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( ^ω^)千年の夢のようです
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■22 - 視線の先に -
(゚、゚トソン 「お湯加減はいかがでしょうか?」
水の都。
円形を縁取る、左右対称の宮殿内部には至るところに水の姿を見ることができる。
兵士の詰所と、憩いの庭園があるフロア1階。
浮遊する円盤形のエレベータで一つ上がれば、十字に区切られた空中回廊。
それを繰り返し、最上階には女王の私室や大浴場がある。
「悪くないよ、いつもありがとう」
(゚、゚トソン 「なによりです」
観音開きの扉の向こうから、クーの声が柔らかに届く。
侍女の一人、トソンは見えるはずのないお辞儀をすると
ゆったりとした動作でその場を後にした。
(゚、゚トソン 「女王様の召し物を選んできますね。
その間、ここをお願いします」
('、`*川 「はい」
緊急時に鳴らされるハンドベルを手渡されたペニサスが代わりに扉の前に立つ。
スタスタと軽やかに離れるトソンの背中を見送ると、
ソワソワして場に留まっていた。
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