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【ミ】『むべ山風を嵐といふらむ』

1『氷山』:2020/09/17(木) 18:39:07

 心とは、満たされるべき『器』ではなく
  燃やされるべき『炎』なのだ。

―――――――――――――――――――――――――――――

★ここは『氷山』がGMのミッションを行うスレです。

151『あるスタンド使いの日常』:2021/04/10(土) 01:32:53


ゴオオオォォォ・・・・・

             ゴオオオオォォォォ・・・・・

突然だが、君は星見町を流れる鵺鳴川の河川敷を歩いていた
前日の豪雨ゆえか、川の流れは速く、濁った水の中にはいくらかの異物が浮き沈みしている・・・

 キャンッ!
         キャンキャンッ!
                キャンッ!

・・・・そんな中、上流から動物の鳴き声が聞こえた
ふと、気になってあなたが振り向くと、木箱に入った一匹の子犬が上流から流れてくる
今のところ、まだ沈む様子はないが、この調子ではいずれ何かのきっかけで座礁し、沈んでいくだろう

あなたならどうする?

152七篠 譲葉『リルトランク』:2021/04/10(土) 04:12:57
能力詳細 : ttps://jbbs.shitaraba.net/bbs/read.cgi/comic/7023/1453050315/166

 豪雨から一夜明け、空は快晴、散歩日和。
 七篠が川沿いの道を歩いていると背中の方から「キャンキャン」と子犬の鳴く声が聞こえてきた。
 少しずつ近付くその声の発生源を探ると、小さな『子犬』が『木箱』に入った状態でこちらに流されつつあるではないか。

ーー助けないと!

 犬好きである七篠は思わずといった様子でカバンから『ルーズリーフ』を『3枚』取り出した。
 『リルトランク』を出現させ、『ルーズリーフ』からやや太めの『樫の木の枝』を『木箱』に向けて伸ばし動きを止めた。(ス精BA)

ーーこれでひとまずは流れていかないはず……。

 七篠は先程の『樫の木の枝』を流れていかないように握りしめながら、残り『2枚』の『ルーズリーフ』の上に座り込む。
 『リルトランク』でお尻の下の『ルーズリーフ』から新たに直径5cmほどの『インドゴムの木の枝』を『2本』伸ばした。

 『ゴムの木』の類は柔軟性に富んでいる。それ故に生育中に簡単に曲がってしまう。
 その性質を利用して螺旋状に曲げたものや複数本を編み上げるように育てられたものがインテリアとして人気を博している。

 今回はその性質を生かし2本を絡めて強度を増しながら子犬に巻きつけるように成長させ、持ち上げ対岸へと届かせる。(パス精CCA)
 野生のゴムの木は最大60mとも言われるような大きく育つ木だ。枝も長く伸びるのだ。

 対岸に届いたか確認し、それぞれの『木の枝』を解除する。
 『ゴムの木』は樹液がかぶれてしまう性質を持つ。
 もしも枝に傷が付いた場合、『子犬』に樹液が触れてしまう危険性があった。

153石動 織夏『パイオニアーズ・オーバーC』:2021/04/10(土) 04:25:59
>>151
☆プロフィール
清月学園中等部3年生。水泳部所属。クールで飽きっぽいように見えるが、実は熱く打ち込めることには情熱的で、激しやすい。

☆外見
白メッシュの入った黒髪がシャチのヒレのように逆立っている。服装は清月学園中等部の制服。

☆持ち物
財布、スマホ、ミネラルウォーターのペットボトル(500ml)

☆スタンド:『パイオニアーズ・オーバーC』
不定形物の中を泳ぐ人魚のスタンド。破裂する泡を放ち、操作出来る。
また、生物に纏わせこのスタンドと同し『不定形を泳ぐ』能力を与える事も可能。

『パイオニアーズ・オーバーC』Pioneers Over C
破壊力:D スピード:C 射程距離:C(7m)
持続力:D 精密動作性:B 成長性:B

【能力詳細】
ttp://jbbs.shitaraba.net/bbs/read.cgi/comic/7023/1453050315/67-68

>>151
逆立った髪の中学生が通りかかった。

「ふん……捨てられたのか。可哀想なこって。バカな飼い主に巡り合ったのが不運だったな」

水が好きだ。
それは不定形で、流動的で、柔軟、気まぐれだ。
ある時は冷たく、ある時は温かい。
生命は海から生まれた。そして、胎児は母の水の中で育つ。
人は時に赤子を産湯で洗い、時に清浄な水で洗礼をする。

「よくあることっちゃあ、よくあることだ。必要のない命や捨てられる命なんてのは」

水が嫌いだ。
それは不定形で、流動的で、柔軟で、気まぐれだ。
ある時は凍り、ある時は熱い。
生命の身体の大半は水だ。そして、最後まで水から逃れられない。
人は時に水によって死に、時に遺灰を海に流す。

「……でまぁ、なんつーか、俺は気まぐれで、お人好しで、バカなんだ」

「……俺は、どうしようもなく気まぐれで、目の前の悲鳴を無視できないようなお人好しで、そこに自分から飛び込んでいくようなバカなんだ」

 ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・
「だから、死ぬなよ」
織夏はスタンドを発現し、跳躍する。

スタンドが目から『泡』をこぼし、織夏の身に『泡』の『コーディング』をする。
織夏は跳躍の勢いのまま、空を泳ぎ、川の流れを計算しつつ、子犬の方へと向かう。(スピードCの泳ぎ)
流れる勢いが強く、流れが速いようなら、自らの靴裏の辺りで『泡』を破裂させて、その勢いで自らを加速し、強引に追いつく。(スピードCの泳ぎを、破壊力Cの爆発力で加速する)

ついで、というか、どちらかと言うとこちらが本命であり、大事な手なのだが、
『泡』は同時に2つまで存在できるので、子犬の方にスタンドを飛ばしつつ(スピードC)、『泡』をもう1つ生成し、スタンドの射程7m+泡の射程7m、計14mに入り次第、『子犬』に優しく当てる。(破ス精 無 Cの投擲 B)

こうすることで『子犬』は『犬かき』で、空を飛べるようになる。
生きようとして、少しでももがけば、『宙に浮く』ようになる。そうしたら、川の流れともおさらばだ。

まぁ、スタンドが子犬のところまで届いた(スタンドの本体からの射程7m)ら、スタンドで拾い上げるので、その間のオマケみたいなものではあるのだが。

以上の3手(織夏の泳ぎ→犬への『泡』付与→スタンドでの拾い上げ)を行う。

(※おそらく1行動内に収まると思うのですが、行動過多だと思ったら、後ろの方から切って下さい)

154『あるスタンド使いの日常』:2021/04/10(土) 08:05:52
>>152

轟々と音を荒げる川の中、君は流される子犬を目の当たりにする
縁もゆかりも存在しない犬ながら、犬好きな君はこの事態を見逃すわけにはいかなかった

   ガチャッ!

          キャウーン!?

手元に発現した『樫の木の枝』を使って木箱を抑える!
末節の枝葉がちょうど木箱に絡まり、木箱が流れるのを防いだ

    ブッワアアアァァァァァアアアアア!!


続けて、『ゴムの木』を作ろうとしたところで、突如子犬が『泡』に覆われる!
見ると10m程の距離を開いた場所に中学生くらいの少年が『浮かんで』いた!
彼は全身を『泡』に包まれ、空を泳ぐように川の上に浮かんでいる
一見すると敵意のようなものは感じられないが・・・・・?

>>153

轟々と音を荒げる川の中、君は流される子犬を目の当たりにする
小さな命、それが水に飲まれようとしている・・・・よくある光景だ、君が何かをする義理はないだろう
・・・・・だがお人好しである君はこの現状を良しとしなかった!

子犬が存在するのは対岸側であり、距離があった
そのため、君は全身に『泡』を身にまとい、危険な川の上空を『泳いで』子犬に接近する!

   ガチャッ!

          キャウーン!?

見ると、対岸側にはすでに子犬を助けようとする少女が存在していた
彼女もまたスタンド使いなのだろうか・・・・紙切れから『木の枝』を伸ばし、子犬を助けようとしている
彼女の救助活動を支える目的で君は子犬に泡を飛ばす!

    ブッワアアアァァァァァアアアアア!!

これで少なくとも川に飲まれる事は防げるだろう
あとは・・・・・

>>all

      ドッパァアアアアアア――――――ッ!!!

君達が救助のための『引き上げ』を画策していると、
川上から低く轟くような音が響いてくる!

     ゴゴゴゴ―――――ッ!!

見ると、上流から一台の『軽自動車』が流れて来た!
このままの流れではこの巨大質量物が子犬に直撃してしまう!

・・・・・・・・・どうする!?

↓だいたいの位置関係(1マス=1mくらい)

岸川川川川川川川川川川川川川川川岸
岸川川川川川川川川川川川川川川川岸
岸川川車川川川川川川川川川川川川岸
岸川川川川川川川川川川川川川川川岸
岸川川川川川川川川川川川川川川川岸
岸川川川川川川川川川川川川川川川岸
七川川犬川川川川川川川川川川川川岸
岸川川川川川川川川川川川川川川川岸
岸川川川川川川川川川川川川川川川岸
岸川川川川パ川川川川川川川川川川岸
岸川川川川川川川川川川川川川川川岸
岸川川川川川川川川川川川川川川川岸
岸川川川川川川川石川川川川川川川岸
岸川川川川川川川川川川川川川川川岸
岸川川川川川川川川川川川川川川川岸

犬=子犬  車=軽自動車
七=七篠  石=石動
パ=『パイオニアーズ・オーバーC』

155七篠 譲葉『リルトランク』:2021/04/10(土) 08:28:14
>>154
 上流から低く轟くような音が聞こえてくる。
 『軽自動車』が濁流の中、こちらに向かってきている!
 このままでは『少年』も『子犬』も危ないと思った七篠は『リルトランク』を一番近くの川辺にある木に走らせる。(スC)

ーーできるだけ大きな木で川を塞ぐ!

 軽自動車が流れていかないようにせき止める為、『リルトランク』で木の幹ぎりぎりの大きさの横幅の『樫の木』を、『エンジェル・オークツリー』をイメージし川辺へと伸ばした。(パスCB)

ttps://mediaim.expedia.com/destination/2/f3500cb6881d12c44de9f8be348325c1.jpg

岸川川川川川川川川川川川川川川川岸
岸川川川川川川川川川川川川川川川岸
岸川川車川川川川川川川川川川川川岸
岸川川川川川川川川川川川川川川川岸
岸川川川川川川川川川川川川川川川岸
リ巨大な『樫の木の枝』川川川川川岸
七川川犬川川川川川川川川川川川川岸
岸川川川川川川川川川川川川川川川岸
岸川川川川川川川川川川川川川川川岸
岸川川川川パ川川川川川川川川川川岸
岸川川川川川川川川川川川川川川川岸
岸川川川川川川川川川川川川川川川岸
岸川川川川川川川石川川川川川川川岸
岸川川川川川川川川川川川川川川川岸
岸川川川川川川川川川川川川川川川岸
リ=『リルトランク』

156石動 織夏『パイオニアーズ・オーバーC』:2021/04/10(土) 10:58:59
>>154
ちょっとしたことなのですが、『泡』は対象に『ぬめりのコーティング』をするものであって、対象に『泡のコーティングがされるわけではない』です。

>>154
「木を操るスタンド能力か……
スタンド能力者も歩けば棒に当たるってわけかよ、人口密度人もビックリだな」

「協力できるかは分からんが、まぁこっちは手札切れで『猫の手も借りたい』とこだったからいいさ」

「『泡』で加速するッ!手札がない時は拙速が一番ってもんだろ!」
   パパゥ!パパゥパゥパゥ!

パイオニアーズが目から『泡』を2つ出し、『泡』の爆発力(破壊力C)でパイオニアーズと織夏を加速させる。
大事なのはスピードだ、パイオニアーズを一刻も早く子犬の元に辿り着かせてすくい上げる。
パイオニアーズのパワーは幼児並み(破壊力D)だがまぁ子犬くらいは持ち上げられるだろう。
子犬がびっくりしないといいな、そっと持ち上げよう。(精密B)
とは言え、子犬はもう『泡』のぬめりでコーティングされているから、びっくりして暴れても『犬かきで浮く』ぜ。
まぁ、川には落ちないようにするけどな。

あと、マップを見る限りではパイオニアーズから子犬まで3m弱なので『泳ぎで3かき』もすればたどり着くと思うのだがそのあたりはどうだろうか?

【行動概要】『泡』の爆発力で本体とスタンドの泳ぎを加速させて子犬に接近!スタンドで子犬を優しくすくい上げる!スピード優先だ!拙速!

157『あるスタンド使いの日常』:2021/04/10(土) 15:42:55
>>156
すいません!勘違いしていました!

>>155
>>156

周囲を観察すると程近い岸辺に柳の木が生えているのが見えた
『軽自動車』の衝突を避けるため、七篠は急ぎ『リルトランク』を走らせる!

       ズッギャァァァアア――――ッ!

               グアッシャァアア!

柳の木から生えた、エンジェルオークツリーの如く巨大な『樫の枝』が軽自動車を受け止める!
だが、土台となった木の貧弱さ故か、柳の木はミシミシと軋む音が鳴り、
数秒後の破砕が予想される・・・・そこに!

「木を操るスタンド能力か……
スタンド能力者も歩けば棒に当たるってわけかよ、人口密度人もビックリだな」

「協力できるかは分からんが、まぁこっちは手札切れで『猫の手も借りたい』とこだったからいいさ」

「『泡』で加速するッ!手札がない時は拙速が一番ってもんだろ!」
   パパゥ!パパゥパゥパゥ!

川の向こう側から空を『泳ぐ』中学生、石動が現れた!
『泡』の破裂による急加速で推進力を増した石動の行動は
『樫の枝』で時間稼ぎが出来た事も相まって・・・・・・間に合った!


 「キャイーン!」

拙速な行動と能力によるぬめりから一瞬、手が滑りそうになるが、
そこは『パイオニアーズ・オーバーC』の精密動作性がカバーした!
なんとか空中で『子犬』をキャッチすることが出来た・・・・・・!
自体はこれで一件落着か・・・・!?

>>all

「ペスー! ペスー! どこに行ったんだよー!」

  ピシィ!
        ビシシィィッ!    ゴオオオオオオォォォ・・・・・!

君達が子犬を助けて安堵していると、上流から微かに子供の声が聞こえた
見ると、10歳くらいの男の子が上流から川に沿って、岸辺を走ってきているのだが・・・・

あまりも川に近すぎる!
さらに、少年が向かう先では激流により地面が泥状に崩壊してきているのだ!
このまま彼を見過ごせば、川の流れに足を捕らわれ、呆気なく引き摺り込まれるかもしれない・・・・

さらに間が悪い事にちょうどこの瞬間に大風が吹き、
君達が声をあげても彼には届かなさそうだ

ど、どうする!?

(ちなみに、位置関係としては君達は七篠が生やした樫の枝の近くに二人ともいる
 また、少年が走っている場所はそこから40m程上流の此岸だ)

158石動 織夏『パイオニアーズ・オーバーC』:2021/04/10(土) 16:46:40
>>157(GM) 質問

Q1. 石動はどこにいますか?
   既に地上、つまりは『七篠と同じ岸辺』に立った状態ですか?
   それとも、まだ空中を飛んでいる状態ですか?
   石動の位置と状態を、教えて下さい。(できれば、スタンドや子犬も含めて)

Q2. 我々と少年の位置関係と我々の状態、および周囲の状態を知りたいです。
   教えて下さい。

159『あるスタンド使いの日常』:2021/04/10(土) 17:33:15
>>158

岸川川川川川川川川川川川川川川川岸
岸川川川川川川川川川川川川川川川岸
少川川川川川川川川川川川川川川川岸
岸川川川川川川川川川川川川川川川岸
岸川川川川川川川川川川川川川川川岸
岸川川川川川川川川川川川川川川川岸
〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜
〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜
岸川川川川川川川川川川川川川川川岸
岸川川川川川川川川川川川川川川川岸
岸川川車川川川川川川川川川川川川岸
リ巨大な『樫の木の枝』川川川川川岸
七川川パ川川川川川川川川川川川川岸
岸川川川石川川川川川川川川川川川岸
岸川川川川川川川川川川川川川川川岸
岸川川川川川川川川川川川川川川川岸
岸川川川川川川川川川川川川川川川岸

少=少年
リ=『リルトランク』と柳の木
パ=子犬を抱える『パイオニアーズ・オーバーC』
七=七篠  石=石動

状況としてはだいたいこんな感じになります
石動は現時点では『パイオニアーズ・オーバーC』に追いついて空中を飛んでいる状態です
『パイオニアーズ・オーバーC』は子犬を腕の中に確保しております

軽自動車は『樫の枝』でギリギリ止めていますが、
今にも樫の枝を破壊しそうな状況なので、上空に逃げた方が安全かもしれません

少年は君達のはるか上流にいます
川は泥や土砂により濁流となっており、中から何が出てくるのか、現状ではわかりません

160七篠 譲葉『リルトランク』:2021/04/10(土) 17:40:25
>>157
 『子犬』と少年はなんとか『軽自動車』から逃れられた。
 彼らが空を泳ぐ『非日常』をほっとしながら眺め、少年に向けて声を上げる。

「そろそろ『木の枝』が限界だから逃げて! 折れたらまた流れ出します!」

 一呼吸置いたところで少し離れた場所から、今度は『子供』の声がした。
 七篠が周囲を見回すと、あの『子犬』の飼い主らしき『子供』が、『子犬』を探しながら雨で脆くなっている道を歩いているのが目に入った。

ーーこのままじゃあの子まで流されてしまう!

 『子供』の年齢は『10歳』ほど、一般的な識字能力は備わっていると見ていいだろう。
 七篠はまず『リルトランク』を自身の近くに戻しながら、鞄から『ペン』を出し手元にある『ルーズリーフA』に『あぶない! 川からはなれて!』と書いた。
 次に、『ルーズリーフB』で『樫の木の枝』を『10m』生成(スE)し、生え始めた『枝』の先に『ルーズリーフA』を刺す。 
 そして『ルーズリーフC』を使用し、『子供』の方向に向けて『樫の木の枝』を『ルーズリーフB』を先端に絡め取りながら『30m』生成。(パス精CBA)

 ここまでを終えて七篠は走り出した。

ーーもしも『木の枝』が倒れてもいい。
ーー子供が驚いて止まってくれればそれで私が声をかけられる距離に行けるはずだ。
ーーもし倒れた場合は解除すれば地盤への影響は抑えられるはず。

 そう考えながら『ルーズリーフB』を視認し、生成速度を変更。『リルトランク』の限界の速さで生育させた。(スBに変更)
 

【行動内容まとめ】
1.七篠は危険に注意を促す内容をルーズリーフAに書く。『リルトランク』は七篠の元に戻る。
2.リルトランクでルーズリーフBを10mスEで伸ばしはじめ、生育中の枝の先にルーズリーフAを刺す。
3.ルーズリーフCをBを絡め取りながら30m、スBで伸ばす。
4.走りながらルーズリーフBの成長速度をスBに変更する。
(おそらく走り出して30m(木の枝の射程範囲)もしくは10m(『リルトランク』の射程範囲)したところで
『エンジェル・オークツリー』および『樫の木の枝』は効果範囲外になり消えるのではと思っていますが確認できていません。GM判断でお願いします)

161石動 織夏『パイオニアーズ・オーバーC』:2021/04/10(土) 18:17:32
>>157(GM)
>  ピシィ!
>        ビシシィィッ!    ゴオオオオオオォォォ・・・・・!

>さらに間が悪い事にちょうどこの瞬間に大風が吹き、
>君達が声をあげても彼には届かなさそうだ

「強風……こいつは、追い風か?向かい風か?」

Q1. この瞬間の、『声を掻き消すほどの大風』は、『どの方向から吹いている』? 『どの方向へと吹いている?』




「……さて、俺の能力って、なんだっけ?」

           パイオニアーズ 『キュィッ!』

「『宙を泳ぐ』こと?」

「それは本質じゃない。」

「能力の本質は……『不定形の中を泳ぐこと』だ。」

「つまり、『強風』ってのは、なんだ?   『答え』は、『1秒後』……」

162『あるスタンド使いの日常』:2021/04/10(土) 18:19:15
>>161
上流方向から下流方向に向けての向かい風のようです

163石動 織夏『パイオニアーズ・オーバーC』:2021/04/10(土) 18:40:56
>>157>>159>>162
「おー、よしよしよしよし」

「怖くないからなー、じっとしてろよー」
子犬を撫でる。

>軽自動車は『樫の枝』でギリギリ止めていますが、
>今にも樫の枝を破壊しそうな状況なので、上空に逃げた方が安全かもしれません
「……うん?」       とんっ

石動はごく自然に、自分の近くの『樫の枝』か『軽自動車』を、ひょいと踏んづけて飛ぶ。
ぶつかる、と言うこと自体が、重力に捕われた二次元的な考え方だ。

宙を泳ぐ石動は、それらに捕らわれない、三次元的な動きができる。
なので、向かってくるモノは踏んづけてしまえば、回避はそれだけで足りるのだ。
向かい風なのも幸い、それは『強風の流れに乗って』、『軽自動車』から離れるということだ。

ちなみに、スタンドは『ぬめる身体』を持つし、そもそも通常物質でダメージを受けないので、普通にひょいと上に避けるだけで事足りるだろう。
腕の中の『子犬』を守る必要はあるが、『子犬』にも『ぬめりコーティング』があるし、『強風に乗る』ので、直撃はしないだろう。
スタンドが見えない『子犬』からすると、空中に浮いているわけなので、かなり怖い状況かもしれないが……それも踏まえてまずは安全確保だ。

「ひょい、っと」
踏んだ勢いそのままに、空中を2、3回かき、泳ぐ。
飛び込みで数m稼ぐ選手もいるぐらいなので、足場があって、飛んだ状態の石動にとって、2、3mはそう遠い距離ではない。
そのまま、七篠のいる岸に着地する。

>さらに、少年が向かう先では激流により地面が泥状に崩壊してきているのだ!

「……さて」

距離は約40m。相手は一般人であろう10歳。
もし、『空中を飛ぶこちら』が見えていたのなら、『それの異様さ』に気づくだろう。
だが、『異様さに気づいていない様子』と言うことは、『おそらくこちらが見えていない』、もしくは『他のことで頭がいっぱい』の状態だろう。
そして、『その状態で少年の目前の川の異常に気づけていない』。
その上、『強風』の『向かい風』ともなると、声は消されるし、泳いで向かうのも遅くなるだろう。と言うか、もう着地したので走ったほうが速い。

となると……逆に考えよう。
『この状態で少年を助ける』という前提を崩すのだ。

「……」
犬を抱いたまま、石動は少年に向かって、川から少し離れながら、地上を走る。
だが、石動はこう考えていた。

「『彼が川に落ちる』のを『前提』にする。俺の能力も彼女の能力も『救助向き』」

「つまり、『落ちてからでも助けられる』。次の救助に備える。これはそのための接近だ」

つまりは、こういうことだ。

「間に合えば、問題がない。そして、こちらが間に合わなくても、問題がない」

「今助かった犬の安全を確保する」



【行動概要】
1. 『枝』か『軽自動車』のどちらか、近くの方を踏んづけて飛ぶことで、軽自動車を回避する。
2. 回避の勢いそのままに岸に着地する。
3. 犬の安全を確保するために、少し川から離れながら、少年に向かって走る。

164『あるスタンド使いの日常』:2021/04/11(日) 20:44:11
>>163

石動は近くに伸びていた『エンジェル・オークツリー』を踏み台にして上空に飛ぶ
三次元を動く石動にとって、平面的な障害など苦にもならない
宙は広く、何物にも囚われないのだから

君はそのままの勢いで七篠の傍の岸に着地した
彼の落下を防ぐ手立ては乏しい・・・・そう考えた君は次の事態への対処を目指してその場に留まる


      ズオォォオオオオオオ!

その時、七篠が手に持った紙片から『木の枝』を伸ばし始めた
枝は長く、長く伸びていく!

>>160

      ズオォォオオオオオオ!

君は上流にいる少年に危機を知らせるべく、
ルーズリーフを先端につけた『樫の枝』を伸ばす!
『リルトランク』の射程距離は30m! 能力射程限界まで、枝を伸ばし!

   ・・・・・フッ!

能力射程である30mを超えた所で、『ルーズリーフB』に生やした『樫の枝』が消失した!
それと同時に、危機を伝えるべく用意した『ルーズリーフA』がひらりと地面に舞い落ちる
少年に危機を伝える事は出来ないのか・・・・・いや!

「う、うわああああ! なんだこれ!?」

30mもの長さを持つ木の枝が物凄い速度で伸びて来れば、流石にびっくりする!
少年はその異様な光景に驚き、足をとめ・・・・!

         グラララガァ!

少年が立ち止まった次の瞬間に、少年が進もうとしていた岸部が崩れ去る
彼は自分が進む先で起きるはずだった惨劇にゾッとしながらも、
その場で立ち竦み、びっくりしたような表情で君を見つめている

「こ、これはいったい・・・・!?」

165七篠 譲葉『リルトランク』:2021/04/11(日) 21:55:45
>>164
ーー消えちゃった……。

 今までまともに遠距離での『リルトランク』の運用をしてこなかったのが徒となった。
 届くと信じて作った『木の枝』は消え、穴の開いた『ルーズリーフA』がひらひらと舞い、そのまま川へと落ちていく。

ーーだけど、助けられてよかった……!

 『子供』は『もうひとつの木の枝』に驚き立ち止まった。
 そして結果的に無事、川に落ちずに済んだのだ。

 七篠はほっとしながら、これまでに作った『木の枝』をすべて解除する。
 そして『子供』に近付きこう口にした。

「よかったです! 落ちなくて! 危ないと思ってこちらに来たんですが立ち止まってくれてよかったです。
 ……驚いてるみたいですが、なにかありましたか?」

 『子供』が止まった以上、彼には『リルトランク』が作り出した『木の枝』は見えていた。
 当然である、『リルトランク』の作り出す『木の枝』はその場に存在するのだから。
 だが、既に七篠が解除した以上、『今ここにはなにもない』。
 七篠が空を泳ぐ少年にかけた言葉も逆風で聞こえなかっただろうことも都合がよかった。
 七篠がなにもなかったように振る舞えば証拠は『子供』の記憶の中にしかないのだ。

166石動 織夏『パイオニアーズ・オーバーC』:2021/04/12(月) 20:55:15
>>164
「……」
織夏の方で、子犬を抱いて、安全を確保する。
スタンドに抱かれていては、浮いているようで生きた心地がしないだろう。
子犬に使っていた『ぬめり』の能力を解除する。

「おい、少年。この子犬は、キミのか?」
遠くの少年に、子犬を掲げながら聞いてみる。

167石動 織夏『パイオニアーズ・オーバーC』:2021/04/12(月) 20:56:01
>>166
ついでだから、七篠の傍らに歩いて近づいていくよ。

168『あるスタンド使いの日常』:2021/04/12(月) 22:39:25
>>165

「あ、あれ? さっきまでここにあったはずの『木』が・・・・消えてる?」

立ち止まった少年は君の方を見た
君は落ち着いた足取りで危なげなく少年に近づき、話しかける
呆けたような表情の少年は、突然目の前で起きた諸々の出来事に驚き、目を丸くしている

>>166
「あ、ペスー! ペスー! 良かったー!
 ごめんよ・・・・!ちょっと目を離した隙にあんな事になるなんてわからなかったんだよぉ!」

ぽかんとした顔で立ち竦んでいた少年であったが、
君が子犬を抱いて現れると泣きながら子犬に近づき、抱きしめた

>>all
「お兄ちゃん達が助けてくれたんだね!
 ペスを助けてくれて、ありがとう!」

2人のスタンド使いを前にして少年は感謝の言葉を口にする

169石動 織夏『パイオニアーズ・オーバーC』:2021/04/12(月) 23:16:12
>>168
         バシィ!!!!!!!!!!!!!

織夏は礼を言う少年の頬をはたく。
小さい相手なので手加減はするが、痛みは与えるつもりだ。
痛みがないと覚えないこともあるし、痛みとともに覚える必要のあることだと思っている。

「お礼などいらん。その痛みと共に覚えておけ、バカ飼い主」

「いいか? その子犬は俺たちが居なければ、死ぬところだった」

「お前はいい。俺に叩かれた頬が、今痛いだけだ。まったくもって、それで死ぬことはない。
 安全の中にいる、保護された命だ」

「だが、その子犬は違う。それは小さな命だ。お前が居なければ生きられない、本当に小さくて弱い命だ。
 それが絶望の淵で、川を流されて、恐怖の中で、心細いまま、ゴミに潰されて、水に沈んで、孤独に死ぬところだった。」

「俺たちが見つけなければ、誰に気付かれることもなく、その子犬はゴミよりも、孤独に死んでいた。
 死体が見つかったかも分からん。」

「助かったのは本当にただの運だ。
 助かったと言っても、この子犬の心には、恐怖の傷が残ってしまったかもしれん。
 それぐらいに、この犬はまだ弱く、お前の手を必要としている。」

「お前は、その子犬から手を離してはならなかったし、目を離してはならなかった。
 お前の無知と、お前の無神経さが、この子犬の命を危険にさらした。
 それは、どうしようもないぐらい、小さくて、弱くて、軽い命だ。

 お前は明らかに『覚悟』が足りなかった。
 自分が、この小さな命を背負って生きていく、という『覚悟』がだ。」

「俺は神ではないから、難しいことは分からん。
 その犬が助かったのは、本当にただの運と気まぐれだ。
 俺は、その犬が流されていた所に通りかかっただけの男で、助けられる能力があったのも偶然にすぎない。」

「いいか?俺は、神ではないし、全能でもないから、知っていることしか教えんぞ?」

「①その犬を幸せにしてやれ。お前にはその義務がある。」

「②その犬と一緒に楽しく生きろ。お前が楽しくしていなければ、その犬だって楽しくないだろう。」

「③おそらく、その犬には、お前よりも先に死ぬ日が来る。それは犬の寿命だ。仕方がない。
  その日は目一杯泣いてやれ。
  そして次の日から、この犬との楽しい思い出を胸に、笑顔で過ごしてやれ。
  自分が死んだ後でも、お前が笑顔であることを、この犬は望むだろうから。
  犬はそれぐらい、優しい優しい生き物だ。」

「俺から言うことはそれだけだ。」

「だから、もう行け!!!」

「二度と、その犬から目を離すんじゃないぞ!!! 一生、友達で居てやれ!!!」

少年と犬から離れる。

170七篠 譲葉『リルトランク』:2021/04/13(火) 04:56:27
>>168
>>169
 『子供』と『子犬』の再会。
 とても素晴らしいことだ。だが、少年の言うとおり、飼い主には飼い主の責任がある。
 おそらく、少し涙目になっているであろう『子供』に七篠は優しく声をかけた。

「そうですね、このお兄さんの言うとおりです。
 大切なお友達なんですから、離れないように、見失わないようにしてくださいね。
 お家にちゃんと、一緒に帰るんですよ?
 あ、お家はここから近いですか?」

 そう口にし、『子供』の頭を撫でながら彼の家を確認する。
 近ければ自力で問題なく帰れるだろうが、『子犬』を探しに遠くまで来てしまったのであれば家まで送ってあげた方がいいだろう。

 そして、『子犬たち』から離れていた少年に声をかけた。

「あの、ありがとうございました!
 私だけでは助けることができませんでした……。
 えと、その、あなたも……『この子』が見えるんですよね?」

 後半は声を潜め、話しながら『リルトランク』の方を見る。
 七篠にとっては音仙と関以来、三人目の『見える』人だ。それに子供を助け、まっすぐ叱ることのできる優しい人である。
 見えてない『子供』の前で詳細まで話すのはよくないかもしれないが、七篠は仲良くなりたかった。

171『あるスタンド使いの日常』:2021/04/13(火) 22:05:38
>>169
         バシィ!!!!!!!!!!!!!

少年が感謝の言葉を口にした直後、破裂音が周囲に響く
それは、石動の手が少年の頬を叩く音であった
突然の鋭い痛みに、少年は泣くよりも先に困惑の表情を浮かべる

そんな彼の目の前で、石動は命の儚さを説く
命を取り扱う事への切実さと・・・・ 熱量をもって・・・・!

>「俺から言うことはそれだけだ。」
>「だから、もう行け!!!」
>「二度と、その犬から目を離すんじゃないぞ!!! 一生、友達で居てやれ!!!」

「は、はい! ごめんよ、ペス――――――ッ!
 わあああああああああああ――――――っ!」

>>170

七篠の予想通り、子犬を抱えた少年は涙をぼろぼろ溢しながら直立している
心優しい君はそんな彼をなぐさめ、頭を撫でる

「うん・・・・」    「大丈夫・・・・」

      「家は近いから大丈夫・・・・・」
 
                 「ありがとう・・・・」

少年は涙を流しながらも、大事そうに子犬を抱きかかえる
足取りは重い、されど確かな足取りで自宅へと帰って行った

>>all

少年が立ち去り、その場にはスタンド使いである君達二人だけが残りました
この場から去ろうとする石動の歩みを七篠は止めます

(※GMが用意する『展開』はこれで終了になります
 あとはエピローグとして、石動さん、七篠さんの両者で場スレの様にこのスレをお使いください
 何かGMレスが必要となったり、交流終了となれば、GMのレスを入れていきますが
 基本的にはGMレスは交流終了までありません よろしくお願いします)

172石動 織夏『パイオニアーズ・オーバーC』:2021/04/13(火) 22:20:29
>>171(GM)
「……元気に仲良くな」
去る少年の背に、ぽつりと呟く。

>>170(七篠)
「まぁ、俺もそう思う。
 俺だけでは子犬と子供を助けるのは無理だった」

「アンタと俺がいたから『あの命』を救えた。それは間違いない。
 だから、俺からもアンタに『ありがとう』と言わせてほしい」

「ただ、な……」

「とりあえず、今から俺は逃げる。名前を名乗るつもりもない。自己紹介なんて勿論ない。」

「なんでかと言うと、理由はなんであれ、俺は子供を殴った。
 アンタはそれを目撃した。
 ということは、俺は犯罪者予備軍、
 未成年だけど通報されたら、オヤジのゲンコツは避けられまい」

「今回のことにしても、偶然持ってるだけの能力で、救えそうな命が目の前にあった。
 怒るべきだと思ったから、怒った。
 殴るべきだと思ったから、殴った。
 ただ、それだけの気まぐれなエゴ。俺のワガママ」

「というわけだ。
 俺が逃げる理由も名乗らない理由も、分かったな?
 お願いだから、追ってくるなよ?通報すんなよ?」

「あばよっ!!!」
ダッシュで七篠から逃げる。いざとなったら空中へも逃げる。つまりは、一目散の全力で逃げる。

捕まえたかったら捕まえてもいいが、オルカもスタンドも『ぬめり』のコーティングを持っている。
普通の捕縛手段では捕まらないだろう。

逃げるよ。

児童暴行はダメだよ、のお話だ。

【行動概要】
・七篠から全力で逃げる。

173七篠 譲葉『リルトランク』:2021/04/13(火) 22:32:45
>>172
「えっ!?」

 七篠は目の前から突然走り去った少年を見て呆然と立ち尽くす。
 少年は『追いかけないでほしい』と口にした。それならその意志を尊重すべきだと七篠は考える。だがーー

ーーそれでも、友人になりたい。

 そう思う七篠は空気を大きく吸い込み、両手でラッパのような形を作った。
 そして、走り去る背中に声を届けようと張り上げる。

「絶対通報しないので!!
 もし! また次会ったら! お友達になりましょう!!」

 声が届くかはわからない。
 だが、彼とまたどこかで再会できることを七篠は信じることにした。

174『あるスタンド使いの日常』:2021/04/14(水) 01:50:55
>>172
>>173

捕まる事を恐れてか、それとも単に気恥ずかしかっただけなのか
いずれにせよ、能力を使って全力で逃げ出す石動

彼の後姿に、再会の願いを乗せて言葉をかける七篠

こうして、2人のスタンド使いの奇妙な日常は過ぎていった
彼らが再び学校で再開するのか、それともすれ違う事もなく終わるか
それはまた別の話になりますでしょう・・・・・

『あるスタンド使いの日常』→『成功!』

石動 織夏『パイオニアーズ・オーバーC』→『無傷!』 『慈しみの心』を示した!
七篠 譲葉『リルトランク』 →『無傷!』 『優しい心』を示した!

ペス『一般子犬』→『生還!』
少年『一般人』→『心の成長を遂げる!』


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