られているかの感触を与えてきて――くれているのだ。
「ぅぁ、ぁ、あっ……」
 断りもなく人の胸をいじっている気安さに、この馬鹿! と。以前はそう教室で罵っていたのと同じセリフが喉までせり上がってくるものの、それを出来ずに許してしまっているという現状。これ自体が、アスカの壊れかけた頭の中身にくらりと目眩を運んできていた。
(はぁ……あっ、ぁ、あっ。悔しっ、いぃぃ……いいっ……!)
 心のなかでは何遍となくその頬を張り飛ばしてやっていて、けれども現実ではただ黙って胸と股間を弄ばれている。
 アスカの息遣いは次第にハァッ、ハァッと荒く、そして熱くなってきていた。
「ぉ、お、おぉ……。惣流のチクビ、どんどん尖ってきよる。相変わらずやらしい躰しとんなー」
 ぴったりと肌に張り付いたチビTシャツ、その内側は動きやすいスポーツブラだ。
 トウジと並んで座ってゆったりリラックス出来る筈もない、その分の、背もたれからも体を離した俯き加減でいたアスカだったが。しかし毎日のように誰かに揉まれているバストは成長著しいのである。愛人にしている金髪碧眼美女キョウコの娘でもある、そっくりの美しい顔立ちをしたアスカへ欲望をむき出しにしたトウジの視線から、隠せるはずもない。
 きついサイズのTシャツの表面には、早くも慣れ親しまされた快楽の気配に反応しだした乳首のかたちが、ツンと浮かび上がってきていたのだった。
「それが、ムサシとケイタに片側ずつ名前ぶら下げさせられとるとかいう、乳首ピアスかいな」
「……ッ!!」
「聞いとるでぇ」
 また、ねちねちとアスカの耳朶に舌先をねじ込ませつつ、トウジが揶揄した。
 まだ学校生活を続けているアスカには、服の上からでもバレるというほどの真似はそうそうさせられない。
 だから彼女が泣く泣く色責めに屈して同意させられたニプルピアスは、ピアスとはいってもリング型のものではなく、バーベルに似たほぼ棒状になったタイプだ。
「ンッ……。ンッ、ンアッ。ちょっと、それ――」
 トウジが乳首ごと摘んで指の腹で転がし始めたそれは、十四歳の成長しきっていない乳頭を横から貫いている。その上で両側からを二つの球体部分で締め付ける、ささやかなサイズの物。
 これはムサシとケイタがそれぞれで保管しているU字の馬蹄型装飾具の取り付け基部も兼ねていて、二人から調教を受ける「正装」の際には、そこに所有者たる彼らの名前が入ったプレートをぶら下げるのだ。
「中学を卒業したら、綾波みたくマンコのとこにもクリピアス付けるっちゅう約束しとるそうやないか?」
 ええのぅ、とトウジは羨ましがった。
「キョウコはんは前の旦那だか誰かにとっくにピアス穴開けられとって、そういう意味ではなんちゅうか、今更っちゅう感じがしての」
 キッチンで洗い物をしていたキョウコが聞きつけ、『あら』と声を掛けてくる。

750引き気味:2020/10/05(月) 04:11:52 ID:QCY8ExrY0
「中古の奥さんじゃご不満かしら。ア、ナ、タ?」
「いやいやいや。堪忍やで、キョウコはん。ワシの子まで孕んでもらっとるのに、無茶はさせられへんなっちゅう話やわ」
 年甲斐もなくと言うべきなのか。トウジが来たと知ると喜んで服を脱いで、裸エプロンなどという破廉恥な格好を進んでしていたキョウコである。
 娘と同じ年の少年と夫婦も同然にベッドを共にするような事を頻繁にやっている上、その実の娘まで若い愛人が弄ぶことを許容している。アスカの母親の精神構造は、かの碇ユイと同じ場所にあるのだった。
 夕食を取りながらいちゃいちゃと厭らしくスキンシップに耽っていた二人は、今晩も同衾して熱い一夜を過ごすのだろう。
 その予定があるからこそ、トウジはアスカに手を出しつつ、しかしズボンを脱いで本格的にのしかかってきてはいなかったのだ。
「まぁ、なんちゅうか。ワシんところだとサクラもまだ乳首ちっさいしのぅ。キョウコはんといい、あんまり無理はさせられへんのや」
「……妹にまで手を出すなんて、最低だわ」
「なに言うとんのや?」
 アスカのように開き直っているのとは違う、心底からこれが正しいことなのだと信じ込んでいる顔でトウジは言った。
「惣流みたいに顔の偏差値だけは上等に出来とるオナゴやら、ワシの妹みたく可愛ええ子はな、ほっといたら何処の馬の骨やら分からんやつにコマされて、知らん所であひあひ言わされとるような目に遭うんや」
 だからその前に、と。
「じ、自分の手で……バージンを奪ってやった方がマシだったって言うの?」
「そうや」
 我が身を顧みてみろと、そうトウジはアスカに言っているのだった。
「ワシはシンジのやつみたいに、トンビに油揚げをさらわれるような真似はせんで……!」
 唖然とするより他は無い。だが同時に、トウジが言ったのとまさに同じ目を辿って少年達の性奴隷にまで落ちぶれたアスカには、否定のしようが無い理屈なのだった。
「だからワシはな、サクラのやつがまだほんに小さいいうてもな、容赦せんのや」
 目と鼻の先に顔を近付けて、鈴原トウジが自信満々に言い放つ。
「見ときぃ。ワシは、ムサシやケイタっちゅうあのガキどもにも絶対負けへんで」
 吠えるように、宣言してみせる。
「サクラがまだ小さすぎで、マンコじゃ満足にワシのが入りきらんっちゅうのならな、ケツでヒィヒィ悦がるように調教したる。キョウコはんと並べてケツ穴開きながらおねだりするの、すぐに見せてやれるとこまで仕上げたるわ」
「アンタ……」
 アスカはもう、何も言い返せずにいた。
 ひょっとすると、セックスで無理やり従わされる以外ではじめて、この低脳男子と見くびっていた鈴原トウジに圧倒されていたのかもしれなかった。
 数回会った程度のあの可愛らしい少女が、この兄の言った通りになるところを思い浮かべて、本当にそうなるのかもとすら考えてしまった。
 あの鈴原サクラという、まだ胸もお尻もまっ平らな小さな女の子が、成熟した豊満な肢体を持つアスカの母親と二人でベッドに寝そべって、膝で持ち上げてみせたヒップの中心を自分の手で尻たぶごと左右に開いて見せる――そんな卑猥なポーズを取るところを、生々しく思い浮かべて。
 その想像をさせたのが間違いなく、目の前のふんと鼻息を鳴らす少年の力のこもった言葉であったから、思いもよらぬ息苦しい胸の動悸に、アスカは襲われたのだった。
「ぁ、ぁ、あぁ……。あ、アンタ……」
「どうや惣流ぅ? あのガキどもやのうてな。そのマンコにぶら下げる予定のピアス、ワシの名前にしてみるっちゅうのは、どないや?」
 胸を喘がせて、迫るトウジからただ身震いしながら顔を遠のけようとするばかり。その程度の抵抗しか見せなかったアスカの、珍しい顔に、トウジはにんまりと笑みを浮かべて――唇を奪ったのだった。
「ンアッ、アッ、あむ……ンンぅ――」
 二人でねちゃねちゃと淫らな水音を立てて舌を絡め合い、合間に悩ましい息を交わす。
 歯列をなぞり、上顎をつつき、アスカの舌先を自分の口に吸い取ろうと仕掛けてくるトウジの愛戯に、彼女の胎の奥が疼いてしまっていた。
「なんや、可愛ええ顔も出来んのやないか」
 瞳を潤ませて、そのままソファに押し倒されてもすっかりしおらしげな態度。そんなアスカを片付けを済ませたキョウコも横から覗き込んで、頬綻ばせるのである。
「トウジ君にはいつもぶすっとしてるんだもの。偶にはそういう貌でママと一緒におねだりしましょう?」
「そうやなぁ。あんのクソガキどもには申し訳あらへんけど、縛られた跡のついたハダカっちゅうのも、エロそうやしな」

751引き気味:2020/10/05(月) 04:36:31 ID:QCY8ExrY0
 トウジはもうそのつもりで、アスカのチビTシャツを剥ぎ取りに掛かっている。
「あうっ」
 情熱的なキスの間中も愛撫を続けられていた乳首はこれ以上のない膨らんだ状態で、布地に擦れる刺激でやはり子宮と同じに甘く疼いてしまっている。
「わたっ、私、アタシは……! あ、あたしの躯は……」
 抗わねばならない。そうしようとはしたものの、咄嗟に理由を探したアスカは混乱してしまっていた。
 シンジに申し訳ないからと、守るべきだろうか。しかし貞操などとっくに奪われ、穢されきっている。今更だ。
 寧ろ真っ先に思い浮かんできたのは、
「あた、し……。ヤクソク、しちゃってるもの……」
 震える声を、アスカは絞り出す。その間も鈴原トウジのこちらを見透かしているかのような不敵な目付きから、目が離せない。居竦まれてしまったかとでもいう風だった。
「あいつらっ、あいつらの。ムサシと……ケイタの」
 『あ、あたしは……』と、つっかえつっかえで中々出てこないその先を、母が代わって口にしてしまった。『ムサシ君とケイタ君の、牝奴隷だから?』と。
 あの少年達の所有物になった自分だから。彼らとのセックスで妊娠して赤ん坊を産むと、そういう誓いを立ててしまった身だから。
 それはつまり。
「あらあら、アスカちゃんったら。……トウジ君もやるわね」
 キョウコが見るに、娘ははっきり意識してのことではなかったのだろう。
 たかが、また――。また、ご主人さまとは別の男の子に摘み食いされるぐらいのことじゃないの。もうすっかり経験豊富になってしまった女の子が、今になってなにを深刻そうにしてしまっているのかしら、と。そう言ってやることも出来る。
 けれどもその実相は、もっと素晴らしいことなのだ。
 あれだけ鈴原トウジを毛嫌いし、母親である自分を奪われてしまったと思い込んでからは憎悪すらしていた娘だったのに。
 だのに、この瞬間、一人の少女として。そして、そのお相手として。この少年を認めた。
 眼中になかった男の子が、その眼中に突然飛び込んできたようなものだったろう。
(アスカちゃんったら、トウジ君にときめいてしまったのね)
 キョウコとしては歓迎すべき展開だった。
 実の娘と一緒にこの少年に愛されて、そして同じ血を引く子供を産んでみたりするのも、いかにも心躍ることではないか。
 ストレートに言ったところで逆効果。母親として熟知する、娘のヘソ曲がり具合だ。
 だからキョウコは、愛娘の耳元に囁いたのだった。

752引き気味:2020/10/05(月) 04:36:42 ID:QCY8ExrY0
「大丈夫よ、アスカちゃん。その時はママも一緒に謝ってあげる。ママと一緒に、ご主人様達にお仕置きしてもらいましょう?」
「あ、あぁ……」
 サファイア色の瞳を戦慄かせて、母親に縋るようにするアスカは思い浮かべてしまっただろうか。金髪碧眼の母娘二人、揃って幼い少年たちの過酷な責めに涙を流し、やがてその涙を歓喜のものに変えながら交互に相手を変えて精を注ぎ込まれ、やがて顔中にも白濁したザーメンの飛沫を飛び散らされるところを。
「大丈夫なのよ」
 一緒に罰を受ければ良い。その囁きが、セックス奴隷として服従を強いられる日々にアスカの中へ構築されてしまっていた、支配者への従属心を緩和させる。
「大丈夫なのよ。ママがね、ユイに相談してあげる。きっとアスカちゃんも安心できるようにして貰えるわ?」
「ま、ママぁ……」
 ゆっくりゆっくりと、落ち着かせるための手つきで、キョウコはアスカの頬や首筋を撫でてやった。
 その間にもトウジがアスカの服を脱がせていく。
 縄に飾られた肢体を露わにさせられ、薔薇の色に頬や胸元を火照らせたアスカは恥ずかしがって胸を隠した。もじもじと身悶えしつつ体を横向きに。両脚も閉じ合わせて視線から遠ざけようとする。
 その手を母が。その太腿をトウジがこじ開けて、二人して見下ろして鑑賞する。
「こんなの、アンタだってもう散々見てるのに……」
 改めて見るアスカという少女の肢体の、美しさだ。本格的なものとは比べるべくもない縄化粧も卑猥に全身そこら中の曲線美を歪めていて、肌に刻まれた赤い縄目と共に被虐のエロティシズムを添えている。
 服を脱いだトウジの股間も、勢い良く上を向いていた。
「こいつは邪魔やな」
 下腹部に絡みついていた縄を外し。その代わりとばかりにキョウコが持ってきた革製の首輪の、「Kyouko」という牝犬の名前とは別に飼い主である鈴原トウジの名の記された裏地部分を示して、
「お試しでどうや? 一遍、ワシの飼う牝犬になった気分味わってみるのもお勧めやで」
 そう迫ってくるトウジから、アスカはわなわなと震える手のひらを揃えて受け取ると。『こんなことって……』と、一度こそは躊躇うかの眉尻を下げた顔をしてみせたのだが、結局は自分の手で首に巻いてみせたのだった。
 しどけなくソファーに緊縛された全裸を寝そべられせ、そっと首輪を触って確かめて、トウジの顔を見上げる。
 長い金の睫毛に涙の露を乗せて震えさせる、弱々しい表情のアスカは、そうしてあの粗野なところばかり目に付いていた鈴原トウジというクラスメートの前に、静々と両脚を開いてみせたのだった。

753引き気味:2020/10/05(月) 04:37:25 ID:QCY8ExrY0
ついつい、えらい時間になってしまった。急いで寝て、固い意志で早起きしなければ ('A`)

754引き気味:2020/10/06(火) 00:05:37 ID:MAMiwJHo0
例によって重複する内容に推敲を加えてというか、見苦しかったり、あって当然の描写の抜けを補完しつつ、ちょっと追加。




「ま、ママぁ……」
 ゆっくりゆっくりと、落ち着かせるための手つきで、キョウコはアスカの頬や首筋を撫でてやった。
 その間にもトウジがアスカの服を剥いていく。
 縄に飾られた肢体を露わにさせられ、淡いバラの色に頬や胸元を火照らせたアスカは恥ずかしがって胸を隠した。もじもじと身悶えしつつ体を横向きに。両脚も閉じ合わせて視線から遠ざけようとする。
 その手を母が。その太腿をトウジがこじ開けて。二人して見下ろし、鑑賞する。
「こんなの、アンタだってもう散々見てるのに……」
 改めて見る、アスカという少女の肢体の美しさだ。
 天与の美貌に恵まれて生まれてきて、一途な恋と、一転してのおぞましい性遍歴とが入れ替わりに磨き上げてきた。そうした、まだ華奢な思春期の肉体にアンバランスな成熟が促されたことでの妖しい魅了に、目を奪われない者などいないだろう。
「あいつらの専属っちゅうことになってからは、おふざけ程度のタッチしかさせて貰えとらんかったからなぁ」
 そないなもんまで付けてさせてしもうてと、トウジが目を細める。
 乳輪から先の鮮やかに色付いた部分がぷっくりと膨らんだ、アスカのパフィーニップル。そこに金属の鈍い輝きを放つ性奴の証のことだ。
 若く伸び盛りで、キョウコが感嘆の息を漏らす程に透き通った肌をしていて。そんな白い乳房なのに、先端では爛れた淫靡さのローズピンクが濃く乳首を彩る。
 処女のそれの初々しさとは、まるで別種の風情。
 ふたつ、つんと突き出て膨らんだ乳首の有様は、品のある美貌とは裏腹な強い肉欲を雄弁に物語るものだ。
「思い切り抓んでやって、ねじり切るぐらい虐めてやりとうなるチクビやな……」
「まぁ、母親のいる前でなんてこと言うのかしら。洗濯バサミでも使う?」
「い、いやぁ……」
 キョウコの言ったことを本気にしかねない目の色をしたトウジに怯えて見せはしても、染み付いたマゾっ気で背筋をゾクゾクとさせているのが分かる。
 性奴隷としての残酷な刻印であるニプルピアスは、今のアスカのそういう乳房によく似合っていた。
 本格的なものとは比べるべくもない縄化粧にしても、卑猥に全身そこら中の曲線美を歪め、肌に刻まれた赤い縄目と共に被虐の禁忌感を添えることには成功しているのだ。
 ズボンを脱いで放り捨てたトウジの股間も、上を向いて勢い良くそそり立っていた。
 第壱中学において高嶺の花よと羨望を集めた美少女、惣流アスカが見せる全身ヌードの、清純な乙女であることと引き換えにしたエロティシズムだった。
「こいつは邪魔やな」
 下腹部に絡みついていた縄を外し、その代わりとばかりにキョウコが持ってきた革製の首輪。「Kyouko」という牝犬のそれとは別に、飼い主である鈴原トウジの名の記された裏地部分を示して、
「お試しでどうや? 一遍、ワシの飼う牝犬になった気分味わってみるのも、お勧めやで」
 そう迫ってくるトウジから、アスカはわなわなと震える手のひらを揃えて受け取ると、『こんなことって……』と一度こそは躊躇い、眉尻を下げた顔をしてみせたのだが、
「はぁっ、ぁ、ぁっ……」
 既にもうアスカの方も目の色は怪しく、落ち着かない息を繰り返している口元から漏れるのは、煩悶のというよりも恍惚としての喘ぎ。
「ぁ、ああ……っ」
 結局は、自分の手で首に巻いてみせたのだった。
 再び、ソファーに緊縛された全裸をしどけなく寝そべらせ、そっと首輪を触って確かめながら、覆い被さってくる少年の顔を見上げる。
 すぐそこの距離で目が合ってしまうと、やにわに気恥ずかしさとも怯えともつかない感情が沸き起こった。
 それでまた、ばっと顔を背けてしまう。
 長い金の睫毛に涙の露を乗せて震えさせる、弱々しい表情のアスカは、そうしてあの粗野なところばかり以前は目に付いていた――鈴原トウジというクラスメイトの前に、静々と両脚を開いてみせたのだった。

755引き気味:2020/10/06(火) 00:05:56 ID:MAMiwJHo0
「構へんのやろ?」
 受け入れるための開脚姿勢をとったアスカの股間までにじり寄ると、トウジは腰の高さを合わせ、添えた手でしごき上げた屹立を少女の秘唇に押し当てた。
 くちゅりと蜜肉に押し当てられた感触が軽く押し込まれて、どくどくと脈打つペニスの力強さをアスカに実際以上に伝えてくる。
 少女の入り口である粘膜と、鈴原トウジの切っ先である亀頭の粘膜。お互いの間にもう間合いは無い。
(あっ、ヤだっ。鈴原の……熱ぅ、ぃ)
 長時間、縄の結び目を食い込まされていた割れ目はぽってりと充血した状態で、軽くヒリヒリとした感覚がある。膣口を捉えたペニスを押し当てられることは、それだけで心地良くすらあった。
「――ん、ぅ、うん……」
「ワシのを入れてしもうても、構わんっちゅうことなんやろ?」
 目をつぶってしまっての、はっきりと口にできないアスカの返事。それではトウジは許さないつもりなのだと、声色に出ているのだ。
 怒鳴りつけられたわけでもないし、それはあの三馬鹿トリオの一人でしかなかった鈴原トウジの言葉なのだが、ここでもアスカは殊勝だった。
「そう、……そうよ。ぃ、入れて、入れてよ。あんたの……お、おちんちん、アタシに、入れて……!」
 ニッと会心の笑みを浮かべたトウジは、こちらもやはりもう限界だったのだから、一気にアスカの恥裂へくぐらせた。
「アッ、アーッ!」
「たっぷり、味わえや……ッ」
 ずるりと肉幹を潜り込ませ、じっとりと湿った叢同士が密着するまで押し込むと、そこでまた格別の意味で――あの惣流アスカの肉体を征服してのけた感動に、うち震えつつ。トウジはピストンを開始したのだった。
「ひあっ、ああああっ」
「おうっ、おふっ」
「あああぁ、あんンンっ! 何でっ? もう、いきなりッ……か、感じちゃうっ!」
 久し振りに抱いたアスカの犯し心地を、以前とは比べ物にならないと感じる。その理由を、それはまた以前の時から更にあの悪ガキ達による調教が加えられた結果だからとは、トウジは考えたくなかった。
「こいつはアレやろ。惣流のやつが……嫌々やのぅて、自分からワシに抱かれたいっちゅう風に考えての、ことだからやなッ」
 キョウコもまた、その受け止め方を肯定する。
 きっとアスカは、トウジに心を開いたのだ。だから躯の方も心底から開ききって、トウジを受け入れ歓迎しているのだ、と。
「ほら、トウジ君。アスカちゃんをしっかり抱きしめてあげて?」
 アドバイス通りに少女のやわらかな肢体を腕の中に包んだトウジへと返されてきたのは、アスカがそのまま応じての熱い抱擁だった。
 本当に恋人同士になったかのように互いを抱きしめあって、二人の行為は肉悦の高みを駆け上がっていく。
「凄い、すごいのぉッ。イクっ、イクッ! アタシ、もうっ!」
「ぉ、おおっ。惣流ぅ、そない、締め付けよってからに……!」
 かつて無かったほどにあけすけに快楽を口にし、絶頂への積極性を見せてあられもなく悦がりたてるクラスメイトの美少女に、トウジは彼女の母親とで鍛えたグラインドをペニスで送り込ませた。
「ヒッ、あひっ! あううっ。す、鈴原っ!?」
「自分の母ちゃんとおんなじトコ、抉ってもろてヨがるんやな。惣流」
「ま、ママと……!? あああひっ、ヒィィ……ッ!」
 ぐじゅっ、ずぷっ、じゅぷっ、と。何人もの少年達とや、大人達ともセックスを繰り広げておきながら、けっして秘腔を緩くさせてしまったということのないアスカのそこが、トウジの勃起と一体になって卑猥なダンスを踊りくねる。
 淫花の奥から掻き出されて来た蜜汁が、瞬く間に二人の下腹部をべとべとに濡らしていった。
 勢いの付いた抽送に媚肉を絡め、膣襞で絶妙に包み、快感を伝え、そしてしとどの愛液で潤滑させる。目をつぶれば瞼を痙攣させ、見開けばチカチカと火花を散らしながら白目を剥こうとする、そんなアスカだ。
「ア゛ッ! ア゛ッ! アアッ、アアアアッ! イッちゃう、イッちゃうわ! あああ……鈴原ぁ……!」
 高慢で可愛げのなかった美少女が、口付けを求める衝動のまま美貌をぶつけてきて喘いでいる。その悩乱しきった表情すら、今となっては可愛らしいものじゃないかと思えてくるトウジだった。

756引き気味:2020/10/06(火) 23:56:34 ID:MAMiwJHo0
>>755の分からまた差し替えつつ、最後までとりあえず。





「構へんのやろ?」
 受け入れるための開脚姿勢をとったアスカの股間までにじり寄ると、トウジは腰の高さを合わせ、添えた手でしごき上げた屹立を少女の秘唇に押し当てた。
 少女の入り口である粘膜と、鈴原トウジの切っ先である亀頭の粘膜。くちゅりと蜜肉に押し当てられた感触が軽くめり込んできて、どくどくと脈打つペニスの力強さをアスカに実際以上に伝えてくる。
(あっ、ヤだっ。鈴原の……熱ぅ、ぃ)
 長時間、縄の結び目を食い込まされていた割れ目はぽってりと充血した状態だ。軽くヒリヒリとした感覚がある。
 膣口を捉えたペニスを押し当てられることは、それだけで心地良くすらあった。
「――ん、ぅ、うん……」
「ワシのを入れてしもうても、構わんっちゅうことなんやろ?」
 目をつぶってしまっての、はっきりと口にもできないアスカの反応。それではトウジは許さないつもりなのだと、声色に出ている。
 怒鳴りつけられたわけでもないし、アスカにとって致命的な弱みを幾つも握る相手だというわけでもない。かつては三馬鹿トリオの一人として見ていたに過ぎない鈴原トウジ、アスカの母親と不潔な関係を結んだ忌々しい相手の言葉でしかなかったのだが、ここでもアスカは殊勝だった。
「そう、……そうよ。ぃ、入れて、入れてよ。あんたの……お、おちんちん、アタシに、入れて……!」
 ニッと会心の笑みを浮かべたトウジはこちらもやはりもう限界だったのだから、『言うたな!?』と気色の滲んだ吠え声と共に、あてがった切っ先へ一気に力を込めていった。
 乳首と同じく、処女の頃よりは色素の沈着が進んだローズピンクの花弁は歓喜にざわめき、秘腔を貫く褐色の剛棒を迎え入れていく。
「アッ、アーッ!」
「たっぷり、味わえや……ッ」
 ずぶずぶと肉幹を潜り込ませていき、じっとりと湿った叢同士が根本で密着するまで押し挿れると、二人が繋がりあった部分からつぅっ――と一筋の蜜汁が、ソファに向かって糸を引いた。
 そこでまた格別の意味で、あの惣流アスカの肉体を、改めて征服してのけたのだという感動にうち震えつつ。トウジはピストンを開始したのだった。
「ひあっ、ああああっ」
「おうっ、おふっ」
「あああぁ、あんンンっ! 何でっ? もう、いきなりッ……か、感じちゃうっ!」
 久し振りに抱いたアスカの犯し心地を、以前とは比べ物にならないと感じる。その理由を、それはまた以前の時から更にあの悪ガキ達による調教が加えられた結果だからとは、トウジは考えたくなかった。
「こいつはアレやろ。惣流のやつが……嫌々やのぅて、自分からワシに抱かれたいっちゅう風に考えての、ことだからやなッ」
 キョウコもまた、その受け止め方を肯定する。
 きっとアスカは、トウジに心を開いたのだ。だから躯の方も心底から開ききって、トウジを受け入れ歓迎しているのだ、と。
「ほら、トウジ君。アスカちゃんをしっかり抱きしめてあげて?」
 アドバイス通りに少女のやわらかな肢体を腕の中に包んだトウジへと返されてきたのは、アスカがそのまま応じての熱い抱擁だった。
 本当に恋人同士になったかのように互いを抱きしめあって、二人の行為は肉悦の高みを駆け上がっていく。
「凄い、すごいのぉッ。イクっ、イクッ! アタシ、もうっ!」
 アスカが回してきたしなやかな両脚が、トウジの腰に巻き付けられる。
「ぉ、おおっ。惣流ぅ、そない、締め付けよってからに……!」
 トウジに犯される前ではかつて無かったほど、アスカはあけすけに快楽を口にしていた。
 絶頂への積極性を見せて、あられもなく悦がりたてるクラスメイトの美少女に、トウジは彼女の母親とで鍛えたグラインドでペニスを抜き差しさせる。
「ヒッ、あひっ! あううっ。す、鈴原っ!?」
「自分の母ちゃんとおんなじトコ、抉られてヨがるんやな。惣流」
「ま、ママと……!? あああひっ、ヒィィ……ッ!」
 ぐじゅっ、ずぷっ、じゅぷっ、と。何人もの少年達とや、大人達ともセックスを繰り広げておいて、それでけっして締め付けを緩くさせてしまったということのないアスカのそこが、トウジの勃起と一体になって卑猥なダンスを踊りくねる。
 淫花の奥から掻き出されて来た蜜汁が、瞬く間に二人の下腹部をべとべとに濡らしていった。
 勢いの付いた抽送に媚肉を絡め、膣襞で絶妙に包み、快感を伝え、そしてしとどの愛液で潤滑させる。目をつぶれば瞼を痙攣させ、見開けばチカチカと火花を散らしながら白目を剥こうとする、そんなアスカだ。

757引き気味:2020/10/06(火) 23:57:19 ID:MAMiwJHo0
「ア゛ッ! ア゛ッ! アアッ、アアアアッ! イッちゃう、イッちゃうわ! あああ……鈴原ぁ……!」
 高慢で可愛げのなかった美少女が、口付けを求める衝動のまま美貌をぶつけてきて喘いでいる。その悩乱しきった表情すら、今となっては可愛らしいものじゃないかと思えてくるのだった。
「ほんま、お、おふっ……! ふっ、ふううっ! 一気に、しおらしいオナゴになりおったわ」
「ンふ。母娘ともども、可愛がってね。旦那様……?」
「分かっとりまっせ、キョウコはん」
 蚊帳の外に置かれたくはないのだろう。声を掛けてきたキョウコは、自分で胸や秘部をいじって昂りを慰めていた様子で。そんな美貌の母親と、トウジはひょいと首を伸ばしてキスをしたりもするのだった。

(しかし惣流のやつ、こいつは……)
 アスカの秘肉のハメ具合は、当然ながらキョウコに比べればずっとまだ円熟味というものから程遠い。
 それでも一方的に突かれて蕩けているばかりではなく、こちらにも応じ返して喜悦を分かち合おうという意識が、工夫の感じられる腰遣いや締め付けに感じ取れるのだ。
「アッ、アッ、アッ、い、イイ……。ねえっ? あ、アンタも……悦いのよね? 私の、あたしのッ……カラダ。感じてる、でしょうっ?」
 早々と軽いアクメに達していたアスカは、息を弾ませつつ自分から汗まみれのスリムな肢体を擦り寄せていって、先端をしこり立たせた乳房の感触を押し当ててこようとする。
 下から抱きついた手足を使い、トウジのタイミングと合わせて腰をくねらせてもいる。
 つまりは、男相手に自分からも奉仕しようなどという発想の、確かな存在。
 (そないな気立ての良い女とは違ったやろ)というのがトウジの認識であったから、ざそかしこれまで「指導」を繰り返されてきたのだろう。
「おう、ええでっ。こないビショビショにして、ウネウネやらしいマンコしよってからに。あきれたドスケベやのぅ、惣流!」
「そうっ、そうなのっ。あたし……こんな、感じるなんてっ! あぁぁ……イイっ、イイわっ。アンタみたいなやつに、ママと赤ちゃん作っちゃうようなやつに、アタシ……!」
 トウジは友人の母親である碇ユイの誘惑で童貞を捨て、そして彼女と似たりよったりの倫理観の持ち主だったキョウコの若いツバメになることで、経験を深めてきた。
 その娘であるアスカや、綾波レイ、洞木ヒカリといったクラスメイト達もいつの間にかユイが糸を引いた底無し沼の罠のようなセックスに馴染んでいて、トウジにもその肢体を味わう機会が巡ってくることがあった。
 更にはそういった面々よりも格段に幼い実の妹の処女をも奪い、一から開発していくという所業に手を染めるに至って。我が事ながら御大層な身分になったもんだという感慨もある。
 味わってきた女体それぞれの抱き心地というものを、比較出来る。そんな贅沢な余裕さえも生まれてきていたのである。
(初体験が綾波と一緒だったっちゅう話で、それからも一緒に悪ガキ共が調教受けさせとったとか言うとったか。ほんま、甲乙付け難いっちゅうか)
 肉棒を締め付けるキツさを比べれば、妹のサクラの幼すぎる肉体が一番ということになるだろう。
 テクニックならやはり碇ユイだろうか。
 だがやはり、トウジにとって惣流アスカがなにが特別かと言えば、これはもう今までの学校生活があればこそだ。小憎たらしい、高慢ちきなやつだという苛立たしさがあったればこそ、この美少女を組み敷いて喘がせることには他の誰かでは代えられない爽快感がある。
「楽しいなぁ、惣流? ワシのチンポ突っ込まれて、イクぅ、イクぅとか可愛いこと喚きよって」
「い、言わないでよ。ああ……、は、恥ずかしい」
 鈴原なんかに、と。
 胸を揉む荒々しい手付きに少女自身の手のひらも重ねてくる、そのアスカにだってやはり、激変したにも程があるこの関係へのギャップに、感じているものがあるのだ。
「ぁあ、あ、あっ……。アンタの、これ――」
「そうや。ワシも……もうそろそろやからな。惣流の胎ン中に、思いっきりぶち撒けたるわ」
 この期に及んで、外で出せなどと言うつもりはないだろうなと。
 わざと意地悪そうに確かめてやったトウジに、セックスに酔いしれる目付きで向かい合ったアスカは、はぁっ……と身震いをして、頷いた。
「ママみたいに……アタシを?」
「そやっ。惣流にワシの子、孕ませたるわッ」
「ああっ。ぁ、ァアアア――ッ!」
 悲鳴とも歓喜とも判じきれないわななきで、アスカの膣はトウジを締め付けた。
 それをこそ怖れ、同じぐらいに希求する。捻じくれた想いに救いがたい悦びを覚えたのが、トウジにもはっきり分かる貌だった。

758引き気味:2020/10/06(火) 23:57:37 ID:MAMiwJHo0
(……似とるわ)
 トウジにとってのはじめての相手。息子から特別な幼馴染だったガールフレンド達を取り上げておいて、変態セックスに染まっていくその堕落、一挙手一投足を、愚かしい決断の全てを愛でるようにしていた――あの、碇ユイ。
 何度となく彼女の熟れた肢体を抱かせて貰っても、ついぞなにを想うのか、深淵にも思える底を見通すことの出来なかったあの魔女と、通じる物のある表情であったように思えのだ。
「なに嬉しがっとるんじゃ、惣流。この、ド変態女がっ」
 揺さぶり立てるために尻肉を鷲掴みにしていた片手に、ついでとばかりこの頭のネジの外れかけた少女のアヌスの入り口を刺激させて。
「アヒッ!? ヒッ、イグぅ……ぅッ。また、またっッ、アタシ……! イッちゃうぅぅぅゥ〜ッッッ!!」
 それで官能の極限へ意識を吹き飛ばしてしまったアスカの締め上げに、トウジも遠慮なく、熱い精を注ぎ込んでやったのだった。

 ◆ ◆ ◆

「ほれ、あのクソガキ共に、一等ええ顔して詫び入れなあかんのやろ?」
「あへぇ、ぇ、イイ……ひぃぃぃ」
 全部解けたロープが、床に落ちていた。
 汗まみれになった肢体に緊縛されていた名残りだけ、赤い文様として絡み着かせたアスカは、ソファにふんぞり返ったトウジの股間に、四つん這いからなんとか、なんとか顔を持ち上げさせようとしているところだ。
「あぁむ……ムッ、ふぶっ!? ッあ、アッ! ダメッ、ダメぇ〜! ママぁぁ……!」
 後でセットし直すのもさぞ手間が掛かるだろうというぐらい、髪もぐちゃぐちゃ。ひどい有様でフェラチオ奉仕を行おうとしているものの、背後からその尻穴を穿っているキョウコの腰遣いで、ひたすらに啼かされてしまっているのだった。
「あぁ〜ん。アスカちゃんももう少し、頑張ってぇ? ママもイッちゃいたいのよ」
 双頭ディルドを装着した母親に合わせて、ぐんっ、ぐんっと背筋を仰け反らせている。
「ひぎっ? ヒッ、ひぃぃ〜ン!? お尻が、お尻がっ」
「歯なんぞ立てられたら堪らんからなぁ」
「あぶっ!?」
 もうまともに頭も働いていないのだろう。それはそれでと面白がっている風のトウジが立ち上がり、首輪に繋がったリードで荒っぽく膝立ち姿勢まで引き起こされる。
 そのまま乳房を一方的に使用される形で肉棒をしごくのに協力させられて、やがて顔中に射精の白濁をぶち撒けられたのだった。

「そんなわけで、済まんのぅ二人とも」
 目も開けていられないぐらい粘ついたシャワーを浴びさせられた貌で、まだ母親のアナル責めにひぃひぃと喘いでいる。そのアスカの、ムサシ達にピアスを付けさせられた乳房にも残りの精液を塗り込めるようにして、亀頭をなすり付けるトウジが、
「惣流はな、ワシが飼うことにしたわ。いっぺん……親と娘と二匹、この牝犬ども連れて詫び入れにいくよって、勘弁してな?」
 それで動画撮影に使っていたスマートフォンを一度ソファに投げようとして、『おっと忘れとったわ』と。
 もう一度親指をパネルに躍らせ、一つの連絡先を呼び出したのだった。
「シンジにも教えたってやらんとなぁ」
 今度は録画したファイルを送り付けるのではなく、通話で済ませるのだろう。
 呼び出し音を鳴らし続ける表示が点滅し、碇シンジの名前が液晶画面大きく浮かび上がっている。トウジは目を開けられずにいるアスカの顔のそばでスマートフォンをひらひらとさせると、そしてキョウコと顔を見合わせて、口の端を釣り上げたのだった。

759引き気味:2020/10/06(火) 23:58:40 ID:MAMiwJHo0
書き出した時のファイル名と違う展開で、なぜかトウジ大勝利といういきあたりばったり (;´∀`)

760引き気味:2020/10/23(金) 03:44:59 ID:fghxm3zk0
先日来、html化していなかったそこそこの状態のtxtファイルを漁っているのですが、今回更新した11年前()の投稿の頃ですと、さすがまだまだ熱気があると言いますか、PDX.さんあたりと盛んに妄想飛ばしあってるんですよね。
手を入れていく作業を終えてから当時のログに目を通そうかと思いついたんですが、なんかこの展開を迎えたレイこそは、寝取られ属性こじらせていく変態シンジに対抗しうる逸材ルート、みたいなやり取りしてますね。
ひどい話すぎて、笑えます (;´∀`)

761引き気味:2020/12/04(金) 23:59:26 ID:VrHtSd860

 迫る冬の気配も強まり、週末を控えたリビングには寧ろ薄着でも良いぐらいの暖房が入れられていた。
 そんな中に。コトコトと弱火で煮詰めていく段階に入ったビーフシチューの、食欲をそそる匂いが漂っていた。
 惣流家は少年と母親の二人家族。たった二人でしか使わないのに大きめのダイニングテーブルが置かれた、そのすぐ横で、アイランドスタイルのキッチンが同じ以上の広さを専有している。
 母親の前では借りてきた猫のように取り澄ましてみせる、“いい子”だったものの、同時に学校では11歳の生意気盛りの“男子”でもある少年は、料理に興味を示したことはない。
 「女子の趣味」だ、と考えているのだ。
 それもあって、日頃は洗い物の他は冷蔵庫と電子レンジぐらいにしか用の無い空間ではある。
 夜、間食をしに出てきた時に、避けて遠回りをして冷蔵庫までいかなければならなくなっている理由程度の存在なのが、その広いアイランドキッチンだ。
 それとても、もう何年も住み慣れた間取りならいちいち違和感を覚えることでもない。
 単にそこで母親が家事をしている光景が、キッチンがまともに使われているのが珍しいなという、それだけのことだった。
 ただ、珍しくはあっても。ピカピカに輝くナイフや調理器具を使って食材を巧みに加工し、いかにも美味しそうな匂いが漂ってくるまで手際よく鍋の中で煮詰めていく母親の料理上手も、少年にとってはいまさら驚くことでもなくて。
 少年にとって美しい母親はつまり、何でもやってのけることが出来て、それが当たり前の完璧な存在だったのだ。

 【 in 2037 ③ 】

「……おいしそうだね、ママ」
 エプロンを着けた後ろ姿を、前後を逆に使っている椅子の背もたれを抱え込むようにして眺めている少年は、幼い頃から何度繰り返したか分からないそれを口にした。
 いつかの以前のことであれば、滅多に無い手料理を振る舞ってくれる母親にはしゃいで、料理の最中でも我慢しきれず揚げたての鶏肉だのに手を出そうとしてみたりと。要するに、構って貰いたさの表れだったいたずらのあれこれも記憶に残っていた。
 苦笑交じりに、ほんのお子様だった頃の自分をあしらってくれていた母親がどれだけ素敵な大人で、余裕たっぷりの存在に見えていたことか。
 そう思い出しながらじっと母親を眺めている息子の横顔には、しかし。懐かしいものだと振り返るようになった記憶であるからこそ、そこには惜しむべきものがあるのだと知る、年齢に不釣り合いのほろ苦さも浮かんでいた。

「…………」
 唇をへの字に結んだまま、彼女はボウルの中身をフライパンに傾けた。
 ジューッという煮立つ音だけがキッチンに上がる。
 当の息子からしても、とにかく子煩悩なと感じる母親であるのに。赤みがかった金髪を動きやすくうなじでひと括りにした今日の彼女は、少年の言葉に応えないままだ。
 キッチンを右へ左へと忙しなく、しかし優雅にも見える動き。仕事場でもそうなのだと伝え聞く女帝ぶりで、キッチンを支配しているように見える。
 だんまりなんだ、と苦笑いを浮かべる息子が何かしでかしたヘマに、ツンと気位高くヘソを曲げているのか。他の理由なのか。
 その、袖をまくりあげた腕が、高い棚へと伸ばされた。
 忙しい忙しいといつも口にしている割には、スポーツかなにかで贅肉がつかないようにしているのだろう。いつまでも他の家の母親たちからすると図抜けて若々しく、美しい母親の、すっと伸ばされた二の腕の白さとしなやかな肉付き。
 そこに――。少年は罪を犯した日に見たものを、重ねてしまう。
 どうしても想起されてしまうのだ。
 なにもかもを脱ぎ捨てた母の、床で這いくねる白い、むっちりとした太腿を。
 自然、少年の目線は母親の後ろ姿を低い位置へと動いた。

762引き気味:2020/12/04(金) 23:59:44 ID:VrHtSd860
「ママ、おいしそうだよ」
「…………。どこを見て言ってるのよ……」
 二回繰り返して、催促して、そうしてやっと答えてくれる。
 羞じらいも露わの貌で伏し目がちに。たっぷりと躊躇して。それでも、二度目で繰り返して促せば、結局はちゃんと言ってくれるのである。
「もちろん、ママもだよ。ママもすっごく美味しそう。先週はずっと遅くて、休みもなしだったんじゃない。今晩はご馳走、たっぷり食べさせてよ」
「もう……。いやね、この子ったら」
 なんのつもりを込めて少年が口にして。そして、どう返して欲しいかは正しく伝わっていて。
 その上で、リクエストを外さない期待通りの返しで。
 少女のように頬を染めて、そっぽを向きながらであっても。
 それはパンプスの靴音も高く第2新東京市の庁舎街を闊歩する、ワインレッドのスーツを着た女帝である惣流・アスカ・ラングレーではなく。一粒種の息子を溺愛する、母親の貌でもなかった。

 ――この日は奇しくも母子の誕生日。カレンダーに印を着けた同じ日に息子を産み落としたアスカが、それから11年目を数えようとする今日を控えて、気まずくなっていた息子に勇気を奮って語りかけた『……その、アンタの今年の誕生日だけど。なにが欲しい?』という問いに返された、約束の日でもあった。

 一点の汚れもない(相手を明かさず、未婚のまま産んだ息子のことを汚点と呼ばせることは、当人にさえも許していない)経歴。栄光と成功に埋め尽くされた道を突き進んできた女傑なのだと周囲の誰もが信じている母親の、思いもよらなかったような過去。
 美しくも幼い少女が、数えるのも馬鹿らしいくらいの相手や、場合によってはもっと幼い少年達に性の生贄として蹂躙される凄惨な場面ばかりで埋め尽くされたアルバムを、見付けてしまった日から。
 自慢の母親に、少年は密かに劣情を抱くようになった。
 禁じられた想いであると知るからこそ秘めようとしつつも、抑え難く。なまじ、自分と同年代の頃の彼女が、胸の膨らみや股間の翳りまでも露わにした写真がそこにあったがゆえに。このいやらしい笑い方をしているどれかが父親なのだろうかと憂鬱になってしまった顔ぶれを相手に、直視し難いほどの過激な淫行に耽っている最中の、淫蕩な表情が向けられた写真が、彼の食い入るような視線にいつでも見つめ返してくれたものだから。
 母親の不意の帰宅が全てを暴いてしまった夜に、親子は禁断の関係を持ってしまったのである。

「いやらしい子。母親の弱みにつけ込むような真似をして」
「……ママがそう言うのも分かるけどさ」
 少年は、彼のおねだりに真っ赤になってしまった母親を思い出しながら、ぴっちりと肌に張り付いたスリムパンツ越しに浮かび上がった見事な脚線美を見やった。
 後ろから見ていれば、きゅっと絞られたウェストの位置はハイヒール無しでも腰高で。すらっと伸びた脚のラインが実にハンサムなのだ。
 日頃の母親を知っていればこそ、そんなところにも凛々しさを感じてしまう。
 ――でも、だった。
「でも、ズルい言い方だったかも知れないけど。……オレ、本気だもん」
「…………」
「本気のお願いだから言ったんだ。ママが欲しい、って」
 頭に血を上らせ、暴走して、実の母親を後ろから組み敷いて犯した夜以来。少年はそんなきびきびとした後ろ姿にであっても、ふりふりとくねらせて自分を誘っているような真っ白いヒップを見てしまうようになっていた。
 母親の誕生日でもある特別な日に願うことなど、禁断の味を知ってしまった息子には他に思い浮かばなかったのだ。
「ママは……いつだってアンタのために生きてるわ。そんなことしなくたって、アンタのものなのよ」

763引き気味:2020/12/04(金) 23:59:58 ID:VrHtSd860
「そうじゃないよ。分かってるでしょ、ママ。オレは、……僕は」
 ママの身体も欲しいんだ。
 躊躇いながら、この頃はずっとそう強がって自分のことをオレと口にしていた少年は、昔ながらの必死のお強請りの時のように言ったのだった。
「…………」
 調理の手も止めてしまって、俯き加減になった母親がどんな顔をして聞いていたのか。
 真っ赤に染まったうなじや、耳までもの姿から想像するより他は無い。
 背中に向かってではあっても、母親とは違って一度も顔を逸らさなかった少年に、『そう』と返して。
 アスカはフライパンの火を止めてしまうと、中身を移してまた鍋をかき混ぜるのを再開させていた。
「大人しく、座ってなさい。もうすぐ……準備出来るから」
「…………。うん」
 それだけ言っての、それからを。コトコトと煮立つ音がする以外は静かなキッチンに、二人はずっと黙って過ごした。
 やがて全ての料理が皿に盛られ、テーブルに並べられ。手の込んだ心尽くしにぎこちなく礼を言う息子と、母親の間に、熱い眼差しと濡れた瞳以上に語るものなど、要らなかったのである。
 先にバスルームを使った母親が、丁寧に丁寧に時間を掛けて洗った皿を片付けている彼に、
「ママの寝室に居るから」
 と部屋の入口から、バスタオルを巻いた姿だけの姿でシャワーの順番を促してきたその時には、もう。興奮のあまりで、少年は股間を自分の一部分では無いかの程に猛々しく上を向くほど、堅くさせていたのだった。

764引き気味:2020/12/05(土) 00:01:00 ID:Fb3DOkD20
12月4日以内に投下したからセーフ。
日付見たら去年の11月11日の書きかけが使えそうだったんで、手を入れて誕生日記念っぽくしてみますた。


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