したらばTOP ■掲示板に戻る■ 全部 1-100 最新50 | |

[安価]女冒険者「……リスキーアンカー?」

1以下、名無しが深夜にお送りします:2022/01/31(月) 14:32:30 ID:M9eaezCk
【リスキーアンカー】

《身に付けた者は波乱の道を歩む宿命を負うだろう。》
《その道の先に待つのは栄光か、それとも……。》
《ただ祈れ、さすれば与えられん。》

女冒険者→女「う、うわぁ……なにこの装備、明らかにヤバそうな……さっさと外して……って、あれ?」

女「この装備、外れな……えっ、えっ?」

デロデロデロデロデロデロ デレレン

【のろいで リスキーアンカーが はずれない!】

女「そ、そんな……ダンジョンに潜って迷った挙句に、やっと見つけた宝箱の中身がこんなヤバそうなアイテムだなんて……」

女「はぁ、もうこんなのどうしたら」 チャリッ

どうするor何がおきる?↓1

2以下、名無しが深夜にお送りします:2022/02/03(木) 16:19:13 ID:NAYBLF.k
魔物の可愛いポメラニアン(全長4m)が現れた

3以下、名無しが深夜にお送りします:2022/02/04(金) 21:02:20 ID:UlcowZGY
女「はぁ……とにかく今はダンジョンから脱出することを第一に……?」

???「キャンキャンッ!ハッハッハッ」

女「……ダンジョンで、犬の鳴き声? モンスター……にしては随分と可愛らしい鳴き声だったし」

女「何かの拍子に間違えて迷い込んだ……それか、もしかしたら他の冒険者が連れ込んだ可能性が!」

女「よ、よ〜し一先ず、鳴き声がした方向にそ〜〜っと、そ〜〜っと近づいて……」 ソロリソロリ

???「ハッハッハッ……キューンキューン」

女「聞こえる声からしてこの岩の向こう側に……っ」

魔物ポメラニアン→魔ポメ「ハッハッハッ……ハグッ! ハグハグッ!」 ムシャムシャ

4以下、名無しが深夜にお送りします:2022/02/04(金) 21:11:28 ID:UlcowZGY
女(うわぁ、何あのフワモコの犬! カワイ〜!!……? 何か食べてるみたいだけど……って、ちょっと待って)

女「あの犬に食べられてるの、もしかしなくてもオーク……だよね?」

女(えっ? ちょっと待ってオークって私より身体が大きかった、よね? それを食べてるあの犬はオークより大きい?それに)

女「……オークを倒せるなら、私より強いのは間違いない訳で……」

女(あの犬、食べるのに夢中でまだこっちには気づいてないみたいだし、ここは気付かれない内にそっと離れて……っ!?) カランッ

魔ポメ「!!」 ピクンッ

女(ま、まずい! 気付かれた!? こうなったら……っ)

↓1

5以下、名無しが深夜にお送りします:2022/02/04(金) 22:36:42 ID:0zO.cZvQ
適当なものを投げて気をそらしてその隙に逃げる

6以下、名無しが深夜にお送りします:2022/02/05(土) 00:13:46 ID:vnKPLBvs
女(何かを投げて、気を逸らすっ……! なにか、何か投げられる物……よしっ! 足元にあったこれを!)

女「……っ! そぉい!!」 ポーイ カランカラン

魔ポメ「!!」 ダダダッ

女「よ、よしっ! 上手く気を逸らせた! 今の内にここから離れっ!?」

魔ポメ「ハッハッハッハッハッハッ!」 ドドドドドッ

女「ひぃぃっ!? な、何でぇ!?! あっちに走って行ったのにもう戻って来、い、いやあぁあ!!?」

女(あぁ、こんなダンジョンの片隅で人知れず犬に食われて終わりだなんて、お父さんお母さん先立つ不幸をお許し下さい)

カランッカララン

女「……ん……? 食べられて、ない? ……これは、動物か何かの骨? って、ワワワッ!?」 ドンッ

魔ポメ「ハッハッハッ! クゥ〜ンクゥ〜ン」 グリグリ ベロリ

7以下、名無しが深夜にお送りします:2022/02/05(土) 00:29:48 ID:vnKPLBvs
女「わ、わぷっ、ちょっと、ま、ふがっ、顔舐めっ息出来なっ!? おち、落ち着いてぇっ」

女(うぐぅっ、サイズ感が大き過ぎるせいで恐ろしさしか感じられないけど、これってじゃれつかれてるん、だよね?)

女「わ、分かったから! わかったか、はぐっ!? い、いい子! いい子だから、ほら落ち着いてっ!」 ワシワシ

魔ポメ「! キャンキャンッ!」

女「ふぅぅ……ようやく離れてくれたけど、何かを期待するみたいな目でこっちを見つめて……う〜ん?」

女「あっこれ、さっき向こうに投げた筈の……何かの骨だったみたいだけど……ここにあるって事は拾って持って来たって事で、つまり」

女「…………遊んで欲しい、ってこと?」

魔ポメ「キャンキャンッ!!」

8以下、名無しが深夜にお送りします:2022/02/05(土) 00:47:26 ID:vnKPLBvs
・・・

魔ポメ「……」 スヤスヤ

女「ふぅ〜……何度か興奮した勢いで押し潰されかけたけど、やっと落ち着いてくれたかぁ」

女「こうして寝てると、普通の犬みたい……いや、無いな〜? ちょっと……いや、かなり大きすぎるよねウン」

女(それに戦闘力も少なくともオークを倒せる位にはあるみたいだし、ホント襲われてたらひとたまりもなかったなぁ)

女「それもこうしてグッスリ眠っている事だし、今の内に離れるべき……なのかもだけど」

女(もしこの犬を味方として連れていけたら、ダンジョンから脱出できる可能性がグーンと上がるんじゃないかな)

女「とは言え、懐かれた理由がわからないんじゃ、何かの拍子に襲われないって保証もない……ここは」

↓1

9以下、名無しが深夜にお送りします:2022/02/05(土) 05:06:34 ID:cgojHEhA
飼い犬としてポメを仕付ける

10以下、名無しが深夜にお送りします:2022/02/05(土) 19:08:12 ID:vnKPLBvs
女(ここでこの犬から逃げた所で、どこかで太刀打ちできない魔物に出くわしたらそこで終わり……だったら)

女「ここでこの犬を私の飼い犬として仕付ける……それしか道は無い!」 グッ

魔ポメ「……?」 ムクリ

女「ようし、そうと決まったら善は急げ……特訓よ!!」

魔ポメ「! キャンキャンッ!」 フリフリ

・・・

女「お手」 スッ

魔ポメ「ワンッ!」 ボスッ

女「おかわり」 スッ

魔ポメ「ワゥンッ!」 ドスッ

11以下、名無しが深夜にお送りします:2022/02/05(土) 19:22:18 ID:vnKPLBvs
女「ぐるぐる回って、ゴローン」

魔ポメ「ワンワンワゥンッ! ハッハッハッ」 グルグルドテーン

女「……まさか、ここまであっという間に芸を覚えるなんて……」

女「持ち込んでた食糧を使って待てとお座りが出来るようになれば良いなぁ位のつもりだったのに……」

女「正確な時間なんて分かりようもないけど、こんなちょっとの時間でここまで言う事を聞くようになるなんて流石におかしいよね」

女(もしかしたら、野良の魔物じゃなくて誰か他の冒険者が訓練した犬だったのかな? でもそれならその冒険者は何処に?)

女「まぁ考えた所で分かる訳もなし、確かなのは少なくともある程度信頼できる仲間が出来たってことね!」

女(とは言え実際に魔物と出くわした時に戦ってくれる保証なんて全く無いんだけど)

女「……その時はその時、運がなかったと思うしかない……んぎゃっ」 モスッ

魔ポメ「キャンキャンッ! クゥゥン」 グリグリ

12以下、名無しが深夜にお送りします:2022/02/05(土) 19:29:02 ID:vnKPLBvs
女「もしかして、自分に任せろって言いたいの?」

魔ポメ「キャンキャンッ!!」 ブンブンッ

女「そう……うん、そうだね! 分かった! 頼りにしてるよ相棒!」

魔ポメ「ワォンッ!!」

女「ようし、それじゃあ……改めて出発! 目指すはダンジョン脱出!! 絶対ぜ〜〜ったいに! 生き延びてやるんだから!!」



・・・

数時間後、ダンジョン内にて夜営中

↓1

13以下、名無しが深夜にお送りします:2022/02/05(土) 20:53:21 ID:hYCJGD7c
ロックパイソン(大蛇)が現れた

14以下、名無しが深夜にお送りします:2022/02/06(日) 01:05:58 ID:gzyhQJyA
女「ふぅ〜〜……ここまでは思ってた以上に順調ね」

女「途中何度か魔物に遭遇したけど、こっちに気付いたら凄い勢いで逃げていってたし」

女(ゴブリンやコボルトなんかは兎も角、オークや凶暴な鎧ムカデなんかも警戒して寄って来ないだなんて……)

女「ここまでに遭遇した魔物の量と質からして、私一人じゃ何回息絶えてたことか」 ブルッ

女「思わぬ拾い物……うぅん、予期せぬ出会いに感謝しなくちゃかしらね」 ナデナデ

魔ポメ「クゥン? ワンッ!」

女「お陰であっちこっち歩き回って少しずつだけど地形も把握出来てきたし、このままの調子で進めれば何とか……」

……カラカラッ カラランッ……

女「……? いま何か物音……えっ?」

魔ポメ「……ヴゥゥゥゥッ」

15以下、名無しが深夜にお送りします:2022/02/08(火) 18:14:34 ID:RQPJEDTg
女(威嚇してる所を初めて見たけど、カワイイ……じゃなくて!)

女「今までしていなかった事をする必要がある"何か"が直ぐそこにいるってこと!?」

カラカランッ……ゴリゴリッ……ゴゴゴゴッ

岩大蛇「ギギギギ……!」

女「う、わ……よりにもよって、ロックパイソン……しかも、かなりの大物」

女(毒こそ持たないけど、岩そのものの頑強さと蛇の如きしなやかさを併せ持ったその体に巻き付かれたら一貫の終わり)

女「なんて予備知識が必要ないくらい明らかな迫力があるなんて、誰も教えてくれなかったなぁ」 タラリ

女(どうしよう、魔ポメの時と違って相手は完全に臨戦態勢……この距離じゃ、逃げようとしても体格差で追い付かれそうだし)

女(戦うとしても、私の攻撃程度じゃダメージが入るかどうかすら……頼りの綱は魔ポメだけど) チラッ

魔ポメ「ヴゥゥゥゥッ!! キャンキャンッ!!」

16以下、名無しが深夜にお送りします:2022/02/08(火) 18:31:20 ID:RQPJEDTg
女(あの岩の表皮に剣や槍の攻撃は殆ど通らないって聞いたし、となると魔ポメの牙や爪も通るかどうか……)

女「あぁもう! どうしてこんな厄介な相手に出くわしちゃうかなぁ!」

岩大蛇「ギィゴォォォッ!」 ゴガガガガッ

女「ひっ!?」

女(早っ 怖っ ヤバッ あっ 死)

ヒュンッ

魔ポメ「グルゥゥ……キャンキャンッ!!」

女「うあっ!? わ、わたし魔ポメに咥えられて……た、助かったぁ」

女(あぁぁもう! こんな状況でボーっとして魔ポメにフォローされるなんて私のバカ! 戦力面で役立てないなら他の所で力にならないとなのに……っ)

女「何か……何か、この局面を打開するための何かは……っ」

↓1

17以下、名無しが深夜にお送りします:2022/02/08(火) 19:29:03 ID:HS/wza5s
電気を発する巨岩が安置されている台座 と そちらに流れを切り替えられる水路の仕掛け

18以下、名無しが深夜にお送りします:2022/02/18(金) 00:54:13 ID:nqq4evaQ
ちょっとカオスにしたいとか、自分で展開考えたいとかなら
安価は全角20文字までみたいに制限つけてもいいのよ

19以下、名無しが深夜にお送りします:2022/02/18(金) 14:13:42 ID:So0PBoe.
女(くっ……ダメ! こんな場所でそんな都合よく何かがある訳ないっ! ここは一か八かで逃げるしか)

魔ポメ「キャンキャンッ! キャンキャンッ!!」

女(なに? 魔ポメが壁に向かって急に吠え……っ! さっき岩大蛇が突っ込んだ所が崩れて、向こう側に空間が?)

女「あの先に、何かがある……そういうことなの?」

岩大蛇「ギギギゴゴォォ!!」 ガラガラッ

女「っ、悩んでる余裕は無い! 行こうっ!!」 ムンズッ

魔ポメ「ワンッ!!」 ダダダッ

20以下、名無しが深夜にお送りします:2022/02/19(土) 14:00:43 ID:HIgVZmm.
女「よしっ! やっぱり広めの空間……が?」

女(なに、ここ? 今までと全然、雰囲気が違って……? ダンジョンの中に川? いや、これは水路なの? それに)

バチバチッ……ビリリィッ……

女「何これ? 岩が光って……もしかして、雷を帯びてる? 台座に安置されてる風だし、ここは自然に出来た空間じゃ無くて、誰かが……」

岩大蛇「ギゴゴゴォォ!!」 ドゴォン‼︎

女「わあぁっ!? 壁をぶち抜いて追い付いて!? あぁもう! せっかく距離を取れたのにわたしのバカ!! 」 ガコン

女「……へ? いま私何か……もしかして、仕掛けに触っちゃった?」

何が起きる↓1

21以下、名無しが深夜にお送りします:2022/02/19(土) 20:37:34 ID:p0H2stHw
新たな(電流バリバリの)水路が部屋を横断する形になってロックパイソンと分断


新着レスの表示


名前: E-mail(省略可)

※書き込む際の注意事項はこちら

※画像アップローダーはこちら

(画像を表示できるのは「画像リンクのサムネイル表示」がオンの掲示板に限ります)

掲示板管理者へ連絡 無料レンタル掲示板