したらばTOP ■掲示板に戻る■ 全部 1-100 最新50 | |

男「お願いだ、信じてくれ」白蓮「あらあら」

312ぬえ ◆ufIVXIVlPg:2017/07/02(日) 00:32:51 ID:Z62lBcOQ
男「逃げたって。約束が違うじゃないか」

ナズ「考えてみれば当たり前のことだったんだ。向こうには鬼がいる、土蜘蛛がいる、さとりがいる。私達よりずっとずっと強い妖怪がいるんだ。今さらご主人を巻き込んだところで得なんてなかったのさ。つまり初めから契約なんて守る気はなかった」

白蓮「困ったわねぇ」

一輪「姐さん困ったじゃすみませんよこの状況!? ねぇ、あんたがここに行けって言ったんでしょ!? どうすりゃいいのよこれ!」

一輪が近寄ってきて、俺の胸倉を掴む。それを止めようとしたのは白蓮さんだけで、他の皆は俺を責めるような目で見ていた。

男「受け入れてくれるように頼んできます」

それしかない。帰る場所はもうないし、このまま飛び続けるわけにもいかない。

責任をとらなきゃいけないのは一輪の言うとおり俺で、だから今から俺はあの結界を越えて説得しにいかなければいけない。

………?

一輪「説得するって言ったってどうするのよ。あそこから誰かが出てくるのを待つ? 出てくるわけないじゃない」

男「あの結界通り抜けられるんだよ、外から中だったら」

………?

一輪「………なんであんたがそんなこと知ってるのよ。未来を知ってるから?」

男「えっと、なんだったかな。たしか………紫に聞いた?」

たしか紫に地獄の結界の話を聞いたような。もしくは映姫さん?


新着レスの表示


名前: E-mail(省略可)

※書き込む際の注意事項はこちら

※画像アップローダーはこちら

(画像を表示できるのは「画像リンクのサムネイル表示」がオンの掲示板に限ります)

掲示板管理者へ連絡 無料レンタル掲示板