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【パワポケSS】しくじり先生 天月紗矢香先生

1 : 名前なんか必要ねぇんだよ! :2017/09/25(月) 21:30:10 8HxIWyXc
吉村「あのー昨日終わりましたよねしくじり先生」

若林「緊急授業ですので暇な方に集まっていただきました」

吉村「いや暇じゃないんですけど!?」

若林「でもスケジュール空いてたの吉村君だけでしたので。あきさんはCM撮影、高山さんはライブと皆さんお忙しいので」

吉村「とにかく嫌ですって!この前のクソみたいな授業のパターンでしょこれ!!」
参考:クソみたいな授業(しくじり先生 パオラ先生 http://jbbs.shitaraba.net/bbs/read_archive.cgi/internet/20196/1495106589/l50)

ナレーション「というわけで緊急授業、開講です」

ガチャッ

さやか「若林おにいちゃん、吉村おにいちゃんこんばんわー」

吉村「幼女!?」


2 : 名前なんか必要ねぇんだよ! :2017/09/25(月) 21:31:00 ymy/axzA
最大のしくじり(ブラックホールズ戦)やめろ


3 : 名前なんか必要ねぇんだよ! :2017/09/25(月) 21:34:43 8HxIWyXc
ミス
参考スレのURLリンクが間違ってました
http://jbbs.shitaraba.net/bbs/read_archive.cgi/internet/20196/1495106589/l50

さやか「今回しくじり先生となった天月さやかです。よろしくお願いしまーす!」

吉村「とんでもないのが来ましたね、実は年齢大人とかそういうことは…」

若林「ないです。10歳くらいです」

さやか「それでは早速自己紹介からしますね。次のページ開いてね」

さやか「パワポケ最終作の14で登場した彼女候補の一人です。主人公のパワポケ君をお兄ちゃん呼ばわりするかわいらしい小学3年生です」

さやか「14はリトルリーグが舞台だけど年齢制限のせいで私は野球選手として登場できませんでしたが愛くるしい感じから大人気になりました」

若林「ぶっちゃけ14の彼女候補は大体…ゲフンゲフン」

さやか「言わないでください」


4 : 名前なんか必要ねぇんだよ! :2017/09/25(月) 21:36:07 Lyz9kC72
こいつのしくじりは存在そのものだよ


5 : 名前なんか必要ねぇんだよ! :2017/09/25(月) 21:37:41 UgiSWLTg
>>4
おは電柱


6 : 名前なんか必要ねぇんだよ! :2017/09/25(月) 21:37:45 8HxIWyXc
さやか「ではしくじり数字を発表します。答えてください!」

「1」

吉村「1…またやばいパターンな気がするよこれ」

若林「1回しかしてないけどそれがとんでもない、ってパターンですね」

吉村「えっと…赤点取った回数」

さやか「はぁ…次のページ」

吉村「ちょっと!?子供がこんな態度取っちゃだめでしょ!」

さやか「世界を滅ぼした回数です」

吉村「」

若林「」


7 : 名前なんか必要ねぇんだよ! :2017/09/25(月) 21:41:09 8HxIWyXc
吉村「冗談、だよね?いやー子供とは思えない冗談だね!将来芸人になれるよ」

若林「…吉村君、いきなり直球で来るとは思わなかったから絶句しましたけど、本当のことです」

吉村「」

吉村「いや世界滅んでないよね!?滅んでたら僕たち無事じゃないし」

さやか「でも最近よくニュースになりませんか?世界各地で漫画やアニメで出たような怪獣が現れたり宇宙人が侵略してきたり」

吉村「…そういえばそんなニュースあった気が」

さやか「世界がこうなってしまった原因の半分くらいは私です」

吉村「」

吉村「…自首しろよ!こんなところで授業してないで!今すぐ!」


8 : 名前なんか必要ねぇんだよ! :2017/09/25(月) 21:45:56 8HxIWyXc
さやか「もうどうしようもないですので。私をいまさら殺してもどうにもなりません」

若林「天月先生は都合の悪いことは一切聞かないです。吉村君静かに」

吉村「納得いかねえ…」

さやか「ではなぜこうなってしまったか…次のページに答えが書かれています。次のページ」

さやか「ヤンデレ」

吉村「はあ?」

さやか「簡潔に言いますと世界が滅ぶか瀬戸際の戦いで好きな人と離れ離れが嫌で背後から好きな人を打ち抜く真似をしていまいました…」

さやか「つまり、私はこういう先生です。ヤンデレで世界めちゃくちゃにしちゃった先生です!」

吉村「恋愛しくじりかよ!?」

さやか「愛よ」

若林「まどマギに媚びても人類の戦犯扱いは変わりませんからね」


9 : 名前なんか必要ねぇんだよ! :2017/09/25(月) 21:50:52 PneoWzb2
その世界線なのか・・・


10 : 名前なんか必要ねぇんだよ! :2017/09/25(月) 21:51:50 8HxIWyXc
さやか「愛は尊いものだってツナミ会長さんも言ってたと聞きましたが愛で色々めちゃくちゃにしてしまう例は多々あるそうです」

一例
・スクールデイズ
・悪魔ほむら
・古代の神々

若林「子供のくせによく知ってるね」

さやか「もちろん4章のように愛が素晴らしいのは事実ですが、それをはき違えた結果マイナスの方向に進むこともあります。私がそうです」

吉村「きみ10歳だよね?」

さやか「それではどうしてこうなったか、私のバックグラウンドから説明していきましょう」


11 : 名前なんか必要ねぇんだよ! :2017/09/25(月) 21:56:51 8HxIWyXc
さやか「私はゲーム開始時のころはこういう少女でした。次のページを開いて」

さやか「普通の超能力少女」

吉村「普通じゃないよ!」

若林「吉村君普通の突っ込みだね」

さやか「今でこそ周りを凍らせたり私の思い通りに確立を操作したりなんでもできますが当時はちょっとだけ確率操作できる程度でした」

吉村「ちょっと待てこいつバケモノじゃねーか!警察にはやく捕まえてもらってよ!」

さやか「ちなみに一部の武装したおまわりさんが私を捕まえようとしましたが全員凍らせてここまで逃げてきました」

若林「完璧なテロリストだね」

さやか「ただそのころは思い上がっていて、こんな普通な超能力を持っていてもそれさえもない自分以外の周りの人に興味を持てない性格の嫌な子供でした」

吉村「国語の授業今から受けたらどうですかさやかちゃん。なんかいろいろ矛盾してない?」


12 : 名前なんか必要ねぇんだよ! :2017/09/25(月) 22:02:25 8HxIWyXc
さやか「しかしそんな私に小学3年生のある日、素晴らしい出会いが待っていました。次のページ!」

さやか「魔球を投げる小学生」

吉村「あーニュースでやっていたね」

さやか「私以外の特別な人、そして私とともに超能力で世界と戦ってくれる戦士だと思いすぐに行動しました」

吉村「ちょっと待って?私とともに超能力で世界と…?」

さやか「そのころから世界の異変に気が付いていて、だから私はそんな世界と戦わないといけなかったの」

吉村「君さっき言ってなかった?普通の子供って」

さやか「もちろんお兄ちゃん…その時魔球を投げた小学生のことを私はずっとこう呼んでますがお兄ちゃんは聞いてくれませんでした」

さやか「というわけで行ったのが次のページ」

さやか「ストーキング」

若林「もうここまででしくじりまくってるんじゃないの?」

さやか「その時は愛ではなく使命感だったのでまだましとはいえ、今思うとちょっとこのころからやばかったかもしれません」


13 : 名前なんか必要ねぇんだよ! :2017/09/25(月) 22:06:25 8HxIWyXc
さやか「その後お兄ちゃんと魔球を投げる特訓や私の超能力を鍛える特訓をして行くうちにこうなりました。次のページ」

さやか「初恋」

吉村「あー…」

さやか「前述したとおり私は周りの人に興味を持てない性格だったため、はじめて深く付き合ったのがおにいちゃんでした」

吉村「だから惚れたんだね」

さやか「その後特訓だけでなく人並みに遊んだり沢山楽しい思い出を作りました。もらった絵葉書は宝物です」

さやか「と、すごい順調で初めての春が来ていましたがそこで彼にとんでもないことが起こります。次のページ」


14 : 名前なんか必要ねぇんだよ! :2017/09/25(月) 22:13:38 8HxIWyXc
さやか「パトロールの際に大怪我」

若林「パトロール?」

さやか「力を伸ばした私たちは町を守るところ、パトロールから始めました。そこで球体のバケモノに襲われてお兄ちゃんは…」

吉村「去年の時点でもうこんなことが起きてたのか…全く知らなかったよ」

さやか「お兄ちゃんはすぐに野球の全国大会があるのに私のせいで怪我をさせてしまった…この時引きこもってしまいました」

さやか「しかし、この時私を助けに来てくれた人がいました。次のページ」

さやか「お兄ちゃん」

若林「おお」

さやか「お兄ちゃんはこんな私の家に来てくれて励ましてくれました、そして怪我をおして出場したお兄ちゃんのチームは優勝しました」

さやか「お母さんやご近所さんの方の励ましもあり、再び立ち直り超能力も今くらいに制御できるようになりました」

吉村「いい話だね」

さやか「この時私はこう思いました。愛は素晴らしいものなんだねと」

若林「最初に言ってたように、淫夢4章のようにいい愛もあるってことだね」

さやか「はい。この時が絶頂期だったと思います。あ、そうだ。せっかく母親の話が出たのでここで私の知りあいの大人の話をします」

吉村「えっどういうこと?」

さやか「ここがけっこうなしくじりに関わってるからです」


15 : 名前なんか必要ねぇんだよ! :2017/09/25(月) 22:21:20 8HxIWyXc
さやか「まずは私の両親です。家庭事情はこんな感じです次のページ」

さやか「お父さんが家にいない」

吉村「えっ」

さやか「お父さんはプロ野球選手なうえに困った人はほっておけない性格のため全然家に帰ってきません」

さやか「お母さんは帰ってくると信じていますが私は凄い不安なまま毎日を過ごしていました」

吉村「プロ野球選手だから仕方ないと思うけど子供だとそう思うのは仕方ないかもね」

若林「僕たち芸人も帰れないなんてよくあるから気持ちはわかるよ」

さやか「次にご近所のシズヤさん、この人は私のお話をよく聞いてくれるいい人です」

さやか「魔球や超能力についてのアドバイスもくれました」

吉村「ちょっと待ってなんで普通のご近所さんがこんなことを!?」

さやか「後から知りましたが、私の願いをかなえるために私が具現化したための存在だったみたい」

若林「具現化…またとんでもなくわからないワード出てきたな」

さやか「要するに私の願いが生み出したということです」


16 : 名前なんか必要ねぇんだよ! :2017/09/25(月) 22:27:36 8HxIWyXc
さやか「最後にお母さんの同級生、レンお姉さまこと浅井漣さん」

吉村「お姉さまって何言ってんの!?」

さやか「レンお姉さまがそう呼ぶように言ってますので。このレンお姉さま、私の勉強を色々見てくれました」

さやか「そのため色々影響を受けました。特によく言っていたのが次の言葉です」

「さやかちゃん、好きな人は絶対に捕まえないとだめですよ!薄汚いピンク女みたいな泥棒猫なんてやっつけなきゃ勝てないよ!」

吉村「何言ってんのこの人!?」

さやか「これもあとから知りましたが、レンお姉さまは彼女がいる男性に対して4年間くらい自分が彼女だと思い込んでいたみたいです。結婚秒読みだって有頂天だった最中に勘違いが解けたそうです」

吉村「うわぁ痛い…」

さやか「その日から私に対して恋愛の勉強もたくさん教えるようになりました。最終的に男を捕まえないと人生価値無しって」

吉村「この子の歪みの原因八割がたこの女じゃねえの!?いますぐここに引きずり出せ!」

さやか「と、まあ私は好きな人がいなくなる寂しさと好きな人を捕まえないとだめだという価値観を強烈に刷り込まれたまま生きていました」


17 : 名前なんか必要ねぇんだよ! :2017/09/25(月) 22:33:08 8HxIWyXc
さやか「そのころお兄ちゃんは私に内緒で別のことを行ってました。次のページ」

さやか「本当の超能力者たちと戦ったり世界平和のための作戦に参加」

吉村「えっ!?すごくない?」

さやか「はい、私を巻き込みたくないといいうことで私に黙って他の女どもと一緒に戦っていました」

若林「あ、ちょっと闇が漏れ出しましたよ」

さやか「当然私はその怪しい態度に気づきますがまさかこんなことになってるとは思わなく悶々とした日々を過ごしました」

さやか「そして野球の方でも世界大会があり、私はお兄ちゃんについて世界大会の観戦に行きました」

若林「おーいいじゃん」

さやか「しかしお兄ちゃんはそこでも世界を巻き込む戦いに裏で参加していました。当然私には内緒です」

さやか「そして運命の日が来ました。次のページです」


18 : 名前なんか必要ねぇんだよ! :2017/09/25(月) 22:37:53 8HxIWyXc
さやか「カタストロフ」

さやか「簡潔に言うと、人々の想像が容易に具現化して、なんでも起こる世界です」

さやか「ちょうど今も外にゴジラとヒーローが戦っていますね、あんな感じです」

吉村「うわっ気づかなかったよ!」

若林「気づきなさいよ、スタッフたちもみんなあっちの取材に行ってるじゃない」

さやか「それを阻止するためには具現化した漫画やアニメの野球選手たちのチーム、ブラックホールズに勝たないといけません」

若林「野球で何とかしないといけないって無茶苦茶ですね。まあ野球ゲームだから正しいんですけどね」

さやか「お兄ちゃんはチームメイトと最後その戦いに参加することになりました。その時私に今までいろいろ黙っていたことを謝罪しました」

さやか「そして必ず勝つ、平和な世界にすると…」

吉村「凄いかっこいいな!本当に小学生かこいつ?まあここでやっぱり応援する…」

さやか「ここで私はこう思いました。次のページ」


19 : 名前なんか必要ねぇんだよ! :2017/09/25(月) 22:42:10 8HxIWyXc
世界が平和になる
   ↓
超能力が必要なくなる
   ↓
私の悩みがなくなって普通の子になる
   ↓
お兄ちゃんはかまってくれなくなる(他の困ってる子を助けに行く)
   ↓
平和になったら離れ離れになる
   ↓
平和になってほしくない
   ↓
お兄ちゃんこの試合に負けて
   ↓
だから全力でお兄ちゃんの妨害をする!


吉村「…はあ?」


20 : 名前なんか必要ねぇんだよ! :2017/09/25(月) 22:46:05 uLP1/g0o
お前重いんだよ(ドン引き)


21 : 名前なんか必要ねぇんだよ! :2017/09/25(月) 22:46:20 8HxIWyXc
さやか「家庭環境にもある通り好きな人が離れることに異常に恐怖していました。だからこのような愛が暴走した思考になりました」

さやか「というわけで妨害しました。具体的にやったことが以下にあります」

共通:ガッツ-100 やる気-10 センス△、ムード△取得
投手:四球、一発、寸前△、対左打者△、回復△、対ピンチ△、スロースターター、キレ△、ノビ△取得
野手:三振、エラー、チャンス△、走塁△、左投手△、盗塁△、チームプレイ×、サブポジ△取得

さやか「要するに死ねって言ってるのと同義です」

さやか「こうしてお兄ちゃんのチームは負けて世界は崩壊、お兄ちゃんと私は一緒にいることができるようになりました。めでたし」

吉村「めでたしじゃねえよクソアマ!!」

さやか「しかし当然私たちに向けられた世間の目は冷たく、最近後悔してきました」

さやか「だからごめんなさいの意味も込めて緊急授業を行いました」

吉村「反省してねーだろ!時間返せ!!」


22 : 名前なんか必要ねぇんだよ! :2017/09/25(月) 22:50:12 8HxIWyXc
さやか「それではまとめです。次のページです」

さやか「愛は尊いけどだからってやっちゃいけないこともあるかもしれない」

さやか「私は何も知らない子供で人生経験が少ないからあるかもしれないってしておきました。実際はないかもしれません」

吉村「あるよ!てめえの所業だよ!!」

さやか「反省して後悔した私はこれからの人生をすべてお兄ちゃんと一緒にこの世界を守るために費やすために生きます」

さやか「人助けをし続ければきっと私たちも応援されて許されると思います。その日まで頑張ります!」

吉村「ただのマッチポンプじゃねえか!」

さやか「あ、ヒーローが怪獣に負けてる!今こそ私の出番だね!お兄ちゃんと一緒に倒してくるね!」(退出)

若林「…吉村君」



若林「ごめん」


おわり


23 : 名前なんか必要ねぇんだよ! :2017/09/25(月) 22:53:00 8HxIWyXc
昨日しくじり先生が終わってしまい心から残念でした
ネタがなくなるのはわかっていたのでいずれ終わるのはわかってましたが
内山信二先生や中田敦彦先生、波田陽区先生などの素晴らしい先生方の授業を聞けた素晴らしかった番組です。
しくじり先生を作ったスタッフ・出演者の皆さま心からお疲れさまでした。

なおしくじり先生のDVDは9巻まで好評発売中です。
9巻にはしくじりアワード最優秀賞をとった辺見マリ先生の授業もあります。


24 : 名前なんか必要ねぇんだよ! :2017/09/25(月) 23:02:53 8HxIWyXc
あとSSの都合上一部誇張したネタもあります
ご了承ください


25 : 名前なんか必要ねぇんだよ! :2017/09/25(月) 23:03:56 6R4GClVM
おもしろかった(KONMAI)


26 : 名前なんか必要ねぇんだよ! :2017/09/25(月) 23:18:25 biXqE12o
誰か浅井漣先生と神条紫杏先生で書いて(他力本願)


27 : 名前なんか必要ねぇんだよ! :2017/09/26(火) 11:33:15 wkSzIDTs
>>26
その二人は本人がしくじったというか扱いをしくじったというか・・・


28 : 名前なんか必要ねぇんだよ! :2017/09/26(火) 11:49:07 rMatFYxc
聖の過去という最大級のしくじり


29 : 名前なんか必要ねぇんだよ! :2017/09/26(火) 11:58:33 G4sVBXpA
レンおねーさまは多分脚本の犠牲になっただけで基本いい子だから…(痛くないとは言ってない)


30 : 名前なんか必要ねぇんだよ! :2017/09/26(火) 12:20:00 PORsQNM.
脚本の犠牲ならカズも咥え入れろ〜?


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