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【2024】 クソゲーオブザイヤーinエロゲー板 総評審議所
99
:
総評2
:2025/06/22(日) 23:48:26 ID:???0
最後に、選評執筆宣言後にロストした者の遺志を継いだ選評者により、まどそふとより発売された高嶺のチョロイン集『セレクトオブリージュ』が解体された。
「スラム出身の底辺主人公が度胸と機転で逆境を跳ね除け、高嶺の花を射止める学園サクセスストーリー」を謳い、「身分違いの恋・カタルシス・豊富なH」をセールスポイントに掲げているが、これらは「豊富なH」を除いて有名無実である。
まず、「高嶺の花を射止める」といいながら、ヒロインたちは共通ルートも終わらぬ間に主人公へと信頼を寄せるほどチョロく、うち1人は個別前に告白してくる。
結果、傑物揃いのヒロインたちが絶大な力を早々に味方として振るい始めるため、主人公が自ら逆境を跳ね除けるのは序盤に一度きり。
以降、主人公の出る幕はなくなっていく。
「身分違いの恋」についても、身分差による障害がほとんど描かれず、設定倒れに終わっている。
また、主要人物たちそれぞれの目的や動機について深堀りがされず、問題解決も大抵あっさりしすぎており肩透かしも甚だしい。
ヒロインが危険な摘出手術に挑む話は、
「簡単に取り出せて、本当によかったねぇ」
の一言で畳まれ、中には、主人公の預かり知らぬところでこういう経緯があった、という伝聞が数行で記されて終わる話すらある。
唯一エリート側ではない妹分のルートに至っては、ヒロインそっちのけで共通ルートの続きが展開され、「男3人による起業」に至って幕を閉じる。
これでどうやって「カタルシス」を感じろというのか。
そもそも、キャラゲー寄りの作風で、ヒロインを権力側に置いて主人公の成り上がりを描くのは難易度が高い。
高慢すぎればヒロインの魅力を損なうが、チョロすぎればコンセプトにそぐわない、その二律背反の解消策を持ち得なかったがゆえの惨事であった。
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