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モバP「公式ウルヴァ凛?」
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凛母「人間には決して知られてはならぬ。我らが人狼の一族であることを……」
凛父「凛を頼むぞ、ハナコ」
ハナコ「承知。我の使命は凛お嬢様を護ること」
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10年後。
凛「……身体がダルい」
ハナコ「大丈夫?」
凛「心配しないで。大丈夫だから……」
ハナコ「牙が出てる」
凛「……限界だね。狼であることを抑えられない」
ハナコ「明日は満月だよ?」
凛「……もう少し続けたかったな……アイドル」
ハナコ「凛……」
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凛「ごめんプロデューサー……ごめん」
ハナコ「泣かないで」
凛「覚悟はしてたんだ。どんなに夢を追い求めても、私みたいな人狼では叶わない……いつかバレるってさ」
ハナコ「凛らしくないよ!まだ諦めちゃだめだ!」
凛「無理だよ……最近狼でいる時間が長くなってる。こんな調子じゃいつか皆にバレる」
凛「親しくなった皆が、私の本当の姿を見たらどう思うかな?……私はそれを知るのが怖い」
ハナコ「…………」
凛「私が思ってたよりさ、私って強くなかったみたい」
ハナコ「……辞めるの?」
凛「うん。皆に迷惑かける前にね」
私はプロデューサーに辞意を表明した。
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モバP「どうしてだ……凛」
凛「理由は言えないかな。……ごめんね」
モバP「……わかった。凛がそう言うんだ。よっぽどの理由なんだろ?」
凛「…………」
凛(ごめん……ごめんね……大好きだったよ、プロデューサー)
凛「あの……さ……ぐっ……嘘っ!こんなときに……」バリバリバリバリ
凛「グアアアアアアア」
モバP「どうした!?何が起こってる?」
凛「……見ないで……お願い……だから……」
モバP「牙?……凛に牙がはえてる!?」
凛「やだ……見ないで!」
モバP「とりあえず救急車を!」
凛「だめ!ダメなの!」
凛「くっ……満月はまだなのに……」
凛「うおぉぉぉぉん!」
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モバP「これは……狼、なのか?」
ウルヴァ凛「……そうだよ。これが私、ウルヴァ凛の本当の姿」
モバP「……そうか」
ウルヴァ凛「わかったでしょ?私は普通の人間じゃない。……人狼だから」
モバP「それがどうした?」
ウルヴァ凛「えっ?」
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モバP「人間じゃないからダメなんて誰が決めた?人狼なんてただの個性じゃないか」
ウルヴァ凛「個性……?」
モバP「俺はいいと思うぞ。今の凛も可愛いしな」
ウルヴァ凛「でも……」
モバP「むしろ人狼キャラをアピールすんだよ。クールな狼、渋谷凛!な、最高だろ?」
凛「……プロデューサー」
モバP「俺はどんな凛でも構わない。凛は凛だ。それがたとえ狼でもな」
凛「……いいのかな?私がアイドルを続けても」
モバP「たぶん皆同じだと思うぜ。凛のファンも大喜びだろうさ」
凛「私……アイドル続けたい……夢、だから」
モバP「ああ、これからもよろしくな」
こうしてウルヴァ凛は大ブレイク。
一躍時の人狼となりましとさ。
めでたしめでたし
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ワロタw
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シルバースピリットの人狼凛様が尊くて書きました
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ウルヴァ凛分かりやすいわ…
乙ゥ
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