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質問です- 1 名前:しん 投稿日:2005/07/15(金) 19:49:18
- PTはどこまで医療に携わるんでしょうか?現在高校生で、PTになるためにいろいろな情報を調べてるのですが、PTがどういう範囲まで医療に携わっているのか分かりません。医療関係の記事などを見ていても、こんなところまでPTは関わるのだろうか、と考えてしまいます。養成校に入ってからとまどいたくないので知っておきたいです。働く現場によっても違うと思いますが、これからどのくらい求められるのか教えてくれるとありがたいです。お願いします。
- 2 名前:あい。 投稿日:2005/07/16(土) 22:07:44
- しんさん、こんにちは。
医療に何処まで関わるのか?という質問ですね。
はっきり言って施設や病院形態によって多少のちがいはありますので、先にご了承ください。
私の病院を例にあげると・・・。
私の所は400床の総合病院です。急性期と回復期病棟と慢性的な病棟があります。
急性期は一番医療的?関わりが多いとおもいます。慢性期になればなるほど社会福祉的関わりが多いでしょう。
技術としては、酸素ボンベ交換○・点滴操作×・人工呼吸器操作×・吸入吸引操作×・心電図解析○・心電図モニターチェック○・画像検査実施×・血液細胞検査実施×・薬物投与×・理学療法的な諸検査○といった所です。
具体的には、患者さんのリハビリ指示は医師が行う事になっていますが、具体的なプログラムの実施内容はすべてPTが作成しています。
カルテを読み、CTやX線などの画像と血液検査や尿検査などの検査結果と栄養状態やバイタル(血圧・脈拍・呼吸・体温・血ガス)などや薬剤からその人がどのような状態にあり、今現在どの程度動かして危険性がどの程度あり、どうすると良いのかを具体的判断していきます。
看護士や医師との連携を行いながらもPTとしての視点でその人を捉えて状態にあわせたプログラムを考えていきます。
つまり、脳CTやMRIやMRAなどを見てその人の予後(どのぐらいでどの程度歩けるかを発症より予測する)を推測したり、検査データから車椅子へ乗せるタイミングを検討したり、薬物の効果の有無を動作から検討したり・・・。
それと急性期では、点滴をつけて酸素をしてて、尿バルーンカテーテルをしてて心電図モニター管理中の人もリハビリ室へおろして訓練しているので、そういった医学的基礎知識はしる必要が有ると思います。
また、毎日一定時間連続して患者さんと関わるので、医学的な質問を医者には怖くて聞けない、看護士は毎日バタバタしている、と言うことでしょっちゅう患者さんから細かい手術の方法だとか、薬の副作用だとか聞かれるので、それらも知っておかないと信頼されないよ〜〜。
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