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日々の御書- 1 :夕焼け:2009/08/25(火) 21:11:25 ID:IrFfFpac0
- Fボーイを御書の貼付を理由にアク禁となりましたので、
こちらで、不定期ですが継続させていただきます。
拝読するのは創価学会版の編年体御書です。
時間の許す範囲で、独断で選んで掲載します。
朝夕勤行唱題後、通勤時、昼休、休憩、就寝前等
日々の生活の中で読みますので、時間の関係で解説はいたしません。
わたしは、文の掲載を主体に行いますが、
御書に直接関係した、疑問、感想、発心、体験などの書き込みは自由にお願いします。
ただし、長文と喧嘩罵倒法論はご勘弁ねがいます。
- 2 :夕焼け:2009/08/25(火) 21:12:29 ID:IrFfFpac0
- 今日の御書覚書 −諸法実相抄− 編P547〜
「答えて云く下地獄より上仏界までの十界の依正の当体
・悉く一法ものこさず妙法蓮華経のすがたなりと云ふ経文なり
依報あるならば必ず正報住すべし」
「されば法界のすがた妙法蓮華経の五字にかはる事なし、
釈迦多宝の二仏と云うも妙法等の五字より用の利益を施し給ふ時
・事相に二仏と顕れて宝塔の中にして・うなづき合い給ふ、
かくの如き等の法門・日蓮を除きては申し出す人一人もあるべからず、」
「末法の始の五百年に出現して法体の妙法蓮華経の五字を弘め給うのみならず、
宝塔の中の二仏並座の儀式を作り顕すべき人なし、
是れ即本門寿量品の事の一念三千の法門なるが故なり、
されば釈迦・多宝の二仏と云うも用の仏なり、妙法蓮華経こそ本仏にては御座候へ、
経に云く「如来秘密神通之力」是なり、如来秘密は体の三身にして本仏なり、
神通之力は用の三身にして迹仏ぞかし、凡夫は体の三身にして本仏ぞかし、
仏は用の三身にして迹仏なり」
*この御書は、未来の為に残してくださった、ほんとうに重要な御書です。
全文、赤線で真赤になります。
佐渡始顕の御書には心にくるものが多いですね。
*凡夫こそ体の三身で、妙法蓮華経の当体。
宗教革命の大宣言、人間革命の淵源、人間主義の極みだと思います。
五千の上慢の累々は、きっと憤怒に身を焼き、地獄に囚われるに違いありません。
- 3 :沖浦克治:2009/08/25(火) 21:12:30 ID:AJ3hr85o0
- どうぞ。
- 4 :夕焼け:2009/08/27(木) 21:08:27 ID:IrFfFpac0
-
ほんと厳しい情勢です。
昨日は、戦いのあと、不覚にも眠くて寝てしまいました。
今日の御書覚書 −諸法実相抄− 編P547〜
「 日蓮一人はじめは南無妙法蓮華経と唱へしが、
二人・三人・百人と次第に唱へつたふるなり、
未来も又しかるべし、是あに地涌の義に非ずや、
剰へ広宣流布の時は日本一同に南無妙法蓮華経と唱へん事は大地を的とするなるべし、
ともかくも法華経に名をたて身をまかせ給うべし」
「 釈迦仏多宝仏・十方の諸仏・菩薩・虚空にして二仏うなづき合い、
定めさせ給いしは別の事には非ず、唯ひとへに末法の令法久住の故なり、
既に多宝仏は半座を分けて釈迦如来に奉り給いし時、妙法蓮華経の旛をさし顕し、
釈迦・多宝の二仏大将としてさだめ給いし事あに・いつはりなるべきや、
併ら我等衆生を仏になさんとの御談合なり」
「 一閻浮提第一の御本尊を信じさせ給へ、
あひかまへて・あひかまへて・信心つよく候て三仏の守護をかうむらせ給うべし、
行学の二道をはげみ候べし、行学たへなば仏法はあるべからず、
我もいたし人をも教化候へ、行学は信心よりをこるべく候、
力あらば一文一句なりともかたらせ給うべし、南無妙法蓮華経南無妙法蓮華経」
* 日蓮大聖人の言葉を、「如是我聞」、真実なりと請けるのが真の弟子であると思う。
* 「如我等無異」の「等」の字、よくよく考えるべきである。
* 信学あって行無いは、勿怪なり。
行学あって信無いは、地獄なり。
- 5 :夕焼け:2009/08/29(土) 08:13:35 ID:IrFfFpac0
-
今日と明日、題目をあげきり、この「不自惜身命是なり」を身をもって読んでいきたい。
今日の御書覚書 −義浄房御書− 編P552〜
「此の五字を弘通せんには不自惜身命是なり、
一心に仏を見る心を一にして仏を見る一心を見れば仏なり、
無作の三身の仏果を成就せん事は恐くは天台伝教にも越へ竜樹・迦葉にも勝れたり、
相構へ相構へて心の師とはなるとも心を師とすべからずと仏は記し給ひしなり、
法華経の御為に身をも捨て命をも惜まざれと強盛に申せしは是なり 」
- 6 :沖浦克治:2009/08/29(土) 20:46:15 ID:AJ3hr85o0
- 今日デッドリフトの練習で行き詰まりました。
『行き詰った時こそ、境涯が開ける一歩手前なのです。』(取意)
先生のご指導を思い出しながら、お題目を唱えました。
『師子王は前三後一と申してありの子を取らんとするにも又たけきものを取らんとする時もいきをひを出す事はただをなじき事なり、日蓮守護たる処の御本尊をしたため参らせ候事も師子王にをとるべからず、経に云く「師子奮迅之力」とは是なり、』
(経王殿御返事)
この御文が脳裏に浮かんだのです。
そうだ!
自分は練習を試合と同じ気持ちでやっていない。
師子奮迅之力ではない。
この時、眺め人から身で読む人へと変わりました。
唱題後練習をやり直しました。
御書、ありがたいです。
- 7 :夕焼け:2009/08/29(土) 21:14:11 ID:Mg7F9anQ0
- 我等が師匠も、題目と御書で戦い抜いてきました。
御書の一文一句を侮る輩に、信心などあろうはずがありません。
一文一句を身で読める人は本物です。
今日の御書覚書 −如説修行抄− 編P554〜
「 されば此の経を聴聞し始めん日より思い定むべし況滅度後の大難の三類甚しかるべしと、
然るに我が弟子等の中にも兼て聴聞せしかども大小の難来る時は
今始めて驚き肝をけして信心を破りぬ」
「 法華折伏・破権門理の金言なれば終に権教権門の輩を一人もなく・せめをとして
法王の家人となし天下万民・諸乗一仏乗と成つて妙法独り繁昌せん時、
万民一同に南無妙法蓮華経と唱え奉らば吹く風枝をならさず雨壤を砕かず、
代は羲農の世となりて今生には不祥の災難を払ひ長生の術を得、
人法共に不老不死の理顕れん時を各各御覧ぜよ」
「所詮・仏法を修行せんには人の言を用う可らず
只仰いで仏の金言をまほるべきなり」
おやすみなさい。
- 8 :夕焼け:2009/08/31(月) 21:55:12 ID:Mg7F9anQ0
- 今日の御書覚書 −如説修行抄− 編P554〜
「 哀なるかな今・日本国の万民
・日蓮並びに弟子檀那等が三類の強敵に責められ大苦に値うを見て悦んで笑ふとも
昨日は人の上・今日は身の上なれば日蓮並びに弟子・檀那共に霜露の命の日影を待つ計りぞかし、
只今仏果に叶いて寂光の本土に居住して自受法楽せん時、
汝等が阿鼻大城の底に沈みて大苦に値わん時我等何計無慚と思はんずらん、
汝等何計うらやましく思はんずらん、
一期を過ぐる事程も無ければいかに強敵重なるとも・ゆめゆめ退する心なかれ恐るる心なかれ、」
おやすみなさい。
- 9 :夕焼け:2009/09/01(火) 21:57:14 ID:SUqaL.E.0
-
明日から、遅い夏休みをとります。
今日の御書覚書 −顕仏未来記− 編P559〜
「仏教に依つて悪道に堕する者は大地微塵よりも多く
正法を行じて仏道を得る者は爪上の土よりも少きなり、
此の時に当つて諸天善神其の国を捨離し但邪天・邪鬼等有つて
王臣・比丘・比丘尼等の身心に入住し法華経の行者を罵詈・毀辱せしむべき時なり、
爾りと雖も仏の滅後に於て四味・三教等の邪執を捨て実大乗の法華経に帰せば
諸天善神並びに地涌千界等の菩薩・法華の行者を守護せん
此の人は守護の力を得て本門の本尊・妙法蓮華経の五字を以て閻浮堤に広宣流布せしめんか、」
おやすみなさい。
- 10 :沖浦克治:2009/09/01(火) 22:18:05 ID:AJ3hr85o0
- 『此の人は守護の力を得て本門の本尊・妙法蓮華経の五字を以て閻浮堤に広宣流布せしめんか、』
この通りはっきりと本門の本尊とはお題目だと書いてありますよ。
本尊即ち衆生己心の妙法です。
南無妙法蓮華経如来と言うのです。
御書眺め人は読めませんね〜〜。
何処を読めば、一大秘法が曼荼羅ですか。
愚かな教学です。
- 11 :夕焼け:2009/09/06(日) 20:26:49 ID:HtQK1hfk0
-
とうとう、夢のごとき休みも明けてしまいました。
明日からは、また戦場のごとき日々を向かえます。
今日の御書覚書 −土木殿御返事− 編P564〜
「幸いなるかな我が身「数数見擯出」の文に当ること悦ばしいかな悦ばしいかな」
−波木井三郎殿御返事− 編P565〜
「末法に入つて教の如く法華経を修行する者は留難多かる可きの由・経文赫赫たり眼有らん者は之を見るか」
「法華経の心は当位即妙・不改本位と申して罪業を捨てずして仏道を成ずるなり」
おやすみなさい。
- 12 :夕焼け:2009/09/07(月) 21:24:57 ID:HtQK1hfk0
- この信心は、ほんとうにすごい。
目先の現象に紛動されず、信心を貫けば必ず守られます。
幸せな因果を抱いて人生の最後を飾れます。
御書に書いてあるとうりです。
まじめに信心に取組む諸先輩・同志、
母の姿や自身の体験から、
わたしはこう叫ばずにはいられません。
今日の御書覚書 −経王殿御返事− 編P569〜
「日蓮がたましひをすみにそめながして・かきて候ぞ信じさせ給へ、
仏の御意は法華経なり日蓮が・たましひは南無妙法蓮華経に・すぎたるはなし、
妙楽云く「顕本遠寿を以て其の命と為す」と釈し給う」
「あひかまへて御信心を出し此の御本尊に祈念せしめ給へ、何事か成就せざるべき、
充満其願・如清涼池・現世安穏・後生善処、疑なからん」
おやすみなさい。
- 13 :夕焼け:2009/09/08(火) 21:41:17 ID:HtQK1hfk0
- 今日の御書覚書 −辧殿尼御前御書− 編P571〜
「第六天の魔王・十軍のいくさを・をこして
・法華経の行者と生死海の海中にして同居穢土を・とられじ・うばはんと・あらそう、
日蓮其の身にあひあたりて大兵を・をこして二十余年なり、日蓮一度もしりぞく心なし、
しかりと・いえども弟子等・檀那等の中に臆病のもの大体或はをち或は退転の心あり」
−妙法曼陀羅供養事− 編P572〜
「此の曼陀羅は文字は五字七字にて候へども三世の諸仏の御師一切の女人の成仏の印文なり、
冥途にはともしびとなり死出の山にては良馬となり・天には日月の如し・地には須弥山の如し
・生死海の船なり成仏得道の導師なり」
おやすみなさい。
- 14 :夕焼け:2009/09/09(水) 21:16:30 ID:HtQK1hfk0
-
この御書も重要であります。
今日の御書覚書 −当体義抄− 編P574〜
「 問う一切衆生の当体即妙法の全体ならば地獄乃至九界の業因業果も皆是れ妙法の体なるや、答う法性の妙理に染浄の二法有り染法は熏じて迷と成り浄法は熏じて悟と成る
悟は即ち仏界なり迷は即ち衆生なり、此の迷悟の二法二なりと雖も然も法性真如の一理なり」
「 所詮妙法蓮華の当体とは法華経を信ずる日蓮が弟子檀那等の父母所生の肉身是なり、
正直に方便を捨て但法華経を信じ南無妙法蓮華経と唱うる人は
煩悩業・苦の三道・法身・般若・解脱の三徳と転じて
三観・三諦・即一心に顕われ其の人の所住の処は常寂光土なり、
能居所居・身土・色心・倶体倶用・無作三身の本門寿量の当体蓮華の仏とは
日蓮が弟子檀那等の中の事なり是れ即ち法華の当体・自在神力の顕わす所の功能なり
敢て之を疑う可からず之を疑う可からず」
おやすみなさい。
- 15 :沖浦克治:2009/09/09(水) 21:42:52 ID:AJ3hr85o0
- 夕焼けさん
何時もありがとうございます。
- 16 :夕焼け:2009/09/10(木) 22:10:31 ID:HtQK1hfk0
-
沖浦さん わたしこそ。
ここは御本尊と唱題と当体蓮華の文です。
仏法の真髄は師弟不二にあることが解ります。
今日の御書覚書 −当体義抄− 編P574〜
「至理は名無し聖人理を観じて万物に名を付くる時
・因果倶時・不思議の一法之れ有り之を名けて妙法蓮華と為す
此の妙法蓮華の一法に十界三千の諸法を具足して闕減無し
之を修行する者は仏因・仏果・同時に之を得るなり、
聖人此の法を師と為して修行覚道し給えば
妙因・妙果・倶時に感得し給うが故に妙覚果満の如来と成り給いしなり」
「 本門寿量の説顕れての後は霊山一会の衆皆悉く当体蓮華を証得せしなり、
二乗・闡提・定性・女人・悪人等も本仏の蓮華を証得するなり」
おやすみなさい。
- 17 :夕焼け:2009/09/12(土) 20:52:43 ID:OPro7YuY0
-
我等と御本尊は事行の一念三千の当体との文。
今日の御書覚書 −小乗大乗分別抄− 編P574〜
「法華経の心は法爾のことはりとして一切衆生に十界を具足せり、
譬えば人・一人は必ず四大を以てつくれり一大かけなば人にあらじ、
一切衆生のみならず十界の依正の二法・非情の草木・一微塵にいたるまで皆十界を具足せり、
二乗界・仏にならずば余界の中の二乗界も仏になるべからず
又余界の中の二乗界・仏にならずば余界の八界・仏になるべからず」
おやすみなさい。
- 18 :夕焼け:2009/09/13(日) 07:31:31 ID:OPro7YuY0
-
訂正
編P574〜 → 編P585〜
- 19 :夕焼け:2009/09/13(日) 21:07:39 ID:OPro7YuY0
-
「色にも嫉み」「戯れにもそしる」「軽しめぬれば」の文、重大なり。
今日の御書覚書 −呵責謗法滅罪抄− 編P592〜
「法華経誹謗の者は心には思はざれども色にも嫉み戯れにもそしる程ならば
経にて無けれども法華経に名を寄たる人を軽しめぬれば
上の一劫を重ねて無数劫・無間地獄に堕ち候と見えて候」
「五逆と謗法とを病に対すれば五逆は霍乱の如くして急に事を切る、
謗法は白癩病の如し始は緩に後漸漸に大事なり」
おやすみなさい。
- 20 :夕焼け:2009/09/14(月) 21:42:05 ID:OPro7YuY0
-
ここは御本尊の中の、余の三千についての文です。
「三千大千世界の外」から「尽く来り坐し給ふ」までの文は、
釈迦・多宝の外の成仏を表わしています。
多宝塔と供に雲集する十方分身の諸仏とは、実は霊山とその衆悉くが記別を受け、
虚空会・宝塔中で、成仏した姿を示しています。
つまり、御本尊の中の余の三千が、そのままの姿で南無妙法蓮華経と唱えていると拝せます。
多宝が御本尊、釈迦が名字の凡夫で、唱えるところの題目、並座宝塔が戒壇で、
三つの秘宝となります。
または、虚空宝塔が御本尊、霊山大衆が我等で、唱えるところの題目、霊山会が戒壇で、
三つの秘宝となります。
我等が修行の全体、我等が当体、末法広宣流布が虚空宝塔の儀式で、
顕本遠寿の命、秘沈の本仏であります。
広宣流布の暁には、御本尊に、我等が一同に南無妙法蓮華経と唱え、唱える処の師子の座で、
三つの秘宝となります。
この中で本門の題目は南無妙法蓮華経の文字ではありません。
唱えられる音声・一心としての南無妙法蓮華経のことです。
唱える主体、つまり「人」が必ずあっての、唱えられる題目をいいます。
我等が一同に南無妙法蓮華経と唱えることこそ、
大事中の大事、本懐中の本懐、秘法中の秘宝なのです。
「浄め」「殖え」「敷き」「尽く」「坐し」の言葉には、深き心が観えます。
今日の御書覚書 −呵責謗法滅罪抄− 編P592〜
「儀式ただ事ならず宝浄世界の多宝如来・大地より七宝の塔に乗じて涌現せさせ給ふ、
三千大千世界の外に四百万億那由佗の国土を浄め高さ五百由旬の宝樹を尽一箭道に殖え並べて
・宝樹一本の下に五由旬の師子の座を敷き並べ十方分身の仏尽く来り坐し給ふ、
又釈迦如来は垢衣を脱で宝塔を開き多宝如来に並び給ふ」
「何なる世の乱れにも各各をば法華経・十羅刹・助け給へと
湿れる木より火を出し乾ける土より水を儲けんが如く強盛に申すなり」
おやすみなさい。
- 21 :夕焼け:2009/09/15(火) 21:02:28 ID:REshWXck0
- きょうは、早めに。
今日の御書覚書 −弥源太殿御返事− 編P603〜
「日蓮は法華経の行者なる故に三種の強敵あつて種種の大難にあへり
然るにかかる者の弟子檀那とならせ給う事不思議なり
定めて子細候らん相構えて能能御信心候て霊山浄土へまいり給へ。」
「法華経は三世の諸仏・発心のつえにて候ぞかし、
但し日蓮をつえはしらとも・たのみ給うべし、
けはしき山・あしき道・つえを・つきぬれば・たをれず、
殊に手を・ひかれぬれば・まろぶ事なし」
おやすみなさい。
- 22 :夕焼け:2009/09/16(水) 21:28:16 ID:REshWXck0
- 御書は読むだけでなく、一字一句、思索し、深く思慮を尽くしていきたい。
今日の御書覚書 −法華取要抄− 編P607〜
「夫れ以れば月支西天より漢土日本に渡来する所の経論五千七千余巻なり、
其中の諸経論の勝劣・浅深・難易・先後・自見に任せて之を弁うことは其の分に及ばず、
人に随い宗に依つて之を知る者は其の義紛紕す」
「五十余年の諸経の中に法華経第四法師品の中の已今当の三字最も第一なり、
諸の論師・諸の人師定めて此経文を見けるか、
然りと雖も或は相似の経文に狂い或は本師の邪会に執し或は王臣等の帰依を恐るるか」
おやすみなさい。
- 23 :沖浦克治:2009/09/16(水) 22:29:20 ID:AJ3hr85o0
- 夕焼けさん
何時も御金言をありがとうございます。
しっかり読ませていただきます。
- 24 :夕焼け:2009/09/17(木) 21:26:20 ID:REshWXck0
-
今日の御書覚書 −法華取要抄− 編P607〜
「仏の在世には一人に於ても無智の者之れ無し誰人の疑を晴さんが為に
多宝仏の証明を借り諸仏舌を出し地涌の菩薩を召さんや方方以て謂れ無き事なり、
経文に随つて「況滅度後・令法久住」等云云、
此等の経文を以て之を案ずるに偏に我等が為なり」
「問うて云く如来滅後二千余年
・竜樹・天親・天台・伝教の残したまえる所の秘法は何物ぞや、
答えて云く本門の本尊と戒壇と題目の五字となり」
「是くの如く国土乱れて後に上行等の聖人出現し本門の三つの法門之を建立し
一四天・四海一同に妙法蓮華経の広宣流布疑い無からん者か」
おやすみなさい。
- 25 :夕焼け:2009/09/18(金) 21:47:57 ID:REshWXck0
- 「権教を修行す」とは、
世間の栄耀栄華に執着して信心を置去りにする、ということです。
創価を離れるならば、ただただ地獄なりとの文と拝せます。
さらにいえば、
自分だけの信心・組織におんぶだけの活動は楽です。
人間は楽なほうがいいに決まっています。
しかし、「無量億歳のあひだ権教を修行す」に似て、功徳はないとも拝せます。
「いよいよ」とは、本因妙のことです。
今なにがあろうとも、今どうであろうとも、
「いよいよ」との思いで、立向かいたい。
今日の御書覚書 −上野殿後家尼御返事− 編P615〜
「夫れ浄土と云うも地獄と云うも外には候はず・ただ我等がむねの間にあり、
これをさとるを仏といふ・これにまよふを凡夫と云う、これをさとるは法華経なり、
もししからば法華経をたもちたてまつるものは地獄即寂光とさとり候ぞ、
たとひ無量億歳のあひだ権教を修行すとも、法華経をはなるるならば・ただいつも地獄なるべし、
此の事日蓮が申すにはあらず・釈迦仏・多宝仏・十方分身の諸仏の定めをき給いしなり」
「これをきかせ給いて後は・いよいよ信心をいたさせ給へ、
法華経の法門をきくにつけて・なをなを信心をはげむを・まことの道心者とは申すなり、
天台云く「従藍而青」云云、
此の釈の心はあいは葉のときよりも・なをそむれば・いよいよあをし、
法華経はあいのごとし修行のふかきは・いよいよあをきがごとし」
おやすみなさい。
- 26 :夕焼け:2009/09/19(土) 21:42:57 ID:REshWXck0
- 末法今時における、法華経の行者は誰だろうか。
日蓮大聖人の姿に照らして、現代の世を観てみるならば、
三代にわたる創価以外には見当たりません。
不思議にも、ほかに誰もいません。
三代にわたる創価のみ、一閻浮提広宣流布の日蓮大聖人の未来記を実語とした。
三代にわたる創価のみ、三類の強敵、数数見擯出の難を受けた。
このことから明らかです。
御書に照らすなら、今の創価をかたきとする、
日顕宗・法華講・その他の「無間地獄」は、間違いがないでしょう。
彼らを供養・味方する「大慈大悲の菩薩」も、この罪を免れることができないとの文です。
哀れとも、不憫とも、可哀相でなりません。
仏法とは、かくも峻厳なのかと、身がひきしまる思いです。
今日の御書覚書 −主君耳入此法門免与同罪事− 編P621〜
「但し法華経の御かたきをば大慈大悲の菩薩も供養すれば必ず無間地獄に堕つ、
五逆の罪人も彼を怨とすれば必ず人天に生を受く」
「心は日蓮に同意なれども身は別なれば与同罪のがれがたきの御事に候に
主君に此の法門を耳にふれさせ進せけるこそ・ありがたく候へ、
今は御用いなくもあれ殿の御失は脱れ給ひぬ、此れより後には口をつつみて・おはすべし、」
おやすみなさい。
- 27 :夕焼け:2009/09/20(日) 21:24:32 ID:REshWXck0
-
今日の御書覚書 −顕立正意抄− 編P627〜
「今日蓮が弟子等も亦是くの如し
或は信じ或は伏し或は随い或は従う但だ名のみ之を仮りて心中に染まざる信心薄き者は
設い千劫をば経ずとも或は一無間或は二無間乃至十百無間疑無からん者か
是を免れんと欲せば各薬王楽法の如く臂を焼き皮を剥ぎ雪山国王等の如く身を投げ心を仕えよ、
若し爾らずんば五体を地に投げ偏身に汗を流せ、
若し爾らずんば珍宝を以て仏前に積め
若し爾らずんば奴婢と為つて持者に奉えよ
若し爾らずんば・等云云、
四悉檀を以て時に適うのみ、
我弟子等の中にも信心薄淡き者は臨終の時阿鼻獄の相を現ず可し
其の時我を恨む可からず等云云」
※ 心肝に染むるべき、御金言です。
おやすみなさい。
- 28 :夕焼け:2009/09/22(火) 21:31:33 ID:REshWXck0
-
今日の御書覚書 −立正観抄− 編P629〜
「一心三観とは所詮妙法を成就せん為の修行の方法なり、
三観は因の義・妙法は果の義なり但因の処に果有り果の処に因有り
因果倶時の妙法を観ずるが故に是くの如き功能を得るなり」
「夫れ天台の観法を尋ぬれば大蘇道場に於て三昧開発せしより已来
目を開いて妙法を思えば随縁真如なり目を閉じて妙法を思えば不変真如なり
此の両種の真如は只一言の妙法に有り
我妙法を唱うる時・万法玆に達し一代の修多羅一言に含す、
所詮迹門を尋ぬれば迹広く本門を尋ぬれば本高し
如かじ己心の妙法を観ぜんにはと思食されしなり」
おやすみなさい。
- 29 :夕焼け:2009/09/23(水) 21:44:17 ID:REshWXck0
-
今日の御書覚書 −大田殿許御書− 編P636〜
「今生に人を恐れて後生に悪果を招くこと勿れ」
−四条金吾殿女房御返事 − 編P640〜
「一切の人はにくまばにくめ、
釈迦仏・多宝仏・十方の諸仏・乃至梵王・帝釈・日月等にだにも
・ふびんと・をもはれまいらせなば・なにかくるしかるべき、
法華経にだにも・ほめられたてまつりなば・なにか・くるしかるべき」
「又人の身には左右のかたあり、
このかたに二つの神をはします一をば同名・二をば同生と申す、
此の二つの神は梵天・帝釈・日月の人をまほらせんがために
母の腹の内に入りしよりこのかた一生をわるまで影のごとく眼のごとく・つき随いて候が、
人の悪をつくり善をなしなむどし候をば・つゆちりばかりも・のこさず
天にうたへまいらせ候なるぞ」
※ 同名同生神。これだけでも、信じて生き方を律しゆく人が多ければ、
どれほど善き世の中になるだろうか。
おやすみなさい。
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