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仏教大学講座講義集に学ぶ 【 日蓮大聖人の生涯 】
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:
美髯公
◆zkpDymnu/M
:2015/12/16(水) 23:04:17
この一閻浮提の内に於いて、未曾有の三大秘法の南無妙法蓮華経を弘めるに当たっての大難は、先に見た通りである。それを忍び乗り越えられたのは、
偏に「一切衆生の異の苦」を全て我が「一人の苦」とされる大聖人の大慈悲の故に外ならない。そこで「日蓮が慈悲曠大ならば南無妙法蓮華経は万年の外・
未来までながるべし、日本国の一切衆生の盲目をひらける功徳あり、無間地獄の道をふさぎぬ、此の功徳は伝教・天台にも超へ竜樹・迦葉にもすぐれたり、
極楽百年の修行は穢土の一日の功徳に及ばず、正像二千年の弘通は末法の一時に劣るか」(P.329 ③)と、妙法弘通の功徳が説き明かされる。
そして濁乱の末法の世界で、妙法を弘通した大聖人の功徳は悉く「故道善房の聖霊の御身に集まるべし」(P.329 ⑭)と、その功を旧師道善房に帰せられた
のである。ここに師恩報謝が完結する。更に言えば「報恩抄」は、別して師恩報謝のために著わされたが故に、このように結ばれているが、決して大聖人の
功徳は故師のみに帰するものではない。通じて父母・師匠・国主の恩を挙げられている様に、末法の御本仏として一切衆生に功徳を及ぼし、救って行くとの
宣言なのである。ここに挙げた文で「日蓮が慈悲曠大ならば南無妙法蓮華経は万年の外・未来までながるべし」と、妙法の広宣流布を明言されている事は
重要である。しかも、それはあたかも春に花が咲き、秋に果実が実る様に「時のしかしむる」所であり、宇宙生命のリズムは南無妙法蓮華経のリズム
それ自体である事を闡明にされているのである。
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