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新・戦場スレ Part1
197
:
◆h9Hr5c.eFE
:2019/04/01(月) 20:30:44 ID:H2L3TqcI
超高速の踏み込みによる真っ正面からの袈裟斬り。しかしそれは、ジードが挑発によって狙い、誘った通りの行動だった。
「甘ェんだよォ!! セレニアンのメスガキ風情がッ!!」
ギガントは上体を傾けるや、巨大な左手で剣の根元、それを支える両腕を掌握し、ガッチリと動きを止める。共に神経接続コントロールによって操られる機体ゆえに、錬度の違いが明暗を分かった。
「っ!?」
そして次の瞬間、フックパンチの軌道で、右腕の巨大質量が容赦なくヴェスタの脇腹に叩き込まれていた。
「ぁはあ゛ぁぁぁぁぁッ!?」
ヴェスタは錐揉み回転しながら吹き飛び、無惨にも基地の内壁に叩き付けられた。安価なカーボナイト装甲の大半はその衝撃でひび割れ、関節部が火花を散らす。
次の瞬間、ベヘモットは背部のスラスターで機体を転換させつつ、巨体に見合わぬ突進力で、更なる追撃のショルダータックルを見舞っていた。
「オォラァァッ!!」
「うあ゛あぁあ゛ンッ!!?」
基地の内壁がけたたましい金属音を上げて陥没し、ヴェスタは猛烈な衝撃に襲われると共に機体の背面を壁へと押し付けられる。砕けた装甲の破片がマントの下からボロボロとこぼれ落ち、大剣が床に転がる。
「ッく、ぅぅッ、あ゛うッ、こ、のっ…」
「ヒャッハハッ、!! オラ、オラ、オラオラオラオラオラァッ!!」
怒濤のごとき拳打のラッシュが開始された。壁に縫い止められたまま、ヴェスタはその全身の装甲を余すところなく砕かれていく。
「うああはぁあ゛ぁあッ!? んあ゛ぁはあ゛ッ!? あ゛ぅあ゛ぅあ゛ぅあ゛はぅあ゛ぅあ゛ぅあ゛ぅンあ゛ぅンッ!? あ゛ンあ゛んあ゛ンあ゛ンあ゛ンあ゛ンあ゛ンッ!! 」
猛り狂う両の拳がマヤを容赦なく攻め立てる。打撃に晒されるがままガクガクと彼女の全身が揺れ、Gカップのバストが無茶苦茶に跳ね回って目まぐるしく変形する。その度にダメージ電流がホーリークロスを駆け巡り、やがてそのフレームが帯電・振動し始める。
パヂヂ、ヂヂヂヂッ!!
「あひィ゛ンッ!? やッ! だッ!! め、ぇ゛ッ…!?」
拳打を受け続けるにつれ、臨界点を超えたダメージがクロスを粘液と化し、びちゃびちゃと八方に飛び散らせ始める。
その衝撃とフレームを走る電流とが筆舌しがたい激感となり、マヤの肉体を鞭打つ。
ドガガガガッ!! びちゃ、ぶちゅっ! パヂヂヂヂヂッ!!
「うあ゛ッあ゛ッ、ひ!! あひぃィ゛ィィィ〜ッ!? ひィ゛ンひィ゛ンひィ゛ィィィンッ!? ひひィィ゛ィィ〜〜ッ!!」
「ひひひひ! そォらトドメだ!!」
ベヘモットの顔面がバクンと開くや、槍のような極太の突起物が飛び出し、ヴェスタの鳩尾へと突き立てられた。
「ひはあ゛ぁぁぁぁぁッ!?」
それは頭部に内蔵された触手状器官が螺旋状に束を為した肉のドリルであった。
ぎゅるぎゅるとそれが回転を始めるや、激しい放電が開始され、ヴェスタに高圧電流が注ぎ込まれる。
「あはぁ゛あああぁ゛ンッ!? あ゛ぁン!! はぁあ゛あぁぁあンッ!! ぁひあ゛ぁ、あ゛、あ゛ッ……!? えひゅぁあ゛ぁぁあああああぁ〜ッ!!?」
ヴェスタは昆虫標本のごとく壁に固定されたまま、手足を狂ったようにバタつかせて悶絶する。
そうして十数秒にも及んだ責め苦が終わり、ドリル触手が引き抜かれると、陥没した壁面から力なくずり落ち、うつ伏せに倒れ伏す。
「ん、ぁん゛ッ…ぁ゛…ふぅ゛うん…ふぁあ゛ぁ…」
帯電したフレームのまたがる尻を突き出したような体勢で震えるマヤ。その顔は真っ赤に上気し、目元からは涙が溢れだしている。体表からは衝撃の余韻で液化したスーツがびゅっ、びゅっと断続的に飛び散る。ヴェスタの外装はすでにボロボロに砕け、か細い内部フレームがあちこちから顔を覗かせていた。
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