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森林療法について
1:2006/03/05(日) 20:34:57
はじめまして、来年度から農学部3年になる学生です。

私は一浪して国立大学の理学療法学科を受けたのですが落ち、親との約束で農学部に入ったものです。
入った当初は理学療法の夢を捨てきれずに何となく大学に通っていたのですが、専門を学ぶようになってきてようやく農学にも興味を持ち始めました。
来年度の夏には研究室を決定しなくてはいけなく、森林関係を専攻したいと思っているのですが、そんななか森林療法ということを耳にしました。

森林療法を調べていくうちに、農学部では森林療法の資格(現時点ではまだ認められてないようですが)を得ることはできないように思えてき、まだ理学療法士への夢は捨て切れてないことに気づきました。

森林療法(士)、自然療法(士)について何か知っていることがあれば教えてください。

乱文、失礼しました。

2TKR:2006/03/05(日) 23:49:00
私は森林療法について詳しいわけではありませんので、適切な
意見であるかわかりませんが思ったことを書いてみます。

勉強されている理学療法士の方もいらっしゃるのかもしれませんが、
あまり理学療法士の中では知られていないと思います。
いくつかのサイトを検索してみても、特に理学療法士の資格が
絶対的に必要であるとは思いませんでした。あえて挙げれば
森林内での運動療法が関係するのかもしれませんが、
それでもどちらかといえば作業療法士の方が近いかもしれません。
あるサイトでは森林療法を勉強するために他にも様々な医療資格が
挙げられていたので、特に理学療法士に限定された領域では
ないと思います。

森林療法の資格がどのようなものかわかりませんが、森林という
環境を利用した心身のセラピーということであれば、資格に
こだわらなければ農学部の方であっても関わることは
できるのではないかと思います。根拠があって言っている訳では
ありませんが、それでも森林という環境について、
これを応用したセラピーを実施するのであれば医療の知識だけではなく
森林についての知識も必要になると思います。これは農学部等の
方がもっとも詳しい分野だと思います。

まずは現在学んでいる分野についてきちんと勉強することが
大切だと思います。仮に将来的に他職種の興味が
かなり大きくなったとしても、学生や社会人の時に一つの分野で
きちんとした実績を残せるように努力すれば他の分野でも
必ず評価されると思います。現在の勉強できる環境に
感謝してがんばってください。

3red:2006/03/06(月) 21:18:26
 思いっきり私見ですので、聞き流す程度にしてくださいね。
私の勉強不足なのでしょうが、森林療法って初耳でした・・・。
で、森林療法について、いくつかのサイトを覗いてみたんですが、多分理学療法士と結構遠いもののような気がしました。
興味深い内容でしたが、どちらかといえば、精神・心理療法に近い気がしますよ。
一応、運動するという記述がありますが、森林を散策するという記述もありました。
森林を散策できるレベルの方を、理学療法士が関わることって、ほとんどない気がしますよ。
高次脳機能障害のある方なら、多少違うかもしれませんが・・・。
位置とすると、作業療法士なり、レクリエーションインストラクター、もしくは精神・心理系のものに森林療法は近いと感じました。
きっと、理学療法士の方で、森林療法に精通している方は、少ないと思いますよ。
それは自然療法士についても同様だと思います。
とにかく人生は長いんですから、お互い可能な限り悔いのない人生を送っていきましょう♪
私は、夢を喰って生きていきたいものです。

4異端児PT:2006/03/07(火) 20:16:54
森林療法・・・良い考え方だと思いますよ。
思いつく身体に良いことはすべて療法といっても良いと思います。
農さんが理学療法士に対する夢が捨てきれないのであれば、現在持っている知識を使って新たな分野『自然療法』を作っていけばよいと思いますよ。
逆に言うと、そのような特殊な知識を持っている理学療法士強いですよ。
ぜひ切り開いてみてください!!

5red:2006/03/07(火) 21:09:48
異端児PTさんの書き込みが、興味深かったので、それについて便乗して私個人の意見を追記させていただきます。
現在の理学療法士で森林療法を用いている方って、多分皆無に等しいと思われます。ただ森林療法のエッセンスを加えることって、理学療法として可能かもしれませんよね。森林療法と理学療法が直結するとは思えませんが、理学療法士として新たな分野を築いていくというのも魅力的だとも思います。
ただ現在の理学療法士が行うものの内で、森林療法をそのまま使うことって困難だと思います。そのやり方のままでは診療報酬がいただけないかもしれませんし、ドクター・周りのセラピストの理解も必要でしょう。それでも森林療法を理学療法に応用できる工夫を独自で切り開いていけないとも限りませんよね。
実は、私も将来的に理学療法士として、まだあまり手をつけられてないと思われる分野に手を出してみたいと思っています。それには、まず基礎が大事ですし、今後時間をかけて、着実にステップアップしてから、自分のやりたいことに手をつけていければと思っています。
先のことは、どうなるかわかりませんが、きっと試行錯誤をしつつ、頭をぶつけたおすでしょうが、それでも私は、自分のやりたいことをいつかやってみたいと思っています。

6サクサク:2006/03/08(水) 13:27:51
私は養成校司書の者です。
以前図書室で新聞切り抜きをしていたとき「森林療法士」の記事を見ました。
記事が平成15年の6月の情報なので、今現在はどのようになっているか、
確認していませんが、わかる範囲での情報です。

森林療法士(フォレストセラピスト)とはストレスにより低下した体の機能回復や高齢者、障害者の
心身の健康維持・管理の指導に当たるとらしいです。
医療福祉と森林分野の基礎的な知識や技術を習得する事で、森を利用した療養、生活習慣予防を指導。
歩行リハビリテーションや散策しながらのカウンセリングなども実施するらしいです。
どうやら、ドイツでは森の中で自然散策を行ったりする森林療法(クナイプ療法)
が普及しており、それを日本で普及させる目的で出来たのではないでしょうか。

管轄は林野庁で早ければ来年度にも創設し将来的には理学療法士などのように
国家資格とする考えらしいですが、16年度・17年度で国家資格になったとの
情報がない(私が分からないだけなのか)です。

平成15年現在では「全国森林レクリエーション協会」が実技試験などで
資格を認定しているらしいですよ。

なので、現在の農学部の知識にプラス医療福祉の知識が必要になると思われます。

7:2006/03/09(木) 20:15:35
いろいろなご意見、アドバイスありがとうございました。
山に実習に言っていてレスをつけれませんでした。

とりあえず、いまはこの学部で知識をつけようと思います。
そして就職活動や就職後に自分の生き方に疑問を感じたらまたお世話になるかもしれません。

いろいろ教えていただいてありがとうございました。

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