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乳魔ファンスレッド4

202191:2016/07/25(月) 20:01:36 ID:Cijhzq1g0
「さ、どうぞ中へ……」

そんな俺の内心に気付いたかどうかわからないが、彼女は少し潤んだ瞳で見つめ返した後、俺を部屋へと誘い入れた。そうして俺は案内されるまま、後輩とその妻が暮らす部屋へと足を踏み入れる。

(ん……?)

その時に感じた違和感は二つ。一つは、ふわりと淡く香る甘い芳香。俺の前を歩くマイカから発せられる匂いであることは間違いないが、ただの香水でもなければ、男の性欲をどぎつく刺激する淫魔特有の淫香でもない。――だが、ずっと嗅いでいたくなるような、たまらなく甘美な香りだった。これが乳魔の匂いなのだろうか。
もう一つは、俺の股間がすでにギチギチと張りつめ、ズボンの中で怒張していたことだ。性的興奮も勃起具合も自在にコントロールできる一流BF戦士の俺が、自分でも気づかないうちに勃起するなど何年ぶりだろうか。

「どうぞ、そちらにおかけになって。今お茶をご用意いたしますので」

「いえ、お構いなく。というより、俺としてはさっそく本題に入りたいんだが……」

俺がそう切り出すと、マイカは振り返って「まあ……」と表情をほころばせた。

「君は乳魔という種族らしいね。人間にはあまり知られていない希少種だ。俺の仕事は聞いていると思うが、立場上、なるべく多くの淫魔のことを知っておきたくてね。人と淫魔との相互理解のために」

「ええ、……そういうことでしたら、喜んで協力させていただきます。では、あちらの寝室に参りましょう。ふふ……どうか乳魔のことを、そして私のことを、余すところなく知り尽くしてくださいね。今日だけと言わず、お望みとあらば何度でもレクチャーいたしますわ。乳魔のすべてを……ね」

そう言ってマイカは、柔和だがどこか挑発的な微笑を浮かべつつ、セーターの上から両手で乳房を撫でて見せた。重たげに揺れるその膨らみを見ているだけで、すでに勃起している一物がますます滾ってくる。
彼女の艶やかな声も実に官能的で、男の劣情を掻き立てずにはおかないものがあった。

(……しかし妙だな。なぜ俺はこんなにも……)

確かに目の前にいる乳魔は、上級淫魔と比較しても遜色ないほど扇情的だ。だが、これでも俺は百戦錬磨の淫魔ハンター。当然、過去に巨乳や爆乳の淫魔とは何度も戦ったし、誘惑への耐性は人一倍身についている。それにもかかわらず、俺は今、まるで性知識も経験もない少年のように、マイカのたわわな胸に興奮を覚えていた。
自分の心身が異様なほど高揚していることに困惑を覚えつつも、ともかく俺は彼女の後をついて寝室とやらへ向かった。その間、なるべく気持ちを落ち着かせて乳魔という種族のことを考える。

――正直、以前の戦いで乳魔が前線に出てこなかったことに、俺は今さらながら安堵せざるをえない。もしもこんなやつが出てきていたら、ほとんどのハンターは太刀打ちできなかったろう。よほど訓練されたハンターでも相当苦戦を強いられたか、あるいは籠絡されていたかもしれない。
そうだ――この乳魔という種族は、強烈な性技で相手から搾り取るというよりは、男を油断させ、甘い罠で誘惑し、籠絡するタイプの淫魔だと思って間違いないだろう。




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