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仮投下スレ

8セロ・フィナーレ ◆28219SKBSE:2011/11/16(水) 18:17:53 ID:EDfaFrAs

【四楓院夜一@BLEACH】
【状態】 黒猫状態、睡眠
【装備】 なし
【持ち物】 なし
【思考】
基本:うーむどうすればよいかのう
1:基本殺生などせんつもりじゃが、一護のやつと合流してから考えるか
2:信用するわけにはいかんが、一時ウルキオラの力を借りざるを得んな
3:うるさいやつじゃのう、巴マミ……
【備考】
※参戦時期は破面編以降のようです。
※猫状態からのスタート。人間体に戻れるかどうかは不明です。


【ウルキオラ・シファー@BLEACH】
【状態】 少し困惑、体力万全
【装備】 なし
【持ち物】 ランダム支給品1〜2、基本支給品一式
【思考】
基本:愛染様の元へ帰るため、脱出する。
1:人間には興味があるので、なるべく殺さないようにしておく
2:あれ(ピクル)は人間じゃないだろあれは
3:黒崎一護と決着を
【備考】
※参戦時期は破面編開始〜黒崎一護との決着前のようです。
※衣装の一部をピクルに食べられてしまいました。


◆◆◆◆


 ウルキオラ達三人が去り、誰もいなくなったF−1の大橋。
 ヤムチャはそこを通って山へ、そして武道会会場へと行く予定だった。

「街の方を通ればいろいろと危ない奴に出くわすだろうからな。ここから山の集落を通って武道会会場まで行こう。
 そうすれば安全に武道場まで行けるはずだ……そして多分、悟空もそこにいるはずだ」

 そう、悟空はきっと。こんな場所であっても、強いやつと戦うために武道会会場に行くのではないか。
 ヤムチャの考えは根拠のないものだったが、他に連れてこられた名前を見るかぎり頼れるのは悟空かピッコロ程度。
 その二人と連絡が取れない以上、二人(とくに悟空)が集まりそうな場所――武道会会場を目指すのは、
 自分の弱さを自覚しているヤムチャにとって妥当な判断に思えた。

 実際、その判断は間違いではなかっただろう。
 ただヤムチャが間違えてしまったのは……目的地に赴くのに、このルートを選んでしまったこと。
 偶然、”そのとき”、橋の中央を通っている最中だったこと。

 不幸と言う二文字が――これほど似合うシチュエーションもない。

「何だ……!?」 
  
 ぱり、と。
 急にヤムチャの正面の空間が割れて――そこから”手”が、現れる。
 次に”足”。”つま先”から”太もも”へ、ゆっくりと――何もなかったはずの虚空に、”それ”は再誕を始めた。
 ピクルだった。
 ああ、反膜の匪。
 強大な霊力を持つウルキオラであっても、二時間の幽閉を余儀なくされたその技を。
 ピクルは甚大なる”霊長類力”で持って……ものの十数分でこじあけた!!

「あ……あああ……」

 首をこき、こき、と鳴らしたそいつは、ヤムチャの姿を捉えると目を輝かせた。
 ピクルにとってそれは誕生日祝いのケーキに見えたのだ。
 震えて、しりもちをついて、じりじりと後ずさりながら。
 それでもピクルに精いっぱいの攻撃を浴びせようと操気弾を必死に練っているヤムチャの姿は確かに、
 ピクルの敵であったのだから……。

「う、あ」
「ハルル」

 頂きます。
 現代人に生まれていればそういう発声をしていたであろう言葉を、ピクルは呟いて。
 目の前のケーキを、すきっ腹を埋める間食とすることにした。

 さて――ピクルにとってこの会場は、
 ケーキバイキングとなるか、それとも焼肉食べ放題となるか……はたまた、喰われるのは、彼の方なのか。
 箸はまだ、取られたばかり。


【ヤムチャ@ドラゴンボール 死亡】


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