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ZeoClineを語るスレ4

964名無しさん:2013/05/29(水) 11:49:06
イグニアス「やなこった」
ミランダ派貴族「な、なんだと!これだけの報酬を約束しておるのに何が不満だ!」
イグニアス「不満も何も、落ち目の王家の依頼なんて誰が受けるかよ」

オイゲン「貴様!ミランダ様の御前だぞ!口を慎め!」
ミランダ「…そう言われても仕方ありません。もう、ここウォーブ以外はディリウス様が押さえてしまったのですから…」
ジェシカ「ミランダ様!仇敵に敬称など必要ありません!」

ミランダ「だってまだ信じられないもの…あの優しく気高かったディリウス様が、お父様たちを殺してしまっただなんて…」
     「それに、そもそもあの方をあそこまで追い込んだのは貴方たちじゃない」
ミランダ派貴族「仕方が無かったのです!奴を失脚させねば我々は破産していた!」
イグニアス「で、結局王都は奪われ破産どころか生命の危機ってか。自業自得だな」

ミランダ派貴族「言わせておけば!貴様、ここから生きて出られると思うなよ!」
イグニアス「はん、やれんのかよ?つーか他に頼る相手もいねえんだろ、俺を殺しちゃっていいのかね?w」
オイゲン「ミランダ様の敵になるかもしれん以上今斬るしか無かろう。
しかし、この通り我らも切羽詰っておる。貴殿と傘下の傭兵団の力が必要なのだ。なんとか力を貸してほしい。」

イグニアス「勝算はあるのかよ?玉砕覚悟とか俺はご免だぜ」
ジェシカ「今回ディリウスはかなり強引に国をまとめたからね、国内外の反発もそれなりに起きてる。
彼らと上手く連携しつつ、当座のこの危機さえしのげばディリウスも無碍には出来ないわ」
ミランダ派貴族「兵を養う金は我々が全力で用意する。ここが正念場なのだ」
ミランダ「…お願いします。私にはディリウス様がどうしても悪人だとは思えないんです。あの方と対話する時間が必要なんです」

イグニアス「…分かった。なら、ウォーブにはアンリヴェルゼがあるだろ。あれをくれたら、守ってやってもいいぜ」
オイゲン「馬鹿な!あれは我が王家を3度滅ぼしかけた魔剣!そんなものを護衛に持たすわけにはいかん!」
ジェシカ「手にした者の最期は貴方も知ってるでしょうに。頭おかしいの?」
イグニアス「無理なら良いぜ。お前ら皆殺しにしてディリウスに首を持ってくだけだ」
オイゲン「貴様…!!」

ミランダ「分かりました。それで、いいのですね?」
オイゲン「ミランダ様!いけません!あれはイグントーザとは違うのです!あれは王家どころか世に災いをもたらす魔剣!封を解くわけにはいかんのです!」
ミランダ「構いません。私は、もう一度ディリウス様とお話が出来ればそれでいいの。あの方は優しい方だから、きっと分かってくれます」
イグニアス「この期に及んで奴の慈悲に期待するのか。あんたも頭おかしいな」
ミランダ「何とでも言ってください。私は、ディリウス様を信じます。貴方がたも、私がディリウス様と結ばれればそれでいいのでしょう?」
ミランダ派貴族「…」

ミランダ「決まりですね。イグニアス様、私の盾になって頂けますか?」
イグニアス「チッ、しゃあねえな。そこまで言うなら受けてやるよ」
オイゲン「二言は無いだろうな?」
イグニアス「俺は一度受けた約束は決して破らない。それが俺の流儀だ」
ミランダ「有難う。…みんな幸せになればいいのにね」


…ちょっとくどかったかな。




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