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失禁について
1こだま:2005/10/11(火) 23:19:41
不勉強でスミマセン。
日頃から気になっている「失禁」について調べたいのですが。
特に「失禁の生活パターン」のような
改善案的なものが読める文献をご存知ありませんか?

ご推薦がございましたら、教えてください。
どうぞよろしくお願いします。

2夢見るOTS:2005/10/12(水) 01:08:18
こだまさんこんばんわ!「作業療法士的生活」から飛んできました!
OTS1年の身で大変恐縮ですが、介護福祉士時代に排泄介助を見直す取り組みと
学会発表の参考にした本を推薦いたします。
①「排泄ケアワークブック」日本コンチネンス協会会長編著 中央法規
②「失禁ケアマニュアル」日本看護協会出版会 鎌田ケイ子・中内孝二、編著
です①は失禁の生活パターンや排泄の機序、と施設などでの(スタッフ間の
連携等)排泄ケアの阻害因子を事例を交えて細かく分析してあります。
②は少々古いですが参考までに。
この情報がお役に立てるか分かりません、また的外れなレスでしたらごめんなさい。

3TKR:2005/10/12(水) 10:45:43
こだまさん、こんにちは。休日にて遅く起きてのんびりしています(笑)。

書きこみを拝見いたしました。私は失禁について、恥ずかしながら
深く関与した経験がないため、適切な意見は書けないと思いますが、
思ったことを書いてみます。的外れな意見であったら申し訳ありません。

現在イギリスにて理学療法士として国際的に活躍されている
新藤信子先生(日本理学療法士登録第一号の先生。看護師としての
経験もあるそうです)の著書である「急性期・術直後、そして
急性期から始めるベッドサイドリハビリの技術」(日総研出版)の中に
尿失禁のリハビリテーションという項目があります。そこには
尿失禁治療における世界の歩みや基礎知識、治療方法等が
わかりやすく書かれています。私はこの本を読んで、また講義で
お話を伺って非常に参考になり、また考えさせられました。
値段も安いので、もしご存知でなければぜひ一度参考に
されることをお薦めします。明快でわかりやすく、
価値の高い文献だと思います。

他にも尿失禁に関係する文献としては、私が知っているものでは
「Fitness for the Pelvic Floor」(Beate Carri`ere,PT.)が
あります。骨盤底筋に対する運動療法が多くの写真もあわせて
紹介されています。英語があまり得意ではないこともあり、
まだ推薦できるほど読んではいないのですが参考になると思います。

4TKR:2005/10/12(水) 10:51:28
すみません。新藤先生の著書は「術前・術直後、そして急性期から始める
ベッドサイドリハビリの技術」でした。訂正いたします。

5こだま:2005/10/12(水) 22:59:18
夢見るOTS さん
はじめまして。こだまです。
「私は理学療法士」へようこそ!
貴重な経験の中からの文献の紹介、本当にありがとうございます。
①は特におもしろそうですね。
早速探して読んでみたいと思います。
これからも、貴重なご意見をいただけると嬉しいです。
どうぞ、今後ともよろしくお願いします。

TKRさん
いつもありがとうございます。
今日はよく寝て、趣味活動を楽しまれたのでしょうか?(笑)
私は明日が休みなので、これからゆるゆるお酒をいただこうかと。。。
(酒飲み、じゃなくて、酒好きなもので)。

さておき、TKRさんが教えてくださった本もまた興味深い資料ですね。
ご紹介ありがとうございました。

今回は、失禁に対する不勉強に独り秘かに反省している最中ですので、
分野問わず、紹介していただいた文献から大事に読んでみたいと思います。

夢見るOTS さん、TKRさん、本当にありがとうございました。

6TKR:2005/10/13(木) 21:55:12
こだまさん、こんばんわ。二日酔いではありませんよね(笑)。

いや、すみません。飲むというよりも、恐らく味わうように
親しまれているのだと思います。そういうのも良いかもしれませんね。

私はお酒があまり飲めないので、少しうらやましく思います。
酒に親しみ、月下で詩を書く(勝手に考えているイメージ)李白の
ようなスタイルは風流でとても良いと思います。別に詩は書かなくても
かまわないと思いますが(笑)、お酒に親しみ何かを楽しむという
スタイルはとてもよいと思います。

趣味活動楽しみました(笑)。晴れた青空の下で走ってきました。
パワートレーニングも行うことができました。
次のスパーリングでは早速結果を出したいと思います(笑)。

文献が何かの参考になれば嬉しいです。私も夢見るOTSさんから
紹介していただいた文献興味深く思いました。

こだまさんがんばってくださいね。私も無理のない範囲で
がんばっていこうと思います。今後とも宜しく御願いします。

7こだま:2005/10/16(日) 17:52:04
TKRさんこんにちは。
「(お酒を)親しまれている」とは、またナイスフォローですね(笑)
そうでありたいと思いつつ、嗜んでいるつもりですが・・・実際は?

飲み方は、お酒を頂きながら情緒に浸ることもあり、
「うおーっ!」っと飲む事もあり。
いろいろです。

ひとつ、最近は、人の愚痴は聞いたとしても、
自分自身そんな飲み方がなくなったことだけが、なによりだと感じています。
(昔は月嶋さんにも散々ご迷惑をお掛けしまして、今に至りました)。
そうなったことで、
以前よりも、良い具合にスイッチの切り替えが出来ている気がします。
私の一番手身近な気分転換。
プチ贅沢な時間です。

ただ、お酒は百薬の長、とは言っても、
TKRさんのような健康的な話は最近ありません・・・
前は驚かれるくらいにいろんなことをしていたのに、
ここ1年、急にやらなくなってしまいました。
でも、TKRさんのお話を伺っていると、
久しぶりにスポーツで余暇を楽しみたい気分になりますね。
もう少し上手に時間を作って、体を動かす遊びも復活させようと思います。
もともと動くことが好きですから。

最後になりましたが、励ましのお言葉、本当にありがとうございます。
物凄く牛歩なワタクシですが、
こちらこそ、今後ともどうぞよろしくお願い致します。

余談9割の長文で失礼しました(^^

8こだま:2005/10/20(木) 23:13:49
今日、注文していた本が手元に届きました。
これから少しずつ読破していきます。

9TKR:2005/10/21(金) 22:52:19
こだまさん、こんばんわ。

本が手元に届いたんですね。がんばってくださいね!

私は現在呼吸分野の勉強を少ししています。現在勤務している
職場では専門的に呼吸理学療法等を行う機会は基本的にないのですが、
それでも呼吸器疾患等様々な形で目にする機会があります。
学生時の不勉強もあって、現時点では効果的な対応をしているとは
とても思えないので、もう一度勉強し直しています。
現在は呼吸リハビリテーションマニュアルー運動療法を中心に
読んでいます。他にも順次読破していきたいと思います。

いずれにしても、やはり勉強は大切ですよね。私も無理のない
範囲ではありますが少しずつ勉強を進めていきたいと思っています。

話は変わりますが、書きこみを読んで、こだまさんはお酒に
「親しんで」おられると思いますよ。ちゃんとコントロール
できているじゃないですか。立派だと思います。

私の趣味活動に関しては、健康的な部分もありますが、身体的には
そうでないこともあります。ローキックを数多く受けたり、受け技が
不十分な時にはあざができたり痛みが出てくることもあります。
過去には後ろ回し蹴りを頭部に受けて目の前が真っ暗になったことも
あります。

でも、そんなことがあっても、精神的にはものすごく充実しています。
もちろん身体的にもよいことは多くありますが何よりも
精神的な充実感がとても楽しいです。健康の定義は様々な解釈があると
思いますが、実はこのような精神的な充実感が
大切なのではないかと思います。

そういう意味ではやはり健康的といってもよいのかもしれませんね。

こだまさんも運動する機会がんばってつくってくださいね。
楽しいですよ〜(笑)。

10コダマ:2005/10/23(日) 23:27:50
第1冊目に夢見るOTさんから進められた(1)の方を読み始めました。
まだ本丸?には到達していませんが
本の読み出しが「何が問題なのか?」を考えながら入っていく形式なので
この本の持つ世界にぐっと入り込むチカラを感じながら読んでいます。

まだ本をきちんと読んではいませんが
著者が所属している団体が素晴らしい活動をしていると感じましたので、
先日リンクを貼らせて頂きました。
団体を支持する、というよりも、
ただ素直に活動の内容がよいと思いますし
1人でも多くの理学療法士がこういう世界を認知している方が
より幅の広い仕事を展開していける気がしましたので
小さなメッセージとして、そうさせていただきました。

さておき。
遅ればせながら、TKRさんこんばんは。
TKRさんは呼吸理学療法をおさらいしていらっしゃるのですね。
循環器・呼吸器疾患をメインに診ていないといっても
基礎疾患で持っていらっしゃる方は多いですし、
逆にそういう要素がいろいろと絡み合っていたりすると
本当にややこしくて大変だったりしますよね。
でも、そのパズルが解けてきて結果が出たときが喜びの極み。
それぞれの与えられた時間を大事に、無理のない範囲で頑張りましょうね。

趣味のお話ですが、
私はよく患者様にも「精神衛生上よろしくないことはお薦めしません」といいます。
あれだめ・これだめこそ、苦痛ですよね。
何事も「腹八分」が、上手に付き合うコツだと思っていますので
そのことを上手に伝える努力をしているつもりなのですが、
これは、自分自身がいち生活者として色んな視点で何かを感じていないと出来ない、
凄く難しい「技」なような、そんな気がします。
「理屈で分かっているふり」と「実際に体験して学んだこと」は全く違う。
そんなところでしょうか。

好きなスポーツを楽しみ、
好きなお酒で美味しい旬を味わい、
そして五感で季節やそれぞれその場所・空気を感じる。
その土台を持ってはじめてまたプロの味が増す。
そんなことを思うこのごろです。(こじつけた?^^;)

今日も雑談が長くなってしまいましたので今日はこの辺で。
最後になりましたが、季節柄益々ご自愛のほど。
元気が、すべての源ですからね!

11コダマ:2005/10/24(月) 00:17:40
ひとつ、蛇足です。
>>10
「あれだめ・これだめ」というお話ですが。

我慢させない、可能性を模索するのも大事なことだな、
ということも、付け加えておきますね。

12TKR:2005/10/29(土) 17:16:02
こだまさん、こんばんは。

Amazonをみていたら、次のような文献がありました。

Evidence-Based Physical Therapy of the Pelvic Floor

churchill livingstone社から発売される予定の文献です。

まあ発売が2007年2月でまだ内容もさっぱりわからないですし、
「EBM」という名前が付けば何でもよいというわけではないと
思うので、内容の良し悪しは全く不明ですが、それでも
失禁に対する理学療法について高品質のエビデンスが
多く収録されているような予感が何となくあるような
期待感を持てる題名だと思います。

Nachemson博士達の「Neck and Back Pain」もそうですが
EBM関連の文献は興味深いものも多くあると思います。
この本も今から注目していてもよいかもしれないと思います。

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