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乳魔ファンスレッド4

470191:2016/10/13(木) 21:18:44 ID:SKaHphkY0
急に視界が開かれ、俺の顔が乳肉の感触と濃密過ぎる匂いから解放された。
そのままウテルスは俺をベッドに寝かせると、目の前に掌をかざした。
ブゥンと振動音がして、掌から波紋のようなものが放たれる。

「今、淫気を中和してあげるわ。息を深く吸って楽になさい……」

「ふぁ、ああぁ、あぁぁぁ……!」

俺の脳髄を犯していた濃厚すぎる淫気が、徐々に薄まっていくのがわかる。
気がつくと、あれほど激しく射精していたペニスもいつしか精の放出をやめ、ゆっくりと筒身を横たえていく。

そして――、

「はぁ……はぁ……」

「落ち着いたかしら?」

「は、はい……」

「ごめんなさいね、ジークちゃん。あなたがあんまり可愛いから、ついつい手加減をわすれそうになっちゃったわ」

俺の体をベッドに寝かせ、その脇で添い寝をしながら、ウテルスは優しく微笑んだ。
放出した大量の精は、すでにウテルスの魔法で吸い尽くされ、シーツに付着した分まできれいになくなっている。
先ほどまで快楽で圧潰させられそうになっていた俺の精神も、徐々に正常な状態へと回復しつつあった。
そして俺は、だんだんと心の平静を取り戻していくに従い、乳魔の女王の恐るべき実力に戦慄を覚えていた。
マイカの“おっぱい催眠”を何倍にも強化したような、たった一言で相手のすべてを支配する強烈な精神暗示――さっきの責めはまさにそんな感じだった。

「さて、ジークちゃん。あなたにはこれから、人間と淫魔の運命を決する重大な選択をしてもらうわ」

「選……択……?」

「ええ……私は乳魔の女王として、それに立ち会うことになっているの」

「あ、あの……一体、どういう……?」

ウテルスの体に甘えるようにしがみつきながら、俺は戸惑いとともに彼女の顔を見上げた。

「あれをごらんなさい」

そう言ってウテルスが指差した先に、大人の全身が映るほどの大きな楕円形の鏡が置かれている。
やがてその鏡が淡い光を放ち始め、鏡面に何かの映像を映し出した。

「え……?」

そこに映し出されたのは、宵闇の中で静かにたたずむ、何十人、いや何百人もの淫魔たちだった。
居並ぶ淫魔たちは皆、極端に布地の少ない濃紫のレオタードのようなものを着ており、その起伏に富んだ淫靡な肉体を強調させていた。
それは淫魔たちの戦装束――かつて人間との戦いに際して、彼女たちが好んで着用した戦闘服のようなものだ。
さらにその背中には、それぞれが自身の背丈に匹敵するほど大きな蝙蝠翼を付けていた。
これもやはり、かつての戦争時に、淫魔が人間側の拠点を空から急襲する際に用いたもので、平和な世の中になってからは魔術で封印していたものだった。

「あ、ああっ! あれは、まさか……!」

明らかに戦闘態勢をとっている何百もの淫魔たちの先頭で、腕を組み鋭く前方を見つめながら立っている女を確認して、俺は驚愕する。

「あそこにいるのは、あなたの奥さんのサーラちゃんで間違いないわね?」

「ど、どういうことなんだ……どうして……!?」

その映像が意味することはただ一つ――サーラの率いる淫魔の一団が、今まさに人間に対して攻撃を仕掛けようとしているのだ。

「あの子たちは、今からハンター協会本部を総攻撃するために集められた精鋭部隊なの。陣頭指揮を執るのはサーラちゃんよ」

「そ、そんな……!」

「ハンター協会所属の淫魔ハンターは、その場で一人残らず犯して全員捕獲。そして抵抗する術を失った人間の街は、淫魔によって完全制圧されるのよ」

くすくすと笑いをこぼしながら、ウテルスは今から行われるであろうクーデター計画を俺に語って聞かせた。

「馬鹿な……なんでそんなことを! やめさせてください! サーラを、サーラを止めてください!」

「あら、どうして?」

「ど、どうしてって……!」

「人間は淫魔と共存するより、淫魔に支配される方がずっと幸せなのよ。ほら、ジークちゃんならわかるでしょ……?」

「え……ひゃあぁぁん!」

ウテルスのしなやかな指が俺のペニスに絡みつき、根元から先端までねっとりと撫でた。
淫気を中和されて一時的に落ち着きを取り戻したはずの体が、その一回の愛撫だけでたちまち沸騰し始める。

「大丈夫、ちゃんと人間たちも幸せに暮らせるように支配してあげるわ。そしてたっぷりと可愛がってあげる。こんなふうに……」

「んあぁぁぁぁっ……! や、やめ、あぅぅぅ……!」




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