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Nー1 High School

211杏子:2017/07/31(月) 22:38:25
でも、そんな平穏は長く続くわけがなかった。


「おつかれっしたー」
いつもの部活終わり。
いつもの帰り道。

「あーっ、炭酸飲みてぇ!」
無性に炭酸ジュースが飲みたくなったおれは、5m先のコンビニに駆け込んだ。
___慌てて追いかけてきた足音に気が付かずに


「ありがとうございまー」
イマドキな可愛いめの店員の愛想のない声に送られて、ペットボトルのキャップを開けながら店を出る。

「やっぱ部活終わりの炭酸うめぇ、」
そう言って半分ほど飲み干すと、喉が痺れたように痛くなった。
が、それはすぐに引いた。

「一気飲みするものじゃないか(笑)」
一人で笑いながら街灯からどんどん遠ざかっていく帰り道を行く。

『げーんき』
「ふぇっ!?」
高い男の声。

「だ、れ?」
どこか聞いたことある声なんだけどな、と思いながらもヤバイ予感がしてそう聞いた。

『さあ?誰でしょう』
「こ、わい…」
なんとか後ずさって逃げようとした。
けれど、呆気なく捕まってしまい、路地裏に引きずり込まれた。

『ここなら見つからないし、げんきを好きにできる』
「ねえ、やめて…」
そんな声も聞き入れず、変態(わかんないけど多分そう。嫌な予感しかしない。)はユニフォームをギチギチと引きちぎり、パンツを下着ごと下ろした。


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