■掲示板に戻る■ ■過去ログ倉庫一覧■
現代の異端尋問はネットです
- 1 名前: 名無しのひつじさん 投稿日: 2004/10/31(日) 22:12 [ .Xz4kENk ]
- 異端尋問で神様にかたく結びつく兄弟姉妹がネットでの迫害に苦しんでいます。
ネット(掲示板)の情報はウソが多いです。
普通のクリスチャンは良識のある判断ができています。感謝です。アーメン。
- 2 名前: 名無しのひつじさん 投稿日: 2004/10/31(日) 22:17 [ 1mOegAq2 ]
- [ .Xz4kENk ]アンタのとこは異端じゃなくて「カルト」です。
教義がおかしい「異端」でもそれだけでは害になりません。
カネむさぼって、私生活に口出しして、情報制限して
正常な社会生活を営めなくするカルトを裁くことは、
「異端審問」とは違います。
ミソもクソもいっしょにしなさんな!
- 3 名前: 名無しのひつじさん 投稿日: 2004/10/31(日) 22:28 [ 5i2Eowtc ]
- 信教は個人の自由です。批判はあたりません。
- 4 名前: 名無しのひつじさん 投稿日: 2004/10/31(日) 22:29 [ 5i2Eowtc ]
- 信教は個人の自由です。批判はあたりません。
- 5 名前: 名無しのひつじさん 投稿日: 2004/10/31(日) 22:39 [ 1mOegAq2 ]
- カルトは宗教と区別しなければなりません
(パスカル・ズヴィー)
カルトに限って自分とこが「正統」と言います。
- 6 名前: 名無しのひつじさん 投稿日: 2004/11/01(月) 01:34 [ nr8Hi/9. ]
- 異端はともかくカルトには信教の自由はありません
カルトは宗教ではありません
[ .Xz4kENk ]のとこはカルトです
ゆえに[ .Xz4kENk ]には信教の自由はありません
以上 三段論法
- 7 名前: 名無しのひつじさん 投稿日: 2004/11/01(月) 10:51 [ nr8Hi/9. ]
- >>異端尋問で神様にかたく結びつく兄弟姉妹がネットでの迫害に苦しんでいます。
ウソです。あんたのとこは、「神様とかたく結びついて」などいません。
カルトの教会もどきにとらわれています。あんたのとこは「異端」では
ありません。「カルト」です。「異端」と呼ばれるねうちもありません。
「カルト」です。日本国憲法の「信教の自由」は、「異端」も「異教」も
否定しませんが、「カルト」は否定します。
異端はともかくカルトには信教の自由はありません
- 8 名前: 名無しのひつじさん 投稿日: 2004/11/11(木) 21:03 [ z.ij3f9M ]
- ネットの情報は冷静に判断しましょう。
- 9 名前: 名無しのひつじさん 投稿日: 2004/11/11(木) 23:19 [ u.ZGXDSw ]
- 主の十字架が異端かどうかはともかく、ここの掲示板も含めて他のクリスチャンサイトでも「主の十字架」に好意的な書き込みが見られないのは何故だろうか?
牧師クラスらしい方の書き込み(「教会は権威」「献金を捧げよ」等)はあるものの、「私は主の十字架で救われた」というような「現役信者」の声が聞こえてこない。
今、主の十字架に籍を置き「かつ、それを喜んでいる」信者は現実に存在するのだろうか?
もしかしたら、主の十字架の実態は「PA氏と彼に追従する牧師。残りは『脱退しきれないだけの(気持ちはすでに離れてしまった)わずかな信者』だけ」になってしまっているのだろうか?
主の十字架の現役信者の実数はどの程度のものなのか?
どなたか教えていただきたい。
- 10 名前: 名無しのひつじさん 投稿日: 2004/11/11(木) 23:32 [ xJHBfHI. ]
- 現役信者にそんなことを報告させるのは、ココでは無理でしょう。
袋叩きに会いそうですし、内部でも監視があるでしょうから。
- 11 名前: 名無しのひつじさん 投稿日: 2004/11/12(金) 02:48 [ pwdTmyv6 ]
- >>袋叩きに会いそうですし、内部でも監視があるでしょうから。
典型的な破壊的カルト(ズヴィ先生)です
内部で監視の後は、こくぜいのかんさです。
- 12 名前: 名無しのひつじさん 投稿日: 2004/11/27(土) 01:38 [ ZMMJemR2 ]
- どういう点を異端だと判断されますか?
- 13 名前: 名無しのひつじさん 投稿日: 2004/11/27(土) 03:03 [ 6XbA3t9A ]
- 異端はともかくカルトには信教の自由はありません
カルトには異端も正統も関係ありません。
異端教理も信じるのは自由です。
許されないのは「カルト」です。
信徒を虐待し社会に不安を与える「カルト」です。
「カルト」と「宗教」は区別しなければなりません。
- 14 名前: 名無しのひつじさん 投稿日: 2004/11/27(土) 23:20 [ ZMMJemR2 ]
- >>13
すみません。西欧では、異端=カルトです。反社会的な集団(背後に悪魔がいる)は、カルト以下
という扱いです。もし私たちが「異端」は安全などと言っているとサタンは異端の名前を隠れ蓑に
して悪魔的運動を繰り広げてしまいます。なぜそうなのか?背後にある霊が異なるからです。
道徳的な悪魔サタンなど幻想です。
「正統」=「神的権威の団体」と「異端」=「悪魔的権威の団体」を区別すべきです。
- 15 名前: 名無しのひつじさん 投稿日: 2004/11/27(土) 23:21 [ z68xVeJM ]
- これも二元論的でこわいが。
正統派は神側で、異端(カルト)は悪魔側と。
誰が判定するの?異端審問官?
- 16 名前: 名無しのひつじさん 投稿日: 2004/11/28(日) 01:25 [ /0/Qz7xs ]
- >>14 西欧では、異端=カルトです。
ここは日本でしょーが!宗教音痴の日本ですよ。
西欧にしても「異端」というのは教理史の中で「正統」に対する
部分否定として捕らえるべき。
自らを「正統」と称し、他教派を「異端=悪魔」と言いくるめる
やり方こそ「カルト」的である。
「正統プロテスタント」などとのたまわっておるやからは
笑止千万!!およそ「プロテスタント」なるものは
「カトリック=正統」に対する部分否定のアンチテーゼ
として出てきたもの。「異端」と呼ばれることから
スタートしているはずだ。
これが悔しいもんだから、「自分らはプロテスタントではない」
と称している非カトリックの自称「正統派」がいる罠。
>>「正統」=「神的権威の団体」と「異端」=「悪魔的権威の団体」を区別すべきです。
ますます笑止千万・・・億兆!!
その「正統」なるものが独りよがりな「自称」によるものでしょーが!
他教派から「ウチは異端、お宅は正統」と呼ばれるはずない罠。
自らヒステリックに「正統!」を叫ぶ団体こそカルト係数90%以上です。
・・・もう「自称正統のプロテスタントくずれ」は、
付き合うのも疲れてきた・・・
もうみんな自分で判断してね。
- 17 名前: 名無しのひつじさん 投稿日: 2004/11/29(月) 05:31 [ ZMMJemR2 ]
- ■異端の聖書的定義について
キリスト教世界内部での「異端」の定義は聖書のペテロ第二の手紙2章1節にあります。
聖書中にはこの一箇所しか定義がありません。誰でもこの一節を理解すれば簡単に
異端性が識別できます。
- 18 名前: うむぅ 投稿日: 2004/11/29(月) 07:58 [ M40lZHbw ]
- 2ペトロね。これをペトロが書いたと判断するまともな聖書学者は現代ではまずいない
らしい。
2ペトロは、ペトロが書いたと自己紹介しているのだが、「虚偽の名告り」ですね。
2cに『贋ペトロ書』が大量に生まれる。『ペテロ黙示録』(135年ごろ)、『ペトロの
説教』(2c初め)、『ペトロ福音書』(190年ごろ)、『ペトロ言行録』(2c後半)の走りと
して、「2ペトロ」は、100-120年ごろ説が有力です。(早くても1c末)
キリスト教内でも4c半ばまでほとんど無視されていて、「2ペテロ」を聖書と認めた
最初は3C初めのエジプトのコプト語訳聖書とギリシア語写本パピルス72らしい。
2c後半の『ムラトリ正典目録』にもなく、オリゲネスやエウセビオスは「2ペテロ」を
疑問視しているし、ルキアスの校訂本にも入っていないらしい。
逆に「2ペテロ」に言及するのはアレクサンドリアのアタナシオスの復活祭書簡など。
カルタゴ会議(397)で「正典」として認められたものの、シリア地方の教会がやっと
正典として受け入れたのは6cらしい。
異端(ハイレシス)の定義ねぇ・・・。うむぅ。
パウロによれば、「ハイレシス」は、「仲間争い」(1コリ11:19 ガラテア5:20)だし、
使徒の「ハイレシス」は、単に学問や宗教の派ですね。使徒24:14で「ハイレシス」
と言っているのはキリスト教のことであり、「異端」と訳されることはなく、
カトリックのフ会訳では「一宗派」ですね。新共同、岩波訳は「分派」。新改訳が
「異端」。
2ペトロだけに「ハイレシス」があるのではなく、真正のパウロの手紙や使徒にも
あります。
使徒24:14的に言えば、キリスト教自体が「異端」ですね・・・。
- 19 名前: 名無しのひつじさん 投稿日: 2004/12/01(水) 00:36 [ ZMMJemR2 ]
- >>18
>2ペトロね。これをペトロが書いたと判断するまともな聖書学者は現代ではまずいない
>らしい。
勉強したいので教えて下さい。
①2ペテロをペテロが書いたと判断していない聖書学者の一覧。
②2ペテロをペテロが書いたと判断している聖書学者の一覧。
③上記①、②が意見を述べた本の名前、出版社名と該当ページ。
よろしくお願いします。
貴重な情報をありがとう。
- 20 名前: うむぅ 投稿日: 2004/12/01(水) 01:36 [ R2ddgYw2 ]
- ①及び③
「新共同訳 新約聖書略解」p698 2ペトロ担当者は、辻学。(関西学院大商学部宗教主事)
「新共同訳 新約聖書注解Ⅱ」p432 担当者は、速水敏彦(立教学院院長 聖公会司祭。)
以上共に日本基督教団出版局
著者名はなく、新共同訳聖書実行委員会の名義だが、
「新共同訳 新約聖書スタディバイブル」p25にも2ペトロを概説して、
「ペトロの弟子が書いた」と記し、婉曲に「ペトロ作」ではないことの
根拠を4点解説している。
これの出版社は、日本聖書協会。
翻訳ものでは、
教文館「ハーパー聖書注解」J.L.メイズ編 p1356で、
「偽名による著作」としています。
- 21 名前: 名無しのひつじさん 投稿日: 2004/12/01(水) 01:42 [ ZMMJemR2 ]
- >>20
②2ペテロをペテロが書いたと判断している聖書学者の一覧。
③上記②が意見を述べた本の名前、出版社名と該当ページ。
についても忘れずにお教えください。
よろしくお願いします。
- 22 名前: うむぅ 投稿日: 2004/12/01(水) 01:46 [ R2ddgYw2 ]
- あと、これも著者名は無いが、
新教出版社「新共同訳聖書 聖書辞典」p402の2ペトロの項にも、
「シメオン・ペトロは偽名である。使徒の名を借りてその語るところを
信じるところを勧めた文章である。成立年代は紀元150年ごろであって
新約聖書中最後に書かれたものとなる」とありますね。
- 23 名前: うむぅ 投稿日: 2004/12/01(水) 01:49 [ R2ddgYw2 ]
- ②については、私は知りません。
18で、
「2ペトロね。これをペトロが書いたと判断するまともな聖書学者は
現代ではまずいないらしい。」
と書いています。ご了解ください
- 24 名前: うむぅ 投稿日: 2004/12/01(水) 01:52 [ R2ddgYw2 ]
- キリスト教の一般信者さんは、キリスト教の出版社が、辞書や注解や
あるいは初心者向けの「スタディバイブル」でさえ明記しているのに
ご存知ないのかな・・・。
うむぅ・・・汗
- 25 名前: うむぅ 投稿日: 2004/12/01(水) 15:49 [ EzdFplSY ]
- ちなみに、最近発売された「新共同訳 新約聖書スタディバイブル」
以外でも、解説つきの聖書では2ペトロがペトロ作を疑問視されている
ことについては触れています。
■カトリックの「フランシスコ会訳新約聖書」p842
■岩波委員会訳新約聖書p936以下。小林稔(上智大学神学部教授)
解説つきの聖書を、どれか一つ手にとられてみてください。
http://www.ajbi.org/index.html
日本聖書学研究所に属する学者さんたちの共通見解でしょ・・・。
- 26 名前: うむぅ 投稿日: 2004/12/01(水) 15:50 [ EzdFplSY ]
- ちなみにフランシスコ会訳の解説では、2ペトロが
5Cに正典として認められた判断理由として
「神感によって記された」が根拠としています。
現代の福音派さんの「逐語霊感説」は、この「神感によって記された」と
いう「虚偽」を踏襲したものというか、
これに似ていますね・・・。
- 27 名前: 名無しのひつじさん 投稿日: 2004/12/02(木) 01:02 [ ZMMJemR2 ]
- >>19
>①2ペテロをペテロが書いたと判断していない聖書学者の一覧。
>②2ペテロをペテロが書いたと判断している聖書学者の一覧。
>③上記①、②が意見を述べた本の名前、出版社名。
>>23
うむぅさんは②をご存知ないということでしたので自分で調べてみました。
ついでに大本の聖書学者の本も調べました。
①2ペテロをペテロが書いたと判断していない聖書学者の一覧:
Mayerhoff, Credner, Hilgenfeld, Von Soden, Hausrath, Mangold, Davidson, Volkmar, Holtzmann, Julicher, Harnack, Chase, Strachan e. a.
②2ペテロをペテロが書いたと判断している聖書学者の一覧:
Luthardt, Wiesinger, Guericke, Windischmann, Bruckner, Hofmann, Salmon, Alford, Zahn, Spitta, and Warfield, while Huther, Weiss, and Kuhl
(続く)
- 28 名前: 名無しのひつじさん 投稿日: 2004/12/02(木) 01:04 [ ZMMJemR2 ]
- >>27
③上記①、②が意見を述べた本の名前、出版社名。
③の①
Chase, F. H., "Peter, Second Epistle of", J. Hastings Dictinory of the Bible.
Hilgenfeld, "Das Evangelium und die Briefe Johannis nach ihrem Lehrbegriff dargestellt" (1849).
Holtzmann-Bauer, "Hand-Comm. sum N.T" (1908).
Holtzmann, "Das Problem des I Johannesbr. in seinem Verhaltniss zum Evang". (Jahrbuch fur Prot. Theologie,1881, 1882).
Strachan, R. D., "Expositor's Greek Testament" (1910).
③の②
Luthardt, "Strack-Zoeckler Komm". (1895).
Huther, "Crit. and Exeget. to the General Eps. of James and John" (1882).
Wiesinger, J. T. A., "Der zweite Brief des Apostels Petrus und der Brief des Judas" (1862).
Hofmann, J. C., "Der zweite Brief Petri und der Brief Juda" (1875).
Spitta, F, "Der zweite Brief des Petrus und der Brief des Judas" (1885).
Warfield, B. B., "A Defence of 2 Peter" (Southern Presbyterian Review, January, 1882).
更に検討する予定です。
- 29 名前: 名無しのひつじさん 投稿日: 2004/12/02(木) 01:50 [ ZMMJemR2 ]
- 更に調べました。
②’2ペテロをペテロが書いたと判断している聖書学者の一覧(その2):18名
Abbott, De Zwaan, Dietlein, Grosch, Henkel, Hundhausen, James, Lumby, Mayor, Plummer, Robson, Schott, Th., Schott, Schweenhorst, Snyman, Ullman, Dr. Edwin A., Werdermann.
- 30 名前: 名無しのひつじさん 投稿日: 2004/12/02(木) 01:52 [ ZMMJemR2 ]
- ③の②’2ペテロをペテロが書いたと判断している聖書学者の著作(その2):18冊
Abbott, E. A., "The Expositor" (Jan. to March, 1822).
De Zwaan, "2 Peter en Judas" (1909).
Dietlein, W. O., "Der 2 Brief Petri" (1851).
Grosch, H., "Die Echtheit des zweiten Briefes Petri" (1889).
Henkel, K., "Der zweite Brief des Apostelfursten Petrus" (1904).
Hundhausen, "Das zweite Pontifkalschreiben des Apostels Petrus" (1873).
James, M. R., "The Second Epistle of Peter and the Epistle of Jude" (Cambridge Greek Testament, 1912).
Lumby, J. R., "2 Peter and Jude" (in Bible Commentary).
Mayor, J. B., "The Epistle of St. Jude and the Second Epistle of St. Peter" (1907).
Plummer, A., "The Second Epistle of Peter and the Epistle of Jude" (Vol. 3, N.T. Commentary for English Readers by Ellicott).
Robson, E. I., "Studies in the Second Epistle of St. Peter" (1915).
Schott, Th., "Der zweite Brief Petri und der Brief Juda" (1863).
Schott, "Der 2 Br. Petri und der Br. Juda Erkl". (1863).
Schweenhorst, H., "Das Verhaltnis des Judasbriefes zum zweiten Petrusbriefe" (1904).
Snyman, D. R., "The Authenticity of the Second Epistle of Peter" (thesis in 1923 for Th.D. degree at Southern Baptist Theological Seminary).
Ullman, C., "Der 2 Brief Petri Krit. untersuch." (1821).
Dr. Edwin A., "Abbott on the Genuineness of Second Peter" (Southern Presbyterian Review, 1883).
Werdermann, "H., Die Irrlehrer des Judasbriefes und 2 Petrusbriefes" (1913).
- 31 名前: 二人ともすごい! 投稿日: 2004/12/02(木) 03:36 [ NByGFNWw ]
- うむぅさんは、ノンクリだからこそ
「聖書を批判的に」読むことができる。
(「聖書の呼ぶ声」江礼さんも、「聖書には批判的に
読むべきところがあるとおっしゃってました)
「聖書66巻まごうことなき神の言葉」なんて言ってる
やからには及びもつかない。
聖書は「人間の言葉で書かれ、人間が訳したもの」だもんね。
[ ZMMJemR2 ]さんもスゴイ!の一言!
「勉強したいから教えて」がうわっつらでなく、
↑の読書量!
いずれにしても「聖書を鵜呑みにしない」お二方の
姿勢に感服つかまつった!
「何が正しいかなぜ自分で考えないか」ルカ12:57
・・・これ、地で行ってますね。
- 32 名前: 名無しのひつじさん 投稿日: 2004/12/05(日) 03:58 [ ZMMJemR2 ]
- 更に更に調べました。
②”2ペテロをペテロが書いたと判断している聖書学者の一覧(その3):36名
Alexander, Barrett, Baumgartner, Belser, Bennett, Brooke, Cox, Ebrard, Ewald, Findlay, Gibbon, Gore, Green, Haring, Haupt, Karl, Law, Lias, Loisy, Lucke, Maurice,Plummer, Ramsay, Ritter, Robertson, Rothe, Sawtelle, Smith, David, Watson, Weiss, B., Wendt, Westcott, Windisch, Wrede, Wurm.
- 33 名前: 名無しのひつじさん 投稿日: 2004/12/05(日) 04:01 [ ZMMJemR2 ]
- ③の②”2ペテロをペテロが書いたと判断している聖書学者の著作(その3):36冊
Alexander, "Epistles of John_ (Speaker's Comm., 1889).
Barrett, "Devotional Comm. on John" (1910).
Baumgartner, "Die Schriften des N.T". (IV. 3, 1918).
Belser, "Komm". (1906).
Bennett, "New-Century Bible".
Brooke, "Int. Crit. Comm". (Johannine Epistles, 1912).
Cox, "Private Letters of St. Paul and St. John" (1887).
Ebrard, "Die Briefe Johannis" (1859).
Ewald, "Die Johanneischen Schriften" (1861).
Findlay, "Fellowship in the Life Eternal" (1909)
Gibbon, "Eternal Life" (1890).
Gore, "Epistles of John" (1921).
Green, "Ephesian Canonical Writings" (1910).
Haring, "Die Johannesbriefe" (1927).
Haupt, "I John" (1869).
Karl, "Johanneische Studien" (der I Johannes Brief, 1898).
Law, "The Tests of Life" (1909).
Lias, "Epistles of John" (1887).
Loisy, "Les epitres dites de Jean" (1921) in le quatrieme evangile.
Lucke, "Comm. on Epistles of John" (1837).
Maurice, "The Epistles of St. John" (1857).
Plummer, "Cambridge Greek Test" (1886).
Ramsay, A., "Westminster N.T". (1910).
Ritter, "Die Gemeinschaft der Heiligen" (1929).
Robertson, J. A., "The Johannine Epistles" (1920).
Rothe, "Der erste Brief Johannis" (1879).
Sawtelle, "American Comm". (1890).
Smith, David, "The Expositor's Greek Testament" (1910).
Watson, "Epistles of John" (1910).
Weiss, B., "Die drei Briefe des Apostels Johannis" (Meyer Komm. 1900).
Wendt, "Die Johannesbriefe und das Johanneische Christentum" (1925).
Westcott, "The Epistles of St. John". 3rd ed. (1892).
Windisch, "Die Katholischer Briefe" (Handbuch zum N.T., 2 Aufl., 1930).
Wrede, "In Die Heiligen Schriften des N.T". (2 Aufl., 1924).
Wurm, "Die Irrlehrer im I Johannes Brief" (1903).
- 34 名前: 名無しのひつじさん 投稿日: 2004/12/05(日) 05:36 [ ZMMJemR2 ]
- ■2ペトロの正典性について
>>19
>>2ペトロね。これをペトロが書いたと判断するまともな聖書学者は現代ではまずいない
>>らしい。
>①2ペテロをペテロが書いたと判断していない聖書学者の一覧。
>②2ペテロをペテロが書いたと判断している聖書学者の一覧。
>②上記①、②が意見を述べた本の名前、出版社名。
>>27 >>28 >>32 >>33 より
①2ペテロをペテロが書いたと判断していない聖書学者の人数:13名
②2ペテロをペテロが書いたと判断している聖書学者の人数:14+18+36=68名
③-1 2ペテロをペテロが書いたと判断していない出版物の数:5冊
③-2 2ペテロをペテロが書いたと判断している出版物の数:6+18+36=50冊
以上から、
■2ペテロ正典説に立つ学者:2ペテロ偽典説に立つ学者=68:13≒5:1
■2ペテロ正典説に立つ出版物:2ペテロ偽典説に立つ出版物=50:5≒10:1
- 35 名前: 名無しのひつじさん 投稿日: 2004/12/05(日) 05:38 [ ZMMJemR2 ]
- ■聖書学者を切り捨てて良いのか?
>>34
>>18 名前: うむぅ 投稿日: 2004/11/29(月) 07:58 [ M40lZHbw ]
>2ペトロね。これをペトロが書いたと判断するまともな聖書学者は現代ではまずいない
>らしい。
うむぅ氏の見解に従うと、
①「まともな聖書学者」:13名、出版物5冊
②現代ではまずいないと言われた「まともじゃない聖書学者」:68名、出版物50冊
うむぅ氏は >>23で「②については、私は知りません。>>18で、「2ペトロね。これをペトロが書いたと判断するまともな聖書学者は現代ではまずいないらしい。」と書いています。ご了解ください。
でも変ですね、>>18はご自分が書いた文章ですよね。わずか13名の学者のたった5冊の見解を擁護し、68名の学者の50冊にも及ぶ研究を見もせずに「まともじゃない聖書学者」として切り捨てるのは、聖書研究者として果たして正しい態度なのでしょうか?
それから、うむぅさんは、全部日本人の学者が翻訳した結果を見ているだけで、原文に当らないようですが、果たしてそれでは、翻訳者の恣意的解釈をどうやって防ぐのでしょうか?
- 36 名前: 名無しのひつじさん 投稿日: 2004/12/05(日) 06:55 [ ZMMJemR2 ]
- >>27
更に調べました。
③-1 2ペテロをペテロが書いたと判断していない本の名前、出版社名(日本国内):
1.「聖書の世界総解説」自由国民社、執筆者らは関西学院、立教、東神大の教授p.218。
2.「聖書辞典」新教出版社編、執筆者らは日本基督教団の牧師、p.415-416。
3.「注解ペテロの手紙」ヨルダン社、石井晴美(日本バプテスト連盟ス日本バプテスト病院チャプレン)、p.301-303。
- 37 名前: 名無しのひつじさん 投稿日: 2004/12/05(日) 06:58 [ ZMMJemR2 ]
- >>27
更に調べました。
③-2 2ペテロをペテロが書いたと判断している本の名前、出版社名(日本国内他):
1.「新聖書注解 新約3」いのちのことば社 担当:上沼昌雄(キリスト者学生会東北地方主事)、p.360-361。
2."The NIV Study Bible" Hodder & Stoughton, p.1857.
3.「聖書 新改訳 注解・索引・チェーン式引照付」いのちのことば社
4.「新聖書辞典」いのちのことば社 新聖書辞典刊行委員会 担当:大塚望、p.1113。
5.「新約聖書概観」聖書図書刊行会 メリル・テニイ博士(ホイートン大学教授)、p482-483。
6.”Pictorial Bible Dictionary”ZONDERVAN Merrill C. Tenney (Dean of the Graduate School of Theology, Wheaton Collage), p.643-644.
7.「聖書辞典」いのちのことば社 編集委員会、p.601-602。
8.「旧新約聖書全解」いのちのことば社 J・シドロー・バクスター、p.831。
9.「聖書注解」F・デビッドソン A・スティブス A・ケヴァン編集 舟喜順一翻訳 キリスト者学生会、p.1172-1173。
10.”Halley's Bible Handbook”ZONDERVAN HENRY H. HALLEY, p.610
11.“NEW TESTAMENT SURVEY” Wm. B. Eerdmans Publishing Co. Merrill C. Tenney (Dean of the Graduate School of Theology, Wheaton Collage),p.366-368..
12.「聖書ハンドブック」聖書図書刊行会 ヘンリー・ハーレイ博士、p.596
- 38 名前: うむぅ 投稿日: 2004/12/05(日) 08:45 [ NS6LO32k ]
- ( ‥) ン? 100年前の著作だされてもね(笑)
現代の聖書学者と書いてるでしょ。
恣意性云々はね、「いのちのことば社」系の人って、ふつーではなく、
福音派というバイアスかかって事実を捻じ曲げてでも、保守的な護教を
主張されていて、まともな学者は相手にせんでしょう。
- 39 名前: うむぅ 投稿日: 2004/12/05(日) 09:40 [ NS6LO32k ]
- この学会は史実(客観的事実)を追求されているのではなく、よく言えば、
信仰的立場なわけです。
「聖書の十全霊感を信じる福音主義キリスト教の立場に立つことを共通の教義」とされ
ているのですね。
上沼昌雄さんは大学としては学部卒ですね。トリニティー神学校、シカゴルーテル神学校
で神学博士を取得したのであって、大学院など経られた学者さんではなく、ただの牧師さんでしょう。(キリスト業界では神学博士なのかもだが、一般大学で通用する博士号なのか?)
大塚望さんも、学者ではなく、キリスト兄弟団竜ヶ崎教会の牧師さんでは?
メリル・テニイ博士のホイートン大学って、典型的な福音派ですね。
J・シドロー・バクスターさんは、何者か確認できず。
舟喜順一さんは、新改訳聖書刊行会理事長を歴任された方ですね。この人もよく言えば、
一世代前の古い福音派の保守信仰に立った学者さん。
その旧学者の舟喜順一さんあたりが紹介したのが、ヘンリー・ハーレイ博士ですね。
保守福音派って、仏教で言えば創価学会みたいなもんですね。
創価学会一般信者は、天台智邈の五時八教説を未だに信じていて、法華経が釈尊晩年の
八年間に説かれた最後の素晴らしい教えと信じているわけなのだが、実証的な文献批判
から、現代では、釈滅後500年後頃に書かれたと明白になっているのだが、
福音派の保守信仰も科学実証的な研究と信仰上の真理を取り違えてね、学説のように
思いたいのだろうが、新興宗教並みの「信仰水準」ですねぇ・・・。汗
- 40 名前: うむぅ 投稿日: 2004/12/05(日) 09:41 [ NS6LO32k ]
- 上沼昌雄さんは、まともな聖書学者ではなく「日本福音主義神学会」所属ね。
この学会は史実(客観的事実)を追求されているのではなく、よく言えば、
信仰的立場なわけです。
「聖書の十全霊感を信じる福音主義キリスト教の立場に立つことを共通の教義」とされ
ているのですね。
上沼昌雄さんは大学としては学部卒ですね。トリニティー神学校、シカゴルーテル神学校
で神学博士を取得したのであって、大学院など経られた学者さんではなく、ただの牧師さんでしょう。(キリスト業界では神学博士なのかもだが、一般大学で通用する博士号なのか?)
大塚望さんも、学者ではなく、キリスト兄弟団竜ヶ崎教会の牧師さんでは?
メリル・テニイ博士のホイートン大学って、典型的な福音派ですね。
J・シドロー・バクスターさんは、何者か確認できず。
舟喜順一さんは、新改訳聖書刊行会理事長を歴任された方ですね。この人もよく言えば、
一世代前の古い福音派の保守信仰に立った学者さん。
その旧学者の舟喜順一さんあたりが紹介したのが、ヘンリー・ハーレイ博士ですね。
保守福音派って、仏教で言えば創価学会みたいなもんですね。
創価学会一般信者は、天台智邈の五時八教説を未だに信じていて、法華経が釈尊晩年の
八年間に説かれた最後の素晴らしい教えと信じているわけなのだが、実証的な文献批判
から、現代では、釈滅後500年後頃に書かれたと明白になっているのだが、
福音派の保守信仰も科学実証的な研究と信仰上の真理を取り違えてね、学説のように
思いたいのだろうが、新興宗教並みの「信仰水準」ですねぇ・・・。汗
上記ミス投稿。失礼(最初の一行ぬけてました ごめん)
- 41 名前: うむぅ 投稿日: 2004/12/05(日) 09:46 [ NS6LO32k ]
- 福音派の枠内情報から一歩、世界に飛び出てご覧よ。
誰も2ペテロがペトロ作なんて言わないから・・・。
まあ妄信のままに生きるのが幸せなら、それも自由だけどね
- 42 名前: うむぅ 投稿日: 2004/12/05(日) 09:58 [ NS6LO32k ]
- しかし ありがとうね。
いのちのことば社の辞書・書籍は、「笑いネタ」を探す目的以外では
買わないようにするし、人にも「止めておけ」と言う事にします。
そこまでヒドイとは思ってなかった汗。
「福音派って創価学会みたいなもんよ ヤバイよ」と
知り合いには注意するようにします。
- 43 名前: 名無しのひつじさん 投稿日: 2004/12/05(日) 14:00 [ ZMMJemR2 ]
- >>38
>現代の聖書学者と書いてるでしょ。
日本基督教団関係の学者じゃなくて現代ドイツやアメリカの学者を教えて下さい。
検討しますから。
- 44 名前: 名無しのひつじさん 投稿日: 2004/12/05(日) 14:04 [ ZMMJemR2 ]
- >>31
>うむぅさんは、ノンクリだからこそ
うむぅさんは
神様を信じていない方ですか?
- 45 名前: 名無しのひつじさん 投稿日: 2004/12/05(日) 14:13 [ ZMMJemR2 ]
- >>22
>新教出版社「新共同訳聖書 聖書辞典」p402の2ペトロの項にも、
>「シメオン・ペトロは偽名である。使徒の名を借りてその語るところを
>信じるところを勧めた文章である。成立年代は紀元150年ごろであって
>新約聖書中最後に書かれたものとなる」とありますね。
これの出典(元ネタ)が分らないでしょうか。
- 46 名前: うむぅ 投稿日: 2004/12/05(日) 16:49 [ NS6LO32k ]
- >43「日本基督教団関係の学者じゃなくて現代ドイツやアメリカの学者を教えて下さい」
20で紹介しました「翻訳ものの、教文館「ハーパー聖書注解」は、J.L.メイズ編は、
北米の聖書学者「聖書文学学会」の会員を中心に、約80名の外人学者が執筆していますよ。
ちなみに2ペテロは、Bauckham,Richard J.(Ph.D.) マンチェスター大学。
(余談だが、神学博士はTh.D.で大学院の博士号Ph.D.と違うみたいですね。)
福音派さんとは対照的な超教派かつ学問的なエキュメニカルな聖書注解ですね。
以下6名が日本語版編集責任者で、超教派ですね。
荒井章三(神戸松蔭女学院大学教授 大学は聖公会)
並木浩一(国際基督教大学教授 大学は超教派)
橋本滋男(同志社大学教授 大学はプロテスタント系)
松永希久夫(東京神学大学学長 大学は日基)
山内一郎(関西学院前院長 大学はメソジスト教会系?)
和田幹男(英知大学大学院元教授 カトリック司祭)
日本基督教団関係の学者さんだけではなく、カトリックや聖公会もいますね。
- 47 名前: うむぅ 投稿日: 2004/12/05(日) 17:33 [ NS6LO32k ]
- >45
元ネタってねぇ。もはや福音派でも、学術情報に及び腰で不承不承ながらも
完全拒否はし得ないでしょう。
例えば、元日本福音同盟理事長の山口昇さんは、
http://kansaikccj.pinky.ne.jp/gr04.html
で、「聖書の解釈についての問題(同1:20‐21)や,パウロの手紙がある
程度結集され,聖書と同列に取り扱われている様子(同3:15‐16)など,
1世紀後半の情況をうかがうことが出来る.」とされていて、
客観的な学問的立場には立たないものの、ペテロ作と断言することは
もはやできず、「1世紀後半」以後の作としている。
できるだけ早い成立と思いたいところが健気ではあるが、
少なくとも、2ペトロはペトロ作だとは信仰上はともかく
客観的には言えないということでしょう。
ちなみに世間の常識では、2ペテロのみならず、・・・以下略。
■掲示板に戻る■ ■過去ログ倉庫一覧■