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テーピングに詳しい方、教えてください!
1餓鬼:2006/01/16(月) 19:46:56
整形外科病院のPTがやるテーピングはスポーツ外傷に対するテーピングですか?デニバンやキネシオを使えるのでしょうか??

2名無しのPTさん:2006/01/16(月) 21:04:43
スポーツ外傷だけではなく腱鞘炎やその他の関節炎などにも使えますよ。
使い方は考えればいろんな使い方があると思います。

個人的には好んでキネシオを使っていますが、デニバンも使います。
ただ病院業務でのスポーツテーピングは患者さん本人に指導することも大事だと思いますので本人が出来るかどうかも意識しながら方法選択していきます。

そんなことを言いつつ、私は最近バリバリ動ける人をあまり診ていないのでスポーツ専門の方からの情報もお伺いしたいですね。

3餓鬼:2006/01/16(月) 21:39:31
ご返事ありがとうございます!名無しのPTさんに聞きたいのですが…やっぱりPTとしてプロのスポーツ現場(業界)で働くのは厳しいでしょうか?何かアドバイスがありましたらよろしくお願いします!

4名無しのPTさん:2006/01/18(水) 00:56:38
私はプロスポーツのPTをめざしたことがありませんので詳細は語れません。
ただ、狭き門ですよね。たぶん。

あとは経験者を待ちましょうか。
お役に立てず、すみません。

でも、病院現場も楽しいですよ〜♪
なんて、独り言を言ってみたり。

5名無しのPTさん:2006/02/05(日) 00:41:33
まずは、団体に所属しましょう。所属しないことには話しになりません。
スポーツも良いですが、基本を大切に!

6シロ:2006/02/13(月) 21:20:24
私は理学療法士ですが病院に籍は置いていません。
スポーツの現場を診たくて病院を辞めました。
今は毎日病院以外の機関でスポーツ選手を診ています。
実際、スポーツの現場でトレーナーとして働いている理学療法士はいますよ。
プロ選手ばかり診なくても良くないですか?
まずは地元の小学・中学・高校・社会人チームの選手を診たらどうですか?

7シロ:2006/02/13(月) 21:21:16
あっ、もちろんテーピングを使っていますよ。

8シロ:2006/02/13(月) 21:22:35
あっ、もちろんテーピングを使っていますよ。

9red:2006/02/14(火) 11:07:02
餓鬼さん、すみません。個人的に私がシロさんに質問がありますので、この場を拝借させていただきます。
シロさん、私は急いでませんのでシロさんのお時間のあるときに、ご返答いただけると幸いです。
シロさんの個人的な意見で結構ですので。テーピングと装具どちらが、総合的に優れているでしょうか?
短時間だったらやはりテーピングの方が優れているのでしょうか?私は基本的に高齢の方を主にみさせていただければと思っております。
高齢の方が多い施設でもテーピングの技術をしっかりと身につける方がよいでしょうか?よろしくお願いいたします。

10TKR:2006/02/16(木) 20:59:34
私に向けられたご質問ではありませんが、自分なりの考えを書いてみようと
思います。

テーピングと装具はどちらが優れているというよりも目的によって
使い分けることが大切だと思います。

テーピングの方が自由度は高く工夫を加えることも比較的容易ですが、
時間がかかることに加えて時間に伴って張力が減少して効果は
低下します。技術的なレベルにも効果が比較的左右されやすいと
思います。装具にはテーピングの反対の利点と欠点があると思います。

ちょうどはさみとのこぎりの関係を考えればよいと思います。
物を切る道具としてのこぎりとはさみがあります。どちらも
物を切るために使いますが、紙を切るためにはのこぎりは
不便で使いにくい道具だと思います。そして木を切るためには
はさみでは切ることができない可能性があると思います。
はさみとのこぎりはどちらが優れているということは
言いにくいと思います。目的によって道具を使い分けることが
大切だと思います。テーピングと装具も同様です。

テーピングは高齢者が多い施設では運動療法や徒手療法の補助的手段として
部分的に用いるのであればよいかもしれませんが、麻痺等の
補助具として日常的に使用するのであれば時間がかかり、また
肌荒れ等の心配もあるのであまり実用的ではないと思います。
しかし適用と方法を考えれば禁忌ではないと思います。

11red:2006/02/16(木) 21:35:35
お忙しいかと思いますのTKRさん、分かりやすい、ご説明ありがとうがとうざいました。
目的によっての使い訳が大事ってことですよね。
どうも私は頭が硬いので、応用力に欠けるのを自覚しつつ日々反省しております・・・。
大学にいる間に様々な知識・技術を身につけたいと思います。
また調べても分からなかったり疑問に思うことがあれば、TKRさんをはじめ他の現場のPTの諸先輩に質問させていただくこともあるかと思いますが、基本的に私の質問は急いでおりませんので、お時間があるときに質問に答えていただけると幸いです。
やはり、学校の知識・教科書的な知識と、臨床の現場で行われていること、求められるものが違うと思うんですよね。
本当にTKRさん、ありがとうございました。感謝感謝でございます。

12シロ:2006/02/27(月) 22:18:20
返事が遅くなりすみませんでした。
実際、若いスポーツ選手の捻挫で例をあげます。
捻挫の選手が整形外科に受診に来ます。
ほとんどの医師が二週間ほどのシーネ固定等を行います。
その後、リハビリで関節可動域訓練…。
しかし、テーピングの場合でしたら急性期のテーピングを2〜3日巻き、
4〜5日でスポーツ復帰させています。
もちろんテーピング下ですが。
テーピングは基本的に毎日巻き変えです。
一人ひとり、その人にあったテーピングを巻かないと効果はありません。
これが高齢者の場合ですが、高齢者は皮膚の状態等が悪く、
また理解が得られにくいため、高齢者の場合はテーピングは用いらずに、
一般的な治療を行っていったほうが良いと思われます。

13red:2006/02/27(月) 22:58:25
いえいえ。シロさん、お忙しいところ、ご返信いただいてありがとうございました。
テーピングについての概説的なことが良く分かりました。ありがとうございました。
確かに高齢の方の皮膚にテーピングは合わない可能性が高いですよね・・・。
テーピングの巻き方次第では、テーピングを剥がすときに、皮膚も剥がれて怪我になりえますしね。
分かりやすいご説明いただいて本当にありがとうございました。本当に助かりました。

14uno:2006/03/09(木) 00:34:18
テーピング話の中で、もうひとつ。
巻くことばかりに眼が行きがちですが、テーピングは、はずし終わるまでが大切なのです。
私は、以前スポーツ現場で、毎日予防のために20本の足を巻いていました。
1足2分(ベーシック)個人差はありますが、テープの種類・選手の怪我の状態など、単に巻くだけでも様々なバリエーションがあります。
しかし、綺麗に巻けた、固定も最高!で、終わりではありません。
テーピングをはずしたときにテーピング行為がおわります。
テープをとると皮膚も一緒に・・・よく聞きますし、私自身、自分の右足中足骨部全部めくれてしまいました。
粘着スプレー未使用なのに。

上段の話の中に『ハサミとのこぎり』の素晴らしい話がありましたが、まさに選択の大きなポイントはそこだと私も思います。
現実的に、巻くのが遅い人間は現場では使えませんので、時間がかかるようならサポーターでしょう。
テープは巻く時間が問題なだけです。(金銭的あものもありますが)2分程度で巻けるのであれば(ベーシック各1セットなら1分30秒)いいのでは?
スポーツ現場でも、試合の前半後半でテープを巻き変えたりもしますし。
ポイント的にテープとサポータの使い分けを行なわれたらどうでしょうか?

大切なときはテープ・それ以外ではサポーターと言った感じで、
巻くのが遅いから、サポーターではなく。
一番良いのは、テープ+サポーターなのですから?

15red:2006/03/09(木) 02:31:48
unoさん書き込み本当にありがとうございます。
わたしはテーピングの知識・技術に対して勉強不足・経験不足ですので、今後、テーピングのことについても最低限度以上知っておこうと考えています。
unoさんもお忙しいのに、わざわざ教えていただいて本当に感謝しております。大変参考になりました。

16uno:2006/03/10(金) 00:58:15
redさん、とんでもないです。ありがとうございます。
この話の一番初めに、キネシオやデニバンなど、テープの種類に関してありましたが、それは、病院によって様々に感じます。
私は、PTではなくAT(アスレティックトレーナー)として病院に選手を連れて行っていましたが、病院先のテープの選択やパッドも様々でした。中には丁寧にインソールも作ってくれました。(まったく合わなくて使えなかったですけど・・・)
その道具の選択も誰が権限があるのか知りませんが、ただ病院でソルボを使っている所は、少ないですし、その他フリーウエイトも錆びている、テープの色も肌色か白色しか見たことがないです。
スポーツ現場では、チームカラーに合わせたりしていましたので。結構気分変わりますよ。特に女性は(ワラ
たまたま私が、お世話になっていたのは、関東の超有名な病院だったそうです。(後から知りました、私は関西人なので・・)
ですが、いいから素晴らしい対応でも技術でもなかったですよ。そのPTにはいえませんが。
まったくテープ負けない人も中にはいます。PT嫌いとかではなく現実的にPTでテープが早く。美味く。巻ける人はかなり少ないように感じています。
巻けたからえらいとかではないですので、その辺はご理解ください。

17red:2006/03/10(金) 02:47:09
unoさん重ね重ねありがとうございます。
私もテーピングの色は、肌色と白以外見たことないです。ギプス等であれば、最近いろいろなカラーがありますけどね・・・。
まぁ色つきのギプスは病院側としては、余分な出費なので出来れば避けたいところでしょうが(苦笑)。
 私自身、今のところテーピングを極めようという気は、ないのです。もちろん上手く巻けるに越したことありませんが、概要程度・実際の臨床現場でどのように使われているかを知りたかったのです。
私は、少なくとも広く概要を押さえ、そして自分の得意分野・専門分野を決めて勉強したいと思ってるんですよ。
ただ患者様・利用者様には、いろいろな方がいらっしゃると思うのです。その中で、適切な対応が出来るPTでありたいんですよ。
これは専門分野外だからといって逃げたくないのです。ですので、いろんなことを知っている方が良いと思うのです。
その利用者様・患者様によって、求められることが違うと思うのです。そのときに可能な限り最善の方法を導き出したいものです。
個人的な見解ですが、PTは足(歩行)、OTは手という風に言われることがまだいらっしゃると思いますが、患者様・利用者様が困っていれば、PT・OT関係なく、問題のある部位にアプローチをすればいいやんと思うんですよね。

とにかくうUNOさん本当に教えて頂いて感謝感謝です。
こちとら、これから、長期実習がありますので、それに向って、向っていきたいモノです。

18FUJIWARA:2006/08/08(火) 18:22:30
『テーピング講習会』の開催のご案内

時下、益々ご清祥のこととお慶び申し上げます。今回、医)鎮誠会は、
下記の通り『テーピング講習会』を開催することに致しました。本講習
会では、足関節および膝関節の機能解剖を中心に講義を行い、それ
に基づいたテーピング方法を実技にて修得していきます。本講習会は、
巻き方を経験をするためのものではなく、情報と技術を身につけること
を目的としています。講習会は日を分けてトータル24時間をかけて行い
ます。テーピングを巻く実技は、時間の許す限り、無制限に繰り返して
行います。実際にスポーツ現場で活動されている方々ばかりではなく、
医療従事者の方々、学生の皆様など、活動範囲あるいは職種を問わず
テーピングを修得したいと考えている方々を対象としております。
皆様のご参加を心よりお待ちしております。


1.主 催 :医)鎮誠会
2.日 時 :平成18年9月2日(土)20時〜9月3日(日)8時
   平成18年9月9日(土)20時〜9月10日(日)8時
3.会 場 :医療法人社団 鎮誠会 季美の森整形外科
(URL:http://www.josn.jp/)
千葉県山武郡大網白里町季美の森南1-30-5
4.申し込み :申し込みはE-Mailでご連絡ください。
申し込み締め切りは8月28日までとなります。
定員は40名です。
5.講習会費 :38,000円(2日分)
(テーピング代<無制限>および資料代、諸費用込み)
6.問い合わせ :医)鎮誠会 季美の森整形外科
リハビリテーション科 中尾まで
E-mail:nakao-y@josn.jp TEL:0475-70-8951

                           以上

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