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纏流子「Teacher's Pet」
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美木流小ネタ集 普通にエロもぶっ込みたい
・美木杉「女はそれをがまんできない」
・纏流子「ポッキー&プリッツの日、ねぇ……」
・纏流子「朝まで待てない」
これら3連作の補完的ネタが主だけど、知らなくても大丈夫かとは思われ
更新はゆっくりめ
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「くちびるから片太刀鋏」
流子「あんたなんか大嫌い」
美木杉「それは残念だな。僕のどこが嫌い?」
流子「そういうとこ」
美木杉「もっと具体的に」
流子「あんたマゾか? 挙げればきりがねぇのに、知ってどうすんだよ」
美木杉「後学の為にね」
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美木杉「じゃあ改めて訊こう。具体的に、僕のどこが嫌い?」
流子「あんたのその目が嫌い」
美木杉「これは持って生まれたものだからどうしようもないよ」
流子「私の何もかもを見透かしているようで腹が立つ」
美木杉「仕方ないな。では常にサングラスでもかけていようか」
流子「それはそれで、あんたの目が隠れてる分思惑がわかんなくて腹が立つ」
美木杉「どうすりゃいいんだ僕は」
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流子「あんたのそのにやけた面構えが嫌い」
美木杉「どうにもしようがないところばかり嫌いになるな君は」
流子「いっつも余裕綽々って感じでさ。私ばっかり馬鹿みたい」
美木杉「君も余裕を持てばいいじゃないか」
流子「あんたが私の余裕を無くすんだ」
美木杉「身体の? 心の?」
流子「ノーコメント」
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流子「あんたのその口が嫌い」
美木杉「どうして?」
流子「のらりくらりと躱しやがって、私が知りたいことはなんにも話しちゃくれねぇ」
美木杉「何も話してない訳じゃないだろう。色々と教えてるじゃないか」
流子「知りたくもねぇこともな」
美木杉「キスの際の息継ぎの仕方? 唇を使った愛撫の仕方?」
流子「ノーコメント」
美木杉「言っちゃなんだが君、本来の意味での勉強もそっちの意味での勉強もまだまだ全然だよ」
流子「知るか!」
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流子「あんたのその、そうやってすぐ脱ぐところが嫌い」
美木杉「未だ免疫なしか。今日び男の裸なんかテレビやら雑誌やらそこかしこに溢れているだろうに」
流子「あんたのは、えっと……なんか違うんだよ」
美木杉「特別な存在という訳か」
流子「そんなに私をからかって楽しいか」
美木杉「そうやってすぐ赤面するところが可愛くて、つい」
流子「また心にもないことを」
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流子「あんたのその腕が嫌い」
美木杉「どうして?」
流子「あんたの腕は私の身体の自由を奪うから」
美木杉「逃げればいいのに。君の力ならその位訳ないだろう」
流子「逃げらんねぇから困ってんだよ」
美木杉「こんな風に?」
流子「! あぁほら、また動けなくなっちまった。あんたのせいで」
美木杉「針なんか打っていない。ただ抱きしめているだけなのに?」
流子「だからだよ」
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流子「あんたのその指が嫌い」
美木杉「どうして?」
流子「いつだってろくなことしないから。おかげでいつも恥ずかしい思いをさせられる」
美木杉「恥ずかしいだけかい?」
流子「そうやって茶化すところも大嫌い」
美木杉「こんなに大真面目なのに」
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流子「あんたのその声が嫌い」
美木杉「どうして?」
流子「普通に話せばいいものを、わざわざ耳元で囁きかけやがるから」
美木杉「僕の言葉をちゃんと聞いて欲しいからだよ」
流子「…………っ! だから!!」
美木杉「耳まで真っ赤になっているな」
流子「うっせ!」
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流子「……とにかく! あんたの何もかもが嫌いだよ」
美木杉「やれやれ悲しいねぇ、酷い嫌われようだ。僕ぁ君のことがこんなに可愛くて仕方ないのに」
流子「! またそうやって、嘘ばっかり」
美木杉「嘘つきはどっちなんだか」
流子「なっ、わ、私は嘘なんかついてねぇし!」
美木杉「本当に?」
流子「…………大嫌い」
美木杉「本当に?」
流子「大きr美木杉「嘘つき」
流子「……っ」
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一つめの小ネタおしまい
相変わらず早漏だけど、数こなせるといいなって
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しえん!
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>>1に記載されている美木流3連作をご存じない方の為に3行で説明
「挿入さえしなけりゃ処女」という錦の御旗のもと
教師と生徒が色々やらかした挙句
ゴールインしてまう話
まだまだやらかしてないことが多々あるのでその辺も掘り下げつつ好き放題したい
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「貞操問答」
流子「……やっぱさ、どう考えても無理がある気がする」
美木杉「何がだい流子くん」
流子「その……そ、挿入……さえしなけりゃ処女、ってさ」
美木杉「無理なんかないさ。未通娘の字が示す通り、君は未だ開通していない。立派な処女だと胸を張るがいい」
流子「適当ぶっこきやがって」
美木杉「適して当然だから適当って言うんだよ」
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美木杉「君と添い遂げる男は幸せだろうね」
流子「なんでだよ」
美木杉「妙に床上手な処女を嫁に貰えるのだから」
流子「馬鹿かてめぇは。余計な波風立てたかねぇよ」
美木杉「おやおや流子くん、折角の僕仕込みのテクニックを披露してやらないなんて可哀想だよ」
流子「仕込み言うな。何処で覚えたんだなんて要らん誤解を招くのがオチだろ」
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美木杉「授業で習ったとでも言っとけばいいさ」
流子「どんな授業だ」
美木杉「嘘は言ってないだろう」
流子「黙れこの淫行教師が」
美木杉「君は今迄僕が相手した生徒の中で一番教え甲斐があるよ」
流子「それはどっちの意味での生徒だよ」
美木杉「結婚式には恩師として呼んでくれてもいいんだよ」
流子「そんなインモラルな真似出来っかよ。つーかそもそも呼ばねぇしな」
美木杉「それは残念」
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美木杉「それにしても、君みたいな面倒くさい女の子を全て受け止めきれる男なんてこの世にいるのだろうか」
流子「世の中広いんだし、そんな奇特な奴もどっかにいるだろうさ」
美木杉「そうだね、意外と近くにいるかもしれないな」
流子「鮮血のことか……いや、こいつは包容力は抜群だがそれ以前に人じゃなくて服だしな」
美木杉「それはわざとなのか本気なのか」
流子「さぁ、どうだろうな」
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二発目の小ネタおしまい
書いといてアレだけど、やっぱ自分でも無茶だって思う
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支援だぜ
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「ひざまくら」
流子「……なんか、疲れてね?」
美木杉「そう見えるかい?」
流子「いつもより5割増もっさり」
美木杉「近頃激務が続いていてね。全く、本能字学園も組織も人使いが荒いよ」
流子「労基にでも駆け込んどけ」
美木杉「僕がそう出来る立場ならね」
流子「もう年なんだから堪えるだろう。無茶すんなよ」
美木杉「君の思いやりは沁みるな。色んな意味で」
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美木杉「……やっと一段落ついたけど、済まない、少しだけ休ませてくれ」
流子「…………こっち来いよ」
美木杉「折角のお誘いは嬉しいけどごめん、ちょっとまだ早いかな」
流子「?」
美木杉「疲れ××を発動させるにはもっと働かないと。今の僕はやたらと眠いんだ」
流子「言葉の意味はよく解らんが、とりあえずぶった斬っておいた方が良さそうだ」
美木杉「君は手厳しいね」
流子「どうせ仮眠を取るなら、そんな机に突っ伏して寝るより、膝枕でもしてやろうと思ったんだけどな」
美木杉「君は優しいね」
流子「年寄りは労らないとな」
美木杉「やっぱり君は手厳しいね」
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流子「…………寝心地はどうだ先公」
美木杉「とても良いよ流子くん。何と言っても、腿に頭を密着させていても怒られないのが良い」
流子「おっさんの戯言はさておいて、前から気になってたことがあってさ」
美木杉「なんだい流子くん」
流子「膝枕っていうけどこれ、実質腿枕じゃねぇか。何だよそれ、納得行かねぇんだけど」
美木杉「あぁまた面倒くさいことになりそうな気がするよ」
流子「おい、頭移動させろ。文字通りの膝枕実践してみるから」
美木杉「予感的中だ」
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流子「…………寝心地はどうだ先公」
美木杉「正直今ひとつかな。頭に膝がゴリゴリ当たるし中途半端に上半身を乗り出しているせいで腹筋が大活躍中だ」
流子「…………ハッ、そいつぁ残念だな」
美木杉「……後悔しているだろう」
流子「…………してねぇ」
美木杉「空中で脚突っ張らせてプルプル震わせながら言われても」
流子「ヴァイブレーション効果で心地良い癒やしを与えてるんだ」
美木杉「こんなにも癒やされない膝枕は初めてだよ」
流子「どの膝枕と比べてんだか…………って、あーもう限界!」
美木杉「!!」
流子「膝いってぇ……皿割れるかと思った……」
美木杉「それは気の毒だけど、ソファーから無様に上半身落ちているこの僕を見てどう思う?」
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美木杉「……さて、気を取り直して、再び膝枕の体勢に戻った訳だが」
流子「やっぱ普通にするのが一番いいと思い知らされたぜ」
美木杉「一通りのアブノーマルプレイを試したカップルの感想みたいだね」
流子「今のは聞こえなかったことにしといてやるよ」
美木杉「お礼に今度腕枕をしてあげよう」
流子「うわぁ超いらねぇ」
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美木杉「腕枕が嫌なら肩車はどうだろう」
流子「子供扱いしてんじゃねぇよ」
美木杉「見晴らしはいいと思うよ」
流子「それはちょっと楽しいかも」
美木杉「僕も楽しいと思うよ。何かが首の後ろに当たるから」
流子「やっぱやだ」
美木杉「つれないねぇ」
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流子「…………」
美木杉「よもやこの年で頭を撫でられることになろうとは」
流子「子守唄も歌ってやろうか」
美木杉「年寄り扱いしたり子供扱いしたり忙しないな君は」
流子「いつも子供扱いされてるから仕返しだ」
美木杉「仕返しになっていないよ」
流子「そいつぁ残念」
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おしまい
どうしてだろう、エロくならない
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支援
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保守あげ
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ほしゅ
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書かないの??
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書いてるのでもうちょいお待ちください
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お久しぶりです これで最後です
纏流子「男もそれをがまんできない」
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――美木杉の部屋――
美木杉「……つまり、君はこう言いたい訳だ。今まで僕と色々あんなことやこんなことをしてきたのは、全て鮮血に甘く美味なる血を与えるためだったと」
流子「いや、決してそう言いたい訳じゃ」
美木杉「てっきり僕は、互いに好いて好かれたが故に一線を越えたとばかり思っていたが、どうやら思い過ごしだったようだね」
流子「だから、そんなつもりじゃないって」
美木杉「じゃあどんなつもりだったのかな」
流子「それは……」
美木杉「大事な神衣の為に僕にその身を委ねていたという訳か。なんという自己犠牲の精神、すごいねぇ尊敬しちゃうねぇ纏くん」
流子「確かに鮮血は大事だけど、そんな」
美木杉「竿要員なら他をあたってくれ。気性はともかく、君の顔と身体なら放っとく男なんていないだろう」
流子「…………」
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流子「私も酷いこと言ったかもだけど、あんただって相当だな」
流子「私がそんなこと出来る訳ないって、分かってて言ってのけるんだから」
美木杉「出来るさ。簡単だ」
流子「…………解った。無理だと思うけど、やるだけやってみる。邪魔したな」
美木杉「……我ながら、何というみっともなさ」
美木杉「……いい大人が、小娘泣かせて何やってんだか」
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――無星生徒用ケーブルカー内――
流子「…………」
鮮血「……泣くな、流子」
流子「ん……、悪ぃな、鮮血」
鮮血「まさか本気で男を引っ掛けに行くつもりはないだろうな?」
流子「……まさか」
鮮血「それを聞いて安心した」
流子「確証はないけど、解るんだ。私の血を甘くすることが出来るのは、あの先公だけだって」
鮮血「ああ。確証はないが、私もそう思う」
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――満艦飾家・風呂場――
流子「…………」ザブー
マコ「流子ちゃん? お邪魔するよ」ヒョッコリ!
流子「わ、マコ! 狭いって」
マコ「二人で入れば薪代の節約になるって母ちゃんが。……あと、流子ちゃんなんか落ち込んでるみたいだから」
流子「……ごめんな、なんか気ぃ使わせちまって」
マコ「気なんか使ってないよー。ちょっと流子ちゃんの心身を案じただけー」
流子「そういうの、気ぃ使うって言わね?」
マコ「……やっぱ二人で入ると狭いね」ザブー
流子「ドラム缶風呂に二人は、相当無理があるな」
マコ「……で? また先生絡みでしょ? 流子ちゃんを落ち込ませることが出来るのなんて、先生位のもんだから」
流子「言葉が足りないせいで、どうにも誤解が生じてしまってな」
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マコ「足りない分の埋め合わせはちゃんとしないとねぇ」
流子「埋め合わせ?」
マコ「私もあんまり言葉は知らないけど、言わなきゃわかんないことっていっぱいあるよね?」
流子「簡単に言えればそう苦労はしないんだけどな」
マコ「簡単じゃなくても言うべきことは言っといた方がいいんじゃないかな?」
流子「……まぁな」
マコ「なんだったら、今から行ってきたら? 父ちゃん達には、私から言っておくから」
流子「ありがとな、マコ。……じゃ、ちょっと行ってくる」ザブー
マコ「待って流子ちゃん! ……もうちょっと、あったまってかない?」
流子「?」
マコ「流子ちゃんが上がったら一気にお湯が減っちゃって……さ、寒い」
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――スラム街・場末の飲み屋――
美木杉「…………」
流子「……先公?」
美木杉「……早速、男を引っ掛けに来たのかい?」
流子「ああそうさ。……ただし、あんたをな」
美木杉「よくここにいると解ったな」
流子「私だったら、こんな日はあの部屋には居たくないからな。……随分と、探したぜ?」
美木杉「……それはまたご苦労様。多々ある場末の飲み屋から、よく見つけ出せたね」
流子「入り口からざっと店内を見渡して、綺麗な顔の男がいなかったらサヨウナラ。その繰り返しだ」
美木杉「……とりあえず、出ないか? こんな所、君みたいな娘が居ていい場所じゃない」
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美木杉「出たはいいけど……さぁどうしようか」
流子「スラム街に、深夜営業のカフェなんて小洒落たもん期待すんじゃねぇぞ……へくちっ!」
美木杉「大丈夫かい? ……って、髪が冷たいな」
流子「風呂上がって、髪乾かすのもそこそこに出てきたからな。湯冷めしちまったみたいだ」
美木杉「このままそぞろ歩いていてもお互い冷え込むだけだな。……あんなところに、妖しいネオンの宿が」
流子「…………」
美木杉「…………」
流子「……寒いから」
美木杉「……話がしたいから」
流子「……仕方ないよな」
美木杉「ああ、仕方ないね。……入るか」
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――連れ込み宿――
美木杉「海の見える小綺麗なホテルじゃなくて悪かったね。……温まったかい?」
流子「どうせ話をするだけだ。あの書類だらけの狭い部屋が連れ込み宿に変わった所で、今更どうってことねぇよ。」
美木杉「風呂上がりなのにまた鮮血を着込むとは無粋だね」
流子「話をするだけなのに上半身裸でスタンバイしているあんたの方がおかしいんだよ」
美木杉「鍛え方が違うから大丈夫さ」
流子「普段から脱いで脱いで脱ぎまくってるもんな」
美木杉「……なぁ流子くん、僕らはそんな話をする為にここに入ったのかい?」
流子「……そうじゃない」
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美木杉「核心に触れるのは正直怖いが、その辺はきちんと話し合っておこう。流子くん、改めて訊くけど……」
流子「…………」
美木杉「僕と一線を越えたのは、鮮血により甘く美味な血を与えるため?」
流子「……そうじゃない」
美木杉「……」
流子「と言ったら、嘘になる」
美木杉「…………そうか」
流子「そんなあからさまにがっかりすんな。こっちだって正直あんたにゃがっかりしてんだ」
美木杉「どうして?」
流子「私が惚れてこいつだけって思って一線を越えた相手が、大人のくせに服にまで嫉妬してしまうような度量の狭い男だったとはな、って」
美木杉「それは君だって同じだろう。最初の時にそんなことを言ってたくせに」
流子「そこを突かれると痛い。……とりあえず、私は言ったからな」
美木杉「何を?」
流子「ちゃんと聞けや! …………その、惚れた、って」
美木杉「おやおや」
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流子「もう二度と言わねぇからな」
美木杉「何回でも聞きたいのにな」
美木杉「では僕も認めよう。流子くん、君の言う通り僕は鮮血に嫉妬していた。君と鮮血との絆を承知した上でだ」
流子「……」
美木杉「いい年した大人が、服にだよ? 我ながらなんたるみっともなさだ」
流子「……本当にみっともないな」
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美木杉「僕だって人の子だ。こんなに格好良いけど嫉妬もするしトイレだって行くさ。まさか木の股から生まれたとでも思っていたかい?」
流子「…………」
美木杉「思っていたのか」
流子「いや、自分のことを格好良いって言い切るその性根にドン引きしてた」
美木杉「嫌いじゃないくせに」
流子「みっともないよ」
美木杉「君だってみっともないさ。必死こいて僕を探し回ったくせに」
流子「お互い様か……っておい、抱くな迫るな頬ずりすんな」
美木杉「そんなみっともない同士が今からするのは?」
流子「…………知らねぇよ」
美木杉「気持ちいいこと」
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流子「……天井が、違う」
美木杉「天井?」
流子「あんたの肩越しに見る天井が違うなって。……そういえば、あの部屋以外でするのって、初めてだ」
美木杉「天井のシミでも数えておくかい?」
流子「数えられる程の理性が残ってればいいけど」
美木杉「本気で乱れた時の君は凄いからな。まぁ、君のそんなところも好きだよ」
流子「…………!!!」
美木杉「どうした? 流子くん、そんな突然真っ赤になって」
流子「……初めて言われた」
美木杉「何が?」
流子「その…………、好き、って」
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美木杉「言ってなかったっけ?」
流子「ねぇよ! 今まで、ただの一回も」
美木杉「てっきり言ってたものとばかり」
流子「可愛いとか、その辺は汲んでくれとかは言われたけど……」
美木杉「…………もしかして、君が散々嫌い嫌い連呼していたのって」
流子「言うな」
美木杉「本当に、なんて面倒くさい女の子なんだ君は」
流子「言うなってば」
美木杉「でも、その面倒くささが僕は堪らなく好きなんだ」
流子「もういいから! 言うなって」
美木杉「ごめんなぁ流子くん。僕の方こそ言葉が足りなかった」
流子「…………言うな」
美木杉「いいや今夜は何回でも言わせて貰うよ。……好きだ、流子くん」
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――早朝・スラム街――
流子「……ふあぁ……太陽が黄色いぜ……」
鮮血「大丈夫か、流子」
流子「んー、すっげぇ目がシパシパする。ねみぃ」
鮮血「寝る間を惜しんで励むからだ」
流子「もうちょいオブラートに包もうな?」
鮮血「……流子、私から言わせればな」
流子「?」
鮮血「お前ら二人とも面倒くさい」
流子「返す言葉もねぇや」
鮮血「何故お前たちは、もっと素直に愛することが出来ないんだ」
流子「昨夜は素直になったんだからいいだろ」
鮮血「結果オーライというやつか」
流子「そうそう素直になってたら、こっちの身が持たねぇよ。あいつにゃあん位で、丁度いい」
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――早朝・満艦飾家――
流子「ただいまー……って、朝からバタバタ何やってんだ?」
マコ「あ、おかえりなさい流子ちゃん! 又郎とガッツが朝からふざけてたら襖が外れちゃって、ハメ直してたところなんだ」
薔薇蔵「……で? 流子ちゃん達はハメたら直ったのか?」
流子「おかげ様で……ってオイ! マコ、おじさん達になんて言ったんだ!?」
マコ「えーと……先生んちの襖が外れちゃって調子がおかしいから、ハメ直してくる? みたいな?」
流子「上手いこと言ったつもりか」
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おしまい
最後までエロくならなくってごめんなぁ流子くん
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乙
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