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( ^ω^)達はアインクラッドを生きるようです。
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从 ゚∀从「結構やばいな」
すらっとした体に革製の防具。細みの片手剣を構えたその姿は絵画のようだ。
実力も伴っており、この層の通常の敵であれば、一対一なら負けることは無い。
はずだった。
从;゚∀从「…クモは卑怯だろ」
人よりも大きな蜘蛛。
小型の蜘蛛型モンスターとは理性で戦えたが、自分よりも大きなこのサイズだと、
理性よりも感情で身体がこわばってしまう。
先程も仲間達と一緒に相対したのだが、威嚇された瞬間に逃げ出してしまった。
よく見ると剣の切先は細かく震えており、更に足も膝が笑っていた。
从;゚∀从「…ここで死ぬのかな…」
つい一週間前に仲間になったメンバーの事を思う。、
助けに来てくれる保証など、どこにもない。
メンバー募集を見て参加して、つまり知り合って一週間。
さらに戦場を放棄して逃げ出した知り合いを助けに奥まで来てくれるだろうか。
それは彼らが薄情とかそういう事ではなく、自分の命を大事だと考えた時に、
逃げ出した知り合いを自分の身を危なくさせてまで追うかということ。
ただこの一週間で知った彼らの人の好さを考慮すれば、助けに向かってきてくれていると思う。
けれど、彼らが来てくれた時に、自分が生きていられる保証などどこにもない。
巨大蜘蛛が、自分に気が付いた。
ソロとして隠密系のスキルは鍛えていたのに、
それを使って身を隠すのを忘れているほど混乱していた。
大きな体をゆっくりと動かし、自分を見る巨大蜘蛛。
八本の毛むくじゃらの足を動かして、自分に近寄る。
从;゚∀从「よ、よ、よよ、寄るなよ…」
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