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【妄想】JAPNICLE勝手にミニストーリースレ【広がりんぐ】

1しずにい:2006/07/04(火) 23:56:24
ドキドキ、初めてのスレ立て…っと、しずにいです。
このスレでは勝手にJAPNICLEのミニストーリーなんかを想像してもらいます。
ワンシーン妄想に番外編にギャグに恋愛なんでもアリの方針で。
腕に自身のある人はAAの使用もOK。

え?あんたは書かないのかって?
…皆さんの様子次第で書きます(ぇ

追伸:迷惑であれば消してしまっても構いません。

2Shi-Shi@一縷 ◆J2F4.1XPWI:2006/07/07(金) 00:54:04
よっしゃよっしゃ!(←?)

取り敢えず、ビビは凄く無口で、感情表現が苦手らしいですよ。
という情報でした。

3しずにい:2006/07/11(火) 00:38:43
「あんたが無茶するせいで危ない目に遭ったのよ!?」

ビオラが怒鳴り散らす。

「うるせぇな!あん時はしかたなかったんだよ!」

カラハもまた言い返す。

「まぁ二人ともそこまでにして…」

ジンが仲裁の言葉をかけるが二人の罵声に揉み消されてしまう。

しばらく二人の言い争いは続いたが、やがてマハが仲裁に入り、二人は少し落ち着きを取り戻した。

「まったく、あたしもう寝る!あんたも今後は気をつけることね!」

「へーへー、心配ありがとさん!」

「でも…」

少し後悔したようにビオラは言った。

「あの時は、かばってくれて…ありがと…」

少し驚いた様子をした後、カラハはこう返した。

「…どういたしまして。」

二人の頬は、少しだけ赤く染まっていた。

そんな二人の様子は、ビビはただ、キョトンとしながら見ていた…。


オマケ
ノノ゜ーノ ビオラ
爪`-ノ ライ
ル‘。ノ ビビ
八´一ノ マハ
シ゜ーノ カラハ
リ^ーノ ジン
適当に作った一行AA。気に入らなければ改造自由。

4Shi-Shi@一縷 ◆J2F4.1XPWI:2006/07/11(火) 03:53:12
ウホッ!いい妄想。

各キャラの性格付けが、ボクの脳内設定にかなり近くてビックリしましたw

5しずにい:2006/12/21(木) 00:01:25
幾度となく新化を続け…発展していく機会生命体…〔BIONICLE〕…

 君はその〔世界〕に魅了され…幾度と無くその伝説を垣間見たであろう…

  だが…君はそれで満足したつもりなのか…?


君が見ている〔世界〕が常識なのか…?

 君が見ている〔世界〕が全てなのか…?

  君が見ている〔世界〕がただ一つのものなのか…?


否…〔世界〕は一つだけじゃない…

 君の知らぬ場で…いくつもの〔世界〕が動いている…

  違う〔世界〕であれば…常識や慣性なんてものは通じない…


そして今…長きに渡って紡がれた伝説が…動き出そうとしている…


〜JAPANICLE〜


君は…新たなるBIONICEを…垣間見る…



これでよかったんすかね?(何

6Shi-Shi@一縷 ◆J2F4.1XPWI:2006/12/21(木) 01:46:31
かっこいい!
しずにいさんの、ハッタリの効いたコトバのチョイスには痺れるものがあります。


たぶん、良かったんじゃないでしょうか?(何)

7しずにい:2007/03/05(月) 22:38:24

こんなJAPNICLEは嫌だ!


ベルゲがキャノン砲を撃つ度に後ろに飛ぶ。


クラナを抜くと普通に大人しくなるウォーロック。


実は定期便に乗り遅れていたハート。


大ちゃんが時々光る緑色の石を食っている。



ゴメンナサイ

8Shi-Shi@一縷 ◆J2F4.1XPWI:2007/03/06(火) 21:47:43
どはっ!!
>大ちゃんが時々光る緑色の石を食っている
は普通にありそうで、いろんな意味でイヤですね(笑)。

9しずにい:2007/03/12(月) 02:25:54

こんなJAPNICLEは嫌だ!


目と唇が付いてて伸びるフラン・メネリオス。


ディグ・バゾズが顔にかするリバル。


時々機械に向かってぼそぼそと話しかけるカウカ。


実はギックリ腰だったオルレイ&ザバレイ。


クーナにメロメロなビオラ。


逆に妙な対抗心を燃やすビビ。



やっぱり皆さん書くの苦手?(オイ

10Shi-Shi@一縷 ◆J2F4.1XPWI:2007/03/15(木) 02:31:42
>ディグ・バゾズが顔にかするリバル
これも、普通にありそうですね。
形から入るミーハーなタイプですからね〜(笑)。
>やっぱり皆さん書くの苦手?
ややや、申し訳なひ…。
気の利いたSSのひとつでも書き込みたいなぁ、って思うのですが、
何しろ文才っていうヤツを何処かに置き忘れてしまったので…(笑)。

11鬼軍曹:2007/03/15(木) 19:48:40
 全て「忘れました」と言えば嘘になる。

 -覚醒。すべてはそこから始まったのかもしれない。
今まで何度朱(あけ)に染まった人々を見ただろう。僕のせいだ。
今まで何度何も無いフリをして逃げてきただろう。僕の弱さだ。
 あのジンと言うトーアもそうだったとよく思った。彼も僕と同じ、自我を抑制できない存在だ。
…一度はそう考えた。
僕はそう考える事で、自分と誰かを重ねて自分を正当化したいだけだったんだ。
 また僕は自らの手で罪の無い者達を屍の山にするかもしれない。
また、自分自身を忘れる事しか出来ないかもしれない。僕はこれほどまでに弱かった。


 もし僕の中に違う僕が-僕じゃない、誰かがいるとしたらそれは僕にとって悪魔だ。
今すぐ出て行ってくれ。僕は僕だ。僕の中から…立ち去ってくれ。


 本当の「覚醒」は、そこからだ。




エヴォリューションという物について私なりに考えてみました。
一言で言えば自我の開放。そこから生まれる新たな力。
そう考えればやはり「彼」の力はまだ覚醒とは呼べないものなんだろうと。
例によって「彼」の視点から短く文章をつづらせて貰いました。

「彼」については言わずもがな。暫く私もニクってませんが、相変わらず「彼」をもう一度完成体として公開させたい気持ちは残ってます^^;
「彼」を知らない人はゴメンナサイo...rz結構JAPNICLEを盾にした私的ネタです…(汗


p.s…相変わらず対句表現多いです。仕様でs(銃声

12Shi-Shi@一縷 ◆J2F4.1XPWI:2007/03/16(金) 23:57:39
うぉっ、鬼軍曹キター。
何この文才。新葉さんもしずにいさんも凄いや。

しかし、エヴォリューションの解釈、流石ですね。
実は、ジン君のエヴォリューションも、暴走を伴うそれの、
“向こう側”を考えていたりします。
(ただ、ビルド自体は担当のJAPさんが多忙なもんで、設定だけって状態なんですが…)

今までに公開した設定の中で、「エヴォリューションが何であるか」といった
核心的な部分は詳細に描いておりませんが、
そういった「空白」の部分を皆さんの想像力でもって補完して、
遊んでいただけるというのは、非常に嬉しいですね。

「彼」の公開、心待ちにしておりますですよ!(プレッシャーではないですよw)
あっ、僕も対句って好きです(笑)。

13E:2007/03/26(月) 16:45:03

マタ・ヌイ、メトロ・ヌイ、
ボヤ・ヌイ、そしてマリ・ヌイ。

それは、無機的機械生命体達の伝説の物語。

ある者は勇者<トーア>となり

ある者は道を外れ

そしてある者は、一般人<マトラン>として生きている

            それが、「BIONICLE」の物語。

  しかし
       その物語の裏に隠されたもう一つの伝説がある

 そして、その物語の結末を知る者は
             
           その伝説の世界で戦い、暮らした者だけである。


その物語の結末は何なのか。

君は、部外者だがそれを知る事が出来る。

分かるはずの無い問いの答えを埋める事が出来る。


伝説の始まりは、

   とある村から一人のトーアが追放された事から始まる――――――――――
   
    


    この物語<デンセツ>は、
    
       「BIONICLE」の裏に隠された物語<デンセツ>である。




    ―――――――――JAPNICLE―――――――――――



オープニング「っぽい」物を意識して書かせて頂きました;
サヴァス君の正体が気になって仕方ありません;b
では!

14Shi-Shi@一縷 ◆J2F4.1XPWI:2007/03/29(木) 20:46:19
>Eさん
おおお、これもまた、かっこいいなあ!
物語と書いてデンセツと読ませちゃうあたり、痺れます。
こういうの、燃えますよねー(笑)。

サヴァス君の正体ですが、追々、明かせたらいいなあ、と思っていますです。
そのためにも、もっと頑張らないとですね〜^^;
精進しますよ〜!

…しかし、何でこうも、皆さん素晴らしい文才をおもちなのか…悔しいわ私!(笑)

15E:2007/04/16(月) 19:33:58
しずにいさんの真似して書き込みです(ぉぃ



     こんなJAPNICLEは嫌だ!

対ツラガ シ・シ戦で滅茶苦茶弱いサヴァス。

実は同一人物だったラザとサヴァス。

六千体のボロクーバを従えるラカン。

前よりかなり腰が曲がったツラガ シ・シ。(スイマセン;

カノイが赤いカラハ。

とうとう真っ黒になっちゃったフィカル。(ぉ

千白のトーア、トーア シ・シが今より性格悪い(スミマセン;


なんか所々無礼な所が;(殺
色んな意味ですみませんでした;

16Shi-Shi@鋭いですね! ◆J2F4.1XPWI:2007/04/17(火) 01:42:04
あやまれ!シ・シにあやまれ!

…冗談です(笑)。
シ・シさんはワタクシことShi-Shiとは別個のモノなんで、
特に気にせずにどーぞです(笑)。

>六千体のボロクーバ
かなりションボリしますね、それは…(笑)。

17E:2007/04/28(土) 20:57:14
更にしずにいさんの真似して書き込みです(ぉぃ(ぇ


こんなJAPANICLEは嫌だ!


VSシ・シ戦で侍のカッコして来たサヴァス。

エヴォリューションした途端にいかついオジサン顔になるジン。

大ちゃんを襲ってあっさりと負けたザガリ&サガル。

しかも大ちゃんのそのパワーは光る緑色の石を食っt(略

ラカンのマスクがダースベーダーのマスk(略

しかもシュコー、シュコーと言っt(略

実はエレキギター扱えるツラガ シ・シ。(スイマセン;

しかもかなりベテランで上手い。

ロック系の音楽聞いてる時ジン達に来られてギョッとするツラガ シ・シ。(スイマセン;

海沿いの村に襲来した時、うきわとサングラス持参するサヴァス。

大ちゃんがベルトを身に付け、「変身!!」と言うt(略

しかも必殺キック食らって敵がしっかり爆発すr(略


いろいろスイマセン;

18Shi-Shi@一縷 ◆J2F4.1XPWI:2007/05/02(水) 02:51:30
>エヴォリューションした途端にいかついオジサン顔になるジン。
かのホットロディマスも、ロディマスコンボイになった途端老けましたからね(笑)。
というのはどう見てもトランスフォーマーの話題です。本当n(略)。

むしろ大ちゃん、光る緑色の石食べてるとしか思えなくなってきました…(笑)。

19E ◆58L73/GryY:2007/05/11(金) 08:59:22
>>18トランスフォーマーも知らないですが
  その話題なら少々wwww
  確かに老けてましたねb

20Shi-Shi@一縷 ◆J2F4.1XPWI:2007/05/11(金) 21:51:55
あの老けっぷりは、ちょっとした語り草になってますからねー(笑)。
そりゃマトリクス、すぐコンボイに返したくもなるわ(違)。

21E ◆58L73/GryY:2007/08/30(木) 19:19:43
もう何年も、こうした平和な生活を送ってきただろうか。

この村の長老として、私は今生きている。
私も、もう年老いた。老兵は死なず、ただ剣を置くのみ。
これからはジンやフィカルのような若い者達が活躍する時代。


そう思っていた。
そして、私自身も、もう自ら剣を手にする事は無いと思っていた。
そして何より、そのような大戦すら、もう起こる事も無いと信じていた。

しかし、それは簡単に覆された。

島のラヒ達が、いつからか凶暴に豹変しマトランやトーアを襲い出した。
そして、そのラヒ達を統治するように出現した黒き一人の男。
この村を守護する側として、その男との衝突は避けられない運命だった。

ジンやフィカル、ビオラ達をいとも簡単になぎ払う黒き男。
彼は強い。月並みだが、それだけは解っていた。



かくなる上は、この老兵がその男と剣を交えよう。




久しぶりだった。
こんなに――不謹慎な言い方だが――血が騒ぐのは。


私は、島の平和をいつも心から願っていた。
しかし、私の心の何処かにその願望は少なからず有った筈だ。
すなわちそれ―――闘争本能。

目と鼻の先に、島の平和を脅かす憎き敵がいる。
しかし、その敵は、私が全力を出しても勝てない男かも知れない。

でも、いや、だからこそ、血が騒ぐ。
こんな感覚は久しぶりだ。

今まで、私は島の平和を願い、本能が貌を出しそうになった時も抑えてきた。
だが、今日は違う。




――――自分の中の「強き者と戦いたい」という願望が、
             久しぶりに満たされるかも知れない。――――



剣を握る感覚を、久しぶりに味わった。
今こそ、島の平和の為に、剣を振るう時。

そして、自分自身の願望の為に、剣を振るう時。





地面をしっかりと踏みしめ、剣をしっかりと握り、
私は目の前の黒き男に向かって太刀を浴びせていった。


――――――――――――――――――――――――――――――――――――

はい、久しぶりに書き込ませて頂きましたEです;
今回の主役は・・・・分かるよね?(ぇ)
ってかあの人こんなに好戦的じゃ無いし・・・・orz

失礼、吊ってきます(何)

22Shi-Shi@激務 ◆J2F4.1XPWI:2007/08/30(木) 21:40:49
わ、わわわ!かっこいいSSががが!!

染みたー!痺れた泣けた惚れたこれだー!と、
思わずブギー・バックするほど感動しました!(?)
GJっスわぁ〜。

こういう、自分の否定していたものこそが、
実は最も欲していたものだった、みたいなのって燃えますよね。
流石Eさん、わかってらっしゃるぅ!と思いました(笑)。

>こんなに好戦的じゃ無いし
いやーもう、好きなように咀嚼再構成しちゃってくださいって感じですよー。
そもそもジャパ・ヌイ世界自体が、
マタ・ヌイ世界を咀嚼再構成…ぶっちゃけパクってでっち上げたもんで寿司^^;
なので、吊る必要なんて全くナスィングですよ!(笑)
どんどん妄想広がりんぐしちゃってください〜。
(むしろ、燃料ともいえる新作とか新設定とか投下できないで申し訳ないですorz)

23鬼軍曹:2007/09/24(月) 21:39:27
 面白いもので俺が前まで居たのは深い海とも高い宙(そら)とも言えない処のような処で、
一度ここに放り込まれると「恐怖」ってものは無くなるらしい。
なんせその存在自身が絶対的な「闇」であると同時に絶対的な「恐怖」なんだからな。


 さて。久々だな、こう地を踏みしめるのは。しかし何故だろう。

 何故、こうも地というものが「足」から感じられないのか。

 いや、いちがいに「足」だけからとは言えない。「手」からもだ。
まさに「生きている心地がしない」ってのは、コレの事か。ま、一度死んだ身が偉そうに、って話だが。
それにしても気色悪いぜ。この身体ってのが俺のモノじゃないなんてまだ考えられない。
したくもない同棲を迫られる感覚ってのは中々体験しがたいものだが、望みたくも無い。


 あぁ、なんて気分が悪いんだ!
 誰が「最初に崇め」た?
 誰が「再び見放し」た?
 誰が「最初にこうし」た?
 誰が「再びこうさせ」た?

 誰が、「最初に殺し」た?
 それで誰が、「再び生かせ」た?

 こんなろくでもない命、俺はまっぴらだ。
 しかし残念だが俺は意地でも生きることを決めたんでね。
 それにはまず「お礼参り」だ。

 よお、懐かしい皆さん。
 「次」は、無い。
 そして、「もう再び」も無い。

 許しはしないぜ。



前回に続き、アナザーなJAPNICLEやらせてもらいました。
今回は蛇使いのアレです。

ある意味>>21な黒の男よりも掟破りな、まさに「死鬼」の名を冠すにふさわしい男な訳ですけど、
思い切りわたくしごと(笑)で命を繋いでいる方なのである意味その「スィンジラレナァーイ(銃声」存在が島をおびやかすことは決して無いのです。
ただし彼が一つの、滅びた民族の血の歴史を完全に滅ぼさんとする遺志を秘めたる男であり、その遺志がはたらく事でJAP-NUI島の中で誰にも語られる事無く歴史が消えようとしているのも事実。

…っていうのが私のやらかした「消えちゃった俺ストーリー」にひとつの踏ん切りをつける彼のあり方、なんです。長文駄文意味不明分失礼しました。続きはウェブで。嘘。
例によってsage進行ですw

24Shi-Shi@sage進行ですかw ◆J2F4.1XPWI:2007/10/01(月) 00:02:01
ブラボー!おお…ブラボー!
出ましたね!例の蛇使いの!
いかにもいわくありげで、いやーいいですねー。萌えます(笑)。

しかしホント、新葉さんは、ジャパ・ヌイストーリーをネタにして、
それを活かしてくれつつも、新葉さん独自のエッセンスを織り込んで昇華させる…
…のが、お腹と背中がくっつくほどに(?)お上手ですよねえ〜。

(何かエラそーな文章になってしまうんですが;)元ネタと そっからの創作って、
離れ過ぎず近付き過ぎず、みたいな、絶妙な距離感が大切だと思うんですよね。
新葉さんはそこらへんの加減がスンバラリアすわ。
(そういう意味では、元ネタたる本家ニクルから だいぶ遠ざかってますけどね、ジャパ・ヌイ…^^;)

あとですね、主軸たる大きなストーリーの陰で繰り広げられる…
例えば、巨視的な観点からすればとるにたらないような、名も無き者同士の戦い…
或いは、見方によっては非常に重要な局面でありつつも、
人知れず、歴史に残ることもなく消えていくストーリー…
そういうのって、私 大好きですーよ。
私自身、ジャパ・ヌイの本筋ストーリー以外にも こういうような、
ミクロ視点なサイドストーリーとか考えてみたいですね。
ハートさんとか、リバルさんあたりでも主役に据えて(笑)。

25ko_jishi ◆9dQLxeI4Jw:2007/10/04(木) 22:12:48
>人知れず、歴史に残ることもなく消えていくストーリー…
自分もこれかなり好きですねー

26E ◆58L73/GryY:2008/01/24(木) 22:13:07
例えば。
あなたが人を殺す計画を練ったとしてみよう。
その際に、一番難しいと思われる事って、なんだと思う?


その答えは、人を殺す事そのもの。
人間なんて、そう簡単に人なんか殺せない。
必ず何処かで心の抵抗があって、結局は挫折してしまう。



だから。
「あの二人」は、ある意味とっても強い人達だったんだなと思う事がある。
一人は、青くて、全身に鎧を纏ってて。
一人は、赤くて、不気味に足が異常に長くて。
あんなにも簡単に人を殺せてしまう、その感情の作りを、
僕は時々羨ましいと思ってしまう事がある。


人は、彼らの事を可哀相な人達だと思う事があるだろう。
しかしどうだろう、案外僕はそうは思わない。

彼らは自らの運命に喜んでいた。
別に仕方なく人を殺していたわけでもなかった。
ただただ、自分達の欲を満たして。
これ以上無いくらいに満足気に生きていた。





だから。
僕は時々彼らが羨ましくなる。

いつか、僕も。
彼らのように、自由に人を殺してみたいなぁ。





        ―――――ヨク・ナイ村、とあるマトランの日記より



いつか書いてみたかった、あの二人の妄想ストです(ぁ
マトランの中にもこんなヤツがいるのかな、と思いまして。うん。

27Shi-Shi@一縷 ◆J2F4.1XPWI:2008/01/27(日) 03:43:46
ぎゅ…ぎゅおおおおおん!!(何の音)
マイフェイバリットである二人組のお話ががが!
しかも、直接的描写ではなく、マトラン視点ってのがイイ!
アテクシ感動!

いやーしかし、絶対的な悪人として設定した二人組ですが、
結構、皆に愛されているようで何よりです(笑)。

>マトランの中にも
ジャパ・ヌイ島に暮らすトーアやマトランたちは、正義のヒーローばかりではなく、
良い心も悪い心も持ち合わせた「普通の人」が多いようなので、
不謹慎マトランも全然アリだと思いますよー(笑)。

それにしても、ko_jishiさんも仰っておりましたが、
人知れず消えていくような、こういう細やかなストーリーってイイですよね〜。

28E ◆58L73/GryY:2008/03/16(日) 02:08:43
>>Shi-Shiさん
 返事どうもです。
 個人的にもあの二人は大好きなのでb

----------------------------------------------------
時折耳にする「混沌の時代」。
勿論、皆はその時代については何も知らない。
それは、この僕であえも例外ではない事だ。

でも、たった一人。
ツラガ・シ・シは、その事を知っているような素振りを見せる。
僕がその時代について教えてくれと頼んだ事もあった。



その時の事を、僕は今でもよく覚えている。
いや、「覚えている」という回りくどい言い方をするより、
「脳裏に焼き付いて離れない」と言った方が早いか。




普段は優しい彼が、その時だけ―――鬼のような形相を見せた。
そして一言だけ、僕の耳元で、低い声で言った。






「・・・・知らなくても良い」







その時の彼の口調は、重く・・・冷たく、そして―――
どこか、「恐れている」ような感じだった。
シ・シに限って「恐れる」なんて事は無いとは思う。

だが、僕はその時はっきりと感じ取った。
彼の声が、ほんの少しだけ震えていたのを。

------------------------------------------

誰も、彼の年齢については知らない。
いつ生まれたのかすら定かではない。
ならば、ある意味。



島民は、彼が「どこから来た」のかすら知らない筈なのだ。
そして勿論―――「彼の正体」すらも。

彼もツラガである以上、昔はトーアだった事だけは確実。
でも、誰もトーアだった頃の彼を知らない。


一体、どんな姿だったのか。
一体、どんな風に戦っていたのか。
一体、彼は何のために戦っていたのか。
一体、彼が「守りたかったモノ」とは何だったのか。


考えれば考える程疑問は浮いてくるけど。
結局は、彼は「混沌の時代」について「何か」を知っている、という事。
そして、少なくとも。
彼はそれを話そうとしない。



ならば、それで良い。
その事が、シ・シにとって「忘れるべき記憶」であるなら、
僕にとっても、シ・シにとっても、
また、あるいは部族主人ジャパ・ヌイにとっても、忘れるべき事だと思う。









僕は知りたい。
「混沌の時代」に、何があったのか。
だけど、その事を知ってはいけないのなら、
僕は知りたくない。





今日も僕は、「混沌の時代」に思いを馳せる。
そう―――






人知れず、歴史に残る事も無く消えていく物語に。



       ―――セ・イギ村、行方不明となったマトランの日記より抜粋―――





----------------------------------------------------
日記シリーズ二作目(汗
自分も人知れず消えていく物語は好きなので、
それにピッタリな「混沌の時代」について書いてみました。

これ書いてて気付きました。
自分はツラガ・シ・シに惚れている、と。(ぉ

29ケンプ:2008/05/21(水) 23:03:51
どうも、初めまして、ケンプと申します。これから宜しくお願いします。

さて、私も全国版オフに参加しますよ!
・・・ってな訳で交流も兼ねてスト投稿。


俺が暮らしてる島。その向こうにはジャパヌイとか言う島があるらしい。
兄貴は(血の繋がらない兄弟)やれシ・シ様だのやれジンカックイイだのほざいてる。だが俺はフィカル、奴が好きだ。強いからだとかの理由ぢゃねえ。
ー共感ー
それが、俺がフィカルを好む理由だ。
皆を守る為闘う。しかし力が足りない。

俺と似てる。
もし叶うならば、話してみたい。フィカルと。いい話があるんだ。
「共に力を、皆を護れる力を、手にいれようぜ!」



・・・とまあ、勝手に私のスト(予定)とクロスオーバーしてしまいました。すいませんorz
気に食わなかったら消してかまいません・・・
いや本当にフィカル好きなんです!
もし続き希望とかあったら書きますよ♪
恵まれぬ「勇者」と「英雄の影」に力を!

30Shi-Shi@一縷 ◆J2F4.1XPWI:2008/05/22(木) 23:51:42
>Eさん
いやあ、Eさんは、キャラを読み取るのが上手いっスね。
「あっれえ、ココまで詳しいキャラ設定、公開してたっけな?」って思う位、
ジャパ・ヌイストーリーをイイ感じに解釈してくれててビックリです。
で、例のツラガですが、最初は脇役…というかネタキャラぐらいのつもりで考え出された人物だったんですが(笑)、
JAPさんとストーリーを考えていくうちに、何時の間にか、
ストーリーの根幹に関わるような重要な役回りのキャラになってて…。
今回の日記シリーズ(笑)では、重たい過去を一人で背負っている、というシ・シの感情まで描写してくれてて感激でしたよー!
(超遅レスですみません;レスしたつもりになってました。超勘違いス…orz)

31Shi-Shi@一縷 ◆J2F4.1XPWI:2008/05/22(木) 23:53:34
>ケンプさん
どうも初めまして!
今後ともよろしくお願いします!&オフ会でもよろしくです!
早速、力の入ったストーリーを投稿してくださって、何だか恐縮ですよ!
フィカルとはまた渋いキャラ(笑)のお話を書いてくださいましたね〜。
明暗というか、ヒーローにはなりきれない、というキャラ造形は私も気に入っているので、
そんなフィカルにスポットライトを当ててもらえて嬉しいです。
いやしかし、何だか、これからの広がりを感じさせるストーリーでイイですね!
大冒険が待ってそうと言いますか〜。

>クロスオーバー
いやあ大歓迎ですよ!
ストーリー(公開している部分において)は途中ですし、未だに公開していない設定なども沢山あるので、
こちらの都合で色々と設定の変遷があったりすると思いますが、
例え矛盾してしまっても、“ひとつの可能性”として、
アナザーストーリーとして楽しむぐらいの感じで楽しんでください!

32ケンプ:2008/05/23(金) 23:28:57
さて、シ・シ様の許可(shi-shiさん=ツラガシ・シと推測)を得たので、本格的に連載する前にキャラ紹介でもしましょう!


フィカル
セ・イギ村勇者として知られる、本クロスオーバースト主人公ジャパヌイ代表。
鎧を着てパワーアップしたものの、まだ最強には程遠い。
ロゼットに誘われ、武神の加護を得る為冒険の旅に出る。

ロゼット
本クロスオーバースト主人公タ・モーレ島代表。
義兄ジハードがいない際にラヒの大群に襲撃され、民を守れず、失意のうちに殺される。
その後、神モーレ・ヌイによって復活。力無き神モーレ・ヌイに変わって邪神マクータボルボックスを倒すよう指示され、そのための仲間(ジハードは別任務の為不可)と武神の力を得る為フィカルの元を訪れ、旅に出る。
彼にとってジハードは尊敬できる義兄であり、怨めしくもある。

ジハード
彼はタ・モーレ島ストの主人公。ジャパヌイストのジンにあたる。非常に強く、太陽神の加護により太陽の力を持つ非常に強力なトーアである。
太陽神の力発動「アルティメットトーア」は、体力消費が激しいため長時間の変身ができない。あと性格はかなり好戦的になる。



・・・っとまあ、こんな所ですね。
次回、本編開始!
ご期待ください。

追記。:ロゼットには重大な秘密が・・・

33ケンプ:2008/06/04(水) 22:31:50
さて・・・
オフ会行けない確率が非常に高くなったため、一旦キャンセル手続き取りました(爆

行ける事が確定し次第、再エントリーする予定です。

では、第一話どうぞ。

「19992!19993!・・・」
フィカルは腕立て伏せー自己鍛練の一環ーをしているようである。
そこに暗い雰囲気が来た。ロゼットである。
「あ、フィカルさん。」
一声かける。
「20000!!
・・・あ、来たみたいだね」

腕立て伏せが丁度おわり、返事をした。

「ぢゃ、少し休憩させてくれないかい。」

ロゼットは頷いた。


「フィカル、これから」
「分かってる。でもどうやって力を手に入れる?」
「力を手に入れる方法は幾つかある。
一つ。神の洗礼、加護。
2つ、ドーピングやD細胞・・・薬物系の投与。
3つ、プロトデルミスの影響を受ける。」
「じゃ、どの方法で手に入れるんだ?」

一呼吸おき、ロゼットは答えた。
「武神ケンプファーの加護を受ける。ジャパヌイの洗礼を受けたジン、太陽神の加護を受けた兄貴の様に。」

ロゼットは大鎌「ボルグ」・・・敵のみならず、罪無き人々をも殺した大鎌を手にとっていた。
フィカルは宝剣「ラギ・リヒ・イギ」・・・光強き者が着ける事を許される、勇者の仮面が彫られた鎧と共にある剣を、その鎧と共に着けていた。


・・・力を手に入れる為の旅が今、始まる。


以上です。
フィカル君の口調が違ったらすいません。

では、これにて。

34Shi-Shi@一縷 ◆J2F4.1XPWI:2008/06/06(金) 02:04:17
>ケンプさん
>キャンセル
おぉ、それは残念ですね…ToT
参加できるようになるといいですなあ。

>第一話
いよいよ開始ですな!
武神ケンプファーの加護を受け、力を手に入れるという、
旅の目的が明かされましたね。わくわく。

それにしても、
>勇者の仮面が彫られた鎧
っていう解釈にはおおなるほど!そういう解釈もあったか!やられた!って思いました。
う〜ん、作った本人(私)よりも正しい解釈のような気がしますよこれは…(笑)。

>フィカル君の口調が違ったらすいません
いえいえ、概ねこんな感じでいいんじゃないかと思いまする。
仮に、違ったとしても、その人ごとの解釈=正解だと思ってますんで、
全然気にしないでください!それが君のジャスティス!(?)

しかし、フィカル君めっちゃ鍛えてるなあ(笑)。


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