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PTの国際的
1tomoco:2005/10/26(水) 16:48:06
こんにちは。
PT志望の受験者です。
皆様に教えていただきたいのですが・・
PT志望校の教育理念に「医療機関におけるサービスや、日
常生活活動の援助法を地域に拡大し展開できる能力を養う。
また、国際医療協力の必要性を理解するとともに、国際社
会の中で保健・医療・福祉分野の交流や協力ができる能力
を養う。」とあるのですが、PTの方々の視点から具体的に
はどういうことなのでしょうか。
教えてください。

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3PTのの:2005/10/26(水) 23:53:38
 こんにちは。6年目のPTです。かなりすごい理念ですね。まず、①「医療機関における〜養う」とは私の考えだと地域医療の事ではないか?と思います。そもそも、リハビリとは、何らかのアクシデントで怪我や障害を負った方に対してリハビリを実施し、再び元の生活環境(例えば、家庭・学校・仕事・その他の活動の場所等)に戻す事です。しかしながら、昔のリハビリの舞台は病院内でのリハビリが多く、実際の家庭・学校・職場等の状況を直接PT等が観察・評価等をする事は少なく、どうしても病院内での生活動作が出来るかどうかまでで終わってしまうケースが多い傾向がありました。しかし、それでは本当のリハビリとはやや言いがたい(元の場所に戻せないケースが半分くらいある??)ものであるので、リハビリを行うにあたり直接PTがリハビリ対象者の生活の場に出かけて生活状況を観察・評価し、生活の場の情報と照らし合わせて1人1人に必要なリハビリを提供していくと言う事ではないでしょうか?現在、私は昨年より病院から老人保健施設に移動になり実際の患者さんのご自宅の環境を評価し、環境に合わせたリハビリをなるべく行うようにしています。②「国際社会〜養う」の件ですが、従来のリハビリはちょっと難しい話になりますが、世界保健機構(WHO)と言う所が出した国際障害分類と言うものに沿ってリハビリが展開されていました。しかし、2001年に国際保険機構(WHO)より、生活機能と言う新しい考え方が生まれました。この違いを簡単に言うと、従来の国際障害分類意では、どうしても障害又は障害者と言うマイナス的なものの捕らえ方をしがちになりやすいため、生活機能の向上と言うプラスの考え方に変わったと言うことです。「独断と偏見ですが、私は未だに国際障害分類の考えを使ってリハビリする事もあります。理由は根深いですが・・(^^)」。とにかく何が言いたいかと言うと、2001年から始まった生活機能の向上と言う国際的な大きなリハビリの波に乗って、保健・福祉・医療の関係者と連携をとる事で、よりよいリハビリを目指す努力・実践をしましょうと言う事ではないでしょうか?実際はかなり大変ですがね・・・・ははは(><)。参考になったかな?解釈が間違ってるかもしれないので、直接学校に問い合わせるのがいいかも。

4PTのの:2005/10/26(水) 23:58:13
  すいません、誤字あります。しかし、2001年国際保険機構→2001年世界保健機構です。ごめんね。

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