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( ゚∀゚)たちは世紀末に生きるようです

1名も無きAAのようです:2013/09/20(金) 19:59:14 ID:zbEtem/U0
男が目を覚ました場所は暗い洞窟の中だった

 _
( ゚∀゚)「ん、ここはどこだ……?」

 _
( ゚∀゚)「…………」


ヒュー……


男が呆けていると、外からの寒い風が彼の全身を打ち付けた

360エスパーさん:2013/09/29(日) 14:07:33 ID:SrAl.5fk0
書き溜めるおっぱい

361エスパーさん:2013/09/29(日) 15:48:02 ID:0opAiYRc0
( ФωФ)「ふんっ」


ヒュンッ!


ノハ; ⊿ )「ッ……!!」



( ФωФ)「ふっ」


ヒュバッ!


ノハ; ⊿ )「……!!」



( ФωФ)「どうした、そうやって逃げ回ってばかりでは吾輩を倒すことは不可能であるぞ?」



ノハ; ⊿ )「はあ、はぁ……!」



ノハ; ⊿ )(こいつは……)



ノハ; ⊿ )(相当に、強い……!!)



ヒートはロマネスクの攻撃に対して、防戦一方となっていた

362エスパーさん:2013/09/29(日) 15:50:53 ID:0opAiYRc0
そんな時……




<お姉ちゃんッ!!




祭壇の入り口の方から誰かの声がした




ノハ; ⊿ )「!!」



ノハ; ⊿ )「この声は……」



ノハ; ⊿ )「貞子ォ……?」




ノハ; ⊿ )(どうして、ここに……!?)

363エスパーさん:2013/09/29(日) 15:53:14 ID:0opAiYRc0
川;д川「待ってて、お姉ちゃん!!今からそっちに行くから!!」





ノハ; ⊿ )「やめろおおおおおおおおおおッ!!くるなああああああああァッ!!!!」





( ФωФ)「真剣勝負の最中に……」



チャッ!!



( ФωФ)「余所見を……」



ノハ; ⊿ )「しまっ……!!」





(#ФωФ)「……するなあああああああああああぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁあああああああああああッ!!!!」





ズバァッ!!!!

364エスパーさん:2013/09/29(日) 15:56:15 ID:0opAiYRc0
ノハ; ⊿ )「う、ぁ……!!」



大きく袈裟懸けにヒートは斬りつけられた……!!


斬りつけられた部分から血しぶきの代わりに、光の粒子が溢れだし『吸命剣』に吸いこまれていく……!!



( ФωФ)「ふはははははははははははははッ!!」


( ФωФ)「これは凄いッ!!力が漲って来るのが手に取るように感じられるのである!!」



川;д川「お姉、ちゃん……?」



ノハ; ⊿ )「さ……ぉ」


ノハ; ⊿ )「に……ぇ」


ノハ; ⊿ )「……ぉ」



ドサッ!!



ノハ ⊿ )「」



ヒートは倒れ込んで、人形のように動かなくなった

365エスパーさん:2013/09/29(日) 15:59:54 ID:0opAiYRc0
川;д;川「う、そ……」



キュピーン!


ノハ ⊿ )(…………)




川;д;川「嘘だ……!」



キュピーン!


ノハ ⊿ )(…………)




川;д;川「嘘だ嘘だ嘘だ嘘だッ!!」



キュピーン!


ノハ ⊿ )(…………)





川;д;川「嘘だあああああああぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁああああああああッ!!!!」

366エスパーさん:2013/09/29(日) 16:02:14 ID:0opAiYRc0
ゴオオオオオオオオォォォォォォオオオオオオオオオッ!!!!




/ -、- / ゴウッ!!パチパチパチ…!!




川;д;川「うわああああああああぁぁぁぁぁぁぁああああああああああッ!!!!」




次の瞬間、貞子の周囲から無数の火柱が発生していた……!!




(;^Д^)「なんだッ!!なにが起こった!?」



(;´・ω・`)「ロマネスクッ!その女は危険だッ!!早く始末しろッ!!」



( ФωФ)「了解したのである」

367エスパーさん:2013/09/29(日) 16:05:11 ID:0opAiYRc0
チャキッ!!




川;д;川「くるなあああああああッ!!」




( ФωФ)「許せ」




川;д;川「くるなあああああああぁぁぁぁぁあああああああああああああああッ!!!!」




(#ФωФ)「……ふんッ!!!!」




ビュンッ!!!!

368エスパーさん:2013/09/29(日) 16:08:13 ID:0opAiYRc0
パシッ……!!




(;ФωФ)「なん、だと……?」




ロマネスクの振り下ろした『吸命刀』は……




/ 、 / ギチギチ…!!




『もう一体のロボット』の白刃取りによって受け止められていた……!!




/ 、 /「……ッ!!」




ドカッ!!




(; ω )「……ぐっ!!」




そしてそのままの姿勢でローキックを放ち、ロマネスクを突き放した……!!

369エスパーさん:2013/09/29(日) 16:11:18 ID:0opAiYRc0
/ 、 / コオオオオ…!




/ ゚、。 / ギン!!




川;д;川「…………」




川;д;川「あなた、は……?」




/ ゚、。 /「拙者の名は鈴木大王奴」




/ ゚、。 /「……命令を」

370エスパーさん:2013/09/29(日) 16:14:14 ID:0opAiYRc0
川;д;川「……けて」




川;д;川「わたしたちを、助けてッ!!!」




/ ゚、。 /「…………」




/ ゚、。 /「御意」




スチャッ……!!




/ ゚、。 /「…………」




/ ゚、。 /「参る」

371エスパーさん:2013/09/29(日) 16:17:13 ID:0opAiYRc0
〜EDテーマ〜


『STAND UP TO THE REVIVAL〜トゥ・ザ・リヴァイヴァル〜』



激しい雨が心を震わせる あの日のように


ただ走りぬけた昨日までの My life 信じているのさ


終わりの無い Offenseでもいいよ 


君が僕を見つめつづけてくれるなら




STAND UP TO THE REVIVAL


いくつもの朝をむかえ いつかきっとつかんでみせる


STAND UP TO THE REVIVAL


その向こう側に 何もなくてもかまわないから


かけがえのない君のやさしい笑顔抱いて

372エスパーさん:2013/09/29(日) 16:19:40 ID:0opAiYRc0
これでエスパーさん編終わりです

めちゃ長かったですね

次の美魔女編は多分短めになると思います

373シャキンの趣味:2013/09/29(日) 16:22:35 ID:0opAiYRc0
(`゚ω゚´)「ミセリ!ミセリ!ミセリ!ミセリぃぃいいうわぁああああああああああああああああああああああん!!!」



(`゚ω゚´)「あぁああああ…ああ…あっあっー!あぁああああああ!!!ミセリミセリミセリぅううぁわぁああああ!!!」



(`゚ω゚´)「あぁクンカクンカ!クンカクンカ!スーハースーハー!スーハースーハー!いい匂いだなぁ…くんくん」



(`゚ω゚´)「んはぁっ!ミセリたんのくるくる巻き毛をクンカクンカしたいお!クンカクンカ!あぁあ!!」



(`゚ω゚´)「間違えた!モフモフしたいお!モフモフ!モフモフ!髪髪モフモフ!カリカリモフモフ…きゅんきゅんきゅい!!」



(`゚ω゚´)「着ぐるみ姿のミセリたんかわいかったよぅ!!あぁぁああ…あああ…あっあぁああああ!!ふぁぁあああんんっ!!」



(`゚ω゚´)「この前のライブすごく盛り上がって良かったねミセリたん!あぁあああああ!かわいい!ミセリたん!かわいい!あっああぁああ!」



(`゚ω゚´)「テレビ番組出演も決まって嬉し…」

374シャキンの趣味:2013/09/29(日) 16:24:19 ID:0opAiYRc0
(`;ω;´)「いやぁああああああ!!!にゃああああああああん!!ぎゃああああああああ!!」



(`;ω;´)「ぐあああああああああああ!!!テレビなんて現実じゃない!!!!」





(`・ω・´)「あ…写真もラジオもよく考えたら…」





(`・ω・´)「ミ セ リ ち ゃ ん は 現実 じ ゃ な い?」





(`;ω;´)「にゃあああああああああああああん!!うぁああああああああああ!!」



(`;ω;´)「そんなぁああああああ!!いやぁぁぁあああああああああ!!はぁああああああん!!したらばぁああああ!!」

375シャキンの趣味:2013/09/29(日) 16:27:13 ID:0opAiYRc0
(`;ω;´)「この!ちきしょー!やめてやる!!」





(`;ω;´)「現実なんかやめ…て…」





ミセ*^⊿゚)リ『ぎゃおおおおおおおおおおッ!!今日も元気かな〜〜〜ッ!?ミセリだよ〜〜〜〜〜〜〜!!』





(`・ω・´)「え!?」





ミセ*^⊿^)リ『ファンのみんなぁ!いつも応援してくれてありがとーーーーーーーッ!!大好きだよ〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜ッ!!」





(`・ω・´)「見…てる?テレビの中のミセリちゃんが俺を見てる?」

376シャキンの趣味:2013/09/29(日) 16:30:28 ID:0opAiYRc0
(`゚ω゚´)「テレビの中のミセリちゃんが俺を見てるぞ!ミセリちゃんが俺を見てるぞ!写真の中のミセリちゃんが俺を見てるぞ!!」



(`゚ω゚´)「ラジオのミセリちゃんが俺に話しかけてるぞ!!!よかった…世の中まだまだ捨てたモンじゃないんだねっ!」



(`゚ω゚´)「いやっほぉおおおおおおお!!!俺にはミセリちゃんがいる!!やったよショボン!!ひとりでできるもん!!!」



(`゚ω゚´)「あ、今週号の表紙のミセリちゃああああああああああああああん!!いやぁあああああああああああああああ!!!!」



(`゚ω゚´)「あっあんああっああんあショボンぁあ!!ド、ドクオー!!プギャぁああああああ!!!全国のミセリちゃんファンのみなさァぁあああん!!」



(`゚ω゚´)「ううっうぅうう!!俺の想いよミセリへ届け!!画面の中のミセリへ届け! 」




<うおおおおおおおおおおおおおおおッ!!




��(;´-ω・`) ビクッ!!



(;´-ω-`)「あああああああ……ッ!!今は深夜だってのに一体何を考えてるんだ……!」


(;´-ω-`)「兄さんは僕の趣味について、ねちねち言ってくるけど」


(;´-ω-`)「はっきり言って人のこと言えないよね……?」

377ニダーのその後:2013/09/29(日) 16:32:16 ID:0opAiYRc0
<ヽ`∀´>「……ついに完成ニダッ!!」



从゚Xナ从



<ヽ`∀´>「この童貞喪失器を使って、ニダーは童貞を卒業してみせるニダ!」


<ヽ`∀´>「顔はあの胸デカ女をベースにしたニダ!」



<ヽ`∀´>⊃「背中のボタンを押すと……?」


ポチッ!



从゚Xナ从<イヤァ…ボク イッチャウウウウ



��<ヽ`∀´>「なんと、喘いでくれるニダ!」

378ニダーのその後:2013/09/29(日) 16:34:46 ID:0opAiYRc0
<ヽ`∀´>⊃「特殊シリコンを使用したおかげで本物の胸に出来るだけ近い感触を再現してるニダ!」


ムニムニ……


<*ヽ`∀´>「アイゴーーーーッ!!たまらんニダァ!!」



<ヽ`∀´>⊃□「ちなみにリモコンで自由に操作が可能ニダ!」


ピッ、ピッ!



从゚Xナ从 ウイーン…ガシャガシャ…



<*ヽ`∀´>「もう辛抱たまらんニダァ……!!」



从゚Xナ从<ボクノ ナカニ イレテエ…



<*ヽ`∀´>「ルパンダイブニダアアアァァァアアアアッ……!!!!」



ガバッ……!!

379ニダーのその後:2013/09/29(日) 16:36:17 ID:0opAiYRc0
パンパンパンパンッ……!!



<*ヽ`∀´>「そろそろ中に出すニダよ……!?」



从゚Xナ从<ナカニ ダシテエエエエ



<*ヽ`∀´>「うっ!!ニダアアアアアアアアッ!!」



ドピュッ!!



从゚Xナ从<キミノモノガ イッパイ アフレテルウウ…



<*ヽ`∀´>「はあはあはあはあ……!」


<ヽ`∀´>「…………」


<ヽ`Д´>「…………」


<ヽ`Д;>「ニダ……?」


<ヽ;Д;>「涙が止まらないのはどうしてニダ……?」

380名も無きAAのようです:2013/09/29(日) 16:38:24 ID:0opAiYRc0
なんか色々とひどいですが、今日の投下は以上で終わりです


さよならおっぱい

381美魔女:2013/09/30(月) 11:23:42 ID:GgVhA2Nk0
ちょっとだけですけど美魔女編投下します

一応お題も募集してます

382美魔女:2013/09/30(月) 11:25:06 ID:GgVhA2Nk0
ここは、とある山道……



(ν・ω・)ν「ふっ……!!」



ヒュンッ……!ズブリ!!



( e )「ぐぉ……!て、め……」



ドシャッ……!!



(ν・ω・)ν「…………」



ゴソゴソ……



(ν・ω・)ν「干し肉……1つ」



(ν・ω・)ν「たったの、これだけか」モグモグ…



世紀末、まさに強さこそが全ての世の中だった……

383美魔女:2013/09/30(月) 11:28:04 ID:GgVhA2Nk0
男のそんな生活がしばらく続いたある日のこと……



(ν・ω・)ν「ふっ!!」



ヒュンッ!パシッ!!



(;ν・ω・)ν「な、に……!受け止めた、だと?」



ギチギチ……!!


 _
( ∀ )「てめぇ、この俺にケンカ売るなんていい度胸してるじゃねえか」


 _
( ∀ )「それなりの自信はあるんだろうなあ……?」



(;ν・ω・)ν(こいつは、一体?)


 _
( ∀ )「覚えておけ」


 _
( ∀ )「俺は『最強の男』ジョルジュ長岡だ」

384美魔女:2013/09/30(月) 11:31:47 ID:GgVhA2Nk0
 _
( ∀ )「じゃあな」



ドカッ!!


その直後、足で蹴飛ばされ……



(;ν ω )ν「う」



(;ν ω )ν「うおおおおおおおおおおおおおおッ!!」



バシャアアアアアアアアンッ!!



男は流れのある川の中に落ちて行った……



(;ν ω )ν「がぼ、ごごごごごごごご」



そして、そのまま意識を失っていった……

385美魔女:2013/09/30(月) 11:34:09 ID:GgVhA2Nk0
(ν ω )ν「…………」



(ν・ω・)ν「ここは……」



目を覚ました時には男はベッドの上に寝かされていた



(ν・ω・)ν「今の時代にもとんだお人好しがいるものなのだな」



ムクリ……



(ν・ω・)ν「ひとつ、その平和ボケした面を拝んでおこうか」



ガチャッ!



そして、男は部屋を抜け出した

386美魔女:2013/09/30(月) 11:37:12 ID:GgVhA2Nk0
リハ*゚ー゚リ



部屋を抜け出してベランダに出ると、1人の女性がそこに黄昏ていた


その表情は周りには誰も引き寄せないような憂いを孕んでいて、そしてどこか儚げなようにも見えた



(ν・ω・)ν「…………」



(ν・ω・)ν(……なんと、美しい)



そんな彼女の美しい美貌に男の目は釘づけにされた



リハ*゚ー゚リ「!」



リハ*゚ー゚リ「あら、こんにちは」



そう言って女が男の方に振り返った

387美魔女:2013/09/30(月) 11:40:32 ID:GgVhA2Nk0
リハ*゚ー゚リ「ようやくお目覚めになったのですね」



(ν・ω・)ν「あなたの、お名前は……?」



リハ*゚ー゚リ「わたしはアイシスと申します」



リハ*゚ー゚リ「どうぞお体の傷が癒えるまでここでゆっくりしていって下さいね」



(ν・ω・)ν「わたしは、ほわっちょ相田だ 少しの間よろしく頼む」



(ν -ω -)ν ペコリ



そう言って男はゆっくりと頭を垂れた



リハ*^ー^リ「ふふふ、こちらこそよろしくお願いしますね!相田さん♪」ニコッ



目の前の彼に対して、女は優しく微笑んだ……

388美魔女:2013/09/30(月) 11:43:27 ID:GgVhA2Nk0
(ν・ω・)ν ドクン



(ν・ω・)ν(なぜだろう……?)



(ν・ω・)ν(この女を見ていると、胸の奥が温かくなっていくのが分かる……)



(ν・ω・)ν(……だが、不思議と嫌な感じはしない)



今の男の感情を一言で形容するなら、それは『恋』というものなのかもしれない



それはまさに一目ぼれだったと言えるだろう……



血に汚れてきた人生を今日まで送ってきた彼にとっては初めての人間らしい感情だったのかもしれない……

389美魔女:2013/09/30(月) 11:46:29 ID:GgVhA2Nk0
リハ*゚ー゚リ「こちらが今日の夕食です、どうぞ召し上がって?」



男の目の前には、出来立てのチキングラタンが置かれた


わき上がってくる湯気が彼の鼻孔にチーズの香ばしい匂いを運んでくる



(ν・ω・)ν「ああ、すまない……感謝する」



リハ*^ー^リ「ふふふ、どうぞっ♪」ニコッ



(ν・ω・)ν「…………」カチャッ!



そして、スプーンを手に取り……



(ν・ω・)ν「……いざ参るッ!!」モグッ!



熱々のグラタンを一気に口の中へと運んだ……!!

390美魔女:2013/09/30(月) 11:49:24 ID:GgVhA2Nk0
(ν・ω・)ν「これは……!」モグモグ…



(*ν・ω・)ν「うまいッ!!」パアー!



ホワイトソースのまろやかなコクと、とろけるようなチーズの柔らかい食感……


そして咀嚼すると鶏肉の中から旨味を含んだアツアツの肉汁が溢れ出てくる……!!



(*ν・ω・)ν「ハムッ、ハフハフ、ハフッ!!」



久しぶりの温かい食事を男は夢中になって貪った



リハ*^ー^リ「ふふふっ、そんなに急がなくてもまだまだお替りはたくさんありますからね?」ニコニコ



そんな目の前の彼を女は優しい笑顔で見つめていた

391美魔女:2013/09/30(月) 11:52:18 ID:GgVhA2Nk0
ひとまず投下終わるおっぱい

392美魔女:2013/09/30(月) 15:39:15 ID:GgVhA2Nk0
ある日の朝……



(ν・ω・)ν「ん?」



ほわっちょ相田がリビングに降りると……



リハ*゚―゚リ「む〜〜〜〜〜〜」



アイシスが真剣な顔つきで本と格闘していた



(ν・ω・)ν「おい、何の本を読んでいるんだ?」


リハ*゚―゚リ「……ん〜?」


リハ*゚ー゚リ「あー、相田さん!おはようございます!」


(ν・ω・)ν「おはよう……」

393美魔女:2013/09/30(月) 15:42:53 ID:GgVhA2Nk0
(ν・ω・)ν「何やら真剣な面持ちだったようだが……邪魔をしたか?」


リハ*゚ー゚リ「いえいえ、違うんですよー」


リハ;゚⊿゚リ「ただ〜……」


(ν・ω・)ν「ただ……?」


リハ;゚⊿゚リ「漢字、むずかしくて……」


(ν・ω・)ν「漢字か……」


(ν・ω・)ν「どれ、わたしにちょっと見せてみろ」ヒョイッ


リハ;゚⊿゚リ「あっ」



(ν・ω・)ν「ふむふむ、これは『暖簾(のれん)』と読むのだ」



リハ;゚⊿゚リ「『だんろ』じゃなくて……?」



(ν;・ω・)ν「まあ、気持ちは分からんでもないがな……」

394美魔女:2013/09/30(月) 15:45:22 ID:GgVhA2Nk0
リハ*゚ー゚リ「すごーい!相田さんって頭いいんですね〜!」



(ν・ω・)ν「いや、そういうわけではない ただ、他にやることも無かったのでな」



(ν・ω・)ν「アイシスは読書が趣味なのか?」


リハ*゚ー゚リ「いえ、そういうわけじゃ……」



リハ*゚ー゚リ「わたしはずっと1人だったので、これぐらいしかやることがないんですよー」



(ν・ω・)ν「なるほど……」


リハ*゚ー゚リ「はい」



(ν・ω・)ν「…………」


リハ*゚ー゚リ「…………」

395美魔女:2013/09/30(月) 15:48:26 ID:GgVhA2Nk0
リハ*^ー^リ「ふふふっ♪」


(ν;・ω・)ν「な、何を笑っているんだ?」


リハ*^ー^リ「ふふふっ!だって……」



リハ*^ー^リ「わたしたち結構似たもの同士なんだなーって」



リハ*^ー^リ「そう考えたら、おかしかったんです!」クスクス


(ν;・ω・)ν「そ、そうか……?」


リハ*゚⊿゚リ「あ〜〜〜!どうしてそんなに困ったような顔してるんですか〜〜〜?」


(ν;・ω・)ν「違う、違うからな!わたしは決してそのような……」



リハ*゚ー゚リ「……わたしは嬉しいんですよ?」



(ν;・ω・)ν「え?」


リハ*^ー^リ「ふふふっ、なんでもないでーす♪」

396美魔女:2013/09/30(月) 15:51:08 ID:GgVhA2Nk0
リハ*゚ー゚リ「……さーってと!」


しばらく読書をしたのち、アイシスはその場を立ち上がった


(ν・ω・)ν「ん、どうしたんだ?」


リハ*゚ー゚リ「相田さん!」


リハ*゚ー゚リ「そろそろ山の方に山菜を採りに行こうかなって思ってたんですよー」


(ν・ω・)ν「ほう……」


(ν・ω・)ν「それは面白そうだ わたしもついて行ってもいいか?」


リハ*^ー^リ「ふふふっ、相田さんの都合がよろしければお願いします!」


(ν;・ω・)ν「都合といっても、わたしには他にやることなど無いのだが……」


リハ*^ー^リ「ふふっ、それもそうですね♪」

397美魔女:2013/09/30(月) 15:54:08 ID:GgVhA2Nk0
リハ*゚ー゚リ「あっ、『ゼンマイ』だー!」


プチッ


リハ*゚⊿゚リ「こっちには『セリ』もー!」


プチッ


リハ*^ー^リ「おっ、今度は『おばこ』はっけーん!」


プチッ


リハ*^⊿^リ「いえーいっ!『たびら子』げーーーっと♪」


プチッ



(ν・ω・)ν「ほう……」



(ν・ω・)ν「随分と手馴れているじゃないか?」

398美魔女:2013/09/30(月) 15:57:07 ID:GgVhA2Nk0
リハ*゚ー゚リ「相田さん!」


リハ*^ー^リ「ふふふっ、だってこの生活も長いですからねー」


リハ*^ー^リ「せっかくですから、相田さんも試しに何か採ってみては?」


(ν・ω・)ν「それもそうだな」


(ν・ω・)ν「よし!」




(ν ω )ν「おおおおおおおおお……!!」ゴゴゴゴゴゴ…!!




(ν#・ω・)ν「でやああああああぁぁぁぁぁぁぁああああああああッ!!」




ブチィッ!!

399美魔女:2013/09/30(月) 16:00:30 ID:GgVhA2Nk0
リハ;゚⊿゚リ「あ、相田さ〜ん……?りらっくす、りらっくすぅ」



(ν#・ω・)ν「やかましいっ!そんな細かいことは気にするな!」クワッ!



リハ;゚⊿゚リ「は、はーい」



(ν*・ω・)ν「ふっふっふ!それより見てみろ!わたしの採った『こいつ』はどうだ!綺麗な紫色をしているだろう?」




リハ;-⊿-リ「相田さん……」




リハ;-⊿-リ「それ『トリカブト』です」




(ν・ω・)ν「『トリカブト』?」キョトン…




リハ;-⊿-リ「毒草なので、食べると下手すれば死にます」




��(ν;・ω・)ν「な、なんとォッ!!」ビクウ!!

400美魔女:2013/09/30(月) 16:03:34 ID:GgVhA2Nk0
リハ*゚ー゚リ「さーて、日も暮れちゃいそうなのでそろそろ戻りましょう!」



(ν・ω・)ν「そうだな」



(ν・ω・)ν「それにしても結構な量が採れたものだなぁ」



リハ*^ー^リ「ふふふっ、なんですか?いきなり」



(ν・ω・)ν「お前はわたしが思っているよりも実は凄い奴なのかもしれない」



(ν・ω・)ν「ふと、そう思っただけだ」

401美魔女:2013/09/30(月) 16:06:14 ID:GgVhA2Nk0
リハ*゚⊿゚リ「ひど〜〜〜〜〜い!!ひょっとして、わたしって今まで無能な子だって思われてたんですか〜〜〜〜〜!?」



(ν;・ω・)ν「ち、違う!!わたしはそういう意味で言ったのでは……」



リハ*^ー^リ「ふふっ、なんて冗談ですよ♪」



(ν;・ω・)ν「…………」


(ν;・ω・)ν「は?」



リハ*^ー^リ「相田さんって本当に真面目な人なんですねっ!」



(ν;・ω・)ν「…………」


(ν;・ω・)ν(アイシスにはこの先も敵いそうにないな……)

402美魔女:2013/09/30(月) 16:09:06 ID:GgVhA2Nk0
そして、キッチンにて……



リハ*゚ー゚リ「相田さーん、準備はよろしいですか〜〜〜?」



(ν・ω・)ν「……構わん、いつでもかかって来いッ!!」



リハ;゚ー゚リ(なんでケンカ腰なんだろう?まあ、いっか……)


リハ*゚ー゚リ「それじゃあ、まずは採ってきた山菜を水洗いしてくださーい」


(ν・ω・)ν「こうだな?あちょっ!」バシャバシャ


リハ*゚ー゚リ「山菜の中には、いくつかアク抜きの必要なものもありますからよく注意してくださいねー?」


(ν・ω・)ν「忠告感謝するっ!」バシャバシャ


リハ*゚ー゚リ「…………」


リハ*゚ー゚リ(相田さんの反応って、いつみても大袈裟だなー)


(ν・ω・)ν「それで次はどうするんだっ!」


��リハ*゚ー゚リ「あっ、はーい!」

403美魔女:2013/09/30(月) 16:12:12 ID:GgVhA2Nk0
リハ*゚ー゚リ「アク抜きをしている間に天ぷら粉を氷水で溶いてくださいね〜」



(ν#・ω・)ν「あちょおっ!!」カチャカチャ!



リハ;゚ー゚リ「力は抜いてもらって結構ですよ〜?飛び散りますからねー」


��(ν・ω・)ν「おお、そうだったな!」


リハ*゚ー゚リ「はい!それが終わったらお鍋の中にサラダ油を入れてくださいね〜」


リハ*゚ー゚リ「油の量はちょっと多めぐらいでお願いしまーす!」


(ν・ω・)ν「了解だっ!ふんっ」トポトポ…

404美魔女:2013/09/30(月) 16:15:08 ID:GgVhA2Nk0
リハ*゚ー゚リ「次はお鍋に火を付けてください 温度は170度でお願いしますね〜」


(ν・ω・)ν「わかった……せいっ!」カチッ!


リハ*゚ー゚リ「さて、わたしは今のうちにお皿やお箸の準備をしてきますね〜」


(ν・ω・)ν「わかった、わたしも手伝おう!」





リハ#゚⊿゚リ「ダメッ!調理中は危ないので、火の元を絶対に離れてはいけませんッ!!」





リハ#゚⊿゚リ「相田さんはそこでじっとしててくださいっ!!」ピシャリ!!





(ν;・ω・)ν「は」


(ν;・ω・)ν「はい……」

405美魔女:2013/09/30(月) 16:18:36 ID:u2PnaHpc0
��(ν・ω・)ν「おお、油が沸騰し始めたぞ!」


リハ*゚ー゚リ「はい!それでは山菜をさきほどの天ぷら粉に付けていきます」




リハ*゚⊿゚リ「ちなみに付ける天ぷら粉は薄くでいいですからね!あんまり付けすぎるとカラッと揚らないので!これ重要ですっ!」




(ν;・ω・)ν「りょ、了解した!慎重に、慎重に……」ソロー…


リハ*゚ー゚リ「それでは準備も出来たみたいなので、そろそろ揚げていきたいと思いま〜〜〜す!」



(ν#・ω・)ν「いくぞおおおおお!!あちょおおおおおお!!」



リハ*゚⊿゚リ「ちょーーーーっとまったーーーーーッ!!」

406美魔女:2013/09/30(月) 16:21:41 ID:u2PnaHpc0
(ν・ω・)ν「ん、どうした?せっかくやる気十分だというのに……」




リハ*゚⊿゚リ「やる気はいくらあっても結構なんですが、くれぐれも揚げ物の時は落ち着いてください!危ないですからねっ!」




(ν;・ω・)ν「む、確かにそうだな わたしとしたことがつい取り乱してしまった……」




リハ*゚⊿゚リ「それと一度に揚げる山菜の量は少なめでお願いします!入れすぎちゃうと油の温度が急激に下がって美味しく揚らないので!」




(ν;・ω・)ν「わ、わかった……気を付けよう!」

407美魔女:2013/09/30(月) 16:24:16 ID:u2PnaHpc0
(ν・ω・)ν「あちょっ」ジュー!


リハ*゚ー゚リ「軽くきつね色になったらクッキングペーパーの上に取り出してください それで山菜の天ぷらの完成です!」


(ν*・ω・)ν「おおおおおお!!ついに念願の時がやって来たぞッ!!」


リハ*゚ー゚リ「調味料は塩と天つゆの両方を用意したので好きな方を使ってください!」


(ν・ω・)ν「では、わたしは塩でいただくとしよう」


リハ*^ー^リ「じゃあ、わたしは天つゆで♪」




リハ*^ー^リ「さーて、お箸は手に持ちましたか〜〜〜?」




(ν・ω・)ν「問題ない」




リハ*^ー^リ「はい!それではー……」




(ν*・ω・)ν「いただきまーーーーーーーーーーーーっす!!!!」リハ*^⊿^リ

408美魔女:2013/09/30(月) 16:26:32 ID:u2PnaHpc0
中途半端ですけど、今日の投下はこれでおしまいです

最後のほうは料理教室になってましたけど、僕の料理の腕はどうみても素人です

本当にありがとうございました

409名も無きAAのようです:2013/10/01(火) 01:02:48 ID:J4ubBYaQ0
ちょ、山菜食いたくなったわどうしてくれる

お題 天下一武道会


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