■掲示板に戻る■ ■過去ログ倉庫一覧■

教えて下さい。
1 名前:ゆま 投稿日:2005/04/01(金) 14:39:09
私はPTの2年生になるものです。最近左の上肢がしびれます。医師の診断は、頚椎が前傾していないので、頚部の筋スパズムが亢進していると診断頂き毎日薬とストレッチしているのですが、一向によくなりません。最近は斜角筋症候群ではないかと自分で考えています。頚部を側屈させて伸展させると脈が全然違うからです。そこで教えて頂きたいのですが、斜角筋症候群を改善するいいリハビリがあれば教えて下さい。お願いいたします。

2 名前:PTS 投稿日:2005/04/18(月) 11:38:05
頸椎の構造的破綻が原因でないならば、機能的な問題が強く疑われるわけですよね。症状的には胸郭出口症候群ですから、それも、症状の出る肢位からたぶんですが肋鎖間隙の問題が強く疑われます。肋鎖間隙の問題は頚部の筋の緊張は二次的で鎖骨下のそれも、胸郭全体の機能的問題(簡単に言うと柔軟性の低下)が第一で、下方向へ引っ張るため、肋鎖間隙が狭小化し、そのために頚部の筋が緊張してしまっていると考えられます。よって、頚部の緊張を改善させるだけでは症状は緩和されず、このような症状の方の場合、頸椎牽引をすると逆に症状の悪化を来すこともあります。
多くの場合は、座位などの姿勢不良から、胸郭の柔軟性を損なってしまっていることが多いのですが、どうでしょうね?
女性の場合、腰部の動きが大きいため、回旋、屈曲、伸展の脊椎全体の動きは一見問題ないように見えますが、注意深く、それらの運動の時の胸郭の動きを観察すると、非常に運動生が低下していることがあります。
まずは、この胸郭の動きを改善させ、鎖骨下の筋の緊張を改善させるようアプローチしてみたら如何でしょうか?
胸郭の動きの改善方法は、呼吸器系でも、整形外科系でも成書に記載されていますから、参考にしてみて下さい。
なお、このような症状は姿勢性が強く疑われますから、症状の繰り返しが予想されます。
気長に、少しずつ改善させるよう努力して下さい。運動不足もあるかもしれませんね?大丈夫ですか?

3 名前:PTS 投稿日:2005/04/18(月) 11:40:38
運動成が低下→運動性です。すみません。

4 名前:ゆま 投稿日:2005/04/20(水) 20:00:28
PTSさんありがとうございます。非常に参考になりました。運動不足はかなりあると思います。学校に行きだしてからは、勉強ばかりで休みの日も寝てる事が多いので時間のある時はジョギングをするなどしていきたいと思います。あと姿勢は非常に悪くて腰部が後傾しているような姿勢をとることが多いのでそういう部分も改善していきたいと思います。あとご指導頂いた胸郭の動きの改善もやって行きたいと思います。学校に入学して以来3回目の痺れなので、私にとっては気長に少しずつと言うお言葉は非常に有難いです。正直段々筋力も落ちてきてて、こんな体の状態で将来患者様を治療させて頂けるのか不安になっていたので・・・気長に頑張ります。有り難うございました。

5 名前:もりくま 投稿日:2005/04/27(水) 15:58:09
頚椎の前彎が減少するとどうしても首から肩にかけての神経根性の症状が
出現しやすくなります。交通事故後の患者さんで慢性化している人に多いのですが
なっすぐな首をしている人に多々遭遇します。(うちの職員にも3名ほどいますが・・・)
現在、スリング・セラピーなどで頚椎周囲の緊張を取ったり、また正しい頚部の彎曲を
再獲得する治療を主に行なっています。
スリング・セラピーに関しては
http://www.irc-web.co.jp/raset/

6 名前:もりくま 投稿日:2005/04/30(土) 12:02:29
なすっぐではなくて>真直ぐでした。>g<

■掲示板に戻る■ ■過去ログ倉庫一覧■