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ベルトルト「拷問ショーが始まるよ!」

1 : 以下、名無しが深夜にお送りします :2014/08/27(水) 00:35:12 YW2Q4C66
最近、よくこの夢を見る。幼い頃の思い出の夢だ。
幼馴染の騒がしい声で、僕は目を覚ました。

そこは馬車の中、一定のリズムの振動が眠気を誘っていた。
また寝そうになった僕に、もう一人の子が肩を叩く。それに僕はすっかり目を覚ました。

アニ「いつまで寝てるの? ……こういうの、初めてだ」

ライナー「起きろよ! サーカスだぜ!!」

・・


"
"
2 : 以下、名無しが深夜にお送りします :2014/08/27(水) 00:41:09 YW2Q4C66
「いらっしゃい、当サーカスの名物、串焼きのあぶり焼肉はいかが!」ゴーリゴーリゴーリ

ライナー「肉……! 買おうぜ!」

アニ「いいけど、高いんじゃないの?」

ベルトルト「えっと……一人一個かっても、サーカスのチケット代は全然残るよ」

ライナー「いいじゃんか! 俺、捌きたての肉って食べてみたかったんだ!」タタタ

アニ「いきなり、そんなにお金を使って……。わたしはいいから!」

ベルトルト「欲しいものがあるの?」

アニ「見たいものがあるの。お父さんが、勉強になるから見てきなさいって」

ベルトルト「へえ」


3 : 以下、名無しが深夜にお送りします :2014/08/27(水) 00:44:01 YW2Q4C66
ライナー「ベルトルト、これお前の」

ベルトルト「え、僕のも、……ああうん、ありがとうライナー」

ライナー「なんだよ、一人で食べるなんて寂しいだろ」

ベルトルト「はは、そうだよね」

ライナー「おまえも見ればよかったのに、肉を捌く様子って面白かったぜ!」

ベルトルト「僕はなんか血とか怖くって……」

アニ「怖がりだね。そんなんで戦士できるの?」

ライナー「もぐもぐ……、ぺっ。この部位って美味しいけど、固いとこあるから食べにくいよな」ムグムグ

アニ「ちょっと。食べる前に取りなよ、乙女の前でよく吐き出したりできるよね」

ベルトルト「う、うん……僕は剥がしてから食べるよ」チマチマ

アニ「それはそれで、……なんか男らしくないね」

ベルトルト「そ、そんな……」ガン


4 : 以下、名無しが深夜にお送りします :2014/08/27(水) 00:46:43 YW2Q4C66
ライナー「お! あっちで、演奏をやってるぜ!」

アー アアアー ウアアー

アニ「これが今流行りの音楽……」

ベルトルト「かっこいいね」

ライナー「俺はあの叩く役がやりたい。男らしい」

アニ「わたしは、あの高い音を出してるのがいいかな」

ベルトルト「僕も……」

ライナー「……はは、ベルトルト、おまえ、もう怖いとか言わなくなったんだな!

ベルトルト「えっ!?」

ライナー「おまえ、5歳のときだっけ? こんな演奏聞いてて、大きな声が怖いっ、とか言って泣いてたじゃんか!」

ベルトルト「ちょっ! あ、うー……や、やめろよ!3年も前のことだろ!?」

アニ「……わたしも最初はちょっと怖かった。わかるよ」

ベルトルト「!」

ライナー「へー。ふふん、俺は最初から怖くなかったぜ。あの叩くヤツがかっこいいって思ってた。
     やっぱりお前らお子様だな」


5 : 以下、名無しが深夜にお送りします :2014/08/27(水) 00:48:15 YW2Q4C66
アニ「大人が、我先に肉買いにいくもんかな……」

ライナー「は? ……なんだよ。このちび」

アニ「はあ?」

ベルトルト(あわわ……)

ワー!!

ライナー・アニ「!」

ベルトルト「あ、ああ! ほらほら、今日の目的のショーが始まってるよ!チケット買って入ろうよ!」グイグイ

ヒョコ

司会者「……さあ、ここからは今日の大目玉!! 世にも珍しい生き物による、生命の神秘を
    ご覧に入れましょう!」

ベルトルト「ほ、ほら、ちょうど見所だ。入ろう」

アニ「! わたし……これを見ておけって言われたんだ。お父さんに」

ライナー「とにかく、座ろうぜ」

ベルトルト「うん」

司会者「美しい毛並みの方は、我がサーカスの誇るメスであります。おお……、これが世にも
    珍しい生命行為、『セックス』ショーです!!」


"
"
6 : 以下、名無しが深夜にお送りします :2014/08/27(水) 00:51:47 YW2Q4C66
オオー

司会者「さあ、この美しいメスを、より手近でご覧に入れたい方はいらっしゃいませんか!?」

「2000!」

「2300!」

ライナー「へー。巨人に性器はないからな。初めて見た。お? オスが暴れてるな」

アニ「確かに、神秘的かもね……。……オスはなにを言ってるんだろう」

「○○○! ▲▲▲!!」ガルル

司会者「このオスはよく我々に爪を立てる困りものでして……。このとおり、野蛮な家畜でして言葉も発しません」

アハハハハ……

ベルトルト「……アハハ」

アニ「ベルトルト?」

ベルトルト「なに言ってるんだろうね……家畜の言葉はわからないな」

嫌な夢だ。

・・


7 : 以下、名無しが深夜にお送りします :2014/08/27(水) 01:03:23 YW2Q4C66

856年末 地下特殊施設。

ここには人類の仇、超大型巨人と女型の巨人が生け捕りにされている。

ギイイ

カツンカツンカツン

「オイ、起きろよ!!」バシャッ

ベルトルト「……う……」

「なにオちてるんだよ。アニの結晶化を解く方法、言う気になったのか?」

ベルトルト「誰が……悪魔の末裔……」

兵1「最近、威勢が悪いな。超大型巨人」

兵2「ああ。……もっとキツくしてやんないと。刺激に飽きたんじゃないか?」ハハ

兵1「はは、そうだな……。生け捕りにして1か月。情報をちっとも吐きやしない。
   先週いっしょに捉えた男が自害してからは益々反応が悪い」

兵2「どうするか。……まあ、このままでも役にはたってるけどな」


8 : 以下、名無しが深夜にお送りします :2014/08/27(水) 01:06:50 YW2Q4C66
ベルトルト「……僕の身体を使うのか、この、ゲスども! 鬼畜めえ!」

「ああ、静かにしてね」ゴーリゴーリゴーリゴーリ

ベルトルト「ぎゃああああああああ!」

「ふう。あ、そうだ。今日は臓物も貰おうかな?このハサミで」バチンバチン「で、塩擦りつけて臭みを取るコツだってね」ジャリジャリ

ベルトルト「あっぎゃあああああああああああああ!!! ぐああああああ」

「この腸についた血の気多い部分はちぎってこうね。臭いから」ブチブチ

ベルトルト「あがあああああ」

「で。採りながら、最高に新鮮なのを炙ろう!」ボオオオ

ベルトルト「うぎっ、うぎゃあああああ!あづっ、あづいいいいいィィ」

・・


9 : 以下、名無しが深夜にお送りします :2014/08/27(水) 01:13:11 YW2Q4C66
兵「オイ、レオンハートの情報を吐く気はあるか?」

ベルトルト「……」

兵「……。今日使うのは、この試作No.3の鞭。刺だらけだな。じゃあ、まずは第一段階から」

バシイッ ……ズルズルッ

ベルトルト「うっごあっ!!」

兵「皮が綺麗に剥けた。今日は声の出もいいんじゃないか」ビシイイッ

ベルトルト「あっぐう!!」

兵「……」カキカキ「第二段階は火で炙ったものを使う」ボオオ

バシイッ バシッ バシイッ

ベルトルト「うっぎゃああ!! あがあ! ぐああああ!!」

兵「レオンハートの情報を吐くか?」バシイッ ビシイッ

ベルトルト「おがっ、うごっ、……っだ、誰があ」ボタボタ ズルズル

兵「本当に今日は声の出がいいなあ……俺の死んだ家族にこの歌声聞かせたりたいよ」バシッ バシッ ビッシッ!!

ベルトルト「あーッ! あああーっ、うあああああ」

・・


10 : 以下、名無しが深夜にお送りします :2014/08/27(水) 01:21:16 YW2Q4C66
兵1「さあシーナの貴族の淑女の皆様! 今日は超大型巨人の拷問ショーです!」

ワア

中年女性1「こいつのせいで、わたしたちは肩身狭い思いをしたのね」ベタベタ

中年女性2「やだあ、見た目は普通の男の子じゃない。可愛いくてそそるわあ」ニギニギ

ベタベタ コシュコシュ 

ベルトルト「うあっ、ああっ、ひっ」

中年女性1「ねえ、これ特殊なハーブエキスを濃縮したものよ、これをこの穴に突っ込むと……」ズプッ

ベルトルト「っ! ……!? ッひっぎゃあああああああ!!」バタンバタンッ

ドッ

中年女性1「スースーするってものじゃないって噂だけど、本当だったのね。
      普通の20倍は濃度が高かったのがよくなかったかしらあ」

中年女性2「こんなときも勃起するなんて……さすが童貞なだけあるわねえ」

中年女性1「これは、もっとキツイおもちゃを持ってきてあげないとねえー。ね? ほら、まだあげるわよ」ズプズプ

中年女性3「どう? こんな目にあっても勃起してて悔しい?」ギュッ

ベルトルト「うぎゃっ、うあああんッ、そ、そんな、ことッ、ぁああああ」(………これで、これでアニが汚されないのなら……)

・・


11 : 以下、名無しが深夜にお送りします :2014/08/27(水) 01:25:25 YW2Q4C66
ガチャバタン

ベルトルト(ああ……、終わった、今日も……。……アニ、アニ、アニ……)ズルズル

カタン

アニ「……」

ベルトルト(ああ……今日も、チラっとだけど、この牢屋から見える。……結晶化したまま、斜め向かいの牢に拘束されたアニが。
      ……僕は君がいるから、自分を保っていられるよ……。

      ……僕ががんばれば、それだけ君は眠っていられるんだよね……。
      今はまだ無理だけど、いつか、この地下から抜け出して、悪魔の末裔から君を救うんだ……。

      明日も、そこで綺麗なままで眠っていてね、僕の唯一の仲間……!)ガク


12 : 以下、名無しが深夜にお送りします :2014/08/27(水) 01:42:17 8mfOufUw
なんだ…このベルトルト…気持ち悪いから絶望ほど拷問して死ね


13 : 以下、名無しが深夜にお送りします :2014/08/27(水) 01:48:29 YW2Q4C66
・・

ジャン「……で、ベルトルトは誰が好きなんだよ?」

ベルトルト「……え?」

コニー「あー! そういや答えたことないな。クリスタ?アニ?ミカサ?」

ジャン「はあ?ミカサ!?」

ベルトルト「……ま、待って。僕、別にそういう人は」

ライナー「……まあ、好みくらいは言ってみろよ。全員暴露してんだからよ」

ベルトルト「! ……う、うん……。強い人が好きかな。あと色白で金髪……」チラ

ジャン「……それってライ」

マルコ「ジャン」バシッ

・・


14 : 以下、名無しが深夜にお送りします :2014/08/27(水) 01:49:35 YW2Q4C66
アニ「……それで。ライナーの様子はどうなの。また兵士がどうとか口走ってる訳」

ベルトルト「……」

アニ「欠席の時点で、聞くまでもないね」ハア

ベルトルト「……あ、あの……ごめん……」

アニ「あんたが謝っても仕方ないでしょ?」

ベルトルト「……そうだよね……ごめん、あ、……」

アニ「……」

ベルトルト「……ごめ……」

アニ「……ベルトルト」

ベルトルト「……う、ん!?」バッシイ

アニ「……うっとおしい。うじうじしてんじゃないよ!!」ゲシッ

ベルトルト「……いッ、……!」


15 : 以下、名無しが深夜にお送りします :2014/08/27(水) 01:51:15 YW2Q4C66
アニ「とにかくアンタはライナーにひっついときな……。それが一番ライナーにいいんだ。
   それならできるでしょ?」グイ

ベルトルト「く、くるし、……でっできます」

アニ「あんたがそんな弱って……情けなくないの?あんたライナーの彼女かなにかな訳?」

ベルトルト「い、イヤ……違う。うん……そうだね、すまない、僕がしっかりしないと……」ムク

アニ「動揺してもライナーは戻らない。……わたし「たち」でなんとかするんだ」

ベルトルト「……! うん」

アニ「しっかりしなよ」

・・


16 : 以下、名無しが深夜にお送りします :2014/08/27(水) 02:05:18 YW2Q4C66
ベルトルト「……」チラ

アルミン「! アニ。ここの作戦、ちょっと」タタ

アニ「ああ。ここはこうがいいんじゃない」

アルミン「イヤ、それじゃダメだ。……で、……がいい。それでアニは……して、……してくれ」

アニ「……うん。確かにそうだね」

アルミン「で、できればミカサが……して、君といっしょに……するべきだ。いい?」

アニ「ああ」

アルミン「よし。じゃあこれで決定だ。がんばろう、アニ」ニコ

アニ「そうだね」

ベルトルト「……」

ベルトルト(アニは……彼みたいな見た目の人が好きなんだろうか。僕とは真逆の外見だ。アニは彼みたいな人と……)

アニ「?」

ベルトルト(……! ……なにを考えてるんだ。違う。アニも僕も戦士だ……それだけだ、それだけ……)

・・


17 : 以下、名無しが深夜にお送りします :2014/08/27(水) 02:07:44 YW2Q4C66
アニ「明日、兵団を決める。……アンタはライナーにくっついていくんだ」

ベルトルト「そんな」

アニ「今日だって、ライナーは戻れなかった。明後日戻れる保証はほぼない。
   このままでライナーが任務をできる訳がない。あんたもいっしょに調査兵団に行くんだ」

ベルトルト「……アニは、一人で平気なの?」

アニ「別に……平気だよ。今更だろ」

ベルトルト「……」

アニ「任務を成功させる、これだけでしょ」

ベルトルト「そ、そうだね」

アニ「任務が終われば、わたしたちも自由だ。それまでの我慢だ」

ベルトルト「ああ……」(任務が終わるまで……アニとこうして会うことはもう……僕は実質一人で……)

アニ「……」ポン

ベルトルト「!」

アニ「しっかり目え開きなよ。……いつまで子供みたいに、情けない伏し目してんの。こんなでも、アンタはわたしの唯一の仲間なんだからね」

ベルトルト「……あ、アニ、そうだね……ごめん……」

・・


18 : 以下、名無しが深夜にお送りします :2014/08/27(水) 02:12:14 YW2Q4C66

ベルトルト(アニは子供の頃から、いつだって変わらない気高く美しい孤高の戦士だった)パチ

ベルトルト(結晶化したアニを眺めているとき、それだけが僕の安らげる時間だ。
      ライナーがいない今、僕が戦士として拷問に耐える意味はそれしかない。
      そうして僕が結晶化を解く方法を吐かなければ、きっと彼女は結晶の中で生き延びていられる。
      やっと彼女を守れるんだ)ムク

ベルトルト「……アニ。……アニ?」カタン

その日の朝、アニは消えた。


19 : 以下、名無しが深夜にお送りします :2014/08/27(水) 02:59:53 xc5Lsmqs
一ヶ月後

カツンカツン

兵「来い。シーナの紳士淑女の方々がお待ちだ」ギイイ

ベルトルト「……」

兵「とっとと来い!」グイッ

カツンカツン……

ベルトルト(アニが消えて一ヶ月……僕は故郷の情報は何一つ漏らさず、 脱走のチャンスをただただ伺っている。……拷問の日々の唯一の楽しみは、故郷の……ライナーやアニのことを思うことだ)

……ザワザワ

男「さあおたせ致しました。本日の大目玉、人類の敵の化け物のセックスショーをご覧に入れます!」

ベルトルト「……」

シーナ貴族女性「へえ、あれが……」

シーナ貴族男性「なんだ……全然普通の、子供じゃないか」


20 : 以下、名無しが深夜にお送りします :2014/08/27(水) 03:01:49 xc5Lsmqs
男性「相手は勿論……」

カツ,カツ

ベルトルト「……!?」

男「女型の巨人です!」

オオーー パチパチパチパチ

ベルトルト「アニ……!?」

アニ「……?」


21 : 以下、名無しが深夜にお送りします :2014/08/27(水) 07:33:18 NmK3eptY
殺し合いでもさせるかと思ったらエロか。ちょっとガッカリ


22 : 以下、名無しが深夜にお送りします :2014/08/27(水) 09:06:57 HYtlEIZw
856年というならベルトルトは22歳だろ、子供…?
最近設定の甘い作品増えたな


23 : 以下、名無しが深夜にお送りします :2014/08/27(水) 09:16:32 xc5Lsmqs
>>22
すいません、856年→851年です


24 : 以下、名無しが深夜にお送りします :2014/08/27(水) 11:05:38 pKhFKZLk
どちらにしても17歳ならベルトルトは子供に見えないと思う


25 : 以下、名無しが深夜にお送りします :2014/08/27(水) 17:36:13 YW2Q4C66
ベルトルト(アニ、生きていたんだ……綺麗なままで……。それにいつか着たいってこぼしてたようなドレスで
      着飾っていて……。でもこう着飾っているのも、悪魔の末裔の目を楽しませるため……)

ベルトルト「アニ……、アニ! あ、ああ、君、無事だったの「誰……?」

アニ「この人、誰?」

ベルトルト「……」

男「この女型の巨人は今、頭蓋骨に穴を開けて脳に仕込まれた針により、正常な思考をすることが
  できない状態です。
  この男のことも覚えておりませんし、理性もろくに働きません。酔っ払っているような状態ですね。
  こうして手をとっても、大した反応はない」スッ

ベルトルト(針……。確かに、体内に異物があれば、僕らは修復できない。
      そうか……アニは、一時的に頭がおかしくなっているだけか、助けて針を除けば元に戻るんだ)

アニ「?」


26 : 以下、名無しが深夜にお送りします :2014/08/27(水) 17:45:24 YW2Q4C66
男「理性がないので、その手を性感帯へ誘導すると……」グイ

ベルトルト「!」

アニ「……。ん。んん。あ……」モゾモゾ

男「このように自慰も始めます」

ドッ ハハハハハ……

アニ「……あ……っ、あ、あん、き、……気持ちいぃ……」

ベルトルト「〜〜! な、なにさせてるんだ!」
     (こいつ、……戦士のアニを卑怯な手段でこんな目に遭わせて……!)

男「こんなうるさい巨人は仰向けに拘束して……。説明しましょう。今回はセックスショー、それに続いて死刑執行ショーも予定しております」

ベルトルト「!!」


27 : 以下、名無しが深夜にお送りします :2014/08/27(水) 17:47:12 YW2Q4C66
シーナ女性「あら、おもしろいおもちゃなのに、もう殺してしまうの」

シーナ男性「すぐ怪我の治る化物なんだろ? ローゼマリアの市民はどう思っているか
      知らないが、我々としては勿体無く思うな」

男「つまり本日が最後ですので、ぜひご存分にお楽しみください。
  しかし、ただ無為に殺しては面白くない。ここはこの超大型巨人を使った賭け事を行いましょう。

  セックスショーは30分間を予定しておりますが、ここで巨人が人間性を見せて射精を耐えたら
  死刑執行は延期ということに致します」

ベルトルト「!?」

男「さすがに仲間と自分の命がかかっていれば、人外とはいえ耐え抜くとは思いますが……。

  超大型巨人が射精するかしないか、しないか。さあ、どちらに賭けますか」


28 : 以下、名無しが深夜にお送りします :2014/08/27(水) 17:48:33 YW2Q4C66
シーナ女性「なんだか、庶民のような賭け事だけど、化物相手になら調度いいかもね。
      するに金貨1枚賭けるわ」

「しないに金貨2枚!」

「するに金貨1枚」

「するに金貨1枚」

「しないに4枚」

ベルトルト(射精すれば……死刑……殺す? 死刑……いつかはと覚悟していたけど、
      こんな、戦士の誇りを踏みにじられるような死に方………。
      僕のせいでアニが死ぬなんて耐えられないし、大体アニを汚すようなこと……、……)

アニ「ん……はん……うう」クチュクチュ

男「オイ、喜べよ。死ぬ前にいい思いさせてやるんだから」シュル


29 : 以下、名無しが深夜にお送りします :2014/08/27(水) 17:50:12 YW2Q4C66
ベルトルト「!! 誰が喜ぶものか……、アニも僕も気高い戦士だ! 殺すならひと思いに殺せ! この悪魔の末裔が!」

男「なに言ってんだ、ねちっこい目で女型の巨人を見てたそうじゃないか。好きだったんだろ?
  一発ハメたかったんだろうが」

ベルトルト「ふざけるな、僕がアニを見てたのはそんなんじゃない!」

男「オイオイ、立場わかってるか? この強力磁石、これを女型の巨人の頭にコツンと当てたらどうなる?
  金属の針が動いて脳がズタズタになれば、すぐにでも殺せるんだぞ。

  しかし、ハハ、こんな状況でも勃起させて、どうしようもないな。
  ……さあ、出揃ったようなので、始めましょう。女型の巨人ももう発情しきっております」グイ

アニ「あっ! ……ま、まだ……」トロトロ

男「このドレスは紐をほどくとランジェリーに早変わりします。さあ、世にも奇妙な美しい巨人のショーをお楽しみください」シュル

アニ「もっと……」スッ


30 : 以下、名無しが深夜にお送りします :2014/08/27(水) 17:53:03 YW2Q4C66
ベルトルト(ライナーはもういない……今アニは思考できない……。死ぬにしても……彼女に情けないところを晒させるなんて駄目だ……!)グッ

ベルトルト「……っアニ、アニ! 目を覚ませ!」

アニ「ん……っ」

男「さあ女型の巨人、この男にまたがって、自分で広げて……そう……それで、……と言え」ボソボソ

アニ「はあ……、ねえ、見て」クパ トロー

ベルトルト(……! アニはこんなことを言わない……これはアニじゃない……アニ……アニ、必ず助けるから……!)

ジュプンッ

アニ「ふわあああっ」

男「では30分、スタートです」

アニ「ふあっ、あうっ、んんんッ」パチュン パチュン


・・


31 : 以下、名無しが深夜にお送りします :2014/08/27(水) 17:53:59 KaDcj8lA
>なに言ってんだ、ねちっこい目で女型の巨人を見てたそうじゃないか
ワロタwww


32 : 以下、名無しが深夜にお送りします :2014/08/27(水) 17:56:23 3VGxG0ho
はよベルトルト死刑見たいのではよ!


33 : 以下、名無しが深夜にお送りします :2014/08/27(水) 17:58:13 cgcanFiU
エロより惨殺が見たい


34 : 以下、名無しが深夜にお送りします :2014/08/27(水) 18:10:25 YW2Q4C66
ベルトルト「う、……うくっ、」グスグス

アニ「ちょっと」

ベルトルト「!」

アニ「なに泣いてんの……」

ベルトルト「……!い、イヤ、……ごめ……」

アニ「無視しようかと思ったけど……あんまり長いから。さっきここ通った時からずっと泣いてるの?……今はライナーは来ないんだよ」

ベルトルト「わ、わかってる……、情けないね、僕」

アニ「別に。……ちょっと……鼻水シャツで拭ってるの?ハンカチは」

ベルトルト「えっと……持ってない」

アニ「あんた意外とおおざっぱよね……ほら」グイ

ベルトルト「うぶっ。あ、……ありがとう」


35 : 以下、名無しが深夜にお送りします :2014/08/27(水) 18:21:04 YW2Q4C66
アニ「それ仕方ないからあげるよ。大分使い込んでるから、捨ててもいいと思ってたし……
   返さなくていいから」

ベルトルト「え?だ、だけど」

アニ「いいって」ギロ

ベルトルト「……はい。ありがとう、アニ」

アニ「あんたさ、強いくせに、なんでそんなにおどおどしてるの……」

ベルトルト「はは……」

アニ「背だけはこんなに高いくせして……」

ベルトルト「……ごめん……ありがとう、励ましてくれて」

アニ「……」ハア

・・


36 : 以下、名無しが深夜にお送りします :2014/08/27(水) 18:29:31 YW2Q4C66
アニ「ああっ、あんっ、き、気持ちいい……、これ、気持ちいぃ……っ」グリグリ ゾクゾク

ベルトルト「アニ、……ぐう……、しっかり、しっかりするんだ……、君は、君は戦士だ! 本当は気高い……!」
     (ああ……、アニ、奥をぐりぐり押し付け……、呼吸を整えて……とにかく耐えるんだ……!
      死刑執行を遅らせて……こうして呼びかけて彼女の目を覚ますんだ……)

アニ「ああっ、もっと、もっと!」パチュンパチュン

ベルトルト「ううう! う……!」
      
男「そろそろ10分か。だんだん、射精感ものっぴきならなくなってきたろうな」

シーナ男性「なかなか頑張ってるじゃないか。よしよし、そのまま耐えろよ」

シーナ女性「化物のセックスも興味深いけど、だんだん飽きてきたわね」

男「皆さん、まもなく10分経過します。これより5分おきに、「射精する」に賭けた皆様から、
  射精を促したいというお気持ちが一番強い方に、お好きな刺激を加えて頂きます」

ベルトルト「……!?」


37 : 以下、名無しが深夜にお送りします :2014/08/27(水) 18:36:44 YW2Q4C66
「銀1枚」

「銀2枚」

「4枚」

男「ではあなた。……。では、ご指示のとおり、女型の巨人にこちらの性具を用います」

アニ「あっ、……ふわああああっ!」ビクッ

ベルトルト「!? うっぐう!」(きゅ、急に締め……!)

アニ「〜〜っ、んんんーー〜っ、ああっ、〜〜あぁーーーーっ!」ギュウウウウ 

ベルトルト「いっ、……ううう! あ、アニ、……ぐうぅうーーー!」ギリギリ


38 : 以下、名無しが深夜にお送りします :2014/08/27(水) 18:39:24 YW2Q4C66
アニ「〜〜ひゃうっ、ううっ、アン、いく、いくうううっ! はあ、はあああ……ッ」パチュッパチュッ ……キュウウウウウウッ

ベルトルト「!? ううっ、ううううー! ぐううう!」ブンブン 

アニ「はあ、はああ……ああ……」モゾモゾ

ベルトルト「……っかは、はあ、はああ……っ」
     (なんだ今の、あ、危ない……っ、ほ、本当に出そうに……、これはマズ……、んん!?)

アニ「あんっ、あっ、アハッ、き、気持ちいいっ」パチュンッパチュンッ

ベルトルト「あっ、ううううー〜〜! ま、待ってッ、あぐ、ううう!」ギリギリ
     (ゆ、油断し……で、出る! 出る、ううううううううう)

アニ「んんんッ、……はあー……」ギュウウウウ ヘタ

ベルトルト「〜〜〜〜〜ッ!! っぐ、うっぐううう……!!」ギリギリギリ ゾクゾク

男「では性具を外しましょう。残り19分です」

アニ「はあ、はあ、はあ、……っく」モジモジ

ベルトルト「はあッ、はああ……ッ」(19……、ま、まだ、そんな……、クソ、絶対、耐える、アニを戻す……戦士のアニに……!)

・・


39 : 以下、名無しが深夜にお送りします :2014/08/27(水) 18:42:34 YW2Q4C66

ベルトルト(代わりのハンカチを買わないと……可愛いヤツあげたいな。ん?)

アニ「へえ……こういうのが……」

ミーナ「そうそう。可愛いでしょ?」

アニ「まあ……うん」

ベルトルト(わ。アニだ。……なんか隠れてしまった。別にいいんだけど)コソ

ミーナ「アニの村ではウェディングドレスってなかったの?」

アニ「うん」

ミーナ「内地の文化なのかな? まあシーナがどうかは知らないけど。
    あ、これとか、アニに似合いそう」

アニ「そうかな」

ミーナ「色が白いから、本当に真っ白になっちゃうだろうね。いいなあ」

アニ「真っ白って……」


40 : 以下、名無しが深夜にお送りします :2014/08/27(水) 18:51:19 YW2Q4C66
ベルトルト(真っ白のドレスを着たアニ……。綺麗だろうな)

ミーナ「着てみたくない? 可愛いドレス」

アニ「……別に……」

ミーナ「……」

アニ「まあ、……そりゃあ多少はね」

ミーナ「だよね!」

ベルトルト(可愛いの、アニも好きなんだ。似合うと思うから、勝手に可愛いのばっかあげてたけど……よかった)

ミーナ「それで、相手は誰がいい、なんてないのー? 好みだけでもいいからさー」

ベルトルト「!」

アニ「またそういう……。……自分がそうだからってんじゃないけど、色が白くて金髪の人がいいな。綺麗で」

ミーナ「へえー。赤ちゃんができたら、どれだけ色白になっちゃうんだろうね」スタスタア

アニ「……あのさ、わかってると思うけどお、掛け合わせたらもっと白さが増すとかそういうことは……」スタスタ

ベルトルト「……」

・・


41 : 以下、名無しが深夜にお送りします :2014/08/27(水) 18:53:50 YW2Q4C66
ベルトルト「うー、……ううううー……っ」ギリギリ

アニ「はあ、はああ……、あ、あ、あんん……」ジュプッジュプッ

ベルトルト「んん! ……ぐうう……あ、アニ、アニ。しっかり……」(だんだんわかってきたぞ……、アニの動きのタイミングとか……、
      予測がつけば、ある程度衝撃が和らぐ……)ハアハア

男「まもなく15分です。次は……。……はい、あなた。……。では再び、女型の巨人に性具を用いましょう」

アニ「あっ! あ、あはああ……」ビクッ

ベルトルト「っぐ……!」(またアレか! アニが絶頂するのに合わせて、力込めて……)ハアハア

アニ「〜〜〜あ、あ、あ! やあっくる! あああああああッ」ギュウウウウ ビクッ ビクッ

ベルトルト「んんう!? うっぐううううう!!」
      (いいいい! い、いきなり、弾けるみたいに絶頂しッ……)

アニ「はあ、はあ、ああああ! ああん! うああああっ」ギュウウウ ギュウウウウ ギュウウウーーーッ

ベルトルト「〜〜〜〜!! っかは、ああ! ……うぐううううう!」(れ、連続……ッ)ギリギリ

アニ「はあ、はああ、〜〜〜うううううん!」クチュッ ギュッ ギュッギュッ 

ベルトルト「〜〜〜ふっぐう! 〜〜〜!!」(い、いつまで、あああ、息できな……ッ、だめだだめだだしちゃだめ!!)ギリギリ


42 : 以下、名無しが深夜にお送りします :2014/08/27(水) 18:54:25 YW2Q4C66
アニ「あああああんっ……」クタ

男「では外しましょう」

アニ「はあ、はああ……、ふわあ……、あッ」グリグリ キュウウッ

ベルトルト「うっぐ、ふううううー……、うーー……!!」ゾクゾク(落ち着け、落ち着いて、よ、呼びかけて……)

・・


43 : 以下、名無しが深夜にお送りします :2014/08/27(水) 18:56:42 YW2Q4C66

ベルトルト(コレ……捨てないと汚いよな……アニのハンカチ……)

アルミン「ベルトルト!」

ベルトルト「! アニ」

アルミン「あ、ごめん。驚かしちゃったね。……この本返すよ」

ベルトルト「ああうん、わかった。……? アルミン」

アルミン「うん?」

ベルトルト「手、どうしたんだい? 怪我?」

アルミン「ああ……コレ、さっき訓練中にちょっとね」

ベルトルト「利き腕じゃないか」

アルミン「うん。僕もちょっと焦ったんだけど……同じ班の子が応急処置してくれたおかげで、なんとかなったよ」

ベルトルト「へえ……」

アルミン「もっと体力つけないとな……後半になるとふらついちゃって……。よかったら今度訓練に付き合ってよ」

ベルトルト「え、あ、うん。僕でよかったら……」

アルミン「よかった。じゃあまたね」バタン

ベルトルト「うん」


44 : 以下、名無しが深夜にお送りします :2014/08/27(水) 18:59:02 YW2Q4C66

ベルトルト「……」

ジャン「……え? ああ、アルミンか、ブレードで掌切ってたな。アニが処置してたぜ」

ベルトルト「そうなんだ。わかった、ありがとう」

ジャン「……ははあ、おまえ、アルミンに嫉妬か」グイ

ベルトルト「! そ、そうじゃないよ。アルミンが痛そうだったから気になっただけだよ……」

ベルトルト(……な、なにやってるんだ僕は。アニが誰が好きでも関係ないよ。
      僕は別にアニの恋人になりたい訳じゃないし……ただアニは唯一の仲間で何度も助けられてるから……。
      いつか僕もアニを守れればって思ってるだけで……)

・・


45 : 以下、名無しが深夜にお送りします :2014/08/27(水) 19:05:53 YW2Q4C66
男「では20分……、……。はい。ではそのとおりに、女型の巨人に指示してみましょう」グイ ボソボソ

アニ「?」ジュブ、ジュブ

ベルトルト「はーっ、はーッ……」(なにするつもりだ……、!?)

アニ「……」ズイッ 「んん」チュッ

ベルトルト「〜〜〜〜!?」(く、口に、キ……ッ、!?)ゾクゾクッ

アニ「んんう。んっ、ん。うむうっ」チュッチュ ズルッ、パチュンッ ズルッ、パチュン

ベルトルト「うぐう! ううっ、……ううーーーっ!」ギリギリ

アニ「んあ、うむうーーっ、んんッ、んう」ベロッ

ベルトルト「うぐっ!? うむっ、あ! うう、うあああ……ッ」(く、口の中に舌……っ、あああ、な、なんだコレ、ち、力が抜けるうう……〜ッ)ゾクゾク

アニ「あむ、ちゅ、うん。んっ、あっ、あっ、あ!」パチュンッパチュンッパチュンッ

ベルトルト「ふぐうっ! うあっ、あ、あああっ、うあああっ」(口が閉じれない、声が……、姿勢のせいで首も動かせ……ああああ!)

アニ「あ、ああっ、うああ、い、んあ、いいいい……ッ!」パチュンッ キュウ、ギュウウウウウ

ベルトルト「ああ、あああ! うあーーーーー!」(すごい締め……ッ、耐え、耐え……!!)ゾクゾク

アニ「んッ、ん……、ん? んんう……」

ベルトルト「はああ、……」(またなにか耳打ち……!?)ビクッ


46 : 以下、名無しが深夜にお送りします :2014/08/27(水) 19:09:14 YW2Q4C66
ベルトルト「んん! うああああ、んうううう〜……っ」(む、胸を引っ掻いてる、ううう、も、もうこれ以上は……っああああ)ゾクゾクゾク

アニ「あう、うう、……ぷはあ、はあ、あはっ」ムク

ベルトルト「はあああ……、あぐっ、ああ……!!」(や、やっと離れ……、ん!?)ガシ

アニ「うんっ、あ、あ、あー! あんあんっああああ!!」パンッパンッパンッパンッ

ベルトルト「〜〜〜〜ふ、うぐううううう!」ブンブン(ひ、ひいい、休みがない、ここでこんなすごい動きッ……)

アニ「んあっ、あんっ、んむっ、キス、キス気持ちいぃ……っ」カプッ チュウ  パンパンパンパン

ベルトルト「うあっ、んあ、はっがああああ……っ」(し、舌入れちゃ、だって、……アニは……僕なんかとキスしたくないのにっ……あああああ……!)ゾクゾク

・・


47 : 以下、名無しが深夜にお送りします :2014/08/27(水) 19:12:34 YW2Q4C66

アニ「じゃあ、ライナーがいない場合の作戦はこれで決定でいいね」

ベルトルト「ああ……ごめん、君の負担が大きく……」

アニ「別に……。あんたこそ、ライナーと二人で大丈夫なの?いっしょにつぶれたりしないでよ」

ベルトルト「うん……大丈夫」

アニ「……それ、大丈夫って顔?」

ベルトルト「う、うん。……じゃあ戻るね。ライナー一人だと心配だし」

アニ「……」

ギュッ

ベルトルト「!?」

アニ「どう?」

ベルトルト「……な、……何が?」

アニ「? 戦士の訓練受けてるときは、よくひっついて暖をとってたじゃないか……。忘れたの」

ベルトルト「イヤ……覚えてるけど、そりゃ……。なんで今?」


48 : 以下、名無しが深夜にお送りします :2014/08/27(水) 19:13:57 YW2Q4C66

アニ「誰かさんが冬でもないのに震えてたからね……」パッ

ベルトルト「……」

アニ「……ふ。震え止まった? じゃあね」パタン

ベルトルト「……あ……」

バタン

ライナー「ベルトルト。遅かったな。……どうした?」

ベルトルト「え?」

ライナー「何があったんだ。嫌に落ち込んでるじゃないか……大丈夫か?」

ベルトルト「なんでもないよ……」

・・


49 : 以下、名無しが深夜にお送りします :2014/08/27(水) 19:16:28 YW2Q4C66
シーナ男性「あの男。口づけされた反応からして好意を持っていたんだろうな……。
      あの娘で自慰でもしていたのだろう」

シーナ男性「だったら……」

男「25分……。……。ええ、では女型の巨人に指示しましょう」

アニ「はあっ、あんっ、……んんんっ」パチュンッパチュンッ ……キュウウウッ

ベルトルト「ぐうう、……っはあ、うーー…………!!」(あ、あと5分、5分だッ、はあああ……も、もう頭がおかしく……)ギリリ

アニ「……。……」グイ

ベルトルト「!」(ま、また身を乗り出して……口を閉じないと、)ギュッ

アニ「ベルトルト」

ベルトルト「!? えっ」


50 : 以下、名無しが深夜にお送りします :2014/08/27(水) 19:18:00 YW2Q4C66
アニ「ベルトルト……ベルトルト、ベルトルト! ベルトルトおっ」ギュッ パンパンパンッ

ベルトルト「うぐっ、……う、ううううう!」(しょ、……正気になったんじゃない、言わされてるんだ、……これはアニの言葉じゃない……!)

アニ「あんっ、ベルトルト、べる、べるとるとおっあああっ好き、気持ちいい……ッ、!」ギュウッ

ベルトルト「ううっ、んんんん……!」(ち、違う……聞くな、これは意味のない、ただの言葉の羅列だッ、……!?)ゾクッ

アニ「あふっ、あんっ、ベルトルト、ベルトルト……っはあっ」ベロッ チュプッ クチュクチュ

ベルトルト「うううう!」(み、耳……ッ、耳に直接、や、だ、駄目だあ力が抜け……!!)ゾクゾクゾクッ

アニ「ベルトルト! ふああっ、気持ちいいよ、ベルトルト、の、おちんちん気持ちいい……ッ」

ベルトルト「うぐっ! ううっ、ううううう」(言わされてるんだ、アニは、違う、ちが……ああああ)ブンブン

アニ「あんっ、あんっ、ああ! ベルトルト、ベルトルトのおちんちんでイっちゃうよお、ふわあああッ」ズル、パチュン ズル、パチュン

ベルトルト「あああああ、アニ、アニ、やめ……、ああああ」(アニじゃない、アニはこんな、こんな子じゃない!僕の好きなアニはっああああ)

アニ「い、いく、いくうっ、ベルトルト、いっちゃうう……んあああああベルトルトおおおッ!!」キュウウウウウ

ベルトルト「うぐっ、ううううッ、〜〜〜〜〜!!」(あ、ああああ!? なんだこれ、だ、駄目っだっああああああああああ)ガクンッ

アニ「ああっ、ああんっ、ベルトルト! ベルトルト、もっと!」キュウウウウウッ パンパンパンパン

ベルトルト「うっぁあ!! ……ッ!! あああ! ああ、アニ、アニぃい!! ……!!! ……っぐ、……!!」ガクン、ガクッ ……ビュクビュクビュク


51 : 以下、名無しが深夜にお送りします :2014/08/27(水) 19:20:14 YW2Q4C66
ポタ、ポタ

ベルトルト「……。あ”」

ドッ

シーナ男性「ほら、やっぱり名前を呼ばれたら勘違いをするんだ。馬鹿だね巨人っていうのは」

シーナ女性「はあ、あの男のせいで負けちゃったわ」

アニ「あああ……ベルトルト……ベルトルト……もっとしてえ……」チュ

ベルトルト「……」

男「おい、最高の思い出ができたな。さて……では、死刑執行ショーに移ります……。執行したい方は金額をご提示ください」

「金200」

「300」

アニ「ベルトルト……ベルトルトお、好きだよ……さっきの気持ちよかった……だからもっと……」

ベルトルト「ああ……アニ、ごめん……ごめんなさい……」

アニ「? ベルトルト……好きだよ……もっとしてよ……」

ベルトルト「ごめん……僕……僕、……あああ」


52 : 以下、名無しが深夜にお送りします :2014/08/27(水) 19:32:10 YW2Q4C66

「金10000」

ザワッ

男「……金10000でよろしいですか」

貴族「ああ。その2匹はなかなか面白い。そのメスは調教されててなんでも言うことを聞くようだし」

男「ええ」

貴族「執行方法も指定していいだろ?そのメスにそのオスを殺させてくれ」

ザワッ

貴族「そこで死にたそうな顔をしているオスもうれしいだろう。な?」

ベルトルト「……!?」

男「では。……女型の巨人、これを使って、あれの首を切れ」


53 : 以下、名無しが深夜にお送りします :2014/08/27(水) 19:34:07 YW2Q4C66
アニ「ええ……、なんで……、もっと、もっとセックス……」

男「おまえは巨人だ。殺人の快楽は性感を上回るぞ」

アニ「……本当に?」フラ

ベルトルト「……あ、アニ……」

アニ「これで切ったらいいの」

ベルトルト「アニ、あの、」ザクッ「……あ?」

アニ「……あはは! 切れた! おっきなおちんちんが! きゃははははっ」ケタケタ ヒョイ

ベルトルト「〜〜う、うぎ、うっぎゃあああああ!!」

アニ「アハハハあ、さっきだしたのが溜まってた玉の方もさばいてあげるよお!」ザク 

ベルトルト「いぎゃあああああっ、ぐあああああああ」

アニ「ふふふ……ベルトルトお……」グチュグチュ

ベルトルト「いだあああっ、ぐううっ、あに、アニィ……!!」

アニ「ベルトルト」チュッ

ベルトルト「んぐッ! ううう……ぅうううううう!!」

アニ「わあ、ナイフがおちんちんの切り口からどんどん入ってく……っきゃはは」ズプズプズプ


54 : 以下、名無しが深夜にお送りします :2014/08/27(水) 19:36:44 YW2Q4C66

ベルトルト(た、耐えろ、意識を保つんだ……少なくとも僕が死ぬまでアニは生きるんだから、そしたらなにか……。
      なにかってなんだ。……なにやってるんだ僕は……僕はまた他力本願で彼女を)プチンッ「ぃっぎゃああああああ!!」

アニ「きゃははは、ナイフがお腹から生えてきた」

シーナ男性「見ろ……やはり巨人は異常だ」

シーナ女性「わたしたちのような良い趣味の持ち主でないと、吐き気をもたらしそうね」

ベルトルト「ぎゃあああああっ、いだあっ、アニ、アニいいいい!!」

貴族「メスに止めて欲しかったら、動物みたいに命乞いしてみろ」

ベルトルト「止め……、ああ、あああ……ッわ、……わん! わんわんわんわんわんっ、やめ、助けてえええええぎゃああああ!!」

ドッ

貴族「ほらほら、もっと鳴かないと死ぬぞ。そしたらメスの番だ」

ベルトルト「わんっわんわんわんっ、おごっ、あがああっうっぶうううううっ!! がああっ」

貴族「今の家畜の鳴き真似はなかなかうまいな」

ハハハハハ


55 : 以下、名無しが深夜にお送りします :2014/08/27(水) 19:40:59 YW2Q4C66

ベルトルト「わ、わんわんん……ッおがあ」(ああああ……僕、僕死ぬんだ……仲間の手で……末裔の笑いものにされながら……。
      こんなことしても……アニは助からないのに……僕が馬鹿なせいでアニは死ぬんだあ……)

アニ「きゃははははっ、血がいっぱい、おもしろーい!」ケタケタケタ

ベルトルト(あ……でも……アニの楽しそうな顔初めて見た……僕でアニが楽しいなら……それでもう……ああ……。
      僕じゃ駄目なんだ……アニを守れないんだ……僕はアニのヒーローになんかなれない……)

「金20000!」

ザワッ

男「……ちょっと止めて。金20000ですか?」

兵「ええ。彼たっての願いなので」

シーナ男性「な、なんという……存じ上げないが、どこかの貴族のお方か?」

シーナ男性「隣の少年は、どこかの名家のご子息か……」

兵「執行は、この施設内の別室で行いたい。かまいませんか?」

男「……ええ。この地下施設内であれば、かまいませんよ」

ベルトルト「……がはっ。……ああ……?」(な、……なんだ。どうしてそんな大金、!)

カツン


56 : 以下、名無しが深夜にお送りします :2014/08/27(水) 19:48:32 YW2Q4C66

エレン「……」

ベルトルト「……え、……エレン」

エレン「……このオスを連れて行く」

兵「ああ」グイ

ベルトルト「エレン? ……た、……助けてくれたのか……?」

エレン「……ハハハ」

ベルトルト「エレン?」

エレン「なに言ってるんだろうな……家畜の言葉はわかんねーな」ハハハ

・・


57 : 以下、名無しが深夜にお送りします :2014/08/27(水) 20:19:04 YW2Q4C66
ベルトルト(……?)

気がつくと故郷だった。よく見る、ショーの夢……先日も見たその夢の続きのようだ。

司会者「では、ショーの方は終了です。オークションの方を始めさせて頂きます。
    まずはこの美しいメス!」

「20000!」

「40000!」

ベルトルト「へえー……あのつがい、買えるんだ」

アニ「わたしたちのおこずかいでどうなる額じゃないよ」

ライナー「いいな。あの綺麗なメスなら、俺も欲しいぜ。いいケツしてるしさ」

司会者「では、続いてオス。いかがでしょう」

シーン

ライナー「はは、あいつしつけ悪そうだったもんな!」

アニ「綺麗じゃないもの……買うのなんてよほどのモノ好きだよ」

司会者「このオス、○○地区を滅ぼした一派の残兵とされております……つまりそういう憂さ晴らしにも……」


58 : 以下、名無しが深夜にお送りします :2014/08/27(水) 20:21:35 YW2Q4C66

ライナー「あんなの言ったら逆効果だろ……ベルトルト?」

ベルトルト「欲しい」

アニ「はあ?」

ベルトルト「僕、あのオスが欲しい」

ライナー「……。故郷襲ったヤツの下っ端を捕まえてどうすんだよ?買ってもおまえが怖がるだけってのがオチだぜ」

ベルトルト「でも……」

マルセル「1000!」ハイ

ベルトルト「!」

ライナー「マルセル!?なにやってんだよ」

マルセル「よう。ベルトルト、よく頑張ってるからな。ご褒美だ、買ってやるよ」

ベルトルト「ありがとう……!」

アニ「……あーあ。本当に買えちゃったよ。どうするの?戦士の先輩に怒られるよ」

ベルトルト「うん……大丈夫」

ライナー・アニ「?」


59 : 以下、名無しが深夜にお送りします :2014/08/27(水) 20:23:55 YW2Q4C66

屋外

ベルトルト「ここなら誰もこないね……」

マルセル「よいしょっと。袋に入れたオス、離していいのか」

アニ「まさか逃がす気?」

ベルトルト「まさか。だってこいつ悪魔の末裔で、僕らの故郷を襲ったヤツでしょ?」

ライナー「まあ、昔はな……今は一人でなにもできないぜ、こんなヤツ」

ベルトルト「ぐるぐる巻きにされてる……えいっ!」バシッ

男「うぶっ」

ライナー「べ、ベルトルト?」

ベルトルト「ああ……い、痛いよね?……ああ、でもなんだろう。ぞくぞくする」グリグリッ

マルセル「おいおい……」

男「ごっ」

ベルトルト「アハハ! 聞いた?こいつ、ごおっだって! 鳴き声みたい、やっぱり家畜だ!」ゲシッゲシッ

アニ「ちょっと……趣味悪いよ」


60 : 以下、名無しが深夜にお送りします :2014/08/27(水) 20:26:03 YW2Q4C66
ベルトルト「あ、うん……そうだけど、だってこいつら僕らの敵だよ。こうなるのが当然だよ!」ゲシッゲシッ

マルセル「……まあベルトルトの言い分は間違ってはない」

ベルトルト「! そうだよね。ははは……あ、そうだ。小さいナイフ持ってるんだ、僕。
      捌く人の真似、してみたかったんだ!」

ライナー「おまえ、血が怖いとか言ってたんじゃないのかよ……」

ベルトルト「そのはずなんだけど……。ねえライナー、抑えてて」

ライナー「まあいいけどよ」

ゴーリゴーリゴーリ

男「うごおおおおお!!」

ベルトルト「うーん、親指の骨って硬いなあ」

ライナー「……。おいおい、おまえ動くなよ。ベルトルトが怪我しちまうだろ」

アニ「……。ベルトルト、固い物を切るときは、こう……」グイ


61 : 以下、名無しが深夜にお送りします :2014/08/27(水) 20:29:36 YW2Q4C66
ボキッ

男「あっぎゃあああああ!!」

アニ「力をかけるんだよ」

ベルトルト「あ、そっか。よし、じゃあもう一方は……」

ゴリゴリゴリ…… ボキッ!

男「うっぎゃあああああ!!」

ベルトルト「あはは、ざまあみろ、悪魔の末裔!」

ライナー「……おいおい、それくらいにしとけよ」

アニ「そうだよ……かわいそうだって」

ベルトルト「いいんだよ、僕らは戦士だから、どうせ後で皆殺しにするんだもん。1人くらい増えてもいっしょでしょ?」

ライナー「うーん……」

ベルトルト「お母さんの仇!お父さんの仇!村の皆の仇!はははははは!!」グサッグサッグサッ


62 : 以下、名無しが深夜にお送りします :2014/08/27(水) 20:35:39 YW2Q4C66

アニ「……ん? 待ってよベルトルト、こいつなにか話したいみたい」グイ

男「あ……」ゲホ「……待て……やめるんだ……こんなこと……」

ベルトルト「……は?」ドスッ

男「ぎゃあああああああ」

ベルトルト「自分が口出しできる立場だとでも思ってる訳? 仇、しね、しね、しね! しねえ!!」グサグサ

いつも以上に、思い出していて気分が悪くなった。
そして違和感を覚える。

よく見ると、男は今の僕の顔をしていた。

・・


63 : 以下、名無しが深夜にお送りします :2014/08/27(水) 20:38:39 YW2Q4C66

エレン「よお。起きたか」

ベルトルト「エレ……おごっ!!」ドスッ

エレン「おまえが気持ちよく死にそうだったからな。我慢なんなかったんだ」

ベルトルト「かは、っかは、……はー……っ」ヒューヒュー

エレン「ああ悪い、まだ治癒完了してねーのか。……ふんっ」グチュッ ブチブチイ

ベルトルト「うぎいっ!!」(う、腕が、裂けた腹に入って……ッ)

エレン「あったけーな。……おい、このまま修復してみろよ。いつでも心臓潰してやれる」

ベルトルト「がはっ、かっは……っ、おごっ……」

エレン「失神すんなよ」パンッ「なにしたいんだって顔だな。……別に俺はおまえに吐いてほしい情報がある訳じゃねーよ。
    っつーかな、おまえが地下でゴロゴロしてる間に、状況は変わったんだ。
    
    おまえらの故郷陣営と俺達は直に接触してるんだよ」

ベルトルト「!!」

エレン「末端の末端、ただの特攻隊の少年兵のおまえらに、情報的価値なんて最早一ミリもねーんだ。
    穀潰しだし、とっとと殺したいんだけど」グチュ


64 : 以下、名無しが深夜にお送りします :2014/08/27(水) 20:42:14 YW2Q4C66

ベルトルト「っうぎいいいいいいい!!!」

エレン「俺はお前にはもっともっと苦しんで死んでもらわないと困るんだ。ハハハ。母さんの仇め。
    アニとライナーは許せても、ベルトルト、おまえだけはダメだ」

ベルトルト「がはっ、っかっは、ああああぁああ……」

エレン「どうだよ。心臓握られた気分は。……ああ、散々、偽物の心臓捧げてたんだし、
    これだって偽物か? ドクドク動いてるけど」ツンツン ……グリッ

ベルトルト「うぎっ、うごっ、あがあっ、エレ、えれええええええッ」

エレン「アハハハ。今度心臓とってみるか。どこまで生きれるんだ、おまえって」

ベルトルト「あが、うがあああああ……」ガクガク

エレン「あ、なんだよ。聞こえてねーのか。……」ズボッ


65 : 以下、名無しが深夜にお送りします :2014/08/27(水) 20:45:10 YW2Q4C66

ベルトルト「うぎっ、……ひがっ、」ヒューヒュー…… ジョボボボ

エレン「う。くっせえ……失禁してんじゃねーか。そういや射精はしても排尿はしてなかったな」

ベルトルト「う……、うう……」シュウウ

エレン「とっとと修復しろよ。そんで床綺麗にしろ。……ハハハ、おまえらの故郷との戦いにもきっと勝ってやる!
    そして最高に絶望した気分、味あわせてやるよ」

ベルトルト(えれ……エレン……、こんなこと……言ったら怒るだろうけど……。

      僕は訓練時代、本気で君が羨ましくて……素直に言うと憧れていたんだ……。
      もしも兵士だったら……きっと本気で調査兵団に入ったろうな……君の演説に感動して……。

      だけど今の君を見てると……なんだか昔の自分を思い出して……。
      このままだと、すごくよくないことになる気がするよ……)

ベルトルト「かはっ、え、エレン……」

エレン「あ?」

ベルトルト「もう……こんなことやめるんだ……」

エレン「……」

ベルトルト「こんなことしてたら今度は君がっアァ!!?」ゲボッ


66 : 以下、名無しが深夜にお送りします :2014/08/27(水) 20:48:49 YW2Q4C66

エレン「……もうしゃべれたのかベルトルト。ほら、汚物舐めて綺麗にしろよ」

ベルトルト「がはッ、え、……エレン……」

エレン「オイ聞こえてねーのか!? 人じゃないんだぞおまえは!」

ベルトルト「……っおえ、ぐ……」ベロベロ ズズズ

エレン「楽しそうな拷問受けてたよな……勘違いすんなよ、あんなモンで済まされねーんだよ、
    テメーのしたことは……母さんの仇……絶対に許さねーぞ……」

・・


67 : 以下、名無しが深夜にお送りします :2014/08/27(水) 20:54:11 YW2Q4C66

エレン「よ、ベルトルト。喉渇いてないか?」

ベルトルト「の、喉……?」

エレン「ほら、口開けろよ。あーん」

ベルトルト「え、あ、あー……」

ドロ ジュウウウウウ

ベルトルト「あっがああああ!!」

エレン「ああ、こぼすんじゃねーよ!全部飲み込めって!」グイ

ベルトルト「があああっぐあ、うがああああああ」

エレン「よしよし、そのまま……ほら、口に蓋をするぞ」ペタ

ベルトルト「んごあああ、うぶあああああああーーーーー!!」


68 : 以下、名無しが深夜にお送りします :2014/08/27(水) 20:58:49 YW2Q4C66

エレン「どうだ、毒が腹を焼いてるだろ。うまいか?」

ベルトルト「あぎゃあああっ、おがああああっ!!」

エレン「じわじわ溶けていってるかな。修復とどっちが早いんだ?下手したら永久に焼きただれる続けるのかな」

ベルトルト「うがああああああっ」バタンバタン

エレン「アルミンが修復速度に興味持ってたみたいなんだよ。悪いな。……アハハハハ……、なに踊ってんだよ、おもしれーな」

・・


69 : 以下、名無しが深夜にお送りします :2014/08/27(水) 21:01:30 YW2Q4C66

エレン「おいベルトルト、布団変えてやるよ」

ベルトルト「……っ、これ、剣山……?」

エレン「は? 布団だよ。拷問部屋に残ってたんだ、昔の拷問官の手作りか?趣味悪いよなあ。ほら、寝ろよ!」グイ

ベルトルト「ま、待ってくれ、……っあああああああ!!」ドサッ ブツブツブツツ

エレン「なんだよ、出るのか?」

ベルトルト「うぎっ、痛い、痛いいいいい」ヨタヨタ ザクザクザク

エレン「まあ掛け布団も味わえよ。ハンジさんがまだ使えるかわかんないって言っててさあ」ポイ

ベルトルト「ぎゃあっ!お、重い……ッ、いだいっ、いだいいいいいいい!!」グサグサグサ

エレン「アハハハハ。……不思議だなあ……くっだんねえことしてんのに。
    この間抜けが超大型巨人で母さんの仇だと思うと、なんでかやめられないよ」


・・


70 : 以下、名無しが深夜にお送りします :2014/08/27(水) 21:05:23 YW2Q4C66
エレンの拷問は3か月続けられ、あるときぱったりと止まった。
エレンが来なくなったのだ。故郷の陣営との戦いもいよいよなんだろう。
主戦力の彼は忙しいはずだ。
……僕はアニが心配で、脱出しようと強く願って、賭けのつもりで自分の手の甲を噛んだ。


ベルトルト「……?」

目が覚めると、僕は肉に囲まれていた。巨人になったのだ。
しかし、ずいぶん眠っていた気がする。這って巨人からでると、そこは外だった。
僕は巨人ごと、地下に埋まってしまったはずだった。でも、なにか奇跡がおきて、
こうしてでてこれたらしい。

外をしばらく歩いて、人通りのあるところに出た。
西暦を尋ねると、3年経っていた。傷は治っていても、化物地味た執着を持つエレンの拷問による消耗が激しく、そのせいで随分眠っていたようだ。

驚いたことに、ここは故郷だった。
故郷陣営は壁内勢力に勝利したのだ。壁内人類が、奴隷のように扱われている。

広間では拷問ショーが行われているらしい。

行ってみよう。


広間ではエレンの拷問が行われていた。
客席には着飾ったアニもいる。

僕は言いたいことがあったけど、結局遠くからそれを見ていた。
見ていた  ああああああ


71 : 以下、名無しが深夜にお送りします :2014/08/27(水) 21:12:16 YW2Q4C66
・・・

ハンジ「……えええーーーー!? ベルトルト殺しちゃったの!?
    洗脳して戦力にするとか肉産生してもらうとか、家畜としては優秀だったんだけどなあ……。まあいいや。死体は蒸発した?」

エレン「はあ。……仕事で遠征して3か月ぶりに帰ったら勝手にくたばったんで、こっちもガッカリですよ。
    あんなヤツが憎かった超大型巨人だったと思うと。本当に惨めで残念なヤツでしたね、ベルトルトってのは」

ハンジ「さ、3か月って……あー、うーん……、まあ今はいいや、それよりエレン、仕事だ。次の作戦だけど」
   (最近、見回りが巨人がブツブツ言ってるのを聞いてたそうだけど……ベルトルト、孤独死してたのか……うわあ……)

エレン「ああ、それは……」


終わり


72 : 以下、名無しが深夜にお送りします :2014/08/27(水) 21:46:49 7nf3KNdY
素晴らしいだか…エロはいらない


73 : 以下、名無しが深夜にお送りします :2014/08/27(水) 22:31:05 YW2Q4C66
ミス
>>27

男「さすがに仲間と自分の命がかかっていれば、人外とはいえ耐え抜くとは思いますが……。

  超大型巨人が射精するかしないか、しないか。さあ、どちらに賭けますか」


男「さすがに仲間と自分の命がかかっていれば、人外とはいえ耐え抜くとは思いますが……。

  超大型巨人が射精するか、しないか。さあ、どちらに賭けますか」


74 : 以下、名無しが深夜にお送りします :2014/08/28(木) 00:02:11 0VeJNbsY
エロも好きだぜ


75 : 以下、名無しが深夜にお送りします :2014/08/28(木) 15:06:49 l.b1RBwU
>>70はベルトルトの都合のいい妄想ってことか


76 : 以下、名無しが深夜にお送りします :2014/08/30(土) 06:03:22 IUa0QmG.



77 : 以下、名無しが深夜にお送りします :2014/08/30(土) 15:49:26 3fXqy.7Q
地下牢シリーズに似てる


78 : 以下、名無しが深夜にお送りします :2014/09/02(火) 23:17:31 YTh9InXQ
>>77
お気に入りに入れてますが、勿論作者の方ではないです
パロディになっていたらすいません


79 : 以下、名無しが深夜にお送りします :2014/09/02(火) 23:24:56 .L7xvfYs
>>78
あ、責めたわけではないんだ
過去作とかある?とにかく乙乙


80 : 以下、名無しが深夜にお送りします :2014/09/02(火) 23:40:46 lsGIyTM6
わざわざ上げてまで言う事なんですかね?
別人だって事は分かり切ってる


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