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卒業

1 : すず :2016/03/18(金) 17:03:59 J3EPqsvw0
広島県で起きた、男子中学生自殺事件について述べる。これは卒業間近の男子中学生が自殺してしまった悲惨な事件である。この男子中学生は進学を希望しており、推薦で入学できることを希望していた。ところが担任の女性教師に万引きを一年生の時にやったというデータがあり推薦はできないと断られた。ところがそれは嘘で、実際にはこの生徒は万引きなどはしておらず、まったくのでたらめの偽情報だった。しかもそのことは会議できちんと指摘されていたのだが、パソコンのデータが修正されていなかった。推薦を断られた生徒は、失望のために卒業が近いのに自殺した。親にも万引きのことは知られたくなかったようだ。しかし本当は万引きなどしていなかった。これは恐ろしい事件である。こんなことが繰り返されてはいけない。推薦入学というのはあいまいなもので、明確な基準や公正な評価などはない。ある程度成績が良い者を適当に選んで数だけ合わせているようなものだ。出席日数が考慮されるが、かなり主観的であり、一方的に選ばれている。大きなトラブルを起こした者は除外されるものの、必ずしも公正ではない。推薦制度は不公平なものと言えるだろう。恐ろしいのはやってもいない万引きの犯人にされて、それで大切な進路を左右してしまうということだ。こういういい加減ででたらめな教師の裁量で、何でも勝手に決められたら大変なことになる。誰か他にきちんとチェックしてくれるような人がいればいいが、そうでないととんでもないことになる。こういうことが卒業前に出てくるというのはとても奇妙だ。もしも過去に万引きとか、他のいろいろな事件を本当に起こしていたのなら、かなり長期にわたり、観察し、指導し、成長を見守るべきなのに、ただ機械的に一方的に決めつけられ未来を閉ざしてしまうというのは許されないことである。それに万引き犯人が別にいて、この自殺した生徒ではないと判明した時点で、すべてのパソコンのデータも削除修正をするべきである。そのチェックと管理もきちんとやっていない。それから進路の相談を廊下でやっているというのは驚いた。そんな教室で授業が行われているのに、すぐ横の廊下で大切な進路相談をするというのはあまりにも常識に反する。それでは落ち着いて話もできないだろう。また会話の内容は教室で授業を受けている他の生徒に、ほとんどすべて筒抜けだったはずだ。そういう場所で推薦を断るとか万引きの話とか、かなり深刻な内容の話をしている。これは信じられないほど許されない侮辱行為だ。例えば逆にそういう廊下でこの担任女性教師の私生活に関することとか、過去のいろいろなトラブルについて延々と会話をするのはとても我慢できないはずだ。そういう相談は必ず個室でやるべきだし、それに他の生徒とはある程度離れた場所でやるべきだ。そういうこともわからないというのは信じられない。もうすでにこの学校では卒業式も済んでいるし、当時の同級生もそれぞれバラバラに散ってしまっている。自殺した生徒に関することは、もはやそれ以上のことはわからず、すべて闇の中であり、学校側としては都合のいいように情報操作をして責任逃れをしている。そういうやり方で済ませていると、また同じことが必ず繰り返されるだろう。現在の日本の学校に緊急に対応してもらいたいことは、もっと自由に自分の意見を述べられる環境を構築するべきだということだ。それは生徒自身の努力も大切だが、そういう環境がないと何も言えなくなる。自分の意見を述べることが許されない学校というのは決して発展しない。何もかもすべて力と圧力と権威で押さえつけ、あらゆる自由を奪い、一切の意見を受け付けず、ただ一方的に教師がすべてを決定するという環境では、何も育たないし、何も生まれないし、いかなる未来もない。学校側が設定した環境が公正で平等できちんとしたものであり、まったくミスがないということであればそれでも自動的にうまくいっているかのようだが、どうしてもミスは出る。それに社会に出てから、そういうきちんとした環境が約束されるわけではない。


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