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男「お願いだ、信じてくれ」白蓮「あらあら」

378ぬえ ◆ufIVXIVlPg:2017/12/14(木) 00:00:14 ID:X9LAMwoY
勇儀「とりあえず、状況の整理でもしようかい」

白蓮「そうですね」

空いた大穴から星蓮船を下ろし、一応のトップ代表二人が対談する。

その周りを囲むのは俺、星さん、ナズーリン、パルスィさん、射命丸さん、白衣の男。

白衣の男は初めてみたがどうやら人間らしい。なにやら尊大な口調をしていたが、世間でいうところの中二病みたいに見える。

が、ここは幻想郷。不思議も魔法もある世界だ。見えるだけでそうじゃないのだろう。

しかし人間なのに地底ではそこそこ有名人らしい。妖怪の中で過ごす人間とは少し親近感を覚える。

勇儀「そこの男は未来を知ってて、最悪を回避するために動いている。だね」

男「あぁ、そうだ」

勇儀「信じられない話だが信用はしてるさ。あのさとりが認めてたんだから」

まず大前提を受け入れてくれることは非常に助かる。

勇儀「それで、さとりはさとりたちの監禁と、お燐とお空の封印を受け入れたように見せて、逃亡」

勇儀「簡単にするとそれだけの話さ。だけどどうも腑に落ちないところがある。あのさとりがそんな行動にでたことさ。あいつにそこまでの勇気はない。それに無責任でもない。一応だけどこの地底の管理者たるあいつがここまで事を大きくして逃げた理由。知ってるんだろう? 男」

勇儀「私はさとりを信頼してる。話してくれるよな。男」


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