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女騎士「くっ、ころ…」
-
女騎士「殺す」
オーク「やめ…」
ザクッ
"
"
-
オーク「あ…」
ドクドクドク
オーク「う…あ……」
ダラリ
オーク「…」
女騎士「あ、あなたが悪いのよ…何度結婚を迫っても拒否したから…!」
-
女騎士「そ、それよりこの死体をどうするかが問題よ…そう、問題なのよ」
ウーム
女騎士「都合よくここに巨大なジュラルミンケースがあるわ、そうね…オーク一匹くらいならちょうど入るくらいの、ジュラルミンケースが、ね…」
-
女騎士「さっそくオークを詰め込もうかしら…ひときれのパン…ナイフ、ランプ、ジュラルミンケースに…詰め込んで…」
オーク「とぅーさーんがーのこしたー!」
女騎士「あつーいおもーいー!」
オーク「…」
女騎士「…」
ジッ
オーク「地球は回る…回って、いるんだよ」
女騎士「オーク…私…私!」
ダッ
ダキッ
オーク「いいんだ、過ちは誰にでもある。うっかりオークの腹を刺したって、いいんだ。いいんだよ…」
ドクドクドク
女騎士(めっちゃ血ぃ出てる)
-
オーク「なんだか意識が薄れてきたけど、僕は元気です」
女騎士「やせ我慢はよして!」
バシッ
オーク「ぶったね…マゾヒストの僕を、ぶったね!」
バシッ
オーク「二度もぶった…!」
オーク「…どうした?もっと、もっとだ!ご褒美を、ご褒美をくれよォォォォォォ!」
女騎士「正直しんどい」
"
"
-
オーク「くそっ、なぜぶたない…ぶたれる度に僕は射精しているんだぞッッ!?」
ビンッ ドプッ
女騎士「きゃあ、しろいうみ!」
オーク「ほれほれ〜白子〜白子〜」
プリュンプリュン
ドクドクドク
女騎士(とか言ってる間も、めっちゃ血ぃ出てる)
-
オーク「…ぐふっ」
女騎士「お、オーク」
オーク「どうやら精子と血を流しすぎたようだ、ぐふっ…」
女騎士「お、オークは、死ぬに違いない!」
オーク「ぐふっ…」
女騎士「くそっ…私が蘇生魔法を使えれば…くそっ!」
ダンッダンッ
オーク「悔しがるのはいいけど、僕の腹を殴るのは止めてよね」
ヤメテヨネ…
ホンキデケンカシタラ
サイガボクニカナウハズナイダロ…
-
女騎士「いや、まてよ」
女騎士「私が使えないなら、使える奴を連れてくればいいだけの話だ」
オーク「それな」
女騎士「たぶん女僧侶とかなら使えるに違いない!」
オーク「それある」
-
女騎士「舞ってろ…いや、待ってろオーク。必ず女僧侶を連れてきてザオリかせるから!」
オーク「本当か…本当にザオリかせてくれるのか、僕を!」
女騎士「女騎士、うそ、つかない。やくそく、まもる」
オーク「では頼む…このままでは僕は恐らく…いや、確実に、死ぬに違いない!」
女騎士「それな」
-
女騎士「ほな、また…」
テクテク
オーク「た、頼んだ…ぐふっ」
こうして女僧侶を探しに旅に出た女騎士。
果たしてオークは助かるのか…
【オークさんがその生命活動を停止するまで、あと24時間】
-
オーク結構余裕あるな
今>>1は女騎士がマイブーム(死語)なんだろうか
-
だからここは再編された世界なのか
脱糞剣士と繋がるのか
-
おつおつ
-
決して焦らず徒歩で行ってんじゃねーよ!
-
おい! サイさんは関係ないだろ!!
-
〜酒場〜
女騎士「ここは出会いと別れの場所、酒場…金さえ積めば誰とでも寝る阿婆擦れ共の掃き溜めさ…」
テクテク
女騎士「マスター、牛乳をくれ」
マスター「あいよ…で、どのような仲間をお求めで?」
女騎士「話が早くて助かる。…僧侶、それも蘇生魔法を使える僧侶を探している」
マスター「ほぅ…」
-
マスター「今ここにいる僧侶は3人…うち蘇生魔法を使えるのが2人」
女騎士「詳細を頼む」
マスター「1人は筋肉僧侶。趣味は筋トレのマッチョメンだ。ザオリク、メガザルが使えるマッチョメンだ。あの筋肉に抱かれれば、男も女もたちまち昇天するだろう」
女騎士「もう1人は?」
-
マスター「女僧侶…使える魔法はザオラルだけだ。あと何故かせいけんづきを使える」
女騎士「女…決まりだ。その女僧侶を紹介してくれ」
マスター「わかった」
ベリベリベリ
女騎士「ま、マスターが顔を剥がし……なっ、マスクだったのか!…そしてマスクの下から現れた顔は…女!?」
マスター「私が、女僧侶よ。訳あってマスターに変装していたの」
女騎士「こ、こいつ…!」
-
できる…!
-
女僧侶「…予言通りだわ」
女騎士「予言?」
女僧侶「私の一族は代々予知能力があってね…私は、ずっとこの酒場で貴方を待っていたの」
女騎士「私が来る事を、予知していた…?」
女僧侶「えぇ、ただ、何故来るのか、何故私を訪ねるのか理由は分からない。それを知るため、私はここで、待っていた」
-
女騎士「オカルトじみた話は信じないんだがな…その曇りの無い眼を見た限り、嘘ではない、のだろうな」
女僧侶「えぇ」
女騎士「席を移動しましょう、話を聞いてもらえるかしら」
女僧侶「はい」
・ ・ ・ ・ ・
女僧侶「…なるほど、それで蘇生魔法が使える私が必要だと」
女騎士「ああ。急がねばオークが…オークが…!」
女僧侶「分かりました。では急ぎましょう、この日のために、準備は出来ていますから」
女騎士「かたじけない…」
女僧侶「かまわんよ」
-
・ ・ ・ ・ ・
女騎士「では行くか」
女僧侶「はい…ところで、お名前…」
女騎士「ん?」
女僧侶「お名前を教えてもらってもいいですか?」
女騎士「あ、あぁ…私は女騎士の、騎士子だ」
女僧侶「騎士子さん…ですね。私は、女僧侶の、ソリョンです」
騎士子「ソリョン…では行こうソリョン、オークを助けるために!」
ソリョン「はい、騎士子さん!」
-
こうして
女騎士の騎士子
女僧侶のソリョン
2人はオークをザオリかせるため
急ぐのであった。
だがソリョンが使えるのはザオラルだ…!
失敗が続きMPが尽きれば
オークの命がヤバい…!
【続く】
-
ナニこの突っ込みたくなる名前
-
なんで筋肉さんにしなかったんだ!
-
・ ・ ・ ・ ・
騎士子「徒歩なら、オークのいる村まで八時間くらいだ」
ソリョン「え」
騎士子「オークを刺してから、ソリョンに会うまでで十時間くらいだったから…計十八時間。どうにかオークが生命活動を停止するまでには間に合いそうだ」
ソリョン「めっちゃ歩くやんけ!」
ジョボボボボボ
ソリョン「あ、しまった。驚きのあまり失禁してしまった☆」
テヘ☆ジョバ
騎士子「可愛さで尿臭を誤魔化した…だと…?」
-
ソリョン「ふぅ…あぶなかったぜ」
騎士子「口調、口調」
ソリョン「あ。ふぅ…あぶなかったですわ」
騎士子「まだ変だが、まぁいいか」
ソリョン「それより騎士子さん、そのオークさんって、どんな方なの?」
騎士子「ん、オークか…そうだなぁ」
-
騎士子「兄のような優しさ、父のような包容力、それでいて母のような温もり…時として教師のような厳しさ…それはもう完璧(パーフェクト)超人のような男さ」
ソリョン「へぇ」
騎士子「おっと、会っても惚れるなよ。オークは私の…私だけのものなのだから!だから!」
ソリョン「へぇ」
-
騎士子「とかなんとか言っているうちに」
ソリョン「かなり、かなーり歩きましたね」
ヒザガクガク
ソリョン「正直しんどい」
ヒザガクガク
ソリョン「膝に水が溜まっちまった…もう歩くのは無理だぜ…!」
騎士子「口調、口調」
ソリョン「あ。お膝にお水がお溜まりになりましてよ」
騎士子「あーもうむちゃくちゃだよこいつ」
-
ソリョン「休みたい」
騎士子「うむ、膝爆弾が爆発しては大変だからな…一休みするか」
ソリョン「YES!」
騎士子「都合良く、向こうに団子屋がある。あそこで休もう」
ソリョン「江戸時代かよ」
-
・ ・ ・ ・ ・
騎士子「邪魔すんでー」
店員「邪魔すんのやったら帰ってー」
騎士子「はいよ…っておぅい!」
ズビシッ
ソリョン「鋭いツッコミ!」
店員「冗談冗談マイケルジョーダン」
ソリョン「ハッ」
-
店員「なんにしますかーってうちは団子しかないですけどね」
騎士子「では団子二つ。あとお茶も」
店員「ですから、団子しかないんですよ。話聞いてましたかクソビッチ?」
騎士子「あ、すまない」
ソリョン「んー、という事は…」
店員「はい、団子だけです。飲み物はありません」
-
騎士子「くっ…喉に詰まらせ!」
ソリョン「そうですね、その危険はありますね」
店員「大丈夫大丈夫、うちの団子は柔らかいですから。体育のマットくらい柔らかいですから」
ソリョン「それけっこう固くね?」
騎士子「それな」
-
騎士子「だがせっかく一休みするのだから、何か食べたいし」
ソリョン「ねー」
騎士子「どうしたものか、悩むなぁ…」
ソリョン「まぁゆっくり考えましょうよ」
騎士子「だな」
こうして
団子を食べるか食べないか
じっくり考える2人であった…
【オークさんがその生命活動を停止するまであと八時間】
-
血だの尿だの余裕だの漏らしすぎなんだよぉ…!
というか、やわらかくても逆にあぶないよね、お餅の致死率とか考えるとさ
-
乙!
-
・ ・ ・ ・ ・
騎士子「で、結局」
ソリョン「団子、食べる!」
店員「まいどあり」
タタンッ
店員「団子二人前ァァァィィィェェェ!」
ソリョン「あ、いただきます」
ヒョイパク
ソリョン「あ、おいしい」
騎士子「それは本当か!?」
ヒョイパク
騎士子「くっ…」
-
騎士子「くっ、喉に詰まらせ!」
ソリョン「あーあ、お約束」
レイセイ
店員「だが残念、うちにお茶は無い。水も、団子を作る分しか残っていない…」
騎士子「くっ…くっ…くっ…」
ソリョン「こ、このままでは騎士子さんが危険な状態になるに違いない」
店員「今まさに危険な状態なんですけどねー」
-
騎士子「くっ」
ジタバタ
騎士子「ぶっ…」
シロメ グルンッ
アワ ブクブク
騎士子「…」
ソリョン「あ」
店員「泡吹いてら」
ソリョン「仕方がありませんね…魔法を使います」
店員「魔法?」
ソリョン「私は攻撃魔法をいくつか使えます…今回は、イオ…いや、イオラを使います!」
店員「な、なるほど。騎士子さんの腹の中でイオラによる爆発を起こし、喉の団子を飛び出させるつもりだね!」
-
頭良いな!
-
ソリョン「ご名答。多少臓器にダメージはあるでしょうが、私は薬草を持っています。なんとかなるかと」
店員「さすが薬草、万能!」
ソリョン「では早速…しにさらせぇぇぇぇぇぇぇぇぇぇイオラ!」
♪テレテレテレン
バフッ ドゴォォォン!
騎士子「たわらばっ」
-
※
× たわらば
○ うわらば
-
ダンゴ ポーン
店員「やった、団子が飛び出した!」
ソリョン「まだだ、まだ終わらんよ!」
♪テレテレテレン
♪テレテレテレン
♪テレテレテレン
ソリョン「あははははは!何だか楽しくなってきた!」
楽しくなってきたらしい。
【続く】
-
何これ面白い
支援
-
安定の酷さ
-
〜前回までのあらすじ〜
騎士子の喉に詰まった団子は
無事飛び出したが
ソリョンは何だか楽しくなってきたのだった…
ソリョン「爆ぜよリアル!」
♪テレテレテレン
♪テレテレテレン
♪テレテレテレン
騎士子「…」
店員「酷い…ミンチどころの話では無い…これはもう、肉片でさえ無い!」
ソリョン「あ」
店員「ん?」
ソリョン「やっべ」
店員「ん?」
ソリョン「楽しくなくなった」
楽しくなくなったらしい。
【続く】
【ついでに、オークさんがその生命活動を停止するまで、あと三時間】
-
乙!
-
〜前回までのあらすじ〜
ソリョンは楽しくなくなったのだ…
ソリョン「に、しても」
店員「ん?」
ソリョン「ひっでぇwww超絶ミンチだべ?」
店員「あなたがやったのですよ」
ソリョン「チョリースwwwサーセンwww」
店員「こいつ…」
ソリョン「でーもー?薬草がありますからー!」
テッテレー
ソリョン「これがあれば体力回復!肉体再生!」
店員「いやでも、今の騎士子さんの状態では…せかいじゅのは必要じゃね?」
ソリョン「だまれぃ」
ヒュパッ
店員「オグゥゥ」
-
店員の のどは つぶれた!
店員「ヒュスーヒュスー」
ソリョン「薬草の効能を甘く見るなよ…今はミンチの糞ビッチ騎士子だが、薬草を使えばぁぁぁ!」
♪パラピラピレン
ソリョン「…いけるか?」
肉片「…」
グニュグニュ
ザザザザ
ピタピタ
ソリョン「よっしゃぁ、肉片が集まり再生しだした!」
店員(薬草すげー)
-
肉片「…」
ズモォ
肉子「うあ゛あ゛…」
ブモブモ
肉騎士子「んぬ…」
ピカーッ!
騎士子「私、誕生!」
店員(肉片が騎士子さんに戻った…戻った!)
ソリョン「おかえりなさい、騎士子さん」
ダキッ
騎士子「何だかよく分からんが…ただいま」
テヘヘッ
-
ソリョン「もう何度も駄目だと思いました…でも、よかった…よかったです…」
ウルウル ポロッ
騎士子「おいおい、泣く奴があるか…グスッ」
ポロッ
ソリョン「騎士子さんこそ…泣いてるじゃないですかぁ〜うわぁぁぁぁ〜」
ボロボロボロ
2人は
このあとむちゃくちゃ泣いた。
【続く】
【ついでに、オークさんがその生命活動を停止するまで、あと二時間】
-
店員にも薬草やれよ!!
オーク……だれだっけ
-
こいつ……
-
〜前回までのあらすじ〜
騎士子とソリョンは仲良し!
・ ・ ・ ・ ・
騎士子「で」
ソリョン「はい」
騎士子「団子祭りの続きじゃい!」
ソリョン「yaaaaa!」
店員(はい、団子ですー)
タンッ タンッ タタタンッ
店員(どんどん食べるんやで)
騎士子「噛まずに飲み込むのが粋な食べ方だ!」
ゴクン
ソリョン「まじすかwww私もやってみよっと」
ゴクン
ゴクン
ゴクン
-
ゴクン
ゴ…
騎士子「くっ!」
ソリョン「!」
騎士子「くっ、喉に…」
ソリョン「イオラの出番か?」
騎士子「喉に…喉に…」
ソリョン「イオラの出番か?」
クルッ ターンッ ピシッ キメッ
騎士子「喉に詰まらせてなーい!」
ソリョン「チッ」
-
このイオラ中毒め!
-
騎士子「今舌打ちしたよね」
ソリョン「チッすいませーんチッ」
騎士子「あからさまァ」
ソリョン「そ、そんなことより」
騎士子「あ?」
ソリョン「急がなくていいんですか?」
騎士子「あ、そうだった急がなきゃ」
ソリョン「ですよね。早く団子食べて行きましょう」
ゴクン
ゴクン
ゴクン
店員(流れるように団子を飲み込んでいる…)
-
そうしてなんやかんやで
団子を食べ終えた2人。
騎士子「では行くか」
店員(まいどあり)
ソリョン「行きましょう」
テクテク
騎士子「…だが、このペースでは」
ソリョン「…はい」
騎士子「恐らく、いや確実にオークの死までに間に合わないだろう」
ソリョン「でしょうね。誰かさんが団子屋で休むとか言わなければなぁーナァァー」
騎士子「…チッ」
-
騎士子「てか休みたいって言ったのお前やんけ」
ソリョン「しまったそうだった」
騎士子「どうにかせいや」
ソリョン「うーん…実は都合よく、私の膣内にキメラのつばさが入っているんですよね」
-
騎士子「なんやて」
ソリョン「数日前、ノリで膣内に入れたら取れなくなって…そのままなんです」
騎士子「それをはよ言わんかい!」
ズムッ
ソリョン「アヒィ」
カキマゼ カキマゼ
ヌチャリ ムンズ
ソリョン「あ…んっ…」
騎士子「…掴んだ!」
-
ヌポォ
騎士子「キメラのつばさ!」
ソリョン「やっと取れた」
騎士子「ようし、これがあればオークの所までひとっ飛びだ!」
ソリョン「それな」
騎士子「さっそく使うぞ!」
ギュワン ギュワン ギュワン
-
こうしてキメラのつばさで
オークの所へ移動した2人。
いよいよオークはザオリかされるのか…!?
【続く】
【オークさん、そろそろマジやべー】
-
ナァァー
-
そんなこと言って、ザオラるしか出来ないんでしょう?
知ってるんだから!
-
びっくりするほど予断を許さないナァァー
-
〜前回までのあらすじ〜
ソリョンの股からキメラのつばさが
羽を広げ、飛び立った…っ!
騎士子「うわぁぁぁ」
ギュワンギュワン
ソリョン「ぶばばばば」
ギュワンギュワン
騎士子「キメラのつばさ、しゅごぃぃぃぃぅ!」
ソリョン「私達は今、高速で空を飛んでいますぅぅぅぅ!」
ギュワンギュワン
騎士子「い、息がでぎな゛…」
ソリョン「ぶばばばばば」
-
騎士子「あばばば」
ソリョン「あわあわあ、あ、あそこ、小さなむ゛らが…」
ギュワンギュワン
騎士子「う゛む、あぞごが…お゛お゛お゛」
ソリョン「ぶなぁぁしめ!」
騎士子「ぢ!」
ギュワン!
-
ドゴォォォ
プスプスプス…
騎士子「いたた…」
ソリョン「乱暴に落ちましたね…」
騎士子「到着だ。ここが私とオークが住む村だ」
ソリョン「へぇ。で、肝心のオークさんは?」
騎士子「あぁ、私の家だ。家まで呼び出して、ちょっと揉めて、なんやかんやあってな」
ソリョン「では急ぎましょう」
テクテク
-
テクテク
テクテク
騎士子「ここだ」
ソリョン「ここが騎士子さんの家…」
騎士子「急ごう、中でオークが今にも死にそうに苦しんでいるに違いない」
ソリョン「くっ、だれがそんな酷いことを…!」
騎士子「わ た し で すwww」
-
騎士子「えっと…鍵鍵…あった」
ガチャリ キィ…
ソリョン「いよいよオークさんをザオリかせる時が…」
騎士子「頼んだぞソリョン…おまえに全てがかかっている」
テクテク
騎士子「オーク!」
オーク「うぅぅ…痛い…痛い…」
ソリョン「お腹から血が…なんて酷い…」
-
オーク「そのこ、え…騎士子か…」
騎士子「オーク、約束通りザオリかせにきたぞ」
オーク「あぁ…頼む、早く…そろそろ意識が……はや、早く…」
騎士子「うむ、ではソリョン」
ソリョン「はい!」
パァァァァ
ソリョン「ハンニャーホンニャーホラホラ…ペイッ…っと、その前に」
騎士子「ん?」
ソリョン「そもそもなんですけどぉ」
騎士子「ん?」
-
ソリョン「オークさん死んでませんよね?ザオリくるザオリかない以前の問題じゃないですか?」
騎士子「!」
ソリョン「たぶんですけど、まだ生きているオークさんには、私のザオラルは効果がないかと…」
騎士子「しまった」
しまった。
【続く】
-
乙!
-
ゆっくりできるじゃん
-
〜前回までのあらすじ〜
オーク生きとったんかワレー!
騎士子「しまった」
ソリョン「死ななきゃザオラルは効果無し…ガキだって知ってるぜ?」
騎士子「口調、口調」
ソリョン「うっかり…ガキでも知ってましてよ?」
騎士子「うむぅ…どうしたものか」
ソリョン「どうしましょう…」
オーク「は、はやくしてくれ…し、しんでしまう…」
-
騎士子「それだ!」
オーク「?」
騎士子「ザオラルが効くのは死人…なら死ぬしかないよな?」
オーク「なっ…確実に生き返る保証がどっ…どこにある!?」
騎士子「うまくいけばおなぐさみよ!」
シュッ ザクッ
オーク「あb…」
グッタリ
騎士子「ふぅ」
ソリョン「そしてすかさずザオラル!」
♪テレテレテレン
-
しかし オークは いきかえらなかった!
ソリョン「もういっちょ!」
しかし MPが たりなかった!
ソリョン「…無念」
騎士子「そ、そんな…お、オーク…」
ソリョン「お、俺は悪くねぇ!」
そう、誰も悪くない。
もし仮に悪というものがあるならば、それは
それは…
-
〜一年後、とある村の墓地にて〜
騎士子「…」
ソリョン「騎士子さん…ここにいたんですね」
騎士子「あぁ。旅に出る前に挨拶を、な」
ソリョン「騎士子さん…やっぱり、この村を…」
騎士子「いろいろ考えた結果な。私は、まだまだ世界を知らない。だから、この眼で見たいんだ」
ソリョン「騎士子さん…」
騎士子「すまんな、留守を頼む。この墓、放っておく訳にもいくまい」
-
ソリョン「騎士子さん…」
騎士子「もう行くよ」
ビュワッ
ソリョン「きゃっ…」
騎士子「風が呼んでいる…きらめく粒子を放ちながら…」
ソリョン「暗雲…闇を切り裂いて…」
騎士子「それは?」
ソリョン「私の一族に伝わる、旅の安全を祈る言葉です。騎士子さん、どうか健やかに…」
騎士子「あぁ…」
テクテク…
-
ソリョン「騎士子さん…」
ソリョンは騎士子の姿が見えなくなるまで
その背中を眺めていた。
風はいまだに強く吹き
きらめく粒子を放っていた。
【続く】
-
一晩休んでもっかいザオラれよ
諦めんなよぉ!(修造)
-
乙!
-
いい話だった気にさせられたナァァー
-
〜前回までのあらすじ〜
オーク死んどったんかワレー!
騎士子は歩いていた。
見通しの悪い砂漠のような大地を…
彼女は…今何を…思うのか…
-
騎士子「…」
騎士子「オナニーしてぇ」
ムラムラ
騎士子「なんか色々あって感傷的になって…ノリで旅に出たけど、もう無理!もう嫌!」
バサッ
ゼンラー
イナ!
ダイ! ゼンラー!
騎士子「私はオナニーをするぞジョジョー!」
※通常、オナニーにジョジョの許可はいりませんのであしからず
-
騎士子「ハッ!」
ヌプリ
ヌプッ ヌプッ ヌプッ
ペッチャリー マッチャリー
モッサン! ゴッサン!
騎士子「はぁはぁ…」
ヌプッ ヌプッ
モッサン! ゴッサン!
騎士子「あ…あぁ…んナァァー」
ファサー
-
ビクン ビクン ビクン
騎士子「はぁはぁ…久々だからたまらんな」
ガサガサッ パシャッ
騎士子「っ、写真を撮られた!?」
?「フフフ…こいつァ恥ずかしい所を激写してしまいましたなぁ…」
騎士子「貴様…なにものだ!」
-
また変な奴が増えるのかナァァー
-
>※通常、オナニーにジョジョの許可はいりませんのであしからず
安心した
-
?「闇に隠れて生きる…人は私をダークオークと呼ぶ」
騎士子「ダークオーク!?」
Dオーク「うむ。闇の力を持つオーク族である。闇に隠れ闇に生きる…なんか悪っぽーい」
騎士子「オーク族にも、派生があるんだな」
Dオーク「まぁぶっちゃけエルフとダークエルフみたいなもん」
騎士子「それわかりやすい」
-
騎士子「どのへんが普通のオーク族と違うんだ?」
Dオーク「…」
ヌギッ
ボロン
騎士子「きゃあ!」
Dオーク「見ろよ、黒光りしてるだろ?」
騎士子「確かに。肌も普通のオークより黒い…まるでシゲル=マツザキみたいだ!」
Dオーク「闇のように深き黒の肌…ペットボトル並のくろちんぽ…それがダークオークだ!」
ブルン ブルン ブルン
騎士子「さ、さきっちょクロマティ…」
-
騎士子「…Gokuri」
Dオーク「どうした?もはや我慢できぬか?くろちんぽを見て?さきっちょクロマティの、この!くろちんぽを!見てしまったからには!なぁ!ははははは!」
ブルンブルンブルン クイッ ブルン
ヘイスト! ヘイスト! ヘイスト!
騎士子「ちんぽが…いや、くろちんぽが光速で回転してい…」
ブルルルルルルルルルルルルルルルルルルルルルルルルル
-
騎士子「くっ…オナらせ!」
Dオーク「ざぁんねん」
スッ
Dオーク「このスマホには、先ほどの君の痴態が激写されている」
騎士子「くっ…脅すつもりか?」
Dオーク「今はネットの時代…自分のオナニー姿をばらまかれたくなければ、俺の言うことを聞いてもらおうか」
-
騎士子「くっ…外道!」
Dオーク「なんとでも言え。今から君は俺の肉便器だ…性処理の為だけの、雌豚だ!」
パシンッ パシンッ
騎士子「アヒィ」
-
・ ・ ・ ・ ・
こうして騎士子はダークオークの肉便器に成り果てた。
こんな筈では…こんな筈では…なかった…
そんな言葉が頭を埋め尽くす。
こだまでしょうか?
いいえ、誰でも…
誰でも、何かの
誰でも、誰かの
奴隷なのでしょう…
-
・ ・ ・ ・ ・
パンッパンッ
パンッパンッ
騎士子「くっ…」
騎士子「くっ…ころ…」
騎士子「ア…ア…こ、ころ…シ…」
〜BAD END〜
-
つまり、何が言いたいかというと
因果応報
って事。
オークを酷い目にあわせた女騎士は
オークによって酷い目にあわされた訳
【おしまい】
-
マジかよ
-
う、ウソだろ……この>>1の話が真面目に〆られた!?
そんな馬鹿な……何かの間違い……これはなにかのまちがいにちがいない!
てかソリョンに罰ないんかいw
乙
-
>>1「こんな筈ではなかった…」
ということだな?(名推理)
"
"
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