- 1 :S,T,M :2014/12/07(日) 14:56:14 ID:qdYDZfe20
- 「何よ!私の気持ちも知らないで!
お父さんなんか大嫌い!」 バタン! 「こら!蓮見!」 「ほっとけ!あんなやつは娘じゃない 。」 私の名前は書道院蓮見 (しょどういんはすみ) お父さんと口論になって家出した。 「ふん!二度と家なんかに戻らないん だから!第一親だからってあの言い方 はないでしょ!お父さんの子供の頃は そんなんじゃなかったぞ!だってさ! 自分の子供の頃を言ってなんになるの よ!知るはずもないこと持ってきて! お父さんの子供の頃を見てみたいよ! 全く!」と、ぶつぶつ言ってると、 ガタッ! 「うわわわわ!」 ボテッ。 「いたた...あれ?ここってこんな所だ っけ?.....まぁいいや。行こ!」 と言ってまた歩き出した。 「う〜ん...何か変だな。なんと言うか こう、古臭い感じがするんだよなぁ。 あ、掲示板だ。ちょっと見ていこう。 なになに...今日の日付は、1982年の 8月9日かぁ。.....えぇ!嘘でしょ!ま さかこれって、タイムスリップってや つじゃないの!?」 「うるさいなぁ。何騒いでんだ?」 「え?.....(ドキ!)あ、あなたは?」 「俺か?俺は大地。書道院大地だ。」 「え?えぇーー!」 「な、なんだよいきなり。うるさいぞ お前。」 「(嘘でしょ!この人お父さん!? す、凄くかっこいい.....)」 ボ〜..... 「おーい、起きてるかー。」 「ふわ!ご、ごめんなさい!今のこと とか、うるさくした事とか。」 「ま、まぁ許してやってもいいが、 『条件』がある。」 「条件?」 「お、俺と付き合え!」 「(え?嘘。こ、これって今私、 『告白』されてるの!?)」 「わ、私で良ければ、よろしく.......お願い....します。」 こうして私はなんと過去に行って自分 のお父さんと付き合うことになった! まさかこのあとさらなる展開が待って いようとは、まだ知るよしもありませ んでした。
- 2 :S,T,M :2014/12/07(日) 18:09:53 ID:0Wpd1phk0
- 「あ、あの!大地君って呼んでもいい
かな。」 「か、構わないけどお前名前は?」 「あ!わ、私蓮見!書道院蓮見です。」 「へぇ、俺と同じ名字のやついたんだ。」 「?...あ!ほ、本当だねぇ!」 「何だよ急に焦り出して。それより、 今からどっか行かないか?」 「え!?べ、別にいいですけど、どこ いくんですか?」 「じゃあ最近出来た遊園地に行こうぜ。」と、言って大地君は私を引っ張っ て行きました。 「よーし!着いた!」 もじもじ..... 「ん?どうした?もじもじして。」 「あ!何でもないの!」 「そうか?ならいいけど。」 そしで私と大地君はいくつかアトラク ションを回った。あのとき実はトイレ に行きたかった。今も我慢してる。正 直少しでも気を緩めたら出てしまいそ うなほど。 もじもじ........ 「全くなんなんだよ!さっきからもじ もじと、そそっかしい。」 「な、何でも.....あっ。」 ちょろちょろろ 「うぅ、出ちゃった....」 その時遊園地は閉園ギリギリだったか ら幸いにも人は皆無だった。 (省略されました・・全てを読むにはここを押してください)
- 3 :S,T,M :2014/12/08(月) 20:58:42 ID:0Wpd1phk0
- 「ふわぁ...ん?何かいいにおいが。」
「あっ!おはよう!大地君!」 「........うお!蓮見!何でお前が!」 「だって、家に居させてもらってて 何もしないんじゃ居候みたいでしょ? だからご飯だけでも作ろうかと! はい出来たよ!お味噌汁に焼き魚!」 「はむ、...旨い!喜美子の腐った 飯とは段違いの旨さだ!」 「腐った飯とは何よ腐った飯とは!」 「ありがとう!正直お魚焦がしたから 心配だったんだ。」 「でもこんくらいの焦げめが丁度!」 「ふん!私が作ったら全体焦がすな! って言うのに!」 「.......」 「ん?蓮見、どうした?」 「ねぇ!大地君! し、信じてもらえないと思うけど、 私の話聞いてくれる?」 「あ、あぁ、何だ?」 「じ、実は.....」 そして私は全てを話した。 タイムスリップのことも、 私と大地君の関係も。 「ね、私の話何か信じてくれない。」 「いや!信じる!」 「え?」 「確かに信じがたいことだけど俺は 信じる!だってお前の (省略されました・・全てを読むにはここを押してください)
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