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( ^ω^)達はアインクラッドを生きるようです。
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扉の無いこの部屋と廊下を隔てるのは、襖のみ。
板張りの廊下を足音無く歩くその技量は感嘆に値するが、
その消された気配に気付くようになったのはいつ頃からだろうか。
携帯電話を文机に置くのと、その声はほぼ同時だった。
「久美子さん、よろしいですか」
川 ゚ -゚)「はい。お祖母様」
立ち上がり、襖をあけると凛としたたたずまいの着物の女性がいた。
久美子の部屋着を見て、眉をひそめる。
Tシャツにハーフパンツと言うその服装は、
高校2年生の女子としては特に問題の無い部屋着だと思われるが、
『来島家』を支えたと自負し、孫にその生き様を教え、
自分の後を継いでほしいと願っている彼女としては、
あまり見栄えの良い物ではなかった。
川 ゚ -゚)「(だが、これに関しては説得済みだ)」
そう思いつつも緊張して唇を硬く閉じる久美子。
(祖母)「……稽古をつけてあげましょう。
着替えたら道場に来なさい」
川 ゚ -゚)「はい」
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