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千鶴ちゃんの一日【ギャグですw】
12
:
斎藤 一Λ
:2011/04/27(水) 08:53:58 ID:eik9YyUc
「これに着替えて手伝っておくれ」
そう言うと、綱道さんは何やら見慣れない衣装を箱から取り出した。
「え・・・?」
戸惑う千鶴ちゃん。
いくら何でも、天下の横道で女の子が着替えるのはちょっと・・・
「ほれ、さっさと・・・」
そう言うと、綱道さんは勝手に千鶴ちゃんの着替えを始めてしまった!?
ちょっとまずいんじゃ・・・・
「ほれ終わりじゃ」
・・・・!?・・・・!!
鬼の能力の成せる技としか言いようが無いが、僅か数秒で着替えを終えてしまった。
「な・・何ですか??この衣装は・・・父様・・・?」
その千鶴ちゃんの衣装はと言うと・・・
頭にウサギの耳がひょこりと付いていて、着用しているのは肩まで露わになり、素足むき出しの黒い衣装だ。
さらにお尻の部分にはフワフワの丸い物まで付いている。
これって・・・・?
「おっと、これを忘れておった」
さらに綱堂さんは、千鶴ちゃんの足に、膝上まである網目模様のモノを履かせた。
「ワシが考案した”兎娘衣装”じゃ。似合っておるぞ、千鶴」
バニーガールなんじゃないの??これ??
いや、この時代にバニーガールなんてあるはずがない。
単なる偶然だろうww
「父様・・これは・・・」
「さあ、看板娘も出来た事だし、営業再開じゃ!」
千鶴ちゃんの言葉を遮り、リアカーを引き出す綱道さんw
仕方が無く、兎娘衣装で手伝う千鶴ちゃんである。
「薬はいかがですか〜雪村堂のお薬〜♪」
千鶴ちゃんの看板娘効果もあったのだろう。
薬は飛ぶように売れ、瞬く間に完売となった。
(ドサクサ紛れに、綱道さんが赤い液体の小瓶を売っていたのは内緒であるw)
「これで当面の研究費が稼げたぞ。ありがとうな、千鶴」
「はい、父様のお役に立てて嬉しいです♪」
って、千鶴ちゃん。何か忘れて無い?
「今日はありがとうな、千鶴。それでは元気でな」
「はい、父様もお元気で」
立ち去ろうとする綱道さんだが・・・
千鶴ちゃん、肝心な事を忘れてるって!!
「あ!!父様!!待って!!」
ナレーションに気付いたかどうかは知らないが、慌てて綱道さんを呼びとめる千鶴ちゃんだが・・・
もはやそこには綱道さんの姿は無く、リアカーの土煙が残っているだけだった。
そう、綱道さんの走りはとてつもなく速いのだw(その1参照)
「ああ・・父様・・・」
がっくりと肩を落とす千鶴ちゃん。
っと、ちなみにもう一つ忘れてる事があるんだけど、気づいてる?
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