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Ammo→Re!!のようです
289
:
名も無きAAのようです
:2014/01/05(日) 14:18:01 ID:EyqHPYFQ0
探偵にも多くの人種がいる。
事件を憎む者。
事件を望む者。
そして、事件を愛する者など、多種多様だ。
オアシズに乗り合わせている四百五十人の探偵達の中でも、特に異色の探偵がいる。
“三銃士”の名で通る三つ子の探偵、サイタマ兄弟だ。
常に三人で行動を共にし、三人で発言し、三人で思考し、三人で事件を解決する。
そのチームワークの良さは他に比類がなく、探偵長である“ホビット”からも一目置かれている存在だ。
長男、サイタマ・アイン。
次男、サイタマ・ツヴァイ。
三男、サイタマ・ドライ。
ソフトモヒカンにした黒い短髪に、ブラウンの瞳、そしてハスキーな声が彼ら共通の特徴だ。
顔つきは幼く、実年齢も若い。
だが、解決してきた事件の数と質を考えると、只者ではないことがよく分かる。
オアシズに来る前はジュスティアでの仕事も経験しており、その実力は折り紙つきだ。
モニターに映し出された死体の映像がまだ消えていないのを見て、三人はすぐに相談を始めた。
(∩゜∀( ゜∀゜ )∀゜∩)『……ぁ……ぅ……ょ……ゅ……っ』
今最も求められている行動を三人で考え導き出したのは、一分後の事だった。
映像を流すために必要な権限。
それを持ち得るのはブロック長、もしくは映像管理をしている部署の重役だけ。
全ブロックでこの映像が流されているのだとしたら、かなり上位の権限を持った人間の犯行だ。
そんな人間でも、映像を流すために行かなければならない場所。
第一ブロック船倉内にある放送管理室だ。
サイタマ兄弟は懐の拳銃の安全装置が外れていることを確認してから、走って移動した。
幸いなことに彼らは第一ブロック三階で聞き込みを行っていたため、すぐに放送管理室に到着することができた。
管理室前には警備員が一人立っていて、扉が内側から施錠されていて開けることができないと報告した。
(∩゜∀( ゜∀゜ )∀゜∩)『予備の鍵は?』
「マスターキーならあります」
と言って、警備員は銃身の短いポンプアクション式のショットガン、レミントンM870を掲げた。
つまり、鍵はなく、力技で開けるしかないということだ。
白手袋をはめて、三人は扉の前で素早く位置取りをする。
次男、三男が扉の左右。
そして長男が扉の正面に立つ。
懐のベレッタM92を手にし、アインは扉を蹴破った。
打ち合わせも合図もなかったが、タイミングはいつも通り完璧で、動きは俊敏で正確だった。
(∩゜∀( ゜∀゜ )∀゜∩)『フリーズ(動くな)!!』
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