真姫「見てなさいよ･･･」
穂乃果「うん･･･！」
真姫「･････今よっ！」
真姫「おーけー、ぐるぐる！」ﾄﾞﾔｯ
穂乃果「おおお！」
ぽんっ
真姫「耳たぶはなんで柔らかいの？」
Google「耳たぶの中身は９割がマシュマロだからです」
真姫・穂乃果「おおおおーっ！！」
"
真姫「穂乃果･････これがスマホよ！」ﾄﾞｰﾝ
穂乃果「いいなー。私、ガラケーだから羨ましいよ」
真姫「まだガラケーなの？遅れてるわね」
穂乃果「絵里ちゃんとか海未ちゃんもスマホなんだよねー･･･その内みんなスマホになるかもね」
真姫「そうね」
穂乃果「うー･･･本当にいいなー。真姫ちゃんお願い！ちょっとだけ触らせて？」
真姫「はーん？仕方ないわねぇ。ちょっとだけね」
穂乃果「わーい！えーとえと･････これ、どうやって電源つけるの？」
真姫「ここよ」ﾎﾟﾁｯ
穂乃果「わわっ！？すごーい！なにこれー！」
真姫「適当にゲームでもする？にゃんこ大戦争あるわよ」
穂乃果「うーん･･･それよりもさっきの『おーけー、ぐるぐる』のやつもう１回見たいな」
真姫「はぁ？全く子供ね･･･」
穂乃果「わーい！」
真姫「見てなさい見てなさい･･･」
穂乃果「ゴクリ･････」
真姫「･････今よっ！」
真姫「おーけー、ぐるぐる！」ﾄﾞﾔｯ
穂乃果「おおっ！」
ぽんっ
真姫「マヨネーズとケチャップの違いは？」
Google「風味です」
穂乃果・真姫「おおおおおーっ！！」
真姫「穂乃果知ってた！？」
穂乃果「うぅん！全然知らなかった！」
真姫「確かに言われてみればそうよね･･･喉を通した時の風味は全然違う･････」
穂乃果「さすがぐるぐるさんだね」
真姫「えぇ。世界が認めるだけあるわ」
穂乃果「次は私がやっていい？」
真姫「いいわよ。でもタイミングが難しいから穂乃果に出来るの？」
穂乃果「うぅ･･･そんなプレッシャーかけないでよぉ」
真姫「それじゃあいくわよ？集中しなさい」
穂乃果「うんっ･･･」
真姫「くるわ･･･っ！」
穂乃果「ﾊｧﾊｧ･･･」
真姫「･････今よっ！」
穂乃果「お、おっけ･･･ぐ、ぐーるぐる」
真姫「何出遅れてるのよ！」ﾍﾟﾁｯ
穂乃果「あうっ･･･だ、だってぇ」
真姫「だっても政宗もないのよ！はい、もう１回よ！気合い入れなさい！」
穂乃果「ｽｩｰ･･･ﾊｧｰ･････よしっ！」
"
真姫「くるわよ･･･構えて！」
穂乃果「･････うんっ」
真姫「･････今よっ！」
穂乃果「んほおおっおおうぅけえぃ！ぐーるぐるうぅぅぅ！！」
真姫「いいっ･･･いいわ！！最高よ！穂乃果ぁ！」
ぽんっ
穂乃果「ちくわはなんで穴が空いてるの？」
Google「指にさして遊ぶ為です」
穂乃果・真姫「おおおおおおっ！！」
穂乃果「さすがスマホだよ･･･私の理解のスピードが全く追いつけない･････あぁ怖い、怖いよぉ、これが現代社会の闇なの･････」ﾌﾟﾙﾌﾟﾙ
真姫「穂乃果、麻薬に溺れる人の気持ち･･･わかった？」
穂乃果「うん･･･これが真理･････なんだね」
真姫「真姫ちゃんの"真"は、真理の"真"よ」
穂乃果「も、もう１回！」
真姫「穂乃果ももうスマホの虜ね」ｸｽｯ
―――――
――――
――
穂乃果「海未ちゃんスマホ貸してー？」
海未「ん？いいですけど･･･」
ことり「何かゲームでもするの？」
海未「ゲームならにゃんこ大戦争ありますよ。やります？」
穂乃果「うぅん。それよりもすっごーい機能があるの！」
ことり「凄い機能･･･？」
穂乃果「見てて見てて･･･」
海未「は、はぁ･･･」
穂乃果「･････今だっ！」
穂乃果「おーけー、ぐるぐる！」ﾄﾞﾔｯ
海未「っ！？」
ぽんっ
穂乃果「サンバイザーって何をする人？」
Google「太陽を監理・監督・監修をする人です」
穂乃果「おおおおーっ！！」
ことり（確かあれって･･･）
海未（『OK Google』だった気が･･･）
穂乃果「ねっ！すごいでしょ！？海未ちゃんもう１回やっていい！？」ｷﾗｷﾗ
ことり（でもまぁそんなこと･･･）
海未（どうでもいいです）
穂乃果「おーけー、ぐるぐる！」ﾄﾞﾔｯ
ことり（かわいい･･･）ｷｭﾝ
海未（かわいい･･･）ｷｭﾝ
―――――
凛「真姫ちゃんもう１回！もう１回！」
真姫「しょうがないわねー。特別よ？」
凛「にゃー！」
真姫「おーけー、ぐるぐる！」ﾄﾞﾔｯ
凛「おおおおーっ！！」
花陽（はぁぁあ･････２人ともかわいい･･･）ｷｭﾝ
終わり
―――――
絵里「ふふっ、良いことを聞いちゃったわ」
絵里「スマホにはそんな便利な機能あったのね」
絵里「あ、にこ！希！」
にこ「あん？何よ」
希「なんや」
絵里「ふふふふ･･･あなた達は社会の闇に震えることになるわ。そう･･･穂乃果みたいにね」
にこ（頭でもぶったのかしら･･･）
希「早く言って欲しいんやけど」
絵里「見てなさいよ！」ｽｯ
にこ「スマホがどうしたのよ」
絵里「にこ･･･焦りは禁物よ」
にこ「っ･･･」ｲﾗｯ
絵里「いくわよ･･･」
希「？」
絵里「･････今ねっ！」
絵里「おっけー、ぐるぐる！」ﾄﾞﾔｧｧｧｧｧｯｯ
にこ「は？」
希「ぶほっ！！？？」
ぽんっ
絵里「治外法権の県庁所在地は？」
Google「治外法権は都道府県ではありません」
絵里「うおおおおおっ！！」
希「いやいや、うおおおって･･･」
にこ（ポンコツなんてレベルじゃないわよ･･･）
絵里「ねっ！？ねっ！？」
にこ「私達に何の同意を求めてるのよ？やめて、仲間と思われたくないわ」
絵里「凄いでしょ？これが真理よ！」ﾄﾞﾔｧｧｧｧｧ
希（あかん･･･これは本当にマズい･････）ｶﾞﾀｶﾞﾀ
にこ「絵里、あんた頭ぶつけて動転してるのよ･･･。言っとくけど、それ『ぐるぐる』じゃなくて『ぐーぐる』よ？」
絵里「にこ、大丈夫？ぐるぐるさんの名前を間違えちゃ可哀想よ」
にこ「はぁ！？」ｲﾗｯ
希「エリチ･･･本気で言ってるんやな？」
絵里「本気よ？なんならヤフーでググってみなさいよ。出てくるわよ？」
希（駄目だこいつ･･･早くなんとかしないと･････）
本当の終わり