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これを魔女の九九というようです

431名も無きAAのようです:2017/10/11(水) 21:49:10 ID:PogJdj520
それに混じる、

ぱき、

という軽快な音。

ζ(゚ー゚*ζ「……え?」

寒々とした感触に、足元を見る。
石だった。
石の礫が、わたしの足を覆うように隊列を作っていた。

ζ(゚ー゚;*ζ「なっ、」

慌てて引き抜こうにも、足はびくとも動いてくれない。
神経がそこで遮断されてしまったような感覚に、わたしは戸惑うばかりだった。

ミセ*゚ー゚)リ「動いても無駄だ」

顔を上げると、そこに躑躅の魔女はいない。
石の魔女だけが、じっとわたしを見つめていた。

ζ(゚ー゚;*ζ「離してっ!」

ミセ*゚ー゚)リ「残念ながら、そういうわけにもいかなくなった」

気の毒そうな言葉とは裏腹に、石はぞろぞろとわたしの足を固めていく。


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