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発表
1 名前:オレンジ 投稿日:2005/06/18(土) 18:08:52
人工骨頭置換術後のリハについて発表しないと
いけないんですが、文献とか見ながらどういう
構成がいいか考えてるんですけど、流れ的には
どういう構成がいいですかね?
人工骨頭置換術についての説明のあと、リハに
ついて述べようと思うんですが。
あとは人工骨頭置換術と何かを比較しようかと。

2 名前:名無しのPTさん 投稿日:2005/06/19(日) 09:29:54
学生さんですか?
どのような立場かも書いてくれたほうが、コメントがつきやすいと思います。

3 名前:オレンジ 投稿日:2005/06/19(日) 13:36:04
学生です。
臨床自習で発表しないといけないんですけど
レジュメとか作ったことなくて、イマイチとりかかれなくて。
参考程度に教えてほしいんです。

4 名前:なぬ 投稿日:2005/06/19(日) 18:30:28
スポーツトレーナーと理学療法士の違いってなんですか??

5 名前:TKR 投稿日:2005/06/19(日) 21:18:41
一般的なリハについて発表しなければいけないのであれば、
手術の方法や治癒過程等を考慮したリハについてまとめるのも
良いかもしれません。

ただ、臨床実習で既に患者さんを担当していてその患者さんの
リハについてまとめるのであれば、あまり疾患や手術方法等に
こだわりすぎないようにした方が良いと思います。

実際の臨床では各疾患や手術に対してリハを行うのではなく、あくまで
対象となる患者さんのためにリハを行うことになると思います。
疾患や障害等も重要ですが、あくまでそれについて困っている
患者さん個人についてリハを行うのですから、同じ疾患や
手術方法であっても当然対応は異なります。よって患者さん
個人によって帰宅して快適な生活を送るために必要な
リハは異なるので、具体的なアドバイスは難しいです。

しかし、それは逆に言えば答えはオレンジさんが既に
持っていることになると思います。セラピストとして
自分が必要であると思ったことを書くことが一番良い
方法だと思います。

もちろん術後の各組織の治癒過程や術式に応じた禁忌事項等に
ついて調べることは大切です。ただ、それにこだわりすぎて
患者さんを忘れないようにした方が良いと思ったので
このようなことを書きました。

6 名前:OP 投稿日:2005/06/19(日) 22:32:32
治癒過程って治療プログラムの事ですよね?それとも術創の治癒過程?
ちょっと気になったもので・・・。

7 名前:TKR 投稿日:2005/06/20(月) 21:18:36
術創等の各組織の治癒過程のことです。荷重の時期等にも影響しますが、
エクササイズの選択にも例えば関節面のcontact pressure等を
どのくらいかけるのか考慮する上で参考になると思います。
ACL再建術等の術後リハでも非常に重要な知識だと思います。

8 名前:OP 投稿日:2005/06/20(月) 21:25:53
それが詳しく掲載してある資料ありますか?
学生なんですけど、そういうのが関わってくるって初めて知りました
勉強したいんで教えてください!

9 名前:TKR 投稿日:2005/06/21(火) 23:21:16
根拠がきちんと記してあって、臨床で活用しやすいように
幅広く様々なケースに対応した一冊の資料は残念ながら
ないです。逆にあったら教えてほしいくらいです。
私の場合は雑誌を中心に各論文や書籍をそれぞれ調べることで
勉強しました。もしそんな一冊の文献があったらいいですよね。

OPさんは学生ですよね。最良の方法は図書館にこもって、
各疾患等のリハビリテーションの方法が記載されている
文献を片っ端から読み集めれば治癒過程のことにふれている
資料が必ずあるはずなので、その資料が引用した原著を
探してそれを読むことです。大変ですが行う価値は
大いにありますよ!

ただ、それでも参考になる文献をいくつかは挙げてみようと思います。
勉強したいんですよね。大いに勉強してみてください。

なお、実際には治癒過程の進行は様々な要因で変化するため、
臨床では画像所見等を参考に医師等と相談しながらリハビリテーションを
行うことが必要になります。これらの文献に記載されていることは
あくまでも目安として考えた方がよいです。

雑誌よりもここでは多くの事例が記載されている書籍を中心に
紹介しますが、ぜひ雑誌(論文)の方も読んでください。

「Therapeutic exercise.Foundations and techniques」
Carolyn Kisner他。F.A.Davis Company出版。
洋書です。英語が苦手だと苦労しますが(私も苦手)、
治癒過程等を考慮したプログラムだけではなく様々な
エクササイズ等が勉強できます。アメリカの「理学療法
ハンドブック」のような本です。とても便利です。

「骨折の治療とリハビリテーション」南江堂出版。
骨折に関することに限定されますが、骨癒合の状態等について
経過時間とともに組織がどのように変化するのか参考に
なると思います。

「臨床スポーツ医学 18巻1号」
運動器疾患のリハビリテーションを行う上で参考にするために
骨や筋、靭帯等について修復過程が経過時間とともに紹介されています。
それに対応したリハビリテーションの方法についても簡単に
記してあります。治癒過程を考慮したリハビリテーションを
勉強する上で参考になると思います。

他にも学生の方であれば、治癒過程のこととは少し異なりますが、
Kendall氏等が書いた「Muscles:Testing and function with
posture and pain」を読んでみるとよいと思います。
運動のことを理解するのに非常に参考になる文献です。
最新版はCD-ROMで視覚的に運動器の解剖学について勉強することが
できます。

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