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盧 武鉉政権の崩壊(1)
- 1 名前: 解法者 投稿日: 2004/03/12(金) 23:35
- みなさんは、反韓派、あるいは嫌韓派が多いと思われるが、だからこそ韓国に関心もっていただきたい。
盧 武鉉大統領が国民に信を問うことなったとの報道は韓国で衝撃をもって受け止めれている。早くから、彼が大統領職を投げ出すのではないかと予想していたこちらからすれば、驚くにあたらない。
どうしてこういうことになったかといえば、基盤が軟弱であったことの一言に尽きる。
これを説明するには盧 泰愚大統領時代から説明しなければならない。彼は政権を維持するため民主化を要求した勢力(実体は自由・利己主義者と容共主義者)の要求に屈し 金 泳三の率いる民主党と野合した。こういうことが行われると政治はこれを推進した勢力に操られることになる。ここから韓国政治の混乱が始まった。
盧 泰愚大統領の後継者である「金 泳三」は民主化勢力に迎合して光州反乱事件(光州の民衆が起こしたことになっているが、実態は北朝鮮の工作員が主導したと言われている)の責任を問うということで遡及法を制定して全 斗煥・盧 泰愚元大統領を訴追し、刑務所に送った。
政治的基盤のない政治家はその基盤を大衆に求める。大衆受けする政策を掲げる。大衆は熱しやすく冷めやすい、やがて大衆に見捨てられる。当選したときは86%の支持率も任期満了直前には10数%だ。金 大中も同じだ。
盧 武鉉はもっと悪い金 泳三も金 大中も曲がりなりにも政党の総裁で軟弱ではあるがそれなりの支持基盤はあった。盧 武鉉は金 大中の政党に間借りしていたので、自前の政党の支持基盤がないもちろん、大統領選挙も感情的で定見を持たない烏合の衆に支えられて乗り切った。しかし、先のとおり大衆の熱が冷め、支持率30%に急落した。最近、あわてて「統合新党」をに結成させたが、参加者は議会の20%足らずの勢力しかない(金
大中派の私党である千年民主党は影響力を保持するため参加しなかった)。
韓国では議会の2/3の多数があれば大統領を弾劾できる制度となっている。大統領弾劾は必至の状態だ。
盧 武鉉大統領は全くの政治的素人(これまで国会議員を務めてきたが、落選と当選を繰り返し政党内で要職に就いたことがない)で、スタッフもいない。政権は友人、市民団体からの寄せ集めだ。これでは国家を運営できるはずがない。彼を支えた民主利己集団は自分の権利を主張してやりたい放題だ。労働組合はストライキ、ストライキの連続で、労働大臣も「彼らの要求が正しければ従う他ない」と放言して国民の怒りを買っている。教職員組合も日教組どころではない。要求を通すためならストライキ、サボタージュ、同盟休校も日常茶飯事だ。日本の戦後間もなくのころの様相を呈している。
加えて、国民総利己主義だから手が付けられない。経済は破綻に瀕しているのにソウル市の不動産(マンションー韓国ではアパートと言う)価格はとてつもなく高騰し、不動産購入実名制(不動産を購入するには実名で親戚など他人の名義を使用してはならないという制度)などどこ吹く風だ。こちらにも何が何だかわからない状態となっている。
街にはホームレスが満ち溢れているのに、3D(日本の3K)には韓国人は誰も就かない。これも李氏朝鮮時代からの「両班制度」のあおりで国民全部が貴族意識に囚われている。
このように労働組合の力が強く整理解雇が認められていないから不良労働者解雇することすらままならない。これでは韓国に進出する外国企業などあろうはずがなく、撤退が相次いでいる。
政権も支持基盤なので労働組合の暴走を止められない。
かくして、盧 武鉉大統領は末期的状態に陥っている。政権を投げ出しますね。
こちらはもう一度日本に統治してもらう他、韓国を救う道はないと韓国人にも話し、確信しているが、日本にとってはお荷物ですよね。
これは、昨年秋ころの原稿だと記憶しており、他の掲示板に投稿したが、そのとおりとなってしまった。今の状況についてはなるべく早く投稿したいと考えております。
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