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在日朝鮮人のための北朝鮮講座(38)
1 名前: 解法者 投稿日: 2004/03/11(木) 05:20
>離散家族(30)<

 韓国の<離散家族>は、北で日本統治時代に高等教育を受けた者が多い。それとキリスト教信者です。
 まず、北で日本統治時代に高等教育を受けた者、これは富裕層の人がほとんどです。これが「光復節(1945年8月15日)」後に災いしたのです。「金 日成」一派に<親日派>と見なされたからだといわれている。しかし、実態はそうではなく、教育を受けていたために<共産主義>の真相が理解できたからです。元在日で高等教育を受けた者で日本で北に渡った人たちはほとんど生きていないといわれる。東北大学の理学系の博士課程にいたCさんもその一人です。妹さんがよくテレビに出て来るからおわかりの人も多いと思います。これと同じである。韓国にいる北から逃げてきた<離散家族>のなかには、「金 日成」
一派が北にロシアから送り込まれてきたときに頑強に反対した者たちも多い。この人たちからの体験談をたくさん聞きましたが、中学校以上ではかなり反対運動が盛んだったようです。
 彼らは「金 日成」体制に下で厳しい取り扱いを受けた。高等教育を継続できなくなるばかりか、土地・資産を根こそぎ奪われたのです。朝鮮人は長男子承継主義です。南(韓国)に逃げて来た者たちは「長男」がとても多い。両親から、お前だけでも生き残って欲しいといわれて南下したのです。
 北朝鮮が低迷したのは、このような日本統治時代に高等教育を受けた人たちを放逐した
からではなかろうか。「黄 長ヨプ」氏、中央大学の出身だが、このような経歴の人が北で
生き残っていたのは珍しい。生きて行くためには仕方がないが、よほど上手く立ち回って来たと思える。所詮は粛清される運命にあったと考えるのですが。

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