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魔法使い「風属性で最強を目指す」
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(ある酒場)
勇者「すいません、魔法使いいますか?」ガラッ
案内娘「はい、今いるのは炎と風が一人ずつですね」
勇者「あっ、じゃあ炎で」
案内娘「じゃあ連れてきますね。50Gになります」
勇者「はい。おい、それでいいか?」
僧侶「いいんじゃないですか?風はありえませんし」
戦士「風は防御も攻撃もダメ、ただ素早いだけで足引っ張るからなぁ」
勇者「じゃ決定。はい50G」ジャラ
魔法使い(くそっ、またかよ!)
"
"
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炎魔法「よろしくお願いします!」
勇者「こちらこそよろしく。魔法使いが欠けててね。助かったよ」
戦士「前の風魔法使いはすぐ死んじまったけど、お前なら大丈夫そうだな」
炎魔法「はい!殺られる前に殺るのが私たちの戦術ですから!」
僧侶「頼もしいですね。回復魔法も即死してしまっては意味が無くなってしまいますから」
勇者「じゃ、次の町へと出発しますか」ガラッ
炎魔法(次があるよ!ドンマイ!)チラッ
魔法使い(っ!!)
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魔法使い「クソ!クソォォオオオオ!舐めやがって!」机ドン
案内娘「仕方ないでしよ。実際弱いんだし」ハァ
魔法使い「風魔法舐めんな!魔物の皮を切り裂き、高速移動や空中浮遊だってできんだぞ!」
案内娘「でも、炎は魔物の骨まで焦がすし、高速移動は時魔術でもできるし、
空中浮遊だってサイコが使える人なら誰でも……」
魔法使い「黙れよ!これが俺の才能なんだよ!チクショォォオオオォォン!」ダッ
案内娘「行っちゃった……」
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(野原)
魔法使い「クソ!」ビュオン
スライム「」
魔法使い「ふざけんなよ!」バビュン
ゴブリン「」
魔法使い「どうして俺がこんな目に!」シュイン
ゴーレム「……」ムキズ
魔法使い「遭わなきゃなんねぇんだよ!」バヒュン
ゴーレム「オイ、オマエ」ムキズ
魔法使い「ゲッ!ゴーレムじゃねえか!うわあああ!ににに逃げろぉおお!」ダッ
ゴーレム「マテ!オマエ、コロス!マテ!」ドカドカ
魔法使い「へへ!逃げ足には自信があんだよ!」ダダダッ
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(洞窟)
魔法使い「ハァハァ。ここまで逃げりゃ大丈夫だろ」
魔法使い「しかし何で野原にゴーレムがいんだ?
ゴーレムといえばドラゴンや精霊と並ぶ三大モンスターの一角じゃねえか」
魔法使い「それにしても、こんなところに洞窟があって助かったぜ。ちょっと探索してみっかな」
"
"
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(最奥部)
魔法使い「ん?これは……ドラゴンの卵じゃねえか!
とりあえず割っておくか。帰ったら騎士団に報告だな」ガシャ
魔法使い「さて、さっさと逃げますかね」タッタッ
魔法使い「全く、ゴーレムにドラゴン、どうなってんだこりゃ?次は精霊でも来るんですか?」
闇精霊「はい。よくわかりましたね♪」
魔法使い「えっ?うわぁああああ!」バヒュン
闇精霊「ふふっ♪精霊に魔法は効きませんよ♪ここのヌシを召喚して差し上げますね♪」
ドラゴン「ガァアアアアアアアア!!」
魔法使い「た助けてください!許してください!死にたくない!」
ドラゴン「ガァァアアア!炎の息で燃え尽きろ!」ゴオオオオオ
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魔法使い「ぐあああアアアアアァァァ…ァァ………ァ」
魔法使いは燃え尽き、灰も残らなかった。
完
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えっ
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えっええええ!?
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風属性って、空気にまで干渉範囲を拡げられたらかなり強いと思うんだけど
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土魔法に比べたら強いと思うけどなぁ
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地属性に比べたら風属性わりと派手なのにな
作品によっては雷が風属性に分類されるし
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炎魔法「炎属性で魔王を目指す」
>>2から
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(野原)
勇者「よし、じゃあここで実力を見せてもらう。いいな?炎魔法」
炎魔法「はい!わかりました!」
僧侶「この野原に生息している魔物は、主にスライムとゴブリンですね」
戦士「俺たちが手助けするまでもないだろう。MPも見たいしな」
勇者「じゃ、次の町までMPを切らさずに一人で行けたら合格ってことでいいかな?」
炎魔法「はい!頑張ります!」
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炎魔法「はっ!」ボッ
スライム「」
勇者「思ったより優秀だな。火のついた魔物は暴れ回るから面倒なんだが、
一撃で灰にしてしまえばその心配もなくなる」
僧侶「この調子なら合格できますね」
炎魔法「いえ!炎属性は攻撃が命ですから!」
戦士「ん?あそこにいるのは……まさか!」
ゴーレム「……」
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僧侶「こんなところにゴーレムがいるなんて……。勇者、どうしますか?」
勇者「相手はゴーレムだ。レベルがたりない。逃げて騎士団に報告しよう」
戦士「騎士に頼る駆け出し勇者様、ねぇ」
勇者「炎魔法使い!ここは一旦退却。町まで戻るぞ!」
炎魔法「は、はい!わかりました!」
ゴーレム「アレハ、ユウシャカ。コロシテオコウ」ドスドス
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勇者「は、速い!追い付かれる!仕方ない、ここで応戦する!」
戦士「ちっ、風なら逃げれたのによぉ」
ゴーレム「マズ、マホウツカイカラ」ブン
炎魔法「火力全開!」ボボッ
ゴーレム「ミギウデ、ショウメツ。サイセイ、カイシ」シュイン
勇者「ゴーレムの再生能力か。厄介だな。戦士、炎魔法使いの盾になれ。
僧侶は戦士の防御強化と回復。炎魔法使いは全魔力を込めた一撃を放て。俺が増幅する」
炎魔法(この一撃に全てがかかっているのか……!)
ゴーレム「サイセイ、カンリョウ。コウゲキ!」ブン
僧侶「戦士!硬化魔法!」コキン
戦士「グゥゥウウウ!」ドゴッ
炎魔法「今だ!全魔力、開放!」ボオオオッ
ゴーレム「グァアァアアアア!」ボオオオ
勇者「よしっ!コアが見えた!トドメだ!」ブン
ゴーレム「グッ」パリ-ン
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ワロタww
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僧侶「戦士!回復魔法!」ポウ
戦士「ありがとよ。死ぬかと思ったぜ」ハァハァ
勇者「みんな、よくやったな。特に炎魔法!凄いじゃないか、ゴーレムのコアを露出させるなんて!」
炎魔法「いえ!皆さんの連携、勇者様の指揮があったからです!勇者様は魔力の増幅もできるんですね!」
勇者「はは、まあね。でも、ゴーレムに勝てるとは思わなかったよ」
戦士「こいつ、合格でいいんじゃねえか?」
勇者「そうだな。炎魔法、これからは俺たちの仲間だ!」
炎魔法「ありがとうございます!」
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死なないのかよ
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(最初の町)
勇者「騎士団に報告を済ませたらもう夜か」
戦士「もう、今日は休もうぜ。眠い」フワァ
僧侶「じゃあ、明日の朝集合で」
勇者「今日は解散!」
炎魔法(町では別々に過ごすのがこのパーティのルールなのか。酒場に行こうかな)
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(ある酒場)
炎魔法「ただいま」ガラ
案内娘「あら、炎魔法じゃない。どうしたの?クビ?」
炎魔法「ちっ、違うよ!勇者パーティは夜は自由行動なの!」
案内娘「そう、よかった。ところで魔法使い見てない?店から走って出ていっちゃったんだけど」
炎魔法「いや、見てないよ。野原にはゴーレムがいたから、心配だなあ」
案内娘「あいつは逃げ足だけは超一流だから、大丈夫よ。ほら、帰ってきた」
魔法使い「ただいま」
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案内娘「もう、どこほっつき歩いてたのよ!」
魔法使い「ああ、ドラゴンの巣を見つけて遅くなったんだ」
炎魔法「ドラゴンの巣!?大丈夫だったのか!?」
魔法使い「大丈夫じゃありませんよ♪」グサッ
炎魔法「えっ?あれ?え?」ダクダク
案内娘「いやぁあああ!炎魔法くん!」
炎魔法「に…逃げて……早く!」ガクッ
闇精霊「逃がしませんよ♪」ミョオオォオン
案内娘「ゴベッ」グチャグチャ
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薄れゆく意識の中、「ソレ」は鮮やかに見えた。
赤いモノに黒いトゲが生えている。
赤く染まった視界は、暗闇に沈んでいった。
完
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だからどうするんだってばよ・・・・
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時の騎士「時魔術で騎士団長を目指す」
>>24から
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(騎士団本部)
騎士「大変です!勇者パーティの一人、炎魔法使いが酒場で殺されているのが発見されました!」
騎士団長「なに?酒場だと?町中に魔物の侵入を許したのか!」
騎士「申し訳ありません。門番の恐らく闇魔法による死体が発見されました」
騎士団長「闇魔法といえば魔法の中でも最弱。魔法から魔術に引き下げる声もあるほどだが?」
騎士「闇魔法であの門番を倒せるのは闇精霊しかいません!」
騎士団長「精霊か……駆け出しの勇者には荷が重いな。よし、討伐隊を組め。私も出る」
騎士「はっ、了解しました」
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(沼地)
騎士A「精霊狩りなんて久しぶりだよな」ハハハ
騎士B「全くだ。こんな僻地にまで精霊が出るなんてよぉ」ハハ
騎士団長「緊張感を持たんか!この沼地に精霊がいるんだぞ!」
騎士A「役立たずの風魔法使いからの情報ですよ。スライムを精霊と見間違えたのかも」アハハ
騎士B「しかも闇“魔術”の精霊でしょう?我々騎士の敵ではありませんよ」クックックッ
騎士団長「ん!伏せろ!」ササッ
騎士A「いましたか?」
騎士団長「いや、ドラゴンだ。なぜここに?」
ドラゴン(全く、闇精霊の奴、俺に押し付けやがって)
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騎士団長「まずい!気づかれている!散開!」
ドラゴン「ファイアブレス!」ゴオオオッ
騎士A「アアアアアアァァァァァ…ァ」ボッ
騎士B「ヒッ!騎士Aが一瞬で!」
騎士団長「くっ!騎士剣奥義“驚天動地”!」キュイイン
ドラゴン「土魔法で足場を奪い、風魔法で羽を封じ、氷魔法でトドメをさす。対ドラゴンの必殺技か」パリ-ン
騎士B「なに!?“驚天動地”をかき消した!」
ドラゴン「俺は対魔のドラゴンなんだ。残念だったな」ゴオオオッ
騎士団長「グッ………ッ」ボッ
騎士B「団長!嘘だろ!?」
ドラゴン「これが現実だ」ゴオオオッ
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(騎士団本部)
時の騎士「ええっ、全滅!?」
上級騎士「ああ。討伐隊は全滅した」
時の騎士「つまり、団長も?」
上級騎士「ああ。そうだ」
時の騎士「次期団長は誰ですか?」
上級騎士「ドラゴンを倒した者だ」
時の騎士(これはチャンスだ!)
時の騎士「僕が団長の仇を取ります!」
上級騎士「ああ。今回はそれを言いにきたんだ。頼んだぞ」
時の騎士「はい!」
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上級騎士「……行ったか。馬鹿な奴だ」
暗黒騎士「全くだぜ。騎士団長の座は魔王軍幹部である俺様の物になるってのによ!」
上級騎士「最早、勇者では魔王にはかてん。ならば私は魔王に寝返るだけだ」
暗黒騎士「“魔術”でありながら“魔法”をも凌駕する時魔術。その最後の使い手である時の騎士には死んでもらわねえとな!」
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(最初の町)
時の騎士「とはいえ、普通のドラゴンならまだしも、魔法を無効化するんじゃ単独で倒すのは無理だな」
友騎士「じゃ、勇者パーティに協力してもらうってのはどうだい?」
時の騎士「勇者?たかがゴーレムを倒すのに命をかけるような初心者集団だぜ?」
友騎士「あれでも騎士を除けばこの町で最強なんだし、ないよりマシだろ」
時の騎士「そうだな。あいつらも丁度一人欠けてることだし、行ってみるかな」
友騎士「ああ。頑張れよ」
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(勇者の宿)
勇者「まさか、町の中で精霊に襲われるとは思わなかった」
僧侶「これからは単独行動は控えましょう」
戦士「そうだな。町の中でも油断はできない」
勇者「でも、こんなところにゴーレム、ドラゴン、精霊が揃うとは」
時の騎士「おい、勇者いるか?」トントン
勇者「はい、なんの御用でしょう」
時の騎士「勇者にはドラゴン討伐に協力して頂きたい」
僧侶「ドラゴン!?私たちがですか?無理だと思いますが……」
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風、火、時ときたら雷か
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断念。
実力不足。
無念。
すいません。
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俺が書こうか?
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風は任せろ
書いてやる
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雷は任せろバリバリ
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http://jbbs.shitaraba.net/bbs/lite/read.cgi/internet/14562/1425210725/l30
魔法戦士「風属性で頑張る」
ゆっくり頑張ってく
>>38
雷は任せた
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かみなり、、、
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かみなり、、、任せたが
帰って来なかったのか
"
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