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クリスタ「>>2のお尻を徹底的にいじめる」

1 : 以下、名無しが深夜にお送りします :2014/01/20(月) 20:47:51 Zrrip.hc
>>2「……」

クリスタ「いくぞ」


"
"
2 : 以下、名無しが深夜にお送りします :2014/01/20(月) 20:48:31 /FPfxBZU
なんやて


3 : 以下、名無しが深夜にお送りします :2014/01/20(月) 20:48:36 DBUPRovg
アルミン


4 : 以下、名無しが深夜にお送りします :2014/01/20(月) 20:50:10 Zrrip.hc
/FPfxBZU「……」

クリスタ「……」

/FPfxBZU「来て」

クリスタ「……ドラァッ!!」


5 : 以下、名無しが深夜にお送りします :2014/01/20(月) 20:52:34 Zrrip.hc
この日のためにクリスタは己を鍛え上げた

立体起動も座学も馬術も捨て、ただ蹴りの練習とそのためのトレーニングにのみ時間を費やした

はじめはうまくいかなかった
コーチであるアニレオンハート氏は語る


"
"
6 : 以下、名無しが深夜にお送りします :2014/01/20(月) 20:54:58 Zrrip.hc
アニ「ええ、はじめはなにを言ってるんだろうと思いました」

アニ「いきなり私のところへ来て『蹴りを教えてほしい』ですからね」

アニ「まあ断る理由もないので了承したんですが、まあセンスのないこと(笑)最初はまともに足もあげられなかったんですよ?」


7 : 以下、名無しが深夜にお送りします :2014/01/20(月) 21:00:29 hEMhdzMM
アニ「まあしばらく付き合ってやればそのうち飽きるだろう、と思ってたんですけどね……」


クリスタは嘆いた
いくら自分が蹴りを放っても、アニの10分の1の威力にもみたない

彼女は諦めなかった

来る日も来る日も、蹴りの練習を続けた

雨の日も、風の日も


8 : 以下、名無しが深夜にお送りします :2014/01/20(月) 21:04:14 KKxsVFt2
練習を初めて一年がたったころ

サンドバッグを蹴る音が、変わったことに気付く

アニ「本当に、毎日練習してたんですよ。クリスタ」

アニ「訓練の以外の時間はずっとサンドバッグ蹴ってましたね。休みの日に遊びに誘っても全部ことわって……」

アニ「でもまさか、一年で追い付かれるとは思ってませんでした(笑)」


しかし、彼女の目標はアニレオンハートではなかった


9 : 以下、名無しが深夜にお送りします :2014/01/20(月) 21:07:56 KKxsVFt2
練習を初めて二年が経過したころ、ついにサンドバッグが限界を迎える

キース「ええ、そりゃあ驚きましたよ」

キース「レンズが『教官、すみませんサンドバッグを蹴り破ってしまいました』ですからね」

キース「まあ随分古いものでしたし、しょうがないと思ってすぐ新品を用意したんですが……」


キース「彼女が同じ要件で私のもとをおとずれたのは、その日の夕方でした」


10 : 以下、名無しが深夜にお送りします :2014/01/20(月) 21:13:31 VtmWnTG6
彼女の蹴りは、サンドバッグが耐えられるものではなくなっていた

仕方なく兵舎裏の木に布を巻き付け、それを蹴り続けた

来る日も、来る日も

その頃から彼女は、訓練に参加しなくなった

食事や睡眠以外の全ての時間を蹴りに費やした

目を真っ赤に血走らせ、一心不乱に蹴りを放つ彼女を、誰も止めることは出来なかった

その木が根本から折れたのは、それから半年後のことである


11 : 以下、名無しが深夜にお送りします :2014/01/20(月) 21:17:06 VtmWnTG6
へし折った木が100を越えた頃、彼女が蹴りを練習しはじめて三年がたっていた

ひたすらに鍛え抜かれた右足、太さは彼女自身の胴体を悠に越えていた

そしてこの日がやってくる


12 : 以下、名無しが深夜にお送りします :2014/01/20(月) 21:18:04 VtmWnTG6
クリスタ「……」

/FPfxBZU「……」

/FPfxBZU「来て」

クリスタ「……ドラァッ!!」


13 : 以下、名無しが深夜にお送りします :2014/01/20(月) 21:19:30 /FPfxBZU
ごめんよ まさかこうなるとは思わなかったんだ


14 : 以下、名無しが深夜にお送りします :2014/01/20(月) 21:23:34 3YbTeKmc
放たれた蹴りは、今までで最高の威力を宿していた

この下で告白すれば必ずうまくいくという伝説の木をへし折ったよりも

勝負を挑んできたエレンを蹴り殺したときよりも

更に、いや、比べ物にならないほどの威力と殺気を纏った蹴りが、
/FPfxBZUを襲う

結果

クリスタ「……」


/FPfxBZUは飛散した


15 : 以下、名無しが深夜にお送りします :2014/01/20(月) 21:25:34 3YbTeKmc
クリスタ「……」

ここでこの話は終わる

だが、彼女の物語はまだ終わっていない

彼女がその足でこれからなにを成すのか

なにを蹴り殺すのか

それは、また別の機会に





16 : 以下、名無しが深夜にお送りします :2014/01/20(月) 21:26:07 3YbTeKmc
以上です

ありがとうございました


17 : 以下、名無しが深夜にお送りします :2014/01/20(月) 21:27:13 BlvFNj3c

イイハナシカナー


18 : 以下、名無しが深夜にお送りします :2014/01/20(月) 21:44:47 zUaze9KI
何気にエレン死んでる



19 : 以下、名無しが深夜にお送りします :2014/01/20(月) 21:55:35 jViNebNw
乙!面白かった
突拍子もないけど無理やり納得させられる感じが何とも言えん
また書いて欲しい


20 : 以下、名無しが深夜にお送りします :2014/01/20(月) 22:09:53 rQvCdXl2
>>2
>/FPfxBZU「来て」
気持ち悪い


21 : 以下、名無しが深夜にお送りします :2014/01/21(火) 19:46:33 102r4nCk
TUEEEEEEEEEEwwwwwww


22 : 以下、名無しが深夜にお送りします :2014/02/02(日) 18:30:17 VckDSpJs



23 : 以下、名無しが深夜にお送りします :2014/02/02(日) 19:52:27 g4myJC76
VckDSpJs死ね


24 : 以下、名無しが深夜にお送りします :2014/02/02(日) 22:42:23 RxK1FxJQ

面白かった


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