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武内P「担当Pの浮気に困っている?」

1以下、名無しが深夜にお送りします:2018/09/05(水) 00:19:12 ID:c9468FTE
まゆ「そうなんです……どうにかなりませんか?」

武内P「……あの、佐久間さん?」

まゆ「はい?」

武内P「そもそも、貴女と彼は付き合っていません……よね?」

まゆ「はい?」

武内P「あの、佐久間さん?」

まゆ「はい?」


まゆ「はい?」


武内P「……何でもありません」

2以下、名無しが深夜にお送りします:2018/09/05(水) 00:22:50 ID:c9468FTE
まゆ「二人は、運命の赤い糸で結ばれてるんです」

武内P「そ、そう……ですか」

まゆ「だから、浮気はいけないと思いますよね?」

武内P「え、ええ……まあ」

まゆ「うふ、わかって貰えて嬉しいです」


まゆ「わかって貰えなかったら……うふふっ」


武内P「……」

3以下、名無しが深夜にお送りします:2018/09/05(水) 00:26:04 ID:c9468FTE
武内P「その……佐久間さん?」

まゆ「はい?」

武内P「仮に、彼が浮気をしていたとして、ですね」

まゆ「浮気はしてますよ?」

武内P「特定の相手が、いるのでしょうか?」


まゆ「……これです」

…スッ


武内P「……」

武内P(……TENGA!?)

4以下、名無しが深夜にお送りします:2018/09/05(水) 00:29:25 ID:c9468FTE
武内P「さ……佐久間さん!?」

まゆ「……うふ、ご存知だったみたいですね」

武内P「い、いえ……その、まあ……はい」

まゆ「プロデューサーさん、これに夢中なんです」

武内P「な、何故……それをご存知で?」

武内P「……と、言いますか……どうして、それが此処に!?」


まゆ「? 愛の力ですよ?」


武内P「……そう、ですか」

5以下、名無しが深夜にお送りします:2018/09/05(水) 00:31:47 ID:c9468FTE
まゆ「どう思いますか?」

武内P「ど、どう……とは?」

まゆ「うふ、決まってるじゃないですかぁ」

武内P「えっ?」


まゆ「どうしたら、コレに浮気するのをやめさせられますか?」


武内P「……」

武内P「えっ?」

6以下、名無しが深夜にお送りします:2018/09/05(水) 00:36:48 ID:c9468FTE
武内P「彼に……それを使うのをやめさせたい、と?」

まゆ「捨てれば良い、なんて単純な話じゃないですよね」

武内P「そう……ですね」

まゆ「捨てても……また、新しい浮気相手が現れるだけ」

武内P「再購入……ですね」

まゆ「一緒に、考えてくれますよねぇ?」


まゆ「プロデューサーさんに、オナホールを使うのをやめさせる」

まゆ「……その、方法を」


武内P「待ってください!」

武内P「せめて! せめて、ぼかして言いましょう、佐久間さん!」

7以下、名無しが深夜にお送りします:2018/09/05(水) 00:42:16 ID:c9468FTE
まゆ「プロデューサーさんと、同期なんですよね?」

武内P「え、ええ……そうですね」

まゆ「だから、きっと良い方法を見つけてくれるだろう、って」

武内P「……あの、佐久間さん」

まゆ「はい?」


武内P「使用を許してあげては、貰えませんか?」


まゆ「……うふ」

まゆ「今、何か、言いました、か?」


武内P「笑顔です」

武内P「彼に浮気をやめさせ、佐久間さんを笑顔にしたい、と」

武内P「……そう、思います」

8以下、名無しが深夜にお送りします:2018/09/05(水) 00:49:51 ID:c9468FTE
まゆ「まゆも……頑張ってはみたんです」

武内P「えっ?」

まゆ「コレに浮気しないよう、スキンシップを多くしたり……」

武内P「は……はあ」


まゆ「胸を押し付けたり、耳元で囁いてみたり、下着を見せてみたり!」

まゆ「なのに……なのに、どうして……!?」


武内P「なるほど」

武内P「佐久間さん、それはやめましょう」

9以下、名無しが深夜にお送りします:2018/09/05(水) 00:55:17 ID:c9468FTE
まゆ「……まゆが、間違ってたって言うんですか?」

武内P「佐久間さん、完全に逆効果です」

まゆ「はい?」

武内P「貴女のとった行動が、それの使用回数を高めています」

まゆ「何を言ってるんですか?」


まゆ「まゆが、愛を注いでるんですよ?」

まゆ「なのに、どうしてプロデューサーさんがコレに注ぐんですか?」

ペチペチ!


武内P「待ってください、佐久間さん!」

武内P「あの、ペチペチは! ペチペチはいけません、佐久間さん!」

10以下、名無しが深夜にお送りします:2018/09/05(水) 01:00:55 ID:c9468FTE
まゆ「……まさか」

武内P「! おわかりになりましたか?」


まゆ「まゆが、プロデューサーさんに注いだ愛情が――」

まゆ「――そのまま、コレに注がれている……?」


武内P「えっ?」


まゆ「……うふ……うふふっ!」

まゆ「まゆの愛が、プロデューサーさんの体を通じて!」

まゆ「運命の赤い糸が、白い線になって出たんですね!」


武内P「……」

武内P「…………」


武内P「そうですね」

11以下、名無しが深夜にお送りします:2018/09/05(水) 01:06:56 ID:c9468FTE
まゆ「ああ……そう考えると、コレ――いえ、この子は……」

武内P「こ……この子、ですか?」

まゆ「まゆと、プロデューサーさんの――」


まゆ「――溢れ出た、愛の受け皿」


武内P「そ、そう……ですね」

武内P「そういう見方も……はい、ん……んん」

武内P「……それで良いです」


まゆ「うふ、だから非貫通式なんですねぇ」


武内P「……」

12以下、名無しが深夜にお送りします:2018/09/05(水) 01:11:45 ID:c9468FTE
まゆ「……プロデューサーさんに、謝らないと」

武内P「謝る……ですか?」

まゆ「……はい」

武内P「何か……他に、されたのですか?」

まゆ「……はい、コレを使わないように――」


まゆ「いやらしい本の、女の人の顔」

まゆ「それに全部、今西部長の顔を貼り付けたり……」


武内P「……」

武内P「何と、恐ろしいことを……!?」

13以下、名無しが深夜にお送りします:2018/09/05(水) 01:17:30 ID:c9468FTE
まゆ「……でも、新しいのを買って来るだけだったので」

武内P「ええ、そうでしょうとも」

まゆ「だから……所々、今西部長の顔を貼って、ですね」

武内P「……」

まゆ「……」


まゆ「もう……真っ直ぐ部長の顔を見られない、って」


武内P「……」

武内P「そう……ですか」

14以下、名無しが深夜にお送りします:2018/09/05(水) 01:20:58 ID:c9468FTE
まゆ「他にも――」

武内P「待ってください」

まゆ「はい?」

武内P「すみません、これ以上聞くと……」

武内P「彼が、あまりに不憫で……泣いてしまいます」

まゆ「そう……ですよね」


まゆ「プロデューサーさんと……部長さんに謝らないと」


武内P「待ってください」

武内P「部長にこの件を伝えるのは、絶対にやめましょう」

15以下、名無しが深夜にお送りします:2018/09/05(水) 01:29:35 ID:c9468FTE
武内P「佐久間さん」

武内P「貴女は、とても魅力的なアイドルです」

まゆ「……」

武内P「なので、彼も……恐らく、必死なのでしょう」

まゆ「まゆに、手を出さないように……コレで我慢してるって事ですか?」

武内P「! その通りです!」


まゆ「つまり――我慢汁を出してるんですね?」


武内P「……」

武内P「…………」


武内P「そうですね」

16以下、名無しが深夜にお送りします:2018/09/05(水) 01:35:01 ID:c9468FTE
武内P「それの使用は……貴女を思っての事」

まゆ「それは……まゆでイってると言っても、過言じゃないですね」

武内P「過言です」

まゆ「はい?」

武内P「佐久間さん、それは、過言です」

まゆ「えっ?」


まゆ「じゃあ、どうしてイってるんですか?」

まゆ「まゆでイってないなら、浮気ですよね?」


武内P「待ってください、佐久間さん!」

武内P「着地しそうだったのに! 何故、振り出しに!?」

17以下、名無しが深夜にお送りします:2018/09/05(水) 01:46:54 ID:c9468FTE
まゆ「まゆに手を出さないよう、我慢してるんですよね?」

武内P「そ、そう……だと、思われます」


まゆ「なら、どうして……まゆでイかないんですか?」

まゆ「お仕事の時の写真とか、沢山あるのに……どうして?」

まゆ「読モ時代の写真も、渡してるんですよ? ねぇ?」

まゆ「これって、浮気ですよね? ねぇ、そうですよね?」


武内P「……しっ」

武内P「仕事と! プライベートは分ける性分なのでは!?」


まゆ「……あぁ、そういう事だったんですね!」ニコッ!


武内P「……良い、笑顔……ん、う……ん……」

武内P「……笑顔です」

18以下、名無しが深夜にお送りします:2018/09/05(水) 02:00:41 ID:c9468FTE
まゆ「プロデューサーさん、とってもお仕事出来ますし……」

まゆ「そういう人って、仕事とプライベートもキッチリわけますからね」

武内P「え……ええ」


まゆ「プロデューサーさんが、コレを使うのは――プライベート」

まゆ「まゆが、それに対して何か言うのは……いけませんよね」

まゆ「うふ、だって……まゆは、プロデューサーさんのアイドルですから」


武内P「……」

武内P(アイドルでなくとも、そっとして置いてあげて欲しい、と)

武内P(……そう、思います)


武内P「――はい、その通りです」

19以下、名無しが深夜にお送りします:2018/09/05(水) 02:09:38 ID:c9468FTE
まゆ「ありがとうございます、おかげで……わかりました」

武内P「わかって……いただけましたか」

まゆ「はい」


まゆ「まゆは――」

まゆ「プロデューサーさんが、TENGAを使う」

まゆ「――その事を……もう、止めたりしません」


武内P「……はい、そうしてあげてください」


まゆ「まゆが、本当にするべきことがわかりましたから♪」


武内P「えっ? するべき事……ですか?」


まゆ「だから、コレは赤いリボンをかけて、元の場所に戻しておきます」


武内P「待ってください!」

武内P「普通に……普通に、戻しておいてあげてください!」

20以下、名無しが深夜にお送りします:2018/09/05(水) 02:20:47 ID:c9468FTE
  ・  ・  ・

武内P「……」

オーネガイーシーンデレラー♪

武内P「……はい、もしもし」

武内P「ええ……ええ、先日、佐久間さんと……はい」

武内P「……そうですね、はい……はい」

武内P「――えっ?」


武内P「……その時以降、アプローチが激化した?」


武内P「……プライベートな関係を求めてくる?」



武内P「アイドルの本気に困っている?」



おわり

21以下、名無しが深夜にお送りします:2018/09/05(水) 03:08:16 ID:xAf7H3pc
乙、一時的に移った感じ?
読めないのはなかなか不安だったんで嬉しい

ところでなに他人事だと思ってるんだこのPは…

22以下、名無しが深夜にお送りします:2018/09/05(水) 18:36:16 ID:kDEOG/7g


23以下、名無しが深夜にお送りします:2018/09/05(水) 22:09:08 ID:c9468FTE
>>21
書かないと落ち着かなかったので何となく、ですねw
書きます


武内P「二人は、無理です」

24以下、名無しが深夜にお送りします:2018/09/05(水) 22:13:48 ID:c9468FTE
凛「何で?」

武内P「……申し訳ありません」

凛「……ふざけないでよ」


凛「なんで、私と二人じゃ外を歩きたくないの!?」


武内P「……」


武内P「確実に……職務質問を受けるからです」

25以下、名無しが深夜にお送りします:2018/09/05(水) 22:17:23 ID:c9468FTE
凛「そんなの、偶然でしょ!?」

武内P「いえ、そんな事は、決して」

凛「……何それ」


凛「ねえ、本当は違う理由なんでしょ?」


武内P「待ってください」


武内P「二人のタイミングで……」

武内P「既に、二桁……毎回、職務質問を受けています」

26以下、名無しが深夜にお送りします:2018/09/05(水) 22:21:39 ID:c9468FTE
凛「ねえ、そんなの数えてたの?」

武内P「毎回、千川さんに回数を言われていましたから」

凛「……ふーん」


凛「プロデューサーは……私と二人で歩けなくても良いんだ」


武内P「……わかってください、渋谷さん」


武内P「前回、千川さんが迎えに来られた時」

武内P「良い笑顔で……こめかみに、青筋が立っていたのです」

27以下、名無しが深夜にお送りします:2018/09/05(水) 22:26:12 ID:c9468FTE
凛「ねえ、それ……どういう意味?」

武内P「えっ?」

凛「……有り得ない……!」

凛「アンタ、私のプロデューサーでしょ!?」


凛「ちひろさんを怒らせたくないから、私と二人は嫌って事!?」


武内P「っ!?」ビクッ!

武内P「し、渋谷さん……笑顔です」


凛「は?」ギロッ!


武内P「……す、すみません……!」

28以下、名無しが深夜にお送りします:2018/09/05(水) 22:32:25 ID:c9468FTE
武内P「ですが……もう、千川さんに迷惑をかけるわけには……!」

凛「それって……私より、ちひろさんが大事って意味?」

武内P「いっ、いえ! そういう訳では、決して!」

凛「……ふーん。じゃあさ――」


凛「私とちひろさん、どっちが大事なの?」


武内P「……」

武内P「えっ?」

29以下、名無しが深夜にお送りします:2018/09/05(水) 22:36:16 ID:c9468FTE
武内P「し、渋谷さん……?」

凛「良いから、答えて」


武内P「ど……どちらも大事だ、と」

武内P「……そう、思っています」


凛「はあっ!? ふざけないでよ! どちらも!?」

凛「そんな答えで、納得すると思ってるの!?」


武内P「っ!?」ビクッ!

武内P「す、すみません! すみません、渋谷さん!」

30以下、名無しが深夜にお送りします:2018/09/05(水) 22:42:41 ID:c9468FTE
凛「謝って欲しいんじゃない!」

凛「ねえ! アンタ、私の笑顔が見たいんじゃなかったの!?」

武内P「はっ、はい……!」

凛「だったら! 私の今の表情を見たら、わかるでしょ!?」


凛「今、プロデューサーが言うべき事って、何!?」


武内P「えっ!?」

武内P「あ、その……う……」


凛「……!」


武内P「お……怒った顔も、魅力的だ、と」

武内P「……そう、思います」


凛「……」

凛「ふーん!?///」

31以下、名無しが深夜にお送りします:2018/09/05(水) 22:48:41 ID:c9468FTE
凛「怒った顔も魅力的とか、何それ!?///」

凛「笑顔じゃなくても、良いって言うの!?///」

武内P「し、渋谷さんは……顔立ちが整っています、し……!」


凛「それで!?///」


武内P「それで!?」

武内P「その……どんな表情も、それぞれ魅力があり……!」


凛「からの!?///」


武内P「からの!?」

武内P「ず……ずっと、見続けていたい、と」

武内P「……そう、思います」


凛「ふうううぅぅぅん!///」ジタバタ!

32以下、名無しが深夜にお送りします:2018/09/05(水) 22:52:53 ID:c9468FTE
武内P「い、今のような答えで……良かったのでしょうか?」

凛「ま……まあ、わるっ、くないっ、かなっ♪」

武内P「えっ?」

武内P「渋谷さん? あの……何故、リズミカルに?」

凛「……別に?」


凛「アイドルが、リズムに乗るのはおかしくないでしょ?」ニコッ!


武内P「……良い、笑顔です」

33以下、名無しが深夜にお送りします:2018/09/05(水) 22:59:54 ID:c9468FTE
武内P「渋谷さん」

武内P「私は、貴女と一緒に行動をしたくないのでは……ありません」

武内P「もう、職務質問は受けたくない……」

武内P「千川さんの、怒った顔は見たくない……」

武内P「……本当に、それだけなのです」


凛「……なんだ、そっか」


武内P「わかって……いただけましたか?」


凛「うん、わかった」

凛「ちひろさんの怒った顔は、魅力的じゃないって事でしょ?」


武内P「わかっていただけていませんね!?」

34以下、名無しが深夜にお送りします:2018/09/05(水) 23:11:03 ID:c9468FTE
凛「えっ? だって、そうでしょ?」

武内P「あの……何故、その結論に!?」

凛「だって……さ」


凛「プロデューサーは……ほら」

凛「私の、怒った顔も魅力的だ……って///」

凛「見続けていたい、って……いっ、言ったでしょ?///」


武内P「え……ええ、そう……ですが」


凛「なら、ほら……ちひろさんの怒った顔は見たくないって事は――」

凛「魅力的じゃない、って意味になるんじゃないの? 違う?」


武内P「……言われてみれば、確かに……そう、なりますね」

武内P「……」

武内P「待ってください! その結論は、あまりに強引すぎます!」

35以下、名無しが深夜にお送りします:2018/09/05(水) 23:23:32 ID:c9468FTE
凛「……は? 何、それ?」

凛「待って。待って待って……ねえ、プロデューサー?」

武内P「は、はい……?」


凛「プロデューサーが、ふざけた答えをしてたのって、さ」

凛「私の――怒った顔が、見たかったから」

凛「……だと、思ってたんだけど」


武内P「……えっ?」


凛「まさか――……違うの?」ギロッ!


武内P「……」

武内P「いえ、その通りです」

36以下、名無しが深夜にお送りします:2018/09/05(水) 23:31:59 ID:c9468FTE
凛「……なんだ、驚かせないでよ」

凛「危うく、勘違いする所だったでしょ?」

武内P「えっ? す、すみません……?」

凛「もう、良いってば」


凛「考えてみれば、当たり前だしね」

凛「だって、アンタは私のプロデューサーだから」

凛「私とちひろさん、どっちが大事かなんて……ねえ?」

凛「わざと、どちらも、って言って……怒った顔を見ようとしたんでしょ」


武内P「……」

武内P「えっ?」

37以下、名無しが深夜にお送りします:2018/09/05(水) 23:40:19 ID:c9468FTE
凛「大丈夫、もう、わかったから」

武内P「は……はあ」


凛「プロデューサーは、本当は私と二人で外を歩きたい」

凛「でも、ちひろさんの怒った顔が、キツい」

凛「だから……私と二人で外に出られない」

凛「その分、わざと怒らせて、私の怒った顔を見たんだよね?」

凛「みっ……魅力的な、私の怒った顔を……さ」


武内P「それ、は――」


ちひろ「そうなんですか?」


武内P「っ!?」ビクゥッ!

武内P「せ……千川さん!?」

38以下、名無しが深夜にお送りします:2018/09/05(水) 23:44:21 ID:c9468FTE
ちひろ「プロデューサーさん、凛ちゃん、おはようございます♪」ニコッ!

凛「おはよう、ちひろさん」

武内P「せ、千川さん……おはよう、ございます……!」

ちひろ「ふふっ! どうしたんですか、プロデューサーさん?」ニコッ!


ちひろ「私、笑顔ですけど?」ニコニコ!


武内P「……え、笑顔です……!」

武内P「笑顔ですが……笑顔ですが……!」

39以下、名無しが深夜にお送りします:2018/09/05(水) 23:56:38 ID:c9468FTE
ちひろ「うふふっ! あんな話を聞いたら、逆に笑えちゃって!」ニコニコ!

ちひろ「それに……私の怒った顔、キツいんですもんね?」ニコニコ!

武内P「いっ、いえ! そんな事は、決して!」

凛「……は? ねえ、どういう事?」ギロッ!

武内P「っ!?」ビクッ!


凛「プロデューサー?」ギロッ!


ちひろ「プロデューサーさん?」ニコッ!


武内P「待ってください!」


武内P「二人同時は、無理です!」



おわり

40以下、名無しが深夜にお送りします:2018/09/06(木) 03:38:34 ID:RBYM5umI
乙、ベクトルがP以外向いてないから平和なんだろうな

41以下、名無しが深夜にお送りします:2018/09/06(木) 12:26:41 ID:cfASboOI
笑顔とは本来


42以下、名無しが深夜にお送りします:2018/09/06(木) 12:29:28 ID:54zy00nI
武内P「し、渋谷さん……笑顔です」


凛「は?」ギロッ!


武内P「……す、すみません……!」


ワロタw ズレてる武内Pも、キレる凛も面白いw

43以下、名無しが深夜にお送りします:2018/09/06(木) 20:01:55 ID:7aPxlZNk
凛さん、独占欲が強すぎ
他事務所のアイドルを褒めたのが、
バレたら武内P死ねな

44以下、名無しが深夜にお送りします:2018/09/06(木) 20:27:50 ID:Jn.0WMG6
SS速報のムラムラの方でもよかったのでは?

45以下、名無しが深夜にお送りします:2018/09/06(木) 20:31:00 ID:i2.bIca.
SS速報が落ちてる(ログ圧迫で死亡中)からだろ

46以下、名無しが深夜にお送りします:2018/09/06(木) 23:06:34 ID:INgYF8.Y
>>44
復旧して残っていたら再開したい所ではあります
が、最後に投下したのがアレっていうのもスレタイと合っている気もします
今は、とりあえず様子見でここで書いてる感じです

書きます


アーニャ「マラジェッツ!」

47以下、名無しが深夜にお送りします:2018/09/06(木) 23:09:17 ID:INgYF8.Y
アーニャ「マラジェッツ! フミカ、アリス!」

アーニャ「ハラショー! 素晴らしい、歌声でしたね!」

文香「あ……ありがとう、ございます」

ありす「……あ、ありがとうございます」


アーニャ「マラジェッツ!」


文香・ありす「……」

48以下、名無しが深夜にお送りします:2018/09/06(木) 23:13:57 ID:INgYF8.Y
  ・  ・  ・

美波「――アーニャちゃんが、そう言ったの?」

文香「……はい」

ありす「私達がレッスンで歌ったのを聞いて……言ったんです」

文香「美波さん……あの、意味を……教えてもらえますか?」

ありす「褒めてくれてる、っていうのはわかったんですけど……」

美波「……なるほどね」


美波「アーニャちゃんがニコニコしてて、何となく聞き返せなかった?」


文香・ありす「……はい」

49以下、名無しが深夜にお送りします:2018/09/06(木) 23:17:46 ID:INgYF8.Y
美波「ふふっ! でも、その気持はちょっとわかるわ!」

文香「美波さんも、そういう時が……?」

美波「だって、アーニャちゃんの笑顔を見てたら、ね」

美波「言葉なんて通じて無くても、それでも良いかなって」

ありす「美波さんでも、わからない事があるんですね」

美波「勿論よ! でも、せっかくだったらきちんとわかってあげたいじゃない?」


美波「だから、今は色々と勉強中♪」


文香・ありす「美波さん……!」

50以下、名無しが深夜にお送りします:2018/09/06(木) 23:23:11 ID:INgYF8.Y
美波「それで、マラジェッツの意味なんだけど――」

ありす「あっ! すみません! 少しだけ待って貰えますか?」

文香「ありすちゃん……?」

美波「? どうかしたの?」

ありす「更衣室に、タブレットを忘れちゃってたみたいで……」


ありす「すぐ、取ってきます!」

タッタッタッタッ!


美波「あっ! 走ると危ないから、焦らなくて大丈夫よ!」

美波「……ふふっ、ああして見ると、ありすちゃんも小さな女の子ね♪」

文香「はい……とても、可愛らしいです」

51以下、名無しが深夜にお送りします:2018/09/06(木) 23:27:23 ID:INgYF8.Y
美波「う〜ん、それじゃあ――」

美波「待ってる間に、文香さんにだけ教えちゃおうかしら」

文香「えっ?」

美波「それで、文香さんがありすちゃんに教えてあげて――」

美波「――ありすちゃんが、私に教える」

美波「どう? ちょっとした伝言ゲームみたいで、面白そうじゃない?」

文香「どう、なのでしょうか……よく、わかりません」

美波「文香さん、そんなに緊張しないで?」


美波「ちょっとした遊びだと思って気楽に……ね?」ニコッ!


文香「……わかりました」

52以下、名無しが深夜にお送りします:2018/09/06(木) 23:35:23 ID:INgYF8.Y
美波「それじゃあ、文香さん……目を閉じて」

文香「えっ?」

美波「ん?」

文香「は……はい、わかりました」

美波「それじゃあ、想像して……」


美波「マラジェット――おちんちんジェットが」

美波「何本も、何本も……青空を飛んでる光景を」


文香「……」

文香「…………」


文香「出来ません……! すみません、出来ません……!」

53以下、名無しが深夜にお送りします:2018/09/06(木) 23:40:11 ID:INgYF8.Y
美波「えっ!? ど、どうしたの文香さん!?」

文香「ファンタジーな世界すぎて、私には……!」

美波「そんな事ないわ、文香さん!」

美波「文香さんなら、きっと出来る! 自信を持って!」

文香「その一歩は、踏み出せそうに……ありません……!」

美波「……そうよね、ごめんなさい」


美波「まずは、一本から想像してみましょ♪」ニコッ!


文香「……い、いえ……あの……!」

文香「ほっ、ほ、本数の問題では、ありません……!」

54以下、名無しが深夜にお送りします:2018/09/06(木) 23:45:19 ID:INgYF8.Y
美波「本数の問題じゃない……?」

文香「そもそも……有り得ない、光景ですし……」

美波「……確かに、文香さんの言う通りだわ」

美波「――でもね、文香さん」


美波「そんな……有り得ない光景を実現させた……」

美波「努力に努力を重ねて……不可能を可能にした」

美波「そんな男の人達が居たら……どう思う?」


文香「……」

文香「……えっ?……えっ……!?」

55以下、名無しが深夜にお送りします:2018/09/06(木) 23:49:57 ID:INgYF8.Y
美波「文香さん、思い出して」

文香「なっ、何を……でしょうか……!?」

美波「LIVEが終わった時の、ファンの人達の声援を」

文香「えっ!? い、今……このタイミングで……!?」

美波「……どう?」

文香「ん、んんん……んん……はい、とても……嬉しい気持ち、です」


美波「――ふふっ!」

美波「それよ、文香さん!」ニコッ!


文香「……」

文香「どっ……どれですか……?」

56以下、名無しが深夜にお送りします:2018/09/06(木) 23:59:01 ID:INgYF8.Y
美波「それじゃあ、その気持ちを忘れずに……目を閉じて」

文香「えっ、は……はい……」


美波「後の事なんて考えず――おちんちんジェットを飛ばした」

美波「……プシュウウウッ! シュゴゴゴゴゴゴッ!」


文香「……ああ……何てことでしょう……」


美波「プシュウッ! プシュウッ! プッシュウウウッ!」

美波「シュゴッ! シュゴッ! シュゴゴゴゴッ!」


文香「何本も……何本も、空へ……飛び立って……!」

57以下、名無しが深夜にお送りします:2018/09/07(金) 00:04:31 ID:su9ZHV/o
美波「おちんちん……マラ……魔羅」

美波「煩悩と共に……飛んでいくジェット達」

文香「……」

美波「……さあ、文香さん……目を開けて」

文香「……はい」

美波「文香さんが、実際にその光景を目にしたら……何て言うかしら?」


文香「……マラジェッツ……です」


美波「……ふふっ!」

美波「文香さん、マラジェッツ!」ニコッ!

58以下、名無しが深夜にお送りします:2018/09/07(金) 00:15:58 ID:su9ZHV/o
文香「とても……不思議な感覚なのですが……」

美波「ええ……聞かせて、文香さん」

文香「もしも、その光景を目にした時……」

文香「マラジェッツ以外の言葉を紡ぐのは……無粋に思えました」

美波「凄いわ、文香さん!」


文香「おちんちんジェット達が、空へ飛んでいく……」

文香「……どこか切なく、物悲しい光景」

文香「しかし、それは未来へと羽ばたくための……努力の結晶」

文香「そんな物語を紡ぎ出した事を褒め称える言葉――」


文香「――マラジェッツ」


美波「その通りよ、文香さん!」

美波「簡単に言えば、頑張ったね、って言う意味ね♪」

59以下、名無しが深夜にお送りします:2018/09/07(金) 00:22:58 ID:su9ZHV/o
文香「簡単に言ってしまえば……そう、なのでしょうね」

文香「けれど、マラジェッツという言葉に込められた……想い」

文香「私は、それはとても重要なものだと……教えていただきました」


美波「ふっ、文香さん?」


文香「ありがとうございます……美波さん」

文香「書の世界に籠もっていては、得られない知識……見られない光景」

文香「それを……美波さんは、私に見せてくれます」


美波「……もうっ、そんなの気にしなくていいのよ!」

美波「ふふっ! だって、私達――お友達、でしょう?」ニコッ!


文香「美波さん……」

文香「……はいっ」ニコッ!

60以下、名無しが深夜にお送りします:2018/09/07(金) 00:31:12 ID:su9ZHV/o
美波「あっ! でも気をつけて、文香さん」

文香「……はい?」

美波「マラジェッツっていうのは、目上の人に使ったらいけないの」

文香「失礼に……当たるのでしょうか?」

美波「ええ、そうなの」

美波「でも、もしもロシアでLIVEをした時、飛んでくる言葉は――」


美波「マラジェッツ!」


美波「……に、なるのよ♪」

美波「よくやった、頑張ったね、ジャンボジェットだね、ってね♪」

文香「成る程……とても、勉強になります」

61以下、名無しが深夜にお送りします:2018/09/07(金) 00:41:14 ID:su9ZHV/o
美波「……あっ、いけない!」

文香「美波さん?」

美波「ごめんなさい、文香さん……私、そろそろレッスンの時間なの」

文香「そう、なのですか」

美波「だから、ありすちゃんに教えるのは……」

文香「……はい、任せてください」


文香「ちょっとした遊び……ですよね?」ニコッ!

62以下、名無しが深夜にお送りします:2018/09/07(金) 00:52:17 ID:su9ZHV/o
  ・  ・  ・

アーニャ「マラジェッツ! フミカ、アリス!」

アーニャ「ハラショー! 素晴らしい、ダンスでしたね!」

文香「ありがとうございます……ですが、まだ本数が足りません」

アーニャ「本数?」

ありす「そ、それに……まだまだ、ジェットじゃないです……///」

アーニャ「ジェット?」


アーニャ「……シトー? 何を言っているのですか?」

63以下、名無しが深夜にお送りします:2018/09/07(金) 01:03:58 ID:su9ZHV/o
文香「マラジェッツと言う言葉を頂くには……足りない、と」

アーニャ「フミカ」

ありす「ぜ、全然……飛距離も出てないと思います……///」

アーニャ「アリス」


アーニャ「……ニェート! ニェニェニェニェート!」

アーニャ「フミカも、アリスも、とっても努力しています!」


文香「な……何本でしょうか……?」


アーニャ「ンー? アー、百万本、です! そのくらい、です!」


文香「そっ……そんなに……!?」

ありす「えっ……じゃ、じゃあ……飛距離は?」


アーニャ「ンー? アー、星! 星まで、届きます!」


文香・ありす「ま……マラロケッツ……!?」

64以下、名無しが深夜にお送りします:2018/09/07(金) 01:16:22 ID:su9ZHV/o
アーニャ「……イズヴィニーチェ、すみません」

アーニャ「大声を……出してしまいました」

文香「いえ……謝るのは、こちらの方です……」

ありす「すみませんでした……もっと、自信を持ちます……!」

アーニャ「ダー! ダーダーダー! その通り、です!」

アーニャ「だから、私は何度でも言います!」


アーニャ「マラジェッツ!」ニコッ!


文香「……ああ……百万本の、おちんちんジェット……いえ――」

ありす「――ロケットが……星に向かって飛んでいきます……!」


アーニャ「……」


アーニャ「…………シトー?」



おわり

65以下、名無しが深夜にお送りします:2018/09/07(金) 07:09:48 ID:PPXIfJlk
乙、板が変わっても美波の頭がおかしいのはそのままだった

66以下、名無しが深夜にお送りします:2018/09/07(金) 10:55:05 ID:W6wf6u9k
タイトルで考えた下ネタがそのまんまssされた感

67以下、名無しが深夜にお送りします:2018/09/07(金) 11:20:31 ID:MBvB8t5M
大体ロシアは名前もヤバいからな
シコルスキーとか

68以下、名無しが深夜にお送りします:2018/09/07(金) 21:03:43 ID:su9ZHV/o
書きます


アイデンティティ見浦「……のあさんにボイスかー」

69以下、名無しが深夜にお送りします:2018/09/07(金) 21:06:23 ID:su9ZHV/o
見浦「確かに、ちょっと厳しい所はあるかも知れないよなぁ」

見浦「……でも、そう言ってても始まらないか!」

見浦「どんどん課金して、サプライズボイスに期待しよう!」

見浦「……ん?」

見浦「あそこにいるのは――」


野沢雅子「ファンの皆ー! オラに元気をわけてくれー!」


見浦「――野沢雅子さん!?」

70以下、名無しが深夜にお送りします:2018/09/07(金) 21:11:04 ID:su9ZHV/o
見浦「あのっ! 野沢雅子さんですよね!?」

野沢雅子「ん? なんだオメェ、オラの事知ってるんか?」

見浦「当たり前じゃないですか!」


見浦「ドラゴンボールの孫悟空の声でお馴染みの!」

見浦「御年81歳の大ベテランの声優、野沢雅子さんですよね!」


野沢雅子「ちなみに言っとくけんど」

野沢雅子「今度の誕生日の10月25日に、オラのTwitterにおめでとうは要らねえぞ」

野沢雅子「さすがに二度目はどう反応したら良いか考えるのがめんどくせぇんだ」


見浦「そうなんです」

見浦「皆さん、表記はこうですけど、コイツ偽物ですからね」

71以下、名無しが深夜にお送りします:2018/09/07(金) 21:15:40 ID:su9ZHV/o
見浦「それにしても、大きな声を出して何してたんですか?」

野沢雅子「見りゃわかんだろ」

見浦「いえあの、見てわからないから聞いたんですけど」

野沢雅子「なんだおめぇ、アレを見てもわかんなかったんか!」

見浦「ファンの皆って言ってましたけど……」

野沢雅子「おぉ!」


野沢雅子「LIVEに備えて修行してたんだ!」

野沢雅子「そん位わかれ、ぶっ殺すぞ」


見浦「口悪ぃな!」

見浦「いや……待ってください!」

見浦「今、まさかとは思いますがLIVEって言いました!?」

72以下、名無しが深夜にお送りします:2018/09/07(金) 21:22:50 ID:su9ZHV/o
見浦「野沢さん、何かLIVEをする予定があるんですか!?」

野沢雅子「オラにはねぇけんど、これからやるキャラはLIVEをすんだ!」

見浦「へええ! そういうキャラを演じる予定なんですね!」

野沢雅子「へへっ! LIVEって聞いて、オラわくわくすっぞ!」

見浦「僕もワクワクしますよ! うわー、楽しみだなぁ!」

見浦「ちなみに、どんなLIVEをするのか聞いても良いですか?」

野沢雅子「おぉ!」


野沢雅子「シンデレラの天下一武道会ってんだ!」


見浦「天下一武道会はねえだろ! どんなLIVEだよ!」

見浦「……あれ?」

見浦「野沢さん、今、シンデレラって言いました!?」

73以下、名無しが深夜にお送りします:2018/09/07(金) 21:28:56 ID:su9ZHV/o
野沢雅子「おっ! なんだおめぇ、よく知ってるじゃねえか!」

見浦「いや、知ってますけど!」

見浦「でも、野沢さんって出演してないですよね!?」


野沢雅子「……ほんとにそうか?」


見浦「そうだろ! 何でキレッキレの返ししてんだ!」


見浦「というかですね、言っちゃ何ですけど……野沢さんですよ!?」

見浦「確かに良い声ですけど、アイドルって声じゃないですよ!」

見浦「ステージの上で戦うんですか!?」

見浦「そもそも、武道会じゃなくて舞踏会ですかr」


野沢雅子「しつけ〜〜〜っ!」


見浦「す、すみません」

74以下、名無しが深夜にお送りします:2018/09/07(金) 21:34:48 ID:su9ZHV/o
野沢雅子「さっきから聞いてりゃおめぇ、ゴチャゴチャうっせえな!」

野沢雅子「オラもほんのちょっぴりそう思うから、修行してたんだじゃねえか!」

見浦「ちょっぴりじゃなく、もっと思ってくださいよ」

見浦「でも、野沢さんが出演してないのは事実ですよね!?」

野沢雅子「……へへっ!」

見浦「えっ? どうして笑ってるんですか?」


野沢雅子「おめぇ……サプレェズボイスって知ってっか?」


見浦「サプレェズじゃなくて、サプライズですよね」

見浦「――って! サプライズで出演するつもりですか!?」

75以下、名無しが深夜にお送りします:2018/09/07(金) 21:35:36 ID:su9ZHV/o
誤)>野沢雅子「オラもほんのちょっぴりそう思うから、修行してたんだじゃねえか!」

正)>野沢雅子「オラもほんのちょっぴりそう思うから、修行してたんじゃねえか!」

76以下、名無しが深夜にお送りします:2018/09/07(金) 21:41:07 ID:su9ZHV/o
野沢雅子「ダウンロードが終わって、オラの声が聞こえてみろ!」

野沢雅子「……これ以上のサプレェズはねえだろ?」

見浦「いや! 確かに驚きますけど!」

見浦「関係者だけじゃなく、海外も巻き込んだサプライズになりますよ!?」

野沢雅子「って事でよ、あんま邪魔すんな!」

野沢雅子「これから、キャラの修行しなきゃなんねんだ!」

見浦「キャラの修行?」

見浦「でも、野沢さんが演じるサプライズボイスって……」


野沢雅子「オッス! オラ、のあ!」


見浦「悟空感!」

見浦「のあ、って名乗ってますけど、思いっきり悟空ですよ!?」

77以下、名無しが深夜にお送りします:2018/09/07(金) 21:48:51 ID:su9ZHV/o
見浦「野沢さん、のあさんの声をやるんですか!?」

野沢雅子「おう、そのつもりだ」

見浦「ああっ、良かった……! 正式な決定じゃないんだ!」

野沢雅子「ん? おめぇ、今何つった?」

見浦「あっ、いえ! 何でも無いです!」

見浦「でも……なんでまた……?」


野沢雅子「何でも、のあっちゅうキャラは声がつかなそうって言われたみてぇじゃねえか」

野沢雅子「それを聞いたら、居ても立ってもいられなくなっちまってよ!」

野沢雅子「だから、ここまで界王拳を使って急いできたんだ!」


見浦「体に負担をかけてまで急いだんですか!?」


野沢雅子「おかげで、コンビニに筋斗雲置いてきちまった」


見浦「コンビニ行ったついでじゃねーか!」

78以下、名無しが深夜にお送りします:2018/09/07(金) 21:57:28 ID:su9ZHV/o
見浦「確かに、野沢さんの心遣いは嬉しいとは思いますよ!?」

見浦「でも、高峰のあ(CV:野沢雅子)って有り得ませんって!」

野沢雅子「なんだおめぇ、オラじゃ不満なんか」

見浦「ぶっちゃけて言えばそうですよ! 嫌ですもん!」


野沢雅子「……ほんとにそうか?」


見浦「嫌だっつってんだろ!」

見浦「まずい……! ここで俺がしっかりしないと!」

見浦「のあさんが、悟空感漂うキャラにされちまう!」


見浦「のあPの皆ー! 俺に元気をわけてくれー!」

79以下、名無しが深夜にお送りします:2018/09/07(金) 22:03:48 ID:su9ZHV/o
見浦「野沢さん! ちょっと聞いてください!」

野沢雅子「ん? どうした」

見浦「確かに、野沢さんは声優として大ベテランです!」

野沢雅子「ちげぇ、でぇベテランだ」

見浦「そういう細かい所は良いんだよ!」

見浦「でも、シンデレラガールズの声優さん達って皆若いんですよ!」

見浦「そんな、若い子達の中に入っていってですね?」


見浦「野沢さんが気まずい思いをするんじゃないか、って……」

見浦「僕、心配なんです!」


野沢雅子「……おめぇ、良いヤツだな〜!」


見浦「……よし!よし! 掴みはバッチリだ!」

80以下、名無しが深夜にお送りします:2018/09/07(金) 22:09:41 ID:su9ZHV/o
野沢雅子「でもよ! そんな心配はいらねぇぞ!」

野沢雅子「そのへんの修行もバッチリしてあるかんな!」

見浦「えっ!? そうなんですか!?」

野沢雅子「よっしゃ! 特別に、修行の成果を見せてやる!」

野沢雅子「おめぇ、ちょっと若ぇ声優達のフリしてみろ!」

野沢雅子「よろしくっつう挨拶からで良いからよ!」

見浦「えっ!? わ、わかりました……ゴホンッ!」


見浦「今日は、よろしくお願いします!」キャピッ!


野沢雅子「……おめぇ、気ん持ち悪ぃなぁ!」


見浦「お前がやれっつったんだろうが!」

見浦「確かにちょっとやりすぎたけど、気持ち悪いとか言うなよ!」

81以下、名無しが深夜にお送りします:2018/09/07(金) 22:15:20 ID:su9ZHV/o
野沢雅子「いや〜! 悪ぃ悪ぃ!」

野沢雅子「おめぇ、オラの心配してくれてんだもんな!」

見浦「お前じゃなく、のあさんの心配だよ」

野沢雅子「ん? 今何つった?」

見浦「何でもないです!」

野沢雅子「ぃよっしゃ! もいっちょ来い!」


見浦「……今日は、宜しくおねがいします!」キャピッ!


野沢雅子「おう! ここじゃあ、オラの方が後輩だ!」

野沢雅子「緊張せず、リラックスしてくれよな!」


見浦「凄い……!」

見浦「思いっきり悟空だけど、緊張がほぐれる感じがする……!」


野沢雅子「へへっ!」

82以下、名無しが深夜にお送りします:2018/09/07(金) 22:22:22 ID:su9ZHV/o
見浦「確かに、修行したってだけはあるぞ……!」

見浦「この声で言われたら、緊張なんてまるでしない!」

見浦「いや! むしろ、ワクワクしてくる!」

野沢雅子「さあ! モタモタすんな、どんどん来い!」

見浦「はい!」


見浦「大ベテランの野沢さんと一緒に仕事出来るなんて光栄です!」


野沢雅子「……ほんとにそうか?」


見浦「そこでその返し!?」


野沢雅子「へへっ、こうやって相手のパワーを利用すんだ!」

野沢雅子「そうすりゃおめぇ、緊張なんて吹き飛んじまうぞ!」


見浦「吹き飛んだ緊張が相手に行くだろ!」

見浦「相手がベジータだったら泣くぞ!?」

83以下、名無しが深夜にお送りします:2018/09/07(金) 22:28:38 ID:su9ZHV/o
見浦「そんな調子で、LIVEなんて出来るわけないでしょう!」

野沢雅子「何言ってんだ、曲もバッチリ覚えて来てんぞ」

見浦「えっ!? もう、曲も覚えてるんですか!?」

野沢雅子「当ったりめぇだ!」

見浦「野沢さん、どの曲を覚えてきたんですか!?」


野沢雅子「『お願ぇ! シェンロン』だ」


見浦「滅茶苦茶ドラゴンボールに侵食されてるじゃねえか!」

見浦「アイドルマスター、ドラゴンボールズか!」

84以下、名無しが深夜にお送りします:2018/09/07(金) 22:35:21 ID:su9ZHV/o
見浦「シェンロンじゃないですよ! シンデレラです!」

見浦「っていうかアナタ、シンデレラの天下一武道会とか言ってたでしょ!?」

野沢雅子「おおっ、そうだった! いや〜、助かったぞ!」

見浦「ああっ、まずい! 助ける方向に行っちゃってる!」

野沢雅子「お礼によ、一曲だけ聞かせてやんぞ!」

見浦「えっ!?」


野沢雅子「……『お願ぇ! シンデレラ』をな」


見浦「悟空感は残ってるけど、ちゃんとシンデレラになってる……!」

見浦「……」

見浦「すみません! 一曲だけ聞いたら、ちゃんと止めますんで!」

85以下、名無しが深夜にお送りします:2018/09/07(金) 22:41:04 ID:su9ZHV/o
野沢雅子「そんじゃあ、オラがのあをやっからよ!」

見浦「あっ、やっぱりのあさんをやるんですね」

野沢雅子「おめぇは……う〜んそうだなぁ」

見浦「えっ!? 僕も歌うんですか!?」

野沢雅子「へへっ! オラとデュエットなんておめぇ、贅沢だぞ〜?」

見浦「確かにそうですけど……じゃ、じゃあ僕の役は――」


野沢雅子「行くぞ、セル!」


見浦「セル!?」

見浦「あのっ、LIVEですよね!?」

見浦「セルゲームをやる気じゃないですよね!?」

86以下、名無しが深夜にお送りします:2018/09/07(金) 22:48:28 ID:su9ZHV/o
野沢雅子「オッス! オラ、のあ!」

野沢雅子「今日のLIVE、楽しんでってくれよな!」

見浦「始めちゃったよ!」


野沢雅子「……」スッ


見浦「野沢さん! それ、完全に悟空の構えですよね!?」

野沢雅子「ミュージック、スタート!」

見浦「あっ、すみません、お願いしまーす」


〜♪


野沢雅子「お〜ねげぇ〜♪」


見浦「やっぱり声が合ってねえなあ!」

87以下、名無しが深夜にお送りします:2018/09/07(金) 22:55:52 ID:su9ZHV/o
〜♪

見浦「しっ、シ〜ンデレ――」


野沢雅子「シ……ン……デ……レ……!」ググッ…!


見浦「何やってるんですか!?」

見浦「ダンスっていうか、かめはめ波の構えですよね!?」


野沢雅子「――ふっ!」ピッ!

…コソコソッ


見浦「からの、瞬間移動――……いや、思いっきり見えてますけど」


野沢雅子「波――――!!!!」


見浦「やっぱり瞬間移動かめはめ波じゃねーか!」

見浦「だから俺をセルに仕立て上げたんだな!?」

88以下、名無しが深夜にお送りします:2018/09/07(金) 23:04:03 ID:su9ZHV/o
野沢雅子「……へへっ!」ニヤリ!

見浦「満足げに良い笑顔してんじゃねえよ!」

野沢雅子「今のを見ても、オラがのあをやるのは駄目っちゅうんか?」

見浦「駄目に決まってんだろ! なんだ、シンデレ波って!」


見浦「良いですか!? 絶対、やめてくださいよ!?」

見浦「確かに声がつけば良いとは思いますけど、野沢さんは嫌ですからね!」


野沢雅子「あっ、おい! どこ行くんだおめぇ!」

野沢雅子「まだLIVEは始まったばかりだぞ!」


見浦「うるせえよ!」


野沢雅子「……」


野沢雅子「サプレェズボイス、期待しててくれよな」



おわり

89以下、名無しが深夜にお送りします:2018/09/08(土) 00:40:09 ID:5v04t28c
頭おかしい(褒め言葉)

90以下、名無しが深夜にお送りします:2018/09/08(土) 05:14:32 ID:DgADw4r6


91以下、名無しが深夜にお送りします:2018/09/08(土) 08:38:25 ID:PHZXUMtk
のあさんと武内Pって案外お似合いかもな、二人でいるところを見たみくとアーニャが暴走しそうなくらいには

92以下、名無しが深夜にお送りします:2018/09/08(土) 10:42:02 ID:CLyUfERQ
>>91
書きます


武内P「お似合い、ですか?」

93以下、名無しが深夜にお送りします:2018/09/08(土) 10:44:34 ID:CLyUfERQ
武内P「私と……安部さんが?」

みく「……」

武内P「そんな事は……無いと思いますが」

みく「……」

武内P「何故、そう思ったのでしょうか?」


みく「何故か、年齢差を感じないからにゃ」


武内P「……」

武内P「……ん……んんん……!」

94以下、名無しが深夜にお送りします:2018/09/08(土) 10:47:46 ID:CLyUfERQ
武内P「年齢差を感じないからは、理由になるのでしょうか?」

みく「……」

武内P「そもそも、安部さんはじゅ、17歳です」

みく「……」

武内P「お似合いということは、無いと思います」


みく「たまに、みくのわからない話題で盛り上がってるにゃ」


武内P「……」

武内P「……ん……んんん……!」

95以下、名無しが深夜にお送りします:2018/09/08(土) 10:51:54 ID:CLyUfERQ
武内P「それは……安部さんが博識、というだけです」

みく「……」

武内P「それに、私は彼女に相応しい人間ではありません」

みく「……」

武内P「安部さんは、とても素晴らしい……魅力的な、アイドルですから」


みく「ほら! すぐそうやってナナチャンを褒める!」


武内P「……」

武内P「……ん……んんん……!」

96以下、名無しが深夜にお送りします:2018/09/08(土) 10:55:50 ID:jZnRiMvk
すぐるちゃんかよwww

97以下、名無しが深夜にお送りします:2018/09/08(土) 10:59:11 ID:CLyUfERQ
武内P「か、彼女が素晴らしいアイドルなのは……事実なので」

みく「……」

武内P「でっ、ですが! 前川さんも、素晴らしいアイドルです!」

みく「!」


武内P「ルックス、スタイル、歌唱力、そしてキャラクター性」

武内P「まだ成長途中ではありますが、とても強い輝きを放っています」


みく「もういい!」


武内P「っ!?」


みく「もっ、も〜……Pチャンも口が上手くなったよね!///」


武内P「……」

武内P「は……はあ……」

98以下、名無しが深夜にお送りします:2018/09/08(土) 11:03:14 ID:CLyUfERQ
  ・  ・  ・

武内P「私と……新田さんが?」

アーニャ「……」

武内P「そんな事は……無いと思いますが」

アーニャ「……」

武内P「何故、そう思ったのでしょうか?」


アーニャ「プロデューサーと美波は、二人で居る事が多いですね?」


武内P「……」

武内P「……ん……んんん……!」

99以下、名無しが深夜にお送りします:2018/09/08(土) 11:07:07 ID:CLyUfERQ
武内P「二人で居る事が多いのは、理由になるのでしょうか?」

アーニャ「……」

武内P「そもそも、彼女はシンデレラプロジェクトのリーダーです」

アーニャ「……」

武内P「連絡事項等で、二人になる機会が多いだけです」


アーニャ「その時の美波は、アー、新妻っぽいですね?」


武内P「……」

武内P「……ん……んんん……!」

100以下、名無しが深夜にお送りします:2018/09/08(土) 11:11:58 ID:CLyUfERQ
武内P「確かに、新田さんにそういった面もあるのは事実です」

アーニャ「……」

武内P「ですが、それは彼女自身の魅力の一つに過ぎません」

アーニャ「……」

武内P「とても魅力的ではありますが、お似合いとはまた別の話です」


アーニャ「プロデューサーは、美波が好き、ですか!?」


武内P「……」

武内P「……ん……んんん……!」




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