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男「お願いだ、信じてくれ」白蓮「あらあら」

273ぬえ ◆ufIVXIVlPg:2017/05/01(月) 13:35:37 ID:sH0k4KCw
ナズーリンが隠れて温泉に行ったという事実に一輪さん達がざわめいたがナズーリンの一喝でしぶしぶと治まる。

ナズ「こほん。それじゃあ紹介するよ。これは鴉天狗の射命丸 文。天狗のくせに今は地底にいるゴシップ三流記者さ」

文「紹介に悪意がありませんか? えーっとご紹介にあずかりました鴉天狗の射命丸 文です。清く正しくをモットーに皆さんが知りたい情報を伝えるしがない文屋でございます」

ナズ「皆が知りたいことに合わせたゴシップだろうに」

文「………いいですけど別に。それで私が連れてこられた理由をいい加減教えてもらえませんか? 私だって暇ではないのです」

白蓮「一つお願いがありまして、ちょっと座ってお話しましょう」

文「では離していただけませんか。逃げませんから」

白蓮「ダメですよ」

聖さんは射命丸さんを片手で持ち上げて自らのひざに座らせた。そのまま後ろから囁く形で話を続ける。

白蓮「私たちも地底に行こうと思うのですが、その使者になってはいただけませんか。いきなり船でいくというのも失礼ですからね」

文「あ、首筋はダメです、あ、あややっ」

首筋に息がかかるたび射命丸さんが悶える。その後射命丸さんが承認するまで白蓮さんは囁き続けた。

本人は無意識らしいが。


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