[
板情報
|
カテゴリランキング
]
したらばTOP
■掲示板に戻る■
全部
1-100
最新50
|
1-
101-
201-
301-
401-
501-
601-
701-
801-
901-
この機能を使うにはJavaScriptを有効にしてください
|
レス数が900を超えています。1000を超えると投稿できなくなるよ。
【場】『 湖畔 ―自然公園― 』
1
:
『星見町案内板』
:2016/01/25(月) 00:04:30
『星見駅』からバスで一時間、『H湖』の周囲に広がるレジャーゾーン。
海浜公園やサイクリングロード、ゴルフ場からバーベキューまで様々。
豊富な湿地帯や森林区域など、人の手の届かぬ自然を満喫出来る。
---------------------------------------------------------------------------
ミ三ミz、
┌──┐ ミ三ミz、 【鵺鳴川】
│ │ ┌─┐ ミ三ミz、 ││
│ │ ┌──┘┌┘ ミ三三三三三三三三三【T名高速】三三
└┐┌┘┌─┘ ┌┘ 《 ││
┌───┘└┐│ ┌┘ 》 ☆ ││
└──┐ └┘ ┌─┘┌┐ 十 《 ││
│ ┌┘┌─┘│ 》 ┌┘│
┌┘ 【H湖】 │★│┌─┘ 【H城】 .///《//// │┌┘
└─┐ │┌┘│ △ 【商店街】 |│
━━━━┓└┐ └┘┌┘ ////《///.┏━━┿┿━━┓
┗┓└┐┌──┘ ┏━━━━━━━【星見駅】┛ ││ ┗
┗━┿┿━━━━━┛ .: : : :.》.: : :. ┌┘│
[_ _] 【歓楽街】 │┌┘
───────┘└─────┐ .: : : :.》.: :.: ││
└───┐◇ .《. ││
【遠州灘】 └───┐ .》 ││ ┌
└────┐││┌──┘
└┘└┘
★:『天文台』
☆:『星見スカイモール』
◇:『アリーナ(倉庫街)』
△:『清月館』
十:『アポロン・クリニックモール』
---------------------------------------------------------------------------
357
:
石動 織夏『パイオニアーズ・オーバーC』
:2017/11/04(土) 23:27:16
スィ〜
スィ〜
スィ〜
秋深い10月の湖水を、男子が背泳ぎで泳いでいる。
『寒中水泳』だ!
「フィ〜やっぱり、水はいい……俺の頭をクールにしてくれる。」
358
:
石動 織夏『パイオニアーズ・オーバーC』
:2017/11/04(土) 23:27:34
age
359
:
硯 研一郎『RXオーバードライブ』
:2017/11/05(日) 20:33:10
>>357
「やはり、『ポッポー』は良いな。
まさか『ドクターイエロー』を見えるとは、僥倖だ」
伸びっぱなしの金髪に耳にピアスをびっしりとつけた男子高校生が、
樹木に腰を預け、手にしたデジカメの画面を覗き込んで、
撮影した写真を吟味してる。
「見れば幸せに」
「…」「!!」
そこでこの11月の寒空の下、
寒中水泳をしている男子中学生の存在に気付いた。
360
:
石動 織夏『パイオニアーズ・オーバーC』
:2017/11/05(日) 20:55:23
>>359
「むっ、盗撮の気配……!」
盗撮の気配を感じた。
「ならばやることは一つ……!」
シンクロッ!
ヾ/ ズッ
~~~|~~~
●┘
ナイズドッ!
ヾ●/ ザッ
~~~~/~~~
┘|
スイミングッ!
V
●■\ ザパァッ!
ヾ
~~~~~~~~~
とりあえず技術美を見せつけた。
361
:
硯 研一郎『RXオーバードライブ』
:2017/11/05(日) 21:10:29
>>360
だが金髪の男子高校生は、既にデジカメを降ろし、
無表情のまま石動のシンクロを眺めていた。
「今は『11月』だ。
学校側が危険だからという理由で運動会で組み体操を行わないこのご時勢に、
自主的に寒中水泳を行っているとは。
ひょっとして、君は気が狂っているのかい」
「それともこの近くにスパルタな『フリースクール』でもあるのかい」
362
:
石動 織夏『パイオニアーズ・オーバーC』
:2017/11/05(日) 21:17:37
>>361
ザパッザパッ……声をかけると泳いで近づいてきた。
「ハハッ、気が狂ってるはひでぇなぁ……」
「俺は水が好き。それだけさ。季節なんて関係ないね。」
「まぁ、ちょっとした『能力』で、寒さとか通じねーってのはある、が。」
363
:
硯 研一郎『RXオーバードライブ』
:2017/11/05(日) 21:30:53
>>362
「それはやせ我慢じゃあないのかい。
もしくは、『気』ではなく『交感神経』が狂ってるか、だ。
一度お医者さんに行って、診察してもらうといい」
「なあに」「恥かしいかもしれないが、
行っておいて損はない筈だ」
バリッ 「…」 ボリッ 「…」 ボリッ 「…」 ボリィッ!
学生カバンにデジカメを仕舞い、
代わりに真空パックに包装された沢庵の1本漬けを取り出し、
包装を剥がすと、水上がりの石動を眺めながら無言で、
スナック菓子感覚で漬物を食べ始める。
「君はひょっとして水泳部か何かなのかい。
練習したいのなら、あっちの方に冬季も開放している温水プールがあったが。
そこじゃあ駄目なのかい」「あ」
「もしかして、『温水』は温いから『水』じゃあなく『湯』って、
自分ルールだったりするのかな」
364
:
石動 織夏『パイオニアーズ・オーバーC』
:2017/11/05(日) 21:50:45
>>363
「『お医者さん』ねぇ……」
「まぁ、医者というか、『ある所』で心の声を聴いてもらってからなんだが、深くは突っ込んでくれるなよ。
ポケモンの『海パンやろう』みてーなもんだ。」
「お、いいね、その沢庵。自家製?」
「泳いだら腹が減ったな……ちょっと荷物取ってくるか。」
ブゥン……海パン少年の傍らに人魚型のスタンドが浮かび上がる。
人魚型のスタンド『オオオッ……』
365
:
硯 研一郎『RXオーバードライブ』
:2017/11/05(日) 21:59:32
>>364
「近所のスーパーで買ってきた
『ボリッ』もの『バリッ』だ『ボリッ』が『バリ』」
>『オオオッ……』
石動の傍らに発露した人魚型のスタンドを一瞥、
特に表情を変える事はない。
「君は荷物を取る為だけに、
その、ス……なんだっけ。まあ、いいか。
その『アレ』を使うのかい。随分と物臭なんだな。
朝、お母さんに起こして貰っておいて、
「ババア!なんでもっと早く起こさなかったんだよ!」っと逆ギレするタイプと見た」
366
:
石動 織夏『パイオニアーズ・オーバーC』
:2017/11/05(日) 22:17:44
>>365
「キレねー、って。
うちの母ちゃん、いつもニコニコしてるけど怒るとコエーからな」
「ったく、君の中で俺はどんだけ『狂犬』なんだよ……。」
「荷物は盗まれねーよーに、『上』に置いてあるのさ。」
人魚型のスタンド『オオオッ……』
人魚型のスタンドが一泣きすると『涙の泡』が飛び、樹上に向かい……
バキン! …… ドサッ!
カバンが落ちてきた。
「な?」
367
:
硯 研一郎『RXオーバードライブ』
:2017/11/05(日) 22:30:26
>>366
「な?」
スタンドを使い、木の上の荷物を取る石動。
そんな彼の挙動を眺め、鼻の頭に指を添え、考え込む仕草をする。
(既に漬物は食べ終えた)
「!!」
「わかった。
成る程、理解できた」
「君はもしかして――『中二病』ってやつかい?
普段から、例えば学校の教室でもこれ見よがしに『それ』をそんな風に使ってるのかい。
俺は、『それ』が見えるし使えるから『そんな風』に『アレ』したい気持ちはわかるが、
『それ』が見えない同級生からしたら、
君はかなりの『奇行種』に思われてしまうんじゃあないかな」
368
:
石動 織夏『パイオニアーズ・オーバーC』
:2017/11/05(日) 22:38:24
>>367
「中二病の奇行種って……
面と向かって言うことか、それ……
せめてマイペースとかそういう、さぁ……」
「はぁ……」
「ミニ羊羹食べる?」
モキュモキュ……カバンからミニ羊羹を取り出して、食べている。
369
:
硯 研一郎『RXオーバードライブ』
:2017/11/05(日) 23:02:03
>>368
「俺の町内では寝転びながらスマホで『youtube』を観る感覚で、
『それ』を使う人をマイペースと形容した実例はないんだ。
俺はスマホも持ってないし、パソコンも人差し指で打つレベルだから、
人に頼まなければyoutubeを観れないがね」
カバンを漁り和菓子をたべる石動を眺める。
差し出されたのならば丁重にお断りする。
「しょっぱい物を食べたし、甘い物も欲しい。
甘いものを食べたし、しょっぱい物も欲しい。
ってなるから、遠慮しておくよ」
「しかし」「アレだな」
「『マイメン』の『斑鳩』の『翔』ちゃんに初めて遭った時も、
彼の持っていたアメリカンドッグを勧められたよ。
純粋な『好意』からくれたってのはわかってるんだが、
ひょっとして俺は『物乞い』か何かに見えるのかい」
370
:
石動 織夏『パイオニアーズ・オーバーC』
:2017/11/06(月) 18:30:39
>>369
「よくわからんが考えすぎじゃないかな。そんなに深い意味はないと思うぜ。」
「それじゃ俺は着替えてくるんで、チョイとおさらばな。」
スササと茂みに隠れていった。
「覗くなよ。」
371
:
硯 研一郎『RXオーバードライブ』
:2017/11/06(月) 23:14:32
>>970
「覗かないさ。
覗きはバレた時に最高に恰好が悪いじゃあないか」
カパッ
手首に巻いた時計で時刻を確認する。
そろそろ帰らなければいけない時間だ。
「それじゃあ、俺は行くさ。
しかし、君といい翔ちゃんと良い、
『それ』を持っている人達は随分と『個性的』だ。
俺なんかより、ずっと。ずっと」
茂みで着替える石動に言葉をかけ、
帰路へとついた。
新着レスの表示
名前:
E-mail
(省略可)
:
※書き込む際の注意事項は
こちら
※画像アップローダーは
こちら
(画像を表示できるのは「画像リンクのサムネイル表示」がオンの掲示板に限ります)
スマートフォン版
掲示板管理者へ連絡
無料レンタル掲示板