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登場人物について語る【碇シンジ】- 1 :【管理人】セラフィエル:2007/07/17(火) 22:08:34 ID:dnxZ8GyY0
- あと少しで一段落つくのでそろそろ本格発動しようかと思っているところであります。
その前に、といってはなんですが、たまにはこんな一興もありかと思い、スレを立ててみました。
他にアスカ版、レイ版を設けます。
皆さんがどう捉えているか思い思いに語ってくださいませ。
あ、私は私の意見を論考にて示すつもりでいますので、なるべく自制したいと思います。
なお、2ちゃんのような殴り書きを目的としているわけではありません。
では皆様どうぞ。
- 2 :ソレックス:2007/07/17(火) 23:45:08 ID:oUmc6XOo0
- 内罰的で自虐的。内向的で人の顔色を伺いながら嫌われない様に生きてきた少年。
そうやって自分の居場所を作ってきた。きっと心から笑えることなど無かったであろう。
誰もが持つ、ネガティブな部分を象徴している様なキャラですね。
とてもSF巨大ロボット物の主人公とは思えない、普通どころか冴えない子。
かなり悲惨な事を描いていますが、とても自分に重なる所が多くミサトやアスカに叱咤された所は
正に自分自身に言われた様でショックでした。
ただ、14歳というこの精神的肉体的に多感な時期に消化しきれない責任を負わされ、それでいて誰も助けてはくれない。
縋りたい、助けて欲しい存在には見放され、仲間達は皆去っていく。
基本的な性格も大人達に仕組まれ、そして追い詰められていく。逃げる事も許されない。
これで、シンジに「情けない」の一言で片付けられるのか?シンジの「僕に優しくしてよ!」と言う言葉は、
甘えにも取れるけど、本当に心からの叫びだと思います。
チルドレン達「仕組まれた子供」に罪はあるのか?私は無いと思います。サードインパクトは起こるべくして起こった。
仕方なかった事だと思います。罪は子供達を犠牲にして自分の欲望を満たそうとした大人達。
だから、成長過程にあるシンジ達には強く、大きく、そして幸せになって欲しいですね。
LAS、LRK、LHTという形で(笑)。
- 3 :ゼーレ:2007/12/05(水) 18:47:35 ID:GSO4Kap.0
- シンジ君は逃げちゃだめだというセリフがありますがあれは監督の
心境をあらわしたらしくすごくしんじにあってるとおもいます!!
- 4 :【管理人】アイオーン・アブラクサス★:2008/06/06(金) 22:30:26 ID:???0
- ずいぶん前のスレですが、2008年6月6日をもって、シンジは6才の誕生日を迎えたことになりますね。
一応お祝いスレとしてあげました。
しかし、この頃からして彼、境遇からして誕生日なんてあっても無いようなものだったんだろなぁとか思いつつ・・・。
破の情報、一切無いっすね(^^;)。
貞本氏にいたってはコミック版、一・二年で終わるといいつつ既に三年経過してるんですが、もうやる気ないのか、別のマンガ書いてたりするしなぁ・・・。
いったい何やってんでしょうかねぇ・・・。
巷じゃ、特装版のフィルム目当てに何度もバカ買いするなんて現象が起こってるそうで・・・(汗)。
綾波レイのフィルムがヤフオクで十五万落札とか、これもまあずいぶん前のネタで、今更ですがどこからそんな金が出るんだろ(--;)。
ちなみにいまさらですが、自分は何がうつっとるのか、ようわからんフィルムをひいてしまいましたな。
なんか、丸が二・三写ってるだけみたいな・・・。
ちょいグチ入ってしまいましたが、ソレックスさんどう思います?(^^;)
- 5 :kazuhide:2008/06/30(月) 01:33:38 ID:pusTWbDMo
- 最初に言えることは神事の価値観の中心にはゲンドウの存在が大きくのしかかっているということが上げられます。
個人の価値観は成長の段階で両親をはじめとする周囲の影響を受けつつ、自己のものとして形成するという過程をたどりますが、
シンジの場合はそれが非常に未発達の部分が多いです。究極的に、彼がエヴァに乗る理由は父親に愛されたいが故にです。
父親が価値の基準点にいたままの状態であるということもできるでしょう。
おそらくシンジの記憶の中にあるゲンドウのもっとも強い思い出は、泣いているシンジに背を向けて、歩き去ってゆくゲンドウの姿でしょう。(視聴者にはこれが何時のものなのかははっきりしない。だが、シンジにとってもっとも強く残る記憶であるということは間違いないだろう。個人的な推測としてはおそらく先生に預けられたときのものと考えられる。)
父親に価値の基準を置いたままで、シンジは父親に捨てられたと感じました。
ここで 父親に捨てられた→自分には価値がないから捨てられた→自分には大事にされる価値がない(父親だって捨てたのだから・・)→だから、捨てられないだけの価値がほしい→だからエヴァに乗る
という論法が出来上がります。無論、この段階ではまだ最初の部分ぐらいでしょうが、最後にはこの論法でシンジはエヴァに乗り続けるわけです。
シンジはエヴァに乗っているときにはゲンドウに対し、それなりにモノをいうことができます。これもエヴァが自分の価値を保障しているという感覚からでしょう。
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