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【場所】『街 中心部』その10
1
:
『我々は皆運命に選ばれた兵士』
:2007/07/15(日) 20:00:01
駅前から続く、街のメインストリート……
ここは『喫茶店』や他の場所につながる大通り。
周辺には『繁華街』や『オフィス街』などが存在している。
前スレ
【場所】『街 中心部』その9
http://jbbs.livedoor.jp/bbs/read.cgi/computer/8604/1165147206/
2
:
天橋『レッド・スパロウズ』
:2007/07/16(月) 21:58:11
「……む、何かよくわからんが『2』を取った気がする。
でも『2』ってなんだ?」
頭の上にはてなを浮かべている男が一人。
3
:
矢萩『ランダム・A・O・S・V』&『テイキング・T・M・B』
:2007/07/16(月) 22:08:10
>>2
「『2』と言うものは、1と1を足せば出る数字。」
突然背後から声。声の主はシャッターが下ろされた店舗の前に露店を出している。
夏らしい銀のアクセサリーがずらりと並んでおり、店主は手元で何か作業をしていた。
振り返るとそんな光景が見えるだろう。
4
:
天橋『レッド・スパロウズ』
:2007/07/16(月) 22:20:54
>>3
「それは分かっている。
聞きたいのは性質じゃあない、この場合における『2』に込められた意味が問題なんだ。
……で、あんた何やってんだ?」
何をやっているのだろう。
5
:
矢萩『ランダム・A・O・S・V』&『テイキング・T・M・B』
:2007/07/16(月) 22:25:11
>>4
「見りゃ判るだろ?仕事だよ。」
銀のアクセサリーが並んだ台の片隅に、500円均一の立て看板がみえる。
「『2』にこめられた意味?たぶん、おめでとうございますってことじゃないの?」
適当にいい加減な回答をした。
6
:
天橋『レッド・スパロウズ』
:2007/07/16(月) 22:28:32
>>5
「ふーん。
これ全部手作りか?」
適当にアクセサリーを手にとって眺める。
7
:
矢萩『ランダム・A・O・S・V』&『テイキング・T・M・B』
:2007/07/16(月) 22:37:09
>>6
「手作りです。それから一点ものばっかりなんで人と被る事は多分ないです。
銀は素手で触れたり空気に触れたりすると黒く変色する事がありますが、ここにあるものは特殊加工を
施した銀なので、そういった点では自由に手にとって御覧頂けます。」
ペンダント・ブレスレット・リング・ブローチ・携帯ストラップ・ウォレットチェーン・マネークリップ・ドッグタグなど
結構、種類が豊富。
天然石がポイントで入っているものもある。
8
:
天橋『レッド・スパロウズ』
:2007/07/16(月) 22:42:52
>>7
「よく作んなぁ、こんなもん。
つーか今更営業口調かよ」
手に取ったアクセサリーを戻し、矢萩の作業をじろじろ見る。
9
:
矢萩『ランダム・A・O・S・V』&『テイキング・T・M・B』
:2007/07/16(月) 22:45:34
>>8
「ここにいらっしゃる時点でお客様ですので。」
相変わらず手元では作業中。
台の上で5cm×3cmぐらいの銀のプレートに小さな穴を開けている。
何かのパーツだろうか。
「他に何もとりえがありませんから、こうでもしないと生活が出来ないんですよ。」
10
:
天橋『レッド・スパロウズ』
:2007/07/16(月) 22:48:28
>>9
「……一つ500円だろ?
一日の儲け少なくね?」
スズメの涙じゃね?
11
:
矢萩『ランダム・A・O・S・V』&『テイキング・T・M・B』
:2007/07/16(月) 22:51:51
>>10
「まぁ日によっては少ないけど、1ヶ月でトータルすると結構儲かってます。」
全く売れない日もあるが、売れる日は台の上のものが殆ど残らない事もある。
「この場所、結構縁起がよくって他の場所より売上がいいんですよ。」
12
:
天橋『レッド・スパロウズ』
:2007/07/16(月) 23:19:53
>>11
「そういうもんなのか。
まあ確かに人通りは多いな」
アクセサリーを物色。
「……オススメかなんかある?」
13
:
矢萩『ランダム・A・O・S・V』&『テイキング・T・M・B』
:2007/07/16(月) 23:23:52
>>12
「オススメですか?そうですね・・・これから暑い季節になりますし、シンプルな服が増えるでしょうから
こちらのドッグタグのペンダントか・・・そちらのお手元にある12星座別のモチーフを使ったブレスレットなど
いかがですか?」
ドッグタグは無刻印のシンプルなものから、何かが刻印されたものや天然石が付いているものなどが
あった。
ブレスレットはややごつめのチェーンに12星座の模様が刻印されたプレートがついている。
星座別に天然石もちゃんとついていた。
14
:
天橋『レッド・スパロウズ』
:2007/07/16(月) 23:32:46
>>13
「ふーん。
……一応確認しとくが、どれも500円でいいんだよな?」
財布を取り出しつつたずねる。
15
:
矢萩『ランダム・A・O・S・V』&『テイキング・T・M・B』
:2007/07/16(月) 23:35:49
>>14
「はい、500円均一です。ちなみに3つお買い上げの方には200円割引しますんで。」
商売っ気はない。
16
:
天橋『レッド・スパロウズ』
:2007/07/16(月) 23:41:12
>>15
「3つもいらねえ」
12星座のアクセサリーを取り、代わりに500円を渡す。
「んじゃ、これ買った」
17
:
矢萩『ランダム・A・O・S・V』&『テイキング・T・M・B』
:2007/07/16(月) 23:42:54
>>16
「はい、ありがとうございます。」
500円を受取りますよ。
「そのままつけて帰られますか?それともこちらの保存用のポーチにお入れしましょうか?」
スエードで出来た小さなポーチを見せます。
18
:
天橋『レッド・スパロウズ』
:2007/07/16(月) 23:46:56
>>17
「いや、つけて帰るさ」
腕にはめる。
「じゃあな」
チョイと手を上げ、その場を去る。
19
:
矢萩『ランダム・A・O・S・V』&『テイキング・T・M・B』
:2007/07/16(月) 23:51:52
>>18
「ではこちらのポーチは差し上げます。使用されない時は、こちらの布で表面を軽く拭いた後
ポーチに入れて保存して下さい。」
小さな紙袋に、磨きようの布とポーチを入れて手渡します。
「お買い上げありがとうございました。」
お礼を述べ、見送った後、片付けて帰宅した。
20
:
茅峰『アヴェンジド・セヴンフォールド』
:2007/07/21(土) 22:07:06
ボンヤリとした顔のポニーテールの少年が頼りない足取りで道を歩いている。
一応障害物は避けているし,赤信号ではちゃんと立ち止まっているが、
焦点が定まっていない眼が見る者に対して何処か危なっかしい印象を与えるだろう。
「ムー……………。」
21
:
丹波 我空『ブルー・ロデオ』
:2007/07/21(土) 22:46:51
>>20
「てぃ」
唐突に頭の天辺に軽いチョップを振り下ろす。
「ポヤーッとしてっと、轢かれちまうぞ」
22
:
茅峰『アヴェンジド・セヴンフォールド』
:2007/07/21(土) 23:10:22
>>21
「あ、ガクお兄さん。 コニチワ……。」
以前のDOKI★DOKI洗脳大会が中途半端に終わった為、
如何やら現在の茅峰は精神的に不安定な状態に陥ってしまっているらしい。
今2人がいる道はこの街で一番大きい病院へのルートなのね。
多分、両親がそんな茅峰にカウンセリングを受けさせようとしたのだろう。
23
:
丹波 我空『ブルー・ロデオ』
:2007/07/21(土) 23:26:55
>>22
「どーした?大丈夫か?」
歩きながら訊ねてみる。
そして少し考えてから口を開く。
「・・・この前の事引き摺ってんのか?」
24
:
茅峰『アヴェンジド・セヴンフォールド』
:2007/07/21(土) 23:39:19
>>23
「…………この前?」
マインドでコントロールな奴を途中で止めてしまった所為か、
茅峰の脳内にはぽっかりと記憶の空白が出来上がっているらしい。
多分『失恋話を思い出したくない』と言う理由で、
心が不安定になったのに乗じて都合の悪い記憶を封じ込めてしまったのだろう。
そんな部分的な記憶喪失によって、丹波さんを警戒する素振りは全く見られない。
ほら其処。 随分都合が良いなとか言わない。
「あれ……この前この前このまえこの前コノマえコノ前弧乃磨獲このまえこのこのまこのま……。」
ポニーテールの少年が、目の前で急に頭を抱えて座り込んだよ。
25
:
丹波 我空『ブルー・ロデオ』
:2007/07/21(土) 23:47:40
>>24
「覚えていないのか?」
逆行健忘、という奴だろうか。
などと考えていると。
「お、おい?」
壊れたステレオのように同じ言葉を繰り返し始めた。
しかも後半がかなり怪しい。
「なるほど。
歩んできた人生が短いから、ショックの振れ幅もまた、小さかったと。
今回で許容ラインをぶっちぎったのか」
26
:
茅峰『アヴェンジド・セヴンフォールド』
:2007/07/21(土) 23:55:35
>>25
「……………………………。」
アスファルトの上に座り込み、茅峰はカリカリと親指の爪を噛み始めた。
大量の汗が体を伝って流れ、瞳が落ち着き無く上下左右に動いている。
此処で写真になった父親が弓矢を持って飛んで来たら新能力覚醒フラグです。
だが、茅峰の父親は凄く元気なのでそんなフラグは立ちませんでした まる
27
:
丹波 我空『ブルー・ロデオ』
:2007/07/22(日) 00:05:38
>>26
「いや、これは拙いだろう」
とりあえず、抱きかかえて適当なベンチに。
そして自販で飲み物を買ってくる。
「大丈夫か、オイ」
28
:
茅峰『アヴェンジド・セヴンフォールド』
:2007/07/22(日) 00:12:31
>>27
、--‐冖'⌒ ̄ ̄`ー-、
/⌒` 三ミヽー-ヘ,_
__,{ ;;,, ミミ i ´Z,
ゝ ''〃//,,, ,,..`ミミ、_ノリ}j; f彡
_) 〃///, ,;彡'rffッ、ィ彡'ノ从iノ彡
>';;,, ノ丿川j !川|; :.`7ラ公 '>了 なに我空? 茅峰の心が不安定?
_く彡川f゙ノ'ノノ ノ_ノノノイシノ| }.: '〈八ミ、、;.)
ヽ.:.:.:.:.:.;=、彡/‐-ニ''_ー<、{_,ノ -一ヾ`~;.;.;) 我空 それは洗脳が中途半端だからだよ。
く .:.:.:.:.:!ハ.Yイ ぇ'无テ,`ヽ}}}ィt于 `|ィ"~
):.:.:.:.:|.Y }: :! `二´/' ; |丶ニ ノノ 逆に考えるんだ
) :.: ト、リ: :!ヾ:、 丶 ; | ゙ イ:}
{ .:.: l {: : } ` ,.__(__,} /ノ 「洗脳を完全に終わらせれば落ち着くだろう」と
ヽ ! `'゙! ,.,,.`三'゙、,_ /´
,/´{ ミ l /゙,:-…-〜、 ) | 考えるんだ
,r{ \ ミ \ `' '≡≡' " ノ
__ノ ヽ \ ヽ\ 彡 ,イ_
\ \ ヽ 丶. ノ!|ヽ`ヽ、
\ \ヽ `¨¨¨¨´/ |l ト、 `'ー-、__
\ `'ー-、 // /:.:.} `'ー、_
`、\ /⌒ヽ /!:.:.|
`、 \ /ヽLf___ハ/ {
何か星型の痣を持った一族からの電波が届いた様な気がするかもしれない。
「…………………。」(カリカリカリ)
29
:
丹波 我空『ブルー・ロデオ』
:2007/07/22(日) 00:22:30
>>28
「・・・とりあえず、爪にはばい菌が溜まり易いから噛むのを止めろ」
野生の熊や虎の爪にはばい菌が沢山住んでいて、獲物を倒せなくとも
確実に弱らせるそうだ。自然は偉大だ。
30
:
茅峰『アヴェンジド・セヴンフォールド』
:2007/07/22(日) 00:28:02
>>29
「…………。」
無言でコクリと小さく頷き、茅峰はだらりと力無く手を下ろした。
破傷風は怖いぜ!!
因みに、破傷風菌は日本全国の土の中に分布してるんだ。
だから、転んだりして擦り剥いた時にはちゃんと水で洗おうね!!
良い子の皆、私との約束だ!!
31
:
丹波 我空『ブルー・ロデオ』
:2007/07/22(日) 00:33:55
>>30
「で、前回、次回に続くといった。
だから続きを言う。その前におさらいだ」
すっと息を吸った。
「 お ま え は し つ れ ん し た 」
32
:
茅峰『アヴェンジド・セヴンフォールド』
:2007/07/22(日) 00:40:10
>>31
ビクッと怯える様に大きく肩を揺らすと、茅峰は右手を上げたり下げたりし始めた。
恐らく、不安で何かを噛みたいと言う欲求と丹波さんの爪を噛むなと言う言葉が葛藤しているのだろう。
「うそ………ウソだウソだウソだウソだ。」
自分に言い聞かせる様な口調で、茅峰は自身の頬をカリカリと掻き始めた。
33
:
丹波 我空『ブルー・ロデオ』
:2007/07/22(日) 00:50:20
>>32
「現実だ」
そして一息。
「だが、解決策があるといったはずだ。
覚えてないか?
覚えてないなら話はここまでだ」
救いと見捨て。
34
:
茅峰『アヴェンジド・セヴンフォールド』
:2007/07/22(日) 00:55:46
>>33
「……………?」
頬に両手を当てたまま真剣な顔で丹波さんの顔を見詰めた後、
茅峰は髪がボサボサになる位のかなり激しいスピードで首を上下に数回振った。
実は全く思い出せていないのだが、茅峰は解決策と言う言葉に思いっきり興味を示しているのだ。
35
:
丹波 我空『ブルー・ロデオ』
:2007/07/22(日) 01:02:54
>>34
「紗季さんとは付き合えない。付き合ったら不倫になる。
不倫を裁く刑法はない、が、倫理観において裁かれる」
少し沈黙を保つ。
「解決策、それは・・・新しい恋を見つけることだ」
36
:
茅峰『アヴェンジド・セヴンフォールド』
:2007/07/22(日) 01:09:32
>>35
「…………?」
良く分からないと言いたげな表情で、茅峰は首を傾げている。
小学生に『不倫』や『倫理観』と言った単語は難しかったらしい。
……とは言っても、昼ドラまで視聴しているテレビっ子の茅峰は微妙に理解しているのだろう。
かなり悲しそうな顔になっている。
「………………?」
沈黙の後の一言を聞き、今度は別な理由で茅峰は首を傾げる。
37
:
丹波 我空『ブルー・ロデオ』
:2007/07/22(日) 01:12:33
>>36
「今回は選んだ相手が悪かったって事にして、別の相手を探すんだな」
ここで終わらないのが洗脳クオリティー。
「だが、それでもなお、紗季さんと家族になりたいと思うなら、
たった一つだけ方法がある」
38
:
茅峰『アヴェンジド・セヴンフォールド』
:2007/07/22(日) 01:17:43
>>35
「……………!?」
瞳を輝かせながら、茅峰は丹波さんの話に聞き入っている。
一言も喋っていないのに意思が通じるって凄い事じゃ無いかなと思う初夏のある夜。
39
:
丹波 我空『ブルー・ロデオ』
:2007/07/22(日) 01:25:23
>>38
「それは・・・祐を嫁にする事だ。
そうすれば合法的に家族になる。
紗季さんはお前さんの義母になるな」
そこでいったん区切る。
「だが・・・これはかなり大変だ。
特に、お前の意識の問題で」
40
:
茅峰『アヴェンジド・セヴンフォールド』
:2007/07/22(日) 01:30:40
>>39
「……………!?」
『その発想は無かったわ』と言う感じの表情で、茅峰は丹波さんの話を聞いている。
(映像でお見せ出来無いのが残念です)
「…………?」
話の続きを聞いた茅峰は、『如何言う事?』と言う感じの視線で丹波さんを襲ってるぜ!!
(映像でお見せ出来無いのが本当に残念です。)
41
:
丹波 我空『ブルー・ロデオ』
:2007/07/22(日) 01:38:13
>>40
「如何言う事って顔してるんで言わせてもらうが、
紗季さんを目的として、祐と結婚する、これは双方に対する侮辱だ。
はっきり言って最低最悪の吐き気のする悪だ。
何かの目的の手段として、女性を使ってはならない」
真剣な目で茅峰を見る。
42
:
茅峰『アヴェンジド・セヴンフォールド』
:2007/07/22(日) 01:41:42
>>41
「…………!!」
茅峰は腹の辺りで左の掌を右拳でぽんと叩くジェスチャーをした。
動きと表情だけで言いたい事が伝わるって、凄いぜボディランゲージ!!
「…………!!」
真剣な顔で丹波さんを見詰め返すポニーテール少年。
43
:
丹波 我空『ブルー・ロデオ』
:2007/07/22(日) 01:49:44
>>42
「人生は長い。つらい事を思い出に変えるもよし。
新しい事への足がかりにするもよし。
慶の人生の主役は慶だ。
好きにするといい」
厳かに訊ねる。
「さぁ、お前はどの道を選ぶ」
44
:
茅峰『アヴェンジド・セヴンフォールド』
:2007/07/22(日) 02:11:17
>>41
「…………むむぅ……ユーキかな?」
漸く口を開いた茅峰は、同年代の少女の名を口にした。
45
:
丹波 我空『ブルー・ロデオ』
:2007/07/22(日) 02:19:51
>>44
「ほう?何故か聞かせてくれるか?」
帽子に隠れて表情が読み取りにくい。
46
:
茅峰『アヴェンジド・セヴンフォールド』
:2007/07/22(日) 02:34:09
>>45
「サキさんリャクダツアイ、みんなかなしむ………。」
悲しそうな顔になっている茅峰のポニーテールがグニャリと萎れている。
「それに、」
そして決断。
「ユーキこの間もやさしいだった。」
如何やら自宅へ自分を配送してくれた時の事を言っているらしい。
それはそうと、
周りに人がいたら『この質問で二者択一っておかしくない?』って突っ込んでいたと思うのは多分気の所為。
ピピピピピピピピピピ
誰も突っ込まない為にボケが支配している空間に、
カウンセリングの予約を入れた時間のタイマーが鳴り響いた。
「む、ビョーインの時間。 ガクお兄さん、また今度!!」
ブンブンと手を振りながらテクテクと走り去って行くぜ。
47
:
丹波 我空『ブルー・ロデオ』
:2007/07/22(日) 03:02:55
>>46
「そうか」
ほんの少し笑って、茅峰を見た。
「少しは元気が出たようだな。気をつけてな」
そう言って見送った。
(俺にできるのは、ここまでだ。後は巧くやれよ、祐。
しかし、やれやれ。俺がこんな役回りをするとはな)
雨でも降るんじゃないか、と笑い、立ち去った。
ちなみに。
その日、夕方から夜半にかけて強風を伴う豪雨だった。
48
:
黒崎 穂波『ザ・ブラック・パレード』
:2007/07/22(日) 23:30:43
「う〜、お腹が減ったんだよ…」
相変わらずの黒マントで歩いてますよ。
49
:
黒崎 穂波『ザ・ブラック・パレード』
:2007/07/23(月) 00:27:55
お腹を空かせたまま帰った。
50
:
姫谷羅印『ユーライア・ヒープ』
:2007/08/02(木) 21:36:21
「オレもお腹減ったんだよー」
何が『も』なのかともかくとして、梅雨も明けて夏真っ盛りの暑い夜。
コンビニ前のこきたないアスファルトに座って鬱々と時を過ごしている。
51
:
羽柴呉羽&『ミスター・ブルー・スカイ』
:2007/08/02(木) 21:40:08
なんかぁ〜超ひさしぶりっに登場した気がする。
「ん?−−−あーーーっプリン頭みぃいいっけっ!」
>>50
などと大声で言いながら青いのを連れた女の子が
駆け寄ってきましたよ。
52
:
姫谷羅印『ユーライア・ヒープ』
:2007/08/02(木) 21:45:54
>>51
「……んぁ…?
なんだよ、でっかい声なんか…出し………っ…」
連日連夜の高すぎる温度湿度でグッタリ度当人比8割増のプリン頭が
だるそうに声に反応し、顔をあげる。
「な なんか青いの来たァァア――――ッ!!?」
10年位前のギャグマンガのようなリアクションで迎えたよ。
53
:
羽柴呉羽&『ミスター・ブルー・スカイ』
:2007/08/02(木) 21:48:48
>>52
「ぶーーーっ、何さ、もっとうれしそうな顔しなよ。」
『オヒサシブリブリ』
相変わらずデムパなペア。
54
:
姫谷羅印『ユーライア・ヒープ』
:2007/08/02(木) 21:53:42
>>53
「ぶーっじゃあないよ ぶーっ じゃあ」
『ぶーっ』としてる頬を両手で圧縮するべく手を伸ばす。
こう → ( `)3´) なってしまえっ!
「………ここ、コンビニの前なんだからね。誰が見てるかわかんないんだからね……オッケー?」
諭しに入る。姿勢そのままで。
55
:
羽柴呉羽&『ミスター・ブルー・スカイ』
:2007/08/02(木) 21:56:45
>>54
( `)3´) じゃなく
(`)3(´) になっちゃいました。
「・・・はひふんほぉぉぉぉ!(なにすんのぉぉぉぉ)」
『ソウイエバ ジロジロミテルヒトガ イタヨウナキガシマス』
56
:
姫谷羅印『ユーライア・ヒープ』
:2007/08/02(木) 22:02:33
>>55
「そうそう。だからね、外ではあんまりそこの青いのは出しておかない方が………ん…」
途中で話している相手が『青いの』の方だったことに気がつき、やっと手を引っ込める。
「…と思ったわけだ!
こんな青いのを出してると、いらんものまでしょっちゃうよ」
抗議をスルーして強引にシメる。
ろくでもない男だ。
57
:
羽柴呉羽&『ミスター・ブルー・スカイ』
:2007/08/02(木) 22:05:48
>>56
「あーっもうっいきなり何すんのー!」
夏真っ盛りな服を着た女子高生がちょっと怒ってる。
『アーソレモソウデス ネ ソレジャ、ワタシハ、シバラクヒッコンデマス』
丁寧にプリン頭に向かってお辞儀をして青いのは消えた。
58
:
姫谷羅印『ユーライア・ヒープ』
:2007/08/02(木) 22:10:11
>>57
いいねぇ、夏。
「熱波と腹減りで死にかけてるオレに向かって、大声かけて『スタンド』もってくるひとなんか
みんなまんじゅうになってしまえばいいんだ……」
そして喰らう。
お門違いの恨みがましい目で見る。
「…しっかし、素直だよねぇ………青いの、は」
最後の『は』が心なしか強調されていた。
59
:
羽柴呉羽&『ミスター・ブルー・スカイ』
:2007/08/02(木) 22:16:27
>>58
「は、 ってどーゆー意味ぃ?あーあ
せっかくお菓子を一緒に食べよって思ってたのにぃ。」
夏仕様の大きめななめがけかばんをがさがさ
言わせて口を尖らせる。
60
:
姫谷羅印『ユーライア・ヒープ』
:2007/08/02(木) 22:21:05
>>59
「これでねぇ、アンタがもうちょっと声のボリュームを下げてくれ なくてもいいですから
どうかこの小汚いプリンめに甘味をお恵み下さると天に徳を積めるし何よりオレが生きていけるんで
えーと言葉選ばないで言います
お菓子ください」
上記四行を一片の淀みなく濁りなく一呼吸で言い切り、なおかつ、頭を深々と下げた。
最上礼、腰から曲げた角度は規律正しく90度。
菓子の前にプライドも何もかなぐり捨てた。
61
:
羽柴呉羽&『ミスター・ブルー・スカイ』
:2007/08/02(木) 22:27:58
>>60
「でもぉ、ここで食べるのって良くないと思うわけぇ。」
コンビニの前で持参したお菓子を食べるのは
さすがに抵抗があるんだ。
「ねーねー、どっか公園とかそうゆうトコに行かない?」
62
:
姫谷羅印『ユーライア・ヒープ』
:2007/08/02(木) 22:32:53
>>61
「そう?
排気口から出る生あったかい臭い空気とかって結構良くない? え、違う?」
気にするポイントが大分違った。
「あー、公園なら……けっこうアレな場所だけど、アッチにあるよ。
このコンビニの裏、すぐそこ」
親指で暗がり(コンビニの照明が明る過ぎるためにこういう表現ね)を差す。
63
:
羽柴呉羽&『ミスター・ブルー・スカイ』
:2007/08/02(木) 22:35:53
>>62
「臭いの反対ー!」
前にトイレで酷い目にあったので臭い系は拒絶。
「んじゃあそこでいいよ。」
青い人を呼んだら暗いところも明るくなるけど
ま、いまはいいか。
64
:
姫谷羅印『ユーライア・ヒープ』
:2007/08/02(木) 22:44:41
>>63
「この生臭さを越えると廃棄弁当が待ってるのに」
情けなかった。
「えー。行くのー……お菓子あるから、行くけど」
あんまり気乗りしない様子で暗がりを突き進むよ。
角を曲がると、区画の合間から茂った広葉樹たちが見えてきた……公園だ。
「……ここさ、茂みとか緑が多いけどさ。その、あんまり、はじっこには行かないようにしよう?」
65
:
羽柴呉羽&『ミスター・ブルー・スカイ』
:2007/08/02(木) 22:49:04
>>64
「でもぉ、それ食べてお腹壊すかもしれないでしょ?」
夏場は特に危ないから。
「はじっこ?んーーー、私も暗い所嫌いだからぁ・・
そーだ!ね、あの噴水のトコがいいなー!」
公園の真ん中にある大きな噴水を指差すよ。
66
:
姫谷羅印『ユーライア・ヒープ』
:2007/08/02(木) 22:53:29
>>65
「…食べないなら食べないで、食べなさ過ぎてお腹が痛くなるっていう苦しみが」
どう足掻いても地獄よ現世。
ララバイ来世。
「うっ、またそんな、競争率のアホ高いトコを」
夏の夜の公園はカップルでいっぱいだ!
67
:
羽柴呉羽&『ミスター・ブルー・スカイ』
:2007/08/02(木) 22:57:01
>>66
「だからぁ、お菓子をいっぱい食べればいいじゃない♪」
おおはしゃぎで噴水へ向かう。
「競争率ぅ?なんでぇ?」
ぱたぱたと噴水まで走って周囲を見る。
「・・・・・・・・・うん、そうだね、じゃあちょっと明るい
そこのベンチにしよっか?」
噴水のまわりはカップルだらけだった。
68
:
姫谷羅印『ユーライア・ヒープ』
:2007/08/02(木) 23:02:11
>>67
「いっぱい食わせて……くれるんだねッ!」
スキップでついていく。
飛沫のようなカップルなんぞ引っこ抜く勢いで。
奇跡的に残っていた、そこのベンチを若さに任せて占領する。
「あ、いい場所。
めずらしいねー。ベンチが丸々空いてるなんてさぁ。
ほらー。ここおいでおいで」
さっさとまず自分だけ座ると、空いた横の座席を軽く叩いて急かす。
69
:
羽柴呉羽&『ミスター・ブルー・スカイ』
:2007/08/02(木) 23:06:43
>>68
「お菓子はいっぱいあるから、たくさん食べられるよ?」
大きなかばんのチャックをあけて、姫谷くんと自分の
間にハンカチをおいてドザーーッと一気にお菓子を
広げる。
チョコレートもグミキャンディーもポテチも色々ある。
「なんかぁ、カップルだらけでかえって暑苦しいよね。」
僻みじゃないよっ。ちゃんと彼氏いるもん!
70
:
姫谷羅印『ユーライア・ヒープ』
:2007/08/02(木) 23:11:40
>>69
「できれば10円ガム以上のものがほしいな……30円の水飴とかさ…
ああ、うわっ何だこの宝の山ッ! ま、眩しいッ!」
久々に見た高級菓子(姫谷ビジョン)にオーバーリアクションを返す。
「こうやって年々、街の最高気温がぬり変わっていくんだよね」
喋りながら、さりげなくグミをこっそり自分のポケットに入れようとする。
71
:
羽柴呉羽&『ミスター・ブルー・スカイ』
:2007/08/02(木) 23:15:26
>>70
「好きなの食べていいよ?
食べきれないならもって帰ればいいじゃない。」
100均のお菓子とかちょっと高そうなのとか色々ある。
「そーだねー。このまえの七夕花火もカップルだらけ
だったしぃ。」
ポケットに入れる様はみていない。
72
:
姫谷羅印『ユーライア・ヒープ』
:2007/08/02(木) 23:21:10
>>71
「エンリョしないよ?」
『ちょっと高そうなの』にチャレンジする勇気がもてないので
100円のナッツチョコあたりを手にする……というか既に包み紙を開けている。
「カップルねー。花火大会なんてそりゃーすごいっしょ。
イベントだからって盛り上がりすぎ……ぐべっばハバネロハバネロはばげべべ」
カップルでいっぱいの公園のほぼ真ん中でカップルに喧嘩売るような発言をした。
そしてポケットはお菓子でミッシリだ。
73
:
羽柴呉羽&『ミスター・ブルー・スカイ』
:2007/08/02(木) 23:26:43
>>72
「どーぞどーぞ。」
自分はご機嫌でグミチョコをつまむ。
「てかさー、クラスメイトにばったりなんて
ことになったら、結構気まずいんだよねー。
向こうはカップルでこっちは一人ってときとか。」
みっしりなのはいいけど、つぶれやすいのもあるから
気をつけてね。
74
:
姫谷羅印『ユーライア・ヒープ』
:2007/08/02(木) 23:33:47
>>73
「……お、お金はないんだからね!
オレにできる肉体労働といえば、荷物持ちと留守番くらいだからね…?」
黄粉ビスケットの口を空けながら今更感漂う言葉を発する。
そして対価としてはあまりにもあまりな発言。
「クラスメイト……かぁ。
オレにはイマイチわかんないな、そのへんは。学校あんま行ってなかったしさ。
……でも、その気まずさは何となくリカイ…できるような……ああ、この空間に突然ひとり残されたら
そのへんのキビももうちょっとわかりそうな気がする、かも」
周囲を改めて見返す。
夜の公園、カップルに囲まれて菓子をかっ食らうなんて独りじゃあ(財力的にも)とてもじゃあないができない。
75
:
羽柴呉羽&『ミスター・ブルー・スカイ』
:2007/08/02(木) 23:40:55
>>74
「別にお金なんかいらないよ。」
変なこと言うなぁ。
「わかんなくてもいいと思うよ?学校なんてさ、
つまんないし、なんか親の顔立てるだけって理由で
通ってるようなもんだしぃ・・・」
もそもそとクッキーを頬ばる。
76
:
空堂 夏音『ヴゥードゥー・シックス』
:2007/08/02(木) 23:43:23
>>74-75
「〜♪」
会話の隙におやつを拝借してるのがいますよ。
77
:
姫谷羅印『ユーライア・ヒープ』
:2007/08/02(木) 23:45:09
>>75
「そう言ってくれると…思ってたよ………嬉しいな」
酷いこと言ってるなぁ。
「じゃあ、辞めちゃう?」
黄粉の混じった吐息をボフッと口から出しつつ、笑顔で返す。
78
:
姫谷羅印『ユーライア・ヒープ』
:2007/08/02(木) 23:45:50
>>76
「うっわなんだコレ」
コレ扱い。
79
:
羽柴呉羽&『ミスター・ブルー・スカイ』
:2007/08/02(木) 23:50:39
>>76
「うわっ、びっくりしたぁー。夏音ちゃん、久しぶりだねー!」
彼氏の妹さんですよ。
>>77
「お友達同士でお菓子を食べるのにお金使うのって変でしょ?」
にっこりー
「うーーん、でもぉ、辞めるって逃げるみたいでヤダ。」
他の方法ないかなぁ。
80
:
空堂 夏音『ヴゥードゥー・シックス』
:2007/08/02(木) 23:54:25
>>78
「モノ扱いは失礼なんだよムグムグ」
抗議しつつもおやつはいただく。
>>79
「お久しぶりなんだよ、呉羽さん♪」
スタンドを得てPCに昇格した妹が挨拶しますよ。
相変わらず一部分が肥大化してますが。
81
:
姫谷羅印『ユーライア・ヒープ』
:2007/08/02(木) 23:56:54
>>79
「ボフゥ」
『逃げる』の言葉が胸に刺さった。
呻き声の代わりに黄粉が出る。
「ううっ。家族八景逃げるにナントカだもん」
>>80
「くっ。勝手にオレの分を食べやーがって……と言いたいところだけど。
こ、こちらの知り合いさんなのね」
勝手に自分の分と認定していた。
こちら、のあたりで菓子の本来の持ち主を指差す。
82
:
羽柴呉羽&『ミスター・ブルー・スカイ』
:2007/08/03(金) 00:03:15
>>80
「風也は元気ぃ?」
スタンドの事はまだ知らない。
「そうそう、こっちの金髪の人はぁ
姫谷君。お友達だからよろしく。」
>>81
「かぞく・・はっけい?」
???がいっぱい頭上にある。
「あー、慌てて食べるとそうなるんだから。」
新しいペットボトルのお茶を人数分出します。
「えっと、彼女はぁ空堂夏音ちゃん。私の
彼氏の妹。よろしくー。」
83
:
空堂 夏音『ヴゥードゥー・シックス』
:2007/08/03(金) 00:07:17
>>81
「にーちゃんの恋人なんだよっ♪
つまりはあたしの義理のおねーちゃんなんだよ♪」
>>82
「にーちゃんは相変わらずだよ〜」
ニコニコしながら答えます。
そして↑で超先走った紹介をしてますよ。
84
:
姫谷羅印『ユーライア・ヒープ』
:2007/08/03(金) 00:12:23
>>82-83
「カレシノイモウト…だと……というか彼氏持ちだとッ!
くっ…な、何なんだこの敗北感。
……しかも、向こうは濃い間柄の知り合い、こっちは独り……」
敗北感からグルグルと言葉が続く。
最後に思い出し呟き。
ああッ!気まずい!
しかも義理のおねーちゃんとかスッゲ一言まで添えられてるし!
さっきの向こうがカップルこっちが一人、じゃあないが……それに近い!かなり!
いやそれ以上かもしれないある意味!!
………抗おうと思っても抗えないので、そのうち姫谷は考えるのをやめた。
そして帰った。茶はもらった。
85
:
羽柴呉羽&『ミスター・ブルー・スカイ』
:2007/08/03(金) 00:18:22
>>83
「ちょっ、義理のおねーさんて////」
無茶苦茶焦って夏音の口を手で塞ぐよ。
>>84
「ん?どうしたの?」
敗北感に気付いていないです。
「あーお菓子はもういいのー?・・・・って行っちゃった・・・」
不思議そうに首をかしげつつ見送ったよ。
86
:
空堂 夏音『ヴゥードゥー・シックス』
:2007/08/03(金) 00:22:10
>>84
「…………変な人」
『変な人』認定しつつ見送りますよ。
>>85
「だって――――――むー、むぐー!?」
なにか言いかけてもがいてます。
87
:
羽柴呉羽&『ミスター・ブルー・スカイ』
:2007/08/03(金) 00:31:46
>>86
「もう、それよりもぉ、もう暗いから場所変えない?」
お菓子を片付けてカバンの中へ。
「迷惑じゃなかったらぁ、夏音ちゃんのお家に行きたいなぁ。」
随分会えない日が続いたからきっと風也も心配してるだろうし。
「ね?とにかく、移動しよ。なんかぁ、カップル増えてきたしぃ。」
ベンチから立ち上がって公園の外に向けて歩き始めた。
その後、賑やかなお菓子パーティーになったとかならなかったとか・・
88
:
空堂 夏音『ヴゥードゥー・シックス』
:2007/08/03(金) 00:37:19
>>87
「おっけー、じゃあ『れっつごー』だよ♪」
喜々としてご案内致しましたよ。
『風也』は相変わらずの無口無愛想っぷりだった。
それでも、少し『嬉しそう』に見えたのは錯覚だったろうか…?
答えは当人達のみ知る。
END
89
:
占い師『テイク・ノー・プリズナーズ』
:2007/08/04(土) 22:38:12
お祭り期間中の街の一角、店の前を掃除しています。
夜もそこそこ遅い目の時間というのに、通りにはまだ多くの屋台が出ていて、
通りを行き交う人もいつもより多い。
その割には店を訪れるお客様は少ない。イベント期間が過ぎれば用事がないのだろう。
「このお祭り騒ぎが8月末まで続くのですね・・・」
つくづくお祭り好きな街だな、と思う。
自分も嫌いじゃないから問題ないけれど、通りにゴミが何時も以上に増えるのは少しうんざり。
90
:
丹波 我空『ブルー・ロデオ』
:2007/08/04(土) 23:32:58
>>89
店の横手の路地から、するりと出てきた。
「よう」
相変わらず、挨拶は素っ気無い。
腰の辺りを見れば、ウォレットチェーンがしっかり付けられている事に気付くだろう
91
:
占い師『テイク・ノー・プリズナーズ』
:2007/08/04(土) 23:37:15
>>90
ちょうどこちらも店の横の路地にある掃除用具入れに向かおうとしていたので・・・
当然、鉢合わせに。
「!」
一瞬だけだったがものすごく驚いた顔をして、その後相手が誰だかわかったので
一安心と言った表情に。
「こんばんは。・・・それ、すごく似合ってるわ。」
使ってもらっているのが嬉しいようです。
92
:
丹波 我空『ブルー・ロデオ』
:2007/08/04(土) 23:46:20
>>91
チェーンを手のひらで持ち上げてみる。
「そうか?」
そう言った後、珍しく微笑んで
「ありがとな」
と礼を言った。
93
:
占い師『テイク・ノー・プリズナーズ』
:2007/08/04(土) 23:53:41
>>92
「いいえ、どういたしまして。」
改めて御礼を言われると何故かちょっと照れくさい。
「そう言えば・・・来週の土曜日から3日間ぐらいなんだけれど、たくさん流れ星が
見れるんですって。」
ペルセウス座の流星群の事を言っているようだ。
ほら・・・と、店の入り口傍に置いてある、街のイベント新聞一面に大きく掲載されていた。
『真夏の天体ショー ペルセウス座流星群』
の見出し付きで。
(ペルセウス座流星群詳細)
http://dailynews.yahoo.co.jp/fc/science/comets_and_meteors/?1186233567
94
:
丹波 我空『ブルー・ロデオ』
:2007/08/05(日) 00:05:49
>>93
「流星群か」
記事の載った情報誌を持ち上げて、つぶやいた。
夜空を裂いて落ちていく流星は美しいものだと思う。
「晴れたら見に行こうか」
95
:
占い師『テイク・ノー・プリズナーズ』
:2007/08/05(日) 00:10:31
>>94
「良く晴れた夜空だったら、この街のどこからでも流れ星を
見る事が出来るから・・・そう・・山の神社や森の外れの湖だと
静かだし、見る場所にはちょうどいいかもね。」
せっかくだから、夜食を作っていくのもいいわね、と。
「去年は家の庭から見てたけれど、すごく綺麗だった。」
周囲は田んぼしかない森の手前にあるので、観測場所として充分。
96
:
丹波 我空『ブルー・ロデオ』
:2007/08/05(日) 00:20:46
>>95
「神社は知っていたが、湖なんてあったのか。知らなかったな。
当日は、月があまり明るくないといいな」
月は夜空で最も明るいので、小さな星が見えなくなる。
「ほぉ。俺は流星群をしっかり見たことが無いんでな。
そう聞くと、ちょっと期待してしまうな」
97
:
占い師『テイク・ノー・プリズナーズ』
:2007/08/05(日) 00:25:03
>>96
「月なら大丈夫。一番良く見える日は新月だから。」
ただ、平日だけれど。
「その情報誌にもあるけど、本当に天体ショーと呼んでもいいぐらいね。星が降るって
そんな表現があてはまりそうな眺めだったわ。」
いつか話した流れ星の事・・
天を転がるように地上に向かう星・・
98
:
丹波 我空『ブルー・ロデオ』
:2007/08/05(日) 00:37:00
>>97
「それなら後は天気だけだな」
平日なのか。
「そいつは、さぞかし綺麗なんだろうな。
だがな・・・」
そこで言葉を切ると、片手を頭にやった。
「願いをかなえるって代物が、雨のように降り注ぐってェのは
有り難味に欠ける気がしないでもないな」
99
:
占い師『テイク・ノー・プリズナーズ』
:2007/08/05(日) 00:42:28
>>98
「月曜日が一番良く見えるって書いてあるけど、その前の土曜日や日曜日でも
充分見えるから、週末はお祭りも手伝って神社あたりは賑やかになるかもね。」
お天気になればいいのに、と。
「そうね・・沢山降るのもそんな風に考えるとありがたみがないわね。でもね・・・
きっと沢山降る星を見ていたら、願い事を言う事も忘れてしまうと思うの。
だって、ただ見ているだけでも幸せな気分に浸れるから。」
むしろ願い事を言うなんて無粋かも。
100
:
丹波 我空『ブルー・ロデオ』
:2007/08/05(日) 00:55:02
>>99
「ま、普段寂れてるところだからな。
そんなイベントがある時くらい賑わっても、罰は当たらんだろう。
もっとも、節度を弁えて楽しむ限りは、だが」
スラムの住人なかでは一応常識人のようだ。
「見て最初に綺麗だと思える間は大抵の事は大丈夫だ。
そう思う前に願望や欲望が前面に来るようなら余裕がねェ証拠よ。
余裕がねェ時にャあ、何やったって無駄なんだよ
っと。前にもこんな話したっけか?」
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