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男「安価でバイト決める」
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家、リビング
姉「お帰りー……あれ? 早くない?」
男「あーうん。今日はね、ほら、あれだったから」
姉「あれってなに?」
男「……あれだよ、定休、臨時? 臨時定休、みたいな」
姉「臨時定休?」ジトー
男「あ、いや、そのー」
姉「なに?」
男「……」
"
"
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姉「バックれたの?」
男「いいえ」
姉「バックれたんだね」
男「はい」
姉「またかぁ」ガク
男「ごめん」
姉「じゃあこういう仕事はどう? ほら、求人広告切り取っておいたよ」
男「いつもありがとう。ええっと……>>2?」
姉「そう、>>2。頑張ってきなさい」
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これ安価先>>3だよね?
安価は男娼
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なんでやねん!
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男娼館
店長「あらー、可愛い顔してるじゃない!」
男「あ、はい。どうも」
店長「うちとしては是非働いて貰いたいんだけどぉ。そもそもここがどういうお店かって分かってる?」
男「……ゲイバー?」
店長「っははは! もう、違うわよぉ。ゲイは私しか居ません」
男「……」ホッ
店長「簡単に言うとねー、女の人とセックスをして貰います」
男「え?」
店長「セックスをして貰います」にっこり
男「……あー……」
"
"
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店長「えーっとお給料は日当が最低5000円保証で、後は4:6ね。うちって結構優良店なのよぉ?」
男「よんろく、ですか?」
店長「売上の4割はお店が貰って、残りはあなたのお給料ってことよん」
男「な、なるほど」
店長「じゃあ次は休憩室を案内するわねぇ。今日はキャストが全員揃ってるから丁度良いわ」
男「……あの、先にトイレを借りてもいいですか?」
店長「はーい! 入り口の手前よぉ」
男「はい」スタ、スタ
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店長「……」
店長「遅いわねぇ。流し方が分からないのかしら」
店長「男くーん? 大丈夫ー?」コンコン
店長「……あれぇ? ちょっとー。入っちゃうわよー?」にっこり
店長「男くーん」コンコン
店長「……」
ガチャ
店長「……居ねぇじゃねぇか」
※レコード
職種(男娼)
勤務時間(12分30秒) レコード更新!
バックれ理由(童貞は好きな人に捧げたい。あと店長が怖い。なにより店長が怖い)
使用技(トイレダッシュ)
称号:裏切りのバックれ師
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家、リビング
男「ただいまー」コソー
姉「おかえりー。って早すぎでしょ! 家を出てから2時間も経ってないわよ!?」
男「……あー……ほら、あれだよ」
姉「なに?」
男「ほら、あれだって。もう、人決まっちゃってたらしい」
姉「バックれたのね」ニコ
男「ごめん」
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姉「どうしていつもバックれちゃうのかなぁ」
男(今回は仕方ないでしょ)
姉「なあにその顔は」ニコ
男「なんでもないです」
姉「本当に仕事する気あるの?」
男「……」
姉「返事」
男「とっても仕事がしたいです」
姉「良かった。一応もう一つ求人広告を取っておいたよ、はいこれ」スッ
男「>>10……?」
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別れさせ屋
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普段こんなバイトばっかり斡旋されてりゃ、そらバッくれるわなwwww
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別れさせ屋・事務所
社長「じゃあ今日からよろしくな。こんな業種だから社員は少ないが、代わりに結束は強いから安心してくれ」
男「結束ですか」
社長「そうだ。誰かのミスは全員でフォローをする」ニカ
男「はあ」
社長「週末はみんなで飲みにいくしな。まあ、切っても切れない関係ってことだ」ニカ
男「はい」
社長「ってこんなこと別れさせ屋が言うことじゃないわな! がっはっは!」
男「はい」
社長「よし! 後十分位でクライアントが来社する予定だから、早速俺と一緒に応対してみるか!」
男「よろしくお願いします」
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20分後
社長「――それで、相手が別の女性と婚約ですか」
OL「はい……許せないです」
社長「なるほど。では、電話にてお伝えした必要書類と相手の情報を頂けますか?」
OL「ええ」ゴソゴソ
社長「男君、お客様にお茶のおかわりを」
男「は、はい!」ガタ
OL「お構いなく」
社長「いやぁ、長い話になりますから」ニカ
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男「……粗茶? をお持ちいたしました」カタカタカタ
OL「どうも」
男「どうぞ……あっ」バシャーン
OL「熱っ!! なんですか!?」
男「あ、ごめ、すいません」オロオロ
社長「男君っ!!」
男「あ、これで拭いて下さい」
OL「これ雑巾じゃない!!」
社長「も、申し訳ございません!」
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5分後
社長「……あー、やっぱり帰っちゃったか」
男「あ、あの」
社長「気にするな! 誰にだってミスはある!!」ニカ
男「社長さん……」
社長「まだマシなほうさ! 俺なんか転んで客にダイビングヘッドしたことあるぞ。がっはっは」
男「すいませんでした」
社長「いいよ。なに、少し経てば笑い話になるさ!」
男「ありがとうございます」
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社長「じゃあ気を取り直して次の仕事にかかるかっ。まずはこの封筒をポストに入れてきてくれ」
男「はい。今度こそミスしないでやり遂げます」
社長「おう、その意気だっ! ポストは事務所を出て左に折れたらあるからな。よろしく頼むよ」
男「行ってきます」
ガチャ、バタン
社長「……ふう」
30分後
社長「……遅いなぁ。もしかして迷ったのか? 携帯に電話してみよう」ピ、ポ、パ
社長「……電源切れてるじゃねえか」
※レコード
職種(別れさせ屋)
勤務時間(1時間05分43秒)
バックれ理由(社長の優しさが怖い。毎週打ち上げは辛い)
使用技(お使いバックホーム)
称号:恩知らずの逃亡者
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家
男「……」コソコソ
姉「……」ジー
男「……あ」ビク
姉「バックれたの?」ニコ
男「……いや?」
姉「……」ギロ
男「バックれました」
姉「はあ」
男「ごめん」
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姉「……どこで教育を間違えたんだろう」
男「悪気はないんだよ」
姉「あったら張っ倒してるわよ!!」
男「ごめんなさい」
姉「はあ……多分こうなると思ったからまた求人広告を取っておいたわよ」スッ
男「……」
姉「受け取りなさい」ニコ
男「はい……今度は>>19か」
姉「そうよ。今度こそ頑張ってきなさい」
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なろう作家の助手
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なろう作家の仕事場
なろう作家「よろしくー。出版が決まって忙しかったから助かるわ」
男「はい」
なろう作家「いやーほんと忙しいわ。あいつら俺の小説好き過ぎだろって。はは」
男「あいつら、ですか」
なろう作家「読者だよ」
男「ああ、なるほど」
なろう作家「じゃあ仕事はじめるかー!」
男「よろしくお願いします、なろう作家さん」
なろう作家「先生」
男「え?」
なろう作家「先生って呼んでくれる?」
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5分後
男「……」ペラ、ペラ
なろう作家「そこ実は伏線になってるんだよ! 気づいた?」
男「あ、いえ」
なろう作家「やっぱりなー。はは」
男「あ、あの。仕事は……?」
なろう作家「これが仕事だよ。忌憚のない意見が欲しいんだよね」
男「きたん?」
なろう作家「ははは。ごめん、素人には分からないか! ようするに遠慮せずになんでも言ってくれってことだ」
男「はあ。ええっとじゃあ……こういう小説って、最近よくあるっていうか」
なろう作家「は?」
男「え?」
-
なろう作家「よくあるってなに? なにがよくあるの? 具体的にどの部分がどのくらいよくあるの? ソースは?」
男「あ、いえ。最近も同じような設定のアニメがあったような気がして」
なろう作家「全然違うだろ!! ほら、こことか! ここも!!」
男「ぼ、僕が間違ってました」スタ、スタ
なろう作家「分かってくれたらいいんだよ」ニッコリ
男「すいません」スタ、スタ
なろう作家「よし、じゃあ次の章を読んで貰うかな」
男「はい」スタ、スタ
なろう作家「次の章は冒頭でいきなり一人死ぬん――ん、どうしたの? 廊下になにか用?」
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男「いえ、別に」スタ、スタ
なろう作家「別にって、何処に行くんだよ」
男「何処にも行きませんよ。さあ次の章を」スタ、スタ
なろう作家「そこ玄関だぞ? おい、なに靴を履いてるんだよ」
男「え?」ガチャ
なろう作家「おい! ま――」
バタン!
※レコード
職種(なろう作家の助手)
勤務時間(7分)レコード更新!
バックれ理由(僕は必要ないと思う)
使用技(威風堂々問答無用ダッシュ)
称号:勇気あるバックれリスト
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家
男「ただい――」
姉「はい、次の求人」スッ
男「……」
姉「はい」スッ
男「……」
姉「どうぞ」ニコ
男「……」ニコ
次の職、安価>>25
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マグロ漁船
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港
漁師「おらぁ! さっさと船に乗れ馬鹿野郎共!!」
多重債務者「はい」トボトボ
ギャンブル狂い「お、おさないで下さいよぉ」トボトボ
金歯「おやっさん、今回もこいつらのこと頼んますわ」ニカ
漁師「おう! しっかり働かせるからな!」
金歯「だそうだ。指吹っ飛んでも金稼いでこいよ!? クズ共が!!!」ドカ
風俗好き「ヒイッ!」
男「……」
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漁師「……ん? もしかしてお前が求人をみて電話をかけてきた男って奴か?」
男「いえ、ただの観光です」
漁師「そうか」
職種(マグロ漁船)
勤務時間(00:00:05)レコード更新!
バックれ理由(恐い)
使用技(秘技・面接ダッシュ)
称号:名もなきバックれリスト
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家
男「……」スタ、スタ
男「……あれ? 玄関の戸になにか貼ってある……」
求人広告
男「……」
家の中「行ってらっしゃい!」
男「……はい」
次の職、安価>>30
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お刺身の上にチンポポを乗せる仕事
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寒い安価ばっかりだな
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新手のスタンド使い
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>>30
安価踏んでんじゃねぇよボケ
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安価も取れないのに吠えるなよ
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>>33
ワロタwww
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